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道の淵源~達摩大師伝(7)

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七.大師、慧可(神光)に法義を論す

 大師は慧可(えか)に対し、如来の正法眼蔵(しょうほうげんぞう)・微妙法門(びみょうほうもん)・実相無相(じっそうむそう)・教化別傳(きょうげべつでん)・不立文字(ふりゅうもじ)の法を以心傳心(いしんでんしん)によって授け、得道の後次の偈(げ)を慧可に示されました。

「有情なれば来たりて種を蒔く、地に因って果は自から生ず。

 無情なれば必ず種も無し、地無くばまた生ずることもなし」

 これを説き終わった大師は、再び坐行に入られました。慧可は語下に大徹悟し、初めて性は悟ることを要し、命は傳えることを要すべきことを知り、これこそ眞に上上一条の妙諦であることが分かり、即座に頂礼して謝恩しました。拝し終って慧可は頭を挙げ

「師の御慈悲を乞い、御指示を賜らんことを」

 大師は、眼を開けて慧可を見詰めました。

「先程、師は左旁(さぼう)のことに触れられましたが、これについて明らかな御指示を願います」

「道には三千六百の旁門、七十二種の左道がある。故にこれらを総称して左旁と言う。これらは全て術・流・動・静(じょう)を為す四果の門である。只わが一貫先天の大道のみが、三教を合一する不二の法門である」

(一)術・流・動・静の理について

「何をもって術・流・動・静を四果の旁門と仰せられますか」

「術とは法術の事である。およそ符を書き、咒(じゅ)を誦え霧に駕し、雲に騰(の)り、空を飛び、虚空を歩く。あるいは星を踏み、斗(と。星座)を歩(わた)り、雷を呼び、将を遣わし豆を撒じて兵となし、木火土金水の五行を借りて五遁の変化をなし、象(しょう)を降して陰に走るなど七十二種の法術がある。しかし、いずれによっても超生了死(ちょうせいりょうし)はできない。これは、全て正しいことではない。

 流とは、週流である。雲に遊び、天涯(てんがい)に至り、山を朝(おが)み、佛像を礼す。十方を募り化し、寺を修(おこ)し、塔を建て、星相を卜し、人病を医(なお)し、数を算(かぞ)えて吉凶を推測す。よく過去・未来の吉凶・禍福を知り霊験新たかなること神の如し。これらには九流三教がある。諸子百家は口頭三昧一切の流道に従うが、いずれによっても超生了死はできない。これは、全て正しいことではない。

 動とは行動である。およそ八段錦を習い、運を搬(はこ)んで吐納(呼吸を整える)す。掌(てのひら)を擦り、拳(こぶし)を撫でる。背を晒して反睛(はんもく)し、霧を食し、気を服し、薬(やく)を採って丹を煉り、乳(にゅう)を服用して精を飲む。立ち坐り歩き走るの運気の功、および一切の動作行為は有形の道であり、結局は超生了死することはできない。これらはまた、全て正しいことではない。

 静とは寂静(じゃくじょう)である。およそ菴(いおり)に隠れ、洞窟に蔵(ひそ)み、静坐して空を観じ、息を数えて念を止め、殻を避けて形を煉る。あるいは泥丸(でいがん。竅の一、以下同じ)を守し、あるいは尾閭(びりょ)を守し、あるいは穀道(こくどう)を守し、臍輪(せいりん)を守す。ある者は眼は鼻を観、鼻は心を観る。血心をもって黄庭と為し、肝臓・肺臓をもって龍虎と為す。心臓・腎臓をもって坎離(かんり。水火)となす。ある者は両乳の中(あいだ)を守り、ある者は性を修めて命を修めず。ある者は命を修めて性を修めず。一切は陽寡(すく)なく、陰孤独にして妄修瞎練(もうしゅうかつれん)の道である。いずれによっても超生了死はできない。これは、また全て正しいことではない。

 更に寃(つみ)の深い孼(げつ。罪)の重い人らは、例え大道に入っても天命を知らないから少しも心を低くしないであろう。少しでも自分に糸ほどの功があると自らを能とし、師と称して祖となる。自分で別の門派を立て一戸を構え、世を欺き人々を哄(だま)す。このような罪は莫大である。どうして超昇することができようか。これらもまた、正しくないことである。

 以上四つの事を四果の旁門と言う。汝はよくこれに勉め、願によって行わなければならない」

 慧可は平伏して、師の論理に感じ入っていました。

「左道旁門は人々の生と死を悞(あやま)らせるもので、その罪は極めて重く、弟子は今日初めて過ちを知りました。必ず改め、敢えて濫りに行ないません。どうぞ師父様、私に入道の路經(天道に入る道筋)は如何にして手を下すべきか、その始まりと重き所をどこに置くべきか、明らかに分析して御指示頂きとうございます」

「よく聞いてくれた。さすがに四十九年間の修行をしてきただけあって、着眼がよい。道に入るには、必ず皈(き)に遵(したが)い戒(かい)を守ることがその手始めである。一貫の道は、玄関を指(さ)されることがまず最初である。さらに一・三・五の数に重きを置き、九転の煉丹を脚場(あしば)としなければならない」

「それは三教合一のことですか」

「三教は二つもなく分けられないが、分けたのは人間である。分けた事自体が間違いで、当然三教合一の理を明らかにし、一・三・五の数を行なうことが大切である」

「一・三・五の数とは何でしょうか」

(二)一・三・五の数について

「一とは一貫である。

三教は一に合一する。人身で言えば、萬殊が根に帰るところから一竅となす。故に、

道教では、元を抱いて一を守るを旨となし、

(感応。抱元守一。修身練性)

佛教では、萬法を一に帰するを旨となし、

(慈悲。萬法帰一。明心見性)

儒教では、中を執りて一を貫くを旨となす。

(仁愛。執中貫一。存心養性)

 三教とも一に帰すことを説いている。これによって、全て同じ道から来たことが分かる。

 易では『天は一をもって水を生じ(気学では一白水性という)、水は坎に属す』とある。眞陽は中に陥ちて本に帰すことはできない。明らかに一竅を得れば離汞(りこう)を運んで灌漑となし、坎鉛をして上昇せしめる。水火既済すれば先天に還る。必ずや一身の元気を収めて一性の中に帰せば一粒の粟米(眞丹)が結成される。この工夫には一心不二を要し、切に雑念による耗散を忌み嫌うべきである。

 三とは三家である。

 一つの本性は三つに分けられる。すなわち、人身の精気神である。これを人身の三寶と言う。

 道教に三清、佛教に三皈、儒教に三綱があり、法は三つに分けられるが、理は一つである。

 天は三をもって木を生じ(気学では三碧木性という)、木は震に属す。眞陽が下に潜んでいるので本に返ることができない。ここに明らかに一竅を得れば西舎の郎(おとこ)を呼び寄せ鼓舞させて東家の女児(おんな)をして歓會せしめる。これは金木が並び合して先天に還るのである。必ず精気神の三家の眞寶を収めて一性の中に帰し、三花聚頂(さんかしゅうちょう。精気神の三家が三関九竅(人身の背骨に沿ってある尾閭関・夾脊関・玉枕関とそれぞれの周辺にある竅の総称)を經て泥丸宮、崑崙頂に聚り玄関に下ること)の工夫を煉成して三帰を清浄にする必要がある。切に三厭(さんえん。禽獣虫魚すなわち空を飛ぶもの、地を走るもの、水に潜るものといった畜生三種類の総称)をもって穢れ散ずるを忌み嫌わなければならない。

 五とは五元である。

 人身では心・肝・脾・肺・腎の五臓に当たる。故に五行があり、佛教に五戒があり、儒教に五常がある。いずれも同じくこの道である。

 天は五をもって土を生ず(気学では五黄土性という)。これは中央戊己(つちのえ・つちのと)である。これを上下に散ずれば本の位に還ることはできない。明師の明らかな一竅を得れば、呼吸を整え運び、戊をもって己に付かせる。戊己の二土をもって刀圭(丹薬)を結成し先天に還る。必ず五臓の精華を収めて一性の中に帰し、五気朝元(ごきちょうげん。五気は五臓の気、濁気を変じて清気に返す守玄の工夫)を煉成することである。その工夫は五戒を精厳に守すると共に、切に五葷(ごくん。三厭と共に食することが五臓に害を及ぼすとされる葱類の総称)をもって冲散させるのを忌み嫌わなければならない」

 慧可は感激の涙を流して、一句も聞き漏らすまいとしました。大師の言葉の終るのを待って

「師よ、五葷は如何なる弊害をなすものでしょうか、お教え願います」

 大師は偈をもってこれに答えられました。すなわち

「この五葷は、草の将軍であり気味凶険なり。

葱(ねぎ)・蒜(にんにく)・韮(にら)・薤(らっきょう)・興渠(あさつき)等の性質は各々偏る。

葱を食せば腎臓が傷付けられ、水気を外に駆逐する。

蒜を食せば心臓が傷付けられ、火気を湮滅する。

韮を食せば肝臓が傷付けられ、木気が把われ消散し尽くす。

薤を食せば脾臓が傷付けられ、土気が困倦(苦しめ)される。

興渠を食せば肺臓が傷付けられ、金気を冲散する。

これらの五気に傷を受ければ、どうして結丹できよう。修道の人は五葷を戒め、始めて是れ正傳なり。五戒を厳しくし、始めて五気朝元を煉り得るなり」

(三)五戒の理につて

「五戒の理は弟子浅くしか知らず、精詳(つまびらか)ではありません。師の御解明を願います」

 大師は、歌にして

「殺生(せっしょう)を戒めるのは、元来仁徳が本となっているからである。

上天の好生の德を体し、殺を戒め放生(ほうじょう)を勧めるのである。

人は寅の會に東土に生まれ、沈み埋もれて苦しむこと久しい。

人は畜生に転生し、畜生は人に転生し、死んでは生まれ、生まれては死ぬ。長い歳月の間に迷昧する者数知れず、作った業罪は甚だ多い。

人が畜生類を食らえば、畜生もまた人を食らう。情け容赦はしない。

人は、得道して帰天し、極楽浄土で永遠の生を享けるべきである。

過去に造った罪業は未だに償われず、これを消すにも消すことは成らない。

必ず命(いのち)あるものを慈しみ、罪の借財を消し去るようにしなければならない。

そうしない限り、寃孽(えんげつ。つみ)の身を逃れることは叶わない。

殺を戒めなければ、天理の良心を損ない、罪の借りを更に増やすことになる。

佛の慈悲は如何に大であろうとも、罪の借りを免じてくれることは決してない。

寃孽によって玄関を迷わすことになれば、退嬰の心を起こし道を信じなくなる。

せっかくの法縁を無にすれば、再び縁を頂くことは永遠にあり得ない。

何がこのような憂き目に遭わせるのか、よくよく考えるべきである。

天は象(かたち)ある世界を生んだが、罪業が清算されなければ容赦なく劫難(きょうなん)を降す。

世人は皆凶悪にして頑固であるが、そのため禽獣虫魚を傷付けて造った罪は決して軽くない。

上天ラウムは、天律の定めるところにより、已む無く劫運を降下する。

魔王に命じて、全世界に文字通り蜂の群れ(末刧)を一斉に蜂起させる。

人が四生を殺せば四生また人を殺し、それによって始めてこの劫運が解かれる。

修行の人が生命のあるものを殺せば、その罪は十倍になって返ってくる。

儒教の忠恕、佛教の慈悲、道教の感応

この六字を心に留め、自ら範を示して他人(ひと)にも勧めるがよい。

天の心を体し、人の心を動かしてこれを萬象に及ぼすべし。

己れが成道した暁に他を成道に導くことは、決して小さい事ではない。

植物を損傷するのも動物を殺傷するのも、全て罪の定めがある。

空腹を満たすために殺生するなどという事は、とんでもない事である。

殺生の戒めは、理論的根拠が多岐に亘るため全てを論じ尽くすことはできない。

 次に、偸盗(ちゅうとう)の戒めについて明らかに指示しよう。

偸盗を戒めるのは、原来義気を重んずるためである。

偏見を持ち他を害する心を抱くような事のないよう切に望む。

男女平等とは言うものの、男の志は外に向かい、女の志は内に向かう。

己れの業を守って妄(みだ)りに分不相応な物を求めようとしない人は、志ある人と言える。

男も女も、全て端正を学ぶ必要が有る。

妄りに貪るなかれ、妄りに取るなかれ、清廉潔白こそ肝要である。

一根の草、一文の銭、それぞれを受けるのに分というものがある。

一縷の糸、一条の線といえども、それぞれに持ち主がいる。

物を買うにも物を売るにも、公正を旨とすべきである。

人の財物を哄(だま)せば、遅かれ早かれ罪に問われることになる。

金銀が山と積まれているのを見ても、気に掛けることはない。

それが手の届く所にあり、目に止まったとしても決して心を動かされてはならない。

たとえ手に入れてよい場合でも、やり方がいい加減であったり、数を誤魔化すような事があったりしてはならない。

もし不法に金品を取ったりすれば、義に反し、聖人に背くことになる。

佛門に入って大道を修めようとするなら、戒律を守り、心を清浄に保つことが肝要である。

德の少ない小人とは異なり、全て慎重に事を運ばなければならない。

俗世間では物情騒然としており、誰一人として金品・財産を貪るのに汲々としていない者はない。

目を閉じて、上等・中等・下等の各人品の差異に想いを馳せてみるがよい。

ほとんどが迷いに陥って勘定高くなり、一人として気心を通じ合える者が居ない有様である。

天の良心に違(たが)うのは盗賊だけだと言ってはいけない。

盗人(ぬすっと)とまで行かないまでも、金儲けを夢見ない者はない。

俗人は利に敏(さと)いものが多いなどと説いてはならない。

修行の人でも、利を見て心を動かされることがある。

財という字は、魂を動かす元凶と見るがよい。

これから以後、戒めを厳守すれば、生死を超脱することができよう。

修行の人は、常に功徳を積み重ねるよう努めるべきである。

少しも貪ることなく、悪に染まらぬよう心掛け性眞を涵養すべきである。

一旦功成れば、持て余すほどの金銀財宝を身に帯びることになるであろう。

聖飯を食し、聖衣を着て、快く時の流れを楽しむことができる。

 邪淫を戒めるのは、原来礼節を本とするためである。

常に節度を守り、決して欲念を生じさせてはならない。男は貞を旨とし、女は潔きを守り、意馬心猿(いばしんえん。心意)の乱れを抑えるべし。

当に廉恥の心を玄関に保つべし。

心は口に問い、口は心に問い、自ら厳しく、自ら慎むべし。

俗人と同じような情に走らず、その芽となり根となるものを切り取るべし。

天地の間に雌雄混媾するのは禽獣のみである。

羞恥を省みない醜い行為は聞くに堪えない。

人は、萬物の霊長として、廉節を厳しくせよ。

若し倫理に背けば、人といえども禽獣と異なるところはない。

柳下恵(魯の国の獄官の長。廉節を重んじ、よく正道を守った人)は全てに乱れざることを心掛け、独り天の良心を守り通した。

魯の男子、門戸を閉ざし、この美情に目を背けた。

大道に進む人は、皆尽く仙佛の縁を頂く分あり。

ラウムの皇胎子(児等)は九六の原人(万人・万民)である。

寅の會より東土に生まれて正に六萬年。

張の男と生まれ、李家の女と生まれ転々として停(とど)まるところを知らず。

三期白陽期に至り、普渡開かれて原人本に返る。

九六家に転じ帰り、共にラウムを看る必要あり。

修行の人、骨親を想い、共に霊山の脈運あり。

本来全てはラウムの児、何らの情を挟む要なし。

既に修行している人ならば、淫欲を一刀の下に断つべし。

かの西施に勝る美貌の持ち主であっても、景に対して情を忘れよ。

常に畏れ懼(おのの)くこと虎狼蛇蝎に対するように、また深い淵に臨むように、あるいは薄い氷を踏むときのように戦々恐々たれ。

微に入り細に亘って戒め余すところ無ければ、佛仙になることも容易に掌中に収められる。

淫は凡ゆる魔の中の首魔であって、道を誤る総病ともいうべきものである。

口先ばかりで心や体が付いて来ない者がいる。

言うこと為すこと姿かたちから判断すれば道を悟った人のようであるが、心の中を見れば、穴倉に潜む畜生同然である。

男も女も、心の中を模索して自問自答してみるがよい。

現実を直視すれば、道を踏み破るのは全て邪淫が原因であると推察される。

生まれてから死ぬまで、色事に明け暮れる夢から覚めることがない。

醒めても未だ覚らず、覚っても未だ醒めず。昏々沈々とし、

ただ損なうばかりで屍は山の如く、遺骨は嶺の如く堆(うずたか)く積もるのみ。

仙佛の根が塵界に沈むのを見るのは実に痛ましい限りである。

大志ある人、一念発起するときは、鉄石の如く志を堅固に保つべし。

空なる塵界にあっても、形象は恒(つね)に在ることを忘れるべからず。

長く修行して志を固く保持すれば、無人・無我の境地に達して四相(我相・人相・衆生相・寿者相)は全て浄化される。

また本来の面目である性体は、圓明に還ることになる。

邪淫の戒めは、児戯ではない。よくよく謹慎すべし。

次いで、酒肉の戒めを分明に略説す。

酒肉を戒むるは原来智慧を本とし、清濁混ぜざるを要とす。

香味を除き、美餚を断ち、濁りを去り身を清浄に保つべし。

切に口腹を貪り、眞性を迷乱するなかれ。

五百の戒めは酒を頭となす。汝軽く看るなかれ。

かの酒は、これ水といえども毒気甚だ激しく、

三杯続けて腹の内に入らば、面(かお)紅(あか)くして心は昏(くら)し。

飲し酔えば瘋癲(ふうてん)の如く迷いて醒めず。

廉恥を喪(うしな)い、徳行を失い暴気凶横となる。

かの時は、諸々の親族知人を問わず。

口を開けば罵り、手を挙げれば打ち、卑(目下)を虐げ、尊(目上)を慢(あなど)る。

また高き低きを省みず、性命の生死を考えず。

天を包む禍いを起すも法は情を容れず。

酒醒め来たりて、遂に後悔するも、また遅れること甚し。

早く志を立て、酒を唇に浸すことを止めるべきである。

禹王に倣い、酒を嗜むを憎み、善言をこれ好しとす。

酒嗜まざれば乱れることなく、至聖心に存す。

况(いわ)んや酒は、これ腸を穿つ毒にして、三寶を損傷するなり。

国が敗れ、家を亡ぼすことあり。禍いを招く総根なり。

俗人達もまた将にこれを戒め懍(おそ)れ慎むを要す。

清皈(規律)を守り志を立てて修行する人がこの戒めを破ることあらば、誠に由由しき問題である。

甜酒(あまざけ)を飲むのは厳しく禁じられていないなどと説くなかれ。

このような念いを断ち切らなければ、また心神を乱すことを免れない。

かの肉(三厭)と五葷は、いずれも美味で上等な飲食物であると言われても、功あって他を超度することあれば、そのとき始めて少しだけ嗜むことは支障なかろう。

若しもかの寃(つみ)を解く功無ければ、地獄が待っているであろう。

委細は老閻君が来て判断するが、寃八両(約三百グラム)あれば功半斤(同じく約三百グラム)を返すことが要求されるであろう。

肉という字をよく見ると人という字が二つ含まれているが、これはどういうことであろうか。

人が肉を食らえば、人を還す必要がある。これは嘘偽りではない。

人は天地の清気を稟受して性となる。

かの畜物は天地の濁気を稟(う)けて生まる。

既に道を悟った以上、その濁気を尽く去る必要がある。

濁気を除けば、始めて悟り得て清気上昇せん。

 第五に妄語を戒め、信実を本と為すを要す。

人に會えば、切に虚(いつわ)りの情を言談すべからず。

言に典あり、行に則あり、忠信篤敬たるべし。

来たりし時清く、一概に言を飾りて論を巧みにす。

風雨(問題・事件)を招き、衆人を妄哄(まどわ)す。

東に好(よし)と説き、西に歹(あしき)と説き、好歹を説き尽す。

姿は慈悲にして心は毒悪、口は佛にして心は蛇の如し。

舌は刀の如く人を殺して逃れる所なし。

意は剣に似て人を斬り、労少分離せしむ。

ただ図るは他(かれ)、飽煖(まんぞく)を得て始めて安穏なり。

何故人は苦甜(苦楽)に會うのを全く尋ねようと想わないのか。

現世で棘のある言葉を巧みに操り人を傷付けたりすれば、地獄に帰ったとき心臓や肝臓を割かれ、間違いなく舌を抜かれるであろう。

修行の人は、妄言を吐くようなことをせず、言に信を置くべきである。

まさに美辞麗句を全て排除すべし。

人に會って講ずるときは、孝・悌・忠・信・禮・義を談じ、廉・恥を述べ、民人を善化すべし。

逆らう者には孝を勧め、淫(おぼ)れる者には貞を勧め、邪(よこしま)の人には正を勧め、愚かな者には賢を勧め、悪なる者を善に化し、人心を挽(すく)い転(かえ)すべし。

一方毎によく人々を勧めて信に遵い、邪匪無く凶横無ければ、自ずから清平(太平)を見る。

天と地および萬物は信によるを本と為す。

若し信無ければ、何処の世界に人倫ありや。

天に信ありて日月星、斗柄(北斗七星の柄の部分に相当する三星)に信じ従う。

地に信ありて水火風、崑崙に信じ運ぶ。

年に信ありて四時(四季)に温・涼・寒・熱あり。

月に信ありて朔(ついたち)望(十五日)に逢えば分毫の差あらず。

日に信ありて十二時、子午準を為す。

時に信ありて毎一時に八刻五分あり。

卦に信ありて乾と坤は坎離を定めとなす。

信は土に属し、五常を貫き、五行に一貫す。

天、地に合せば、年月日は信によりて運化す。

かの萬物と民人、信に応じて生ずる所なり。

生ずれば化し、化すれば生ずるも各々一信あり。

もし信無ければ化するも化せず、生ずるもまた生ぜず。

この五戒を精厳する必要あり、五行と並び合すべし。

更に必要なるは、三花を頂に聚(あつ)め三厭を排除して人身を浄化すべし」

(四)三厭と三皈の理について

慧可「では三厭とは何ですか、師に明らかに御指示を願い上げます」

 大師は詩に託して

「この厭の字は、その昔倉頡(そうきつ)聖が造ったものであって、明らかに鑑(かがみ)とすべきものである。まさに日の字を四陰の中間に安んじてあり、上の横線は陰であって下の月も陰、左の撇(おおい)も右の犬も陰である。これは日月を食らい尽くす故に天狗(てんぐ)と名付ける。

かの三厭は三花を削る、原(もと)より三件に属す。飛禽の身は横(水平方向)に飛ぶ、天厭の根元である。走獣は身を横に走らせる。これを地厭と名付ける。水厭と名付けられる水族は水の間を横に泳ぐ。修行の人は、純陽を煉り陰気を犯してはならない。

かの五穀(米・麦・黍・粟・豆など五種類の穀物)は身直長であって、地に立ち天を頂く。そもそも三厭は幻体(一種の霊体)に属し、これを食すること自体惨めなことになると知るべきである。三花を煉り、三皈を守ってこそ始めて眞傳と言える」

 慧可は言葉を続けて

「この弟子は、三皈の理についてはその大概を存じておりますが、未だ詳しくは明らかではありません。更に詳しく御指示をお願いします」

 大師は、また歌にして言いました。

「佛に帰依するには慈悲を発(おこ)し、常に清浄であるべし。

勤めて本来の面目と無字眞經(むじしんきょう)を参悟すべし。

那(か)の富(ふ)と貴(き)の世俗の浮景を貪(むさぼ)らず。

那の恩と愛の紅塵の美情に恋(れん)することなし。

まさに酒色と財気を一刀のもとに斬り尽くし、

一人の大丈夫を学び、凡塵を超出すべし。

人、我を打たば手を還さず、彌陀を念じ定め、

人、我を罵らば口を還さず、哈哈(はっは)と声を連ぬべし。

他(彼)、我を害せば唯(ただ)当(まさ)に他を把(と)りて我敬い、

我を嫉妬せば我唯当に我に情ありとすべし。

我を誹謗せば我ただ良言をもちて相敬い、

我を欺き圧すれば我、額外(ことのほか)に彼を把りて欽(うやま)い尊ぶべし。

人に逢えば善言を談じ、諄々と訓(おし)え告げ、

賢愚を分かち人によりて訓え、機を見て情を生ずべし。

常に古仙佛は、如何なる動静なるかをよく窮究すべし。

佛の行持を学ぶことできずして、どうして超生することできようか。

佛、佛、佛、原来これは塵縁を放り尽したものであって、通常目にする塑像は偶像崇拝の対象に過ぎず、全て有像有形である。

形象あるものは、これ即ち後天の産物であってやがて損壊するものである。

無為の体、太虚に合するならば生死を超越する。

行住坐臥、二六時中方寸(玄関)を離れることなかれ。

観自在は行深くして般若なるゆえ、法輪を転ず。

精は気と化し、気は神と化すという妙義は、口先だけでは論じ難い。

神は虚に還り、虚は無に還る。さすれば性光、霊通が得られる。

眞中に假あり。假中に眞あり。眞如自ら静ならば、

始めて孝行なる児童に数えられ、佛と因を結ぶこととなる。

これ即ち佛に帰依する結果となることを汝に指示しておこう。

ここで再び法に帰依する点について講ずるゆえに、改めてよく聞くが良い。

法に帰依するには点点(規律)を必要とする。法則を紊(みだ)すなかれ。規矩(法規)に循(したが)い礼義を講じ、身心を洗滌すべし。

上、下を待するに慈悲を要し、規によりて示し訓え、

下、上を諌めるに礼によりて行ない、章程(規則)を乱すなかれ。

講道の間に品格を立て、衣冠を正しくする必要あり。

閒(ひま)をみて坐行するときは、泰山の如く黄庭(玄関)を守り定むべし。

神佛堂(天壇)を清潔に保てば、諸佛これを歓び幸いとす。

四時(子・卯・午・酉の刻)に香を捧げるときは敬虔を旨とせよ、然れば性、神明に透らん。

眞經を懐(いだ)き、雑念を除けば神気は並び交わる。

賢良を整え、法度(ほっと)を設け、計り事心に随いて生ず。

道友を見れば、謙遜和気を要し、礼は必ず恭敬を要す。

心低きを学び、気下がるを学び、もって下(しも)の人を慮(おもんばか)れ。

道を談ずる時、嬉笑するなかれ。また、争論すべからず。

先天の道理窮まり無く、各々深浅あり。

驕傲の心、假(いつわ)りに満ちた心を一概に除き尽くし、

奸(よこしま)、貪りの心、詭(あざむ)き、詐(いつわり)の心を九霄(きゅうしょう)の雲に捨て去るべし。

慳吝(けちおしみ)の心、刻薄(残忍・冷酷)の心を乾浄(きれい)に掃除し、嫉妬の心、是非の心、稍(いささ)かも存すべからず。

名利の心、恩愛の心、方寸(すこし)も積むべからず。

酒色の心、財気の心、全て根から除くを要す。

驕り高ぶりの心、執着の心、捨去るを惜しむなかれ。

修行を論ずれば、人・我無く、世界は一人なり。

苦難を畏れず、力勇みて前進し、

一人の鉄石の心を存し、群を抜萃(ぬきで)るべし。

この外(ほか)の法則は、一言にして講じ尽くせず。

再び、将にかの心傳の法、聖となる点を明らかに指差する。

心法と言えば、雷を呼んで応顕するものではない。

また風雨を喚(よ)んで将兵を遣すものでもない。

法、法、法は原(もと)無法、法は即ち自性(じしょう)である。

空、空、空は空に落ちず、空は眞空である。

丹による時、心(人心)を滅して眞息を運び調える要あり。

子午の針は上下に対す。前に降りて後ろに昇る。

鉛は汞に投じ、坎と離は交わり、金木並合す。

三花聚(あつま)り五気朝(かえ)れば聖なる嬰(あかご)を養育す。

一顆(か)の黍米(しょまい)、球を結び凡を脱し聖となる。

仙鶴に跨れば法像顕れ、憂い無く驚きもなし。

これを眞(まこと)なる法則と名付ける。余、今指差し醒ます。

続いて将に那の僧に帰依する事について、略(ほぼ)その情を叙(の)べる。

僧に帰依するとは、即ちかの俗景に恋せざることである。

その心を正し、その意を誠にし、歩を穏やかにして行なうべし。

一個の大丈夫となり、困苦を畏れることなかれ。

塵の垢(よごれ)を把(と)り速やかに洗い了り、生死を悟り透すべし。

道を悟った人は、眞(まこと)と假(いつわ)りの路經を識(し)り透すべし。

是と非、邪と正、好(よし)と歹(あしき)、自ら明らかにすべし。

根無き種は佛法を受けることあっても、心に把柄(とりえ)はない。

道に進むにも、意を専らにせず、徒に虚名に務むのみ。

また、あるいは利息を想い苦(もっぱら)に銭を掙(あらそ)う。

また、あるいは家務(生活)が常に安寧でない事に思いを致し、

また、飢えを怕(おそ)れ、また累を受けることを怕れる。

賬(ちょう。貸し金)を放っても、また回収不能となることを怕れ、

一天天(一日一日)晩に到るまで気忙しく、安静に過す閒なし。

老・幼・子・孫みな心中に懸かり、毎日労碌を受け、

憂心耿々(ゆうしんこうこう。心中不安)とする。

修行をしようと想っても、思いどおりに行かず。打坐念經する時もまた同じ。

これらの人々は、眞に糊塗(曖昧)愚蠢という他ない。

既に悪に浸って下(げ)に居る人に何の誠心があろうか。

そのような人は、僧に帰依する気持ちなど疾うに消え去っていること知る由も無かろう。

恩愛に恋し、家財を貪ることが、僧に皈依(きえ)することになる筈なし。

僧に皈依する事は、身は塵界にあっても心は塵に交わらないという事である。

俗に居るとはいえ俗に累せず。各々一能あり。

二六時中、忙中に閒を作り、騒がしい中にも静を求める。

身は俗にあっても性は天中にあり、少しも俗の情なし。

僧と俗、両条(ふたすじ)の路經は疆界(境界)を分かつべし。

清と濁、分け開かずして、何の功成ることを望むなりや。

賢良に嘱(ことづ)ける。速やかに悟り醒めて回光(えこう。回向)を自ら問うべし。

怎様(いかよう)にすれば、才(まさ)に苦海の深坑を脱すること出来ようや。

内功について論ずれば、僧は即ち眞人の名姓である。

勤めて参悟すれば、才にその中の妙音を明らかにすること能う。

呼吸を運び眞息を調え、玄より出て牝(ひん)に入る。

甘露の水、百脈に潤い、薬苗(甘露)が自然に湧いて出る。

眞陽動けば三関に透り、五頂に転ずるまでに至る。

黄婆が媒証となり、嬰児と生みの母は相親しむ。

蜜綿綿としてその妙は言い難く、楽景は限り無い。

一粒の九曲の珠結ばれ、毫光騰騰とする。

これ三皈修行の人は、平常の事として奉じ行なうべきである。

まさに三寶を一片と煉り、一字の金丹となすべきである」

(五)一の字の精微につて

慧可「只今お教えくださいました一の字の精微の道を詳しく御教示願います」

大師「この一字は、無極の中の一點の霊性である。これは西天の大聖人であって、骨髄の眞經である。東土の衆の萬物と一切の霊蠢を生ずる。三界の中は、概ね一の字によって生成される。

この一の字は天地を安んじ、陰陽両儀を制定する。

陰陽を生じ、男女を生み、人根を制定する。

この一の字は三寶を生じ、三教の綱領たるものである。

三才を統べ、三界を立て、乾坤掌住する。

この一の字は四牲(四生)を生み、四相の位を定める。

四方に通じ、四季を分かち春・夏・秋・冬となる。

この一の字は五穀を生じ、五気を運化する。

五湖ならびに五嶽を生じ、また五行を生ずる。

この一の字は六米(まい)を生じ、六気の性を分ける

六爻(ろくこう)に按じ、六畜を化し、六道に轉輪する。

この一の字は七孔を生じ、また七政を生ずる。

毎一方に七宿を立て、北斗七星とする。

この一の字は八卦を生じ、八大神聖とする。

八方に分かち、八海を制し、八部龍神を生ずる。

この一の字は九江を生じ、九曲珠を定める。

九宮を分かち、九関あり、九転して丹と成す。

この一の字は十方を生じ、十佛定まり掌る。

十方に按じて、また十殿の閻君を下して制する。

この一の字は無極に従う、先天の運化である。千佛ならびに萬祖と無数の眞人を生ずる。星斗と山河を生じ、草木と萬姓を造る。この様に一の字によって発生しないものはない。この一字の玄機蘊妙は説き尽くせない。人、一を得れば萬事畢(おわ)り生死を超える」

大師は吟じ終り、慧可は喜びを禁ずることができません。この一字は先天の大道であり、限りない造化があることを知り、想わず心が明快になり、精神が爽やかになりました。この時忽然として大師の言葉の中に一・三・五の数の道が説かれたのを思い出して、これこそ精微な理であり、自分では河圖(かと。五行の順行、自然無為の道)に帰する天の生数であると、また地の生数に二・四の理があるが、未だ詳しくその義を深く認識することができないのを知って、虔(つつし)んで大師の前に跪き、

「師の御慈悲により、どうぞ弟子に一・三・五の数と、二・四の数について御示し願います」

と求めました。

(六)九六の原理につて

「一・三・五の数は、合して九となる数である。易に、陽は九を用いるとある。二・四の数は、合して六となる。易では、陰には六を用いると言われている。九は陽に属し、軽清の気であって、上に浮かんで天となる。六は陰に属し、重濁の気であって下に凝り固まって地となる。故に修道の君子は濁を去って清を留めなければならない。三教の聖人は、ただ一・三・五を合して九数になる道を用いて、二・四を合して六となる数を用いない。善をなせば天堂に昇り、悪をなせば地獄に墜ちて行くので、その理は明らかである。旁門と正門もまたよく知るべきである」

 慧可は、喜んで更に問いました。

「では、二・四の数はどのようにして分別しますか」

「二とは、心猿意馬である。四とは、眼・耳・鼻・舌の四相である。この心猿意馬と眼・耳・鼻・舌の四を合して六根の働きとなり、六根から六賊が生じ、六塵(六賊・六塵共に天性を穢す色・声・香・味・触・法の総称)となって分出するのである。そして、六道の輪廻がある。即ち人道は二つであって、畜道は四つである。人間の性が母の腹にあって先天の時、母と一気が相通じている。その時、心意は聚(あつま)り會って四相は和合している。ただ一竅があって三寶に通じ、五元が混合して一体となる。動くことはできるが、言うことができない。それが十か月の胎が満つるに及んで、ちょうど瓜が熟して蔕(へた)から落ちるのと同じように、もんどりうって地に落ちる。そして胎中の襖(おう。母腹)を脱して臍帯の根を剪断する時、先天の気は収まり、後天の気が接してくる。何故、産声を挙げるのであろうか。それは、苦海に墜ちて根に帰り難いからである」

「では苦海とは、何を指しているのですか」

「眼・耳・鼻・舌を四大苦海と言う。

 性(たましい)が眼によって耗散すれば、卵生に墜ちる。

 性が耳によって散乱すれば、胎生に墜ちる。

 性が鼻によって散逸すれば、化生に墜ちる。

 性が口によって散失すれば、湿性に墜ちる。

 再び、心意が一動すると六慾が生じる。

六塵を惹起すれば、一片の重濁の気が凝り固まって地獄となる。

人転じて畜生となり、畜生転じて人となり、生まれては死し、死しては生まれ輪廻して停(とど)まらない。故に、人の始まりの性(たましい)は本(もと)善である。『性は相近付き、習性は相遠のくものなり』と言うのはこのことである」

 そうして偈にして言われました。

「帰戒の法語を述べ清(あき)らかにす。爾(なんじ)に一竅の霊明を點ず。

 三心四相を斉しく掃き、十悪八邪を清らかに除くべし。

 三寶を煉って一品となせば、六賊収まり根に帰り来る。

 呼吸一竅を通じて帰し、出入は玄牝の二門にあり。

 これにより苦悩を超脱す。十殿の閻君を怕れる必要があろうか。

 これ神佛の道である。行住坐臥、心に留めおくべし」

 慧可は恐懼感激して

「師の超度を賜わりまして、これに過ぎたる感激はございません。どうぞ弟子の百拝をお受け下さい」

 慧可は大師に謝恩の礼拝を完り、再びとまた口を開いて

「更に師の御慈悲を懇願します。どうぞ三関九竅は何処にあるか、御明示願います」

(七)三関九竅と性命の根源について

「三関九竅(さんかんきゅうきょう)は、尋常な事ではない。これによれば十殿の閻君を避けることができるし、また爻(こう)を抽(ぬ)いて象を換えることができるので小さい事ではない。

 今、爾は初進のところなので思量すべきではない。またこの道を最上乗と名付け、よく凡骨を化して仙眞と為し、眞なる性の一點は三界を超え、十方の萬霊を尽く根に帰らせることができる」

 慧可は師の一句一句が眞髄に深く溶け込んで行くのを感じて、身が固くなる思いがしました。続いて

「性命二字の根元は何処から来たかを、お聞きしたいと存じます。二六時中何処にあって、身を安んずべきかをお教え下さい」

 大師は偈をもって示されました。

「眠る処は山の間、石の島である。僅かな時間で海に飛び空に騰がる。

坐する処は夜でも常に明るい。行く処は海の量のように寛(ゆたか)で宏い。

日月甲子(暦)を運行し、佛道の宗(もと)を証す。

朝(あした)に暮れに、東より昇り西に降る。子午の南北、相通ず。

帰って来ては黄庭(玄関)に安養し、恍惚として妙用窮まり無い。

須(すべから)く心を用いて追取する要あり、意、大きく放鬆(おろそか)にすべきではない」

 大師は続けて

「もし頓(ただち)に三界を超える必要があれば、単(ひとえ)に空中の霹靂を聞くがよい。一點の霊光舎利は、火に焚かれたり水に溺れたりすることがない」

 大師は更に次の偈を記(したた)め

「人身、中華(中土)には最も生まれ難く、眞道と明師は更に逢い難し。

既に人身を得て大道を聞かば、務めて早く煉り超昇すべし」

このように示された後に

「性命とは陰陽である。天にあっては日月となし、地にあっては水火となし、虚空にあっては風雲となし、方にあって南北となし、時にあっては子午となし、

卦爻にあっては坎離となし、人身にあっては性命となす。天に日月無ければ、星斗を懸げることはできない。地に水火無ければ、生霊を養い活かすことができない。虚空に風雲が無ければ、民人は清泰を得ることができない。方角に南北が無ければ、四方はどうして安寧でいられようか。卦爻に坎離が無ければ、水火はどうして昇降することができようか。時刻に子と午が無ければ、どうして昼夜を分別できようか。人間に性命が無ければ、週身全体に主持すべきことが無いことになる。陰陽を離れれば、萬物は何に従(よ)って生ずるか。この事をよく記憶すべきである」

と大師は言われました。

「では、何をもって高明天に配し、博厚地に配すと申しますか」

 大師は即座にこれに答えて

「乾を天となし、坤を地となす。先天に在っては、天は上に位し、地は下に位する。母腹を離れた後、臍帯一度(ひとたび)断ち一声啼(な)き哭(さけ)べば、四相(眼・耳・鼻・舌)は打ち開かれ乾坤は転倒する。その時、乾は中爻の陽を失って離となる。離とは、離れることである。先天の家郷を離れると、何時の日に帰られようか。坤は乾中の陽を得て坎となる。坎とは、陥落のことである。一點の眞陽は、後天の丹田に陥ちて原(もと)に還ることができない。

 博厚とは、重濁の気のことである。まさに離火の中の眞陰を坎に運び送り、眞陽をこれに換えて出し、眞陰を凝り固めて坤を地となすのである。

 博厚高明を極めれば、それは軽清の気である。まさに坎水の眞陽を離に吸昇して眞陰を陽に換えて出し、眞陽を結び乾天となすのである。その高明が極まって天を配し地を配すれば、天地として位が定まり本原に還ることができる。

 天の性は主である。地の命は賓である。人はよく常に清靜であれば、天地ことごとく皆帰す。陰陽合一する程に煉ることができれば、天地の造化に奪われることがなく、天地は我を拘束することもできない。そこで、どうして十殿の閻羅を怕れることがあろうか。四方の霊山路を打ち開けば、逍遥自在を得て古い観音を観ることができる。人あって造化の理を識り得れば、すなわち霊山に上人(ラウム)と會うことができる」

 これを強調するために大師は、更に偈を説かれました。

「腹中に眞經を運ぶ、泥丸は主と賓とに別る。

 霹靂一声響けば、手を撒(はな)して紅塵を脱す」

 慧可はこれを聞いて、「大師様、始めて性命の生死の根元由来を知ることができました」と喜びを禁ずることができず、自分の胸を打って

「私は数十年説法をして参りましたが、未だ曾てこの根源を悟ることができませんでした。そして無駄に歳月を費やしたことが残念に思われてなりません。只今から玄妙の理に覚めることができ、始めて紙の上のお經は全然価値が無いことを知りました」

 大師はこれを聞いて

「經とは經(みちすじ)である。人を入道修行に導く路經である。人が醒め悟ることを望めば、早く師に参じて道を訪れることである。得道の後は經をもって金を考(ため)す石となし、道の眞偽と理の是非を明らかにせねばならない。そして正道と旁門を別け、乱りに人に念じ誦えることを教えるものではない。生死を了らせることを主とし、人に講じ説くには閻君を躱すことを眼目とすべきである。眞經は文字や書紙になく、ただ口傳心授にある。汝は今、眞傳を受けたが、六神が宗(もと)に朝(かえ)ることを知っているであろうか」

 慧可は即座に答えて

「一點を得てより、即ちこれに応ずることができます」

(八)眞經歌と消長の機につて

 大師は頷いて

「神仙の道を既に得たならば、次第に金仙の道に昇れよう。吾に眞經の歌がある故、仔細に明らかに聞くがよい。

眞經歌、眞經歌、眞經を知らざれば、尽く魔に着す。

人々紙上(經典)に文義を尋ぬ、喃々(なんなん。くどくど)誦える者多し。

經呪を持し、法科を念じ、紙上に安排して超脱を望む。

もし、かくの如くして生死を超えること叶えば、遍く地の釋子(しゃくし。佛教人)はみな佛・羅漢となるであろう。

眞經を得れば、洪波(こうは。苦海)を出で、眞經を得ざれば奈何(なかん。地獄)に没す。

眞經の端(極)の処を知る必要があれば、先天の造化以外に特別なものは無い。

順じて行けば死に、逆に来れば活き、往々君に教えることあっても尋ね着すことはない。

眞經は原来一字も無し。されど衆生を度して極楽に登らせること能う。

眞經を求めるならば、道魔のことを知る必要がある。同類を除いて、相和することではない。

天を生じ地を生じ人を生じるために、陰陽造化の窩(か)を捨て難い。

眞經を説けば盈々(えいえい)として笑う。四川の澗庭(かんてい。谷底)に黄金を産出する。

五千四百黄道に帰せば、正に一部の大蔵經文に合す。

日満ち足れば気候升(のぼ)る。地は朝(あした)に応じ、天は星に応ず。

初祖達摩は親しく口で大乗、妙法蓮華の經を授ける。

初三日に正に庚(西)にて、曲江の上に月の華咲き乱れる。

花蕊(かしん)初めて開き、珠の露を含み、虎穴龍潭に濁清を探る。

水は二を生ず。月は正に眞(ただ)しく、もしその三を待てば進むべからず。

壬(みずのえ)水初めに来たり、次いで癸(みずのと)水来たる。須く、まさに急ぎ採取して浮沈を定めるべし。

金の鼎(かなえ)によって煉り、玉爐(ぎょくろ)によって烹(ほう)じ、温々たる文火にて暖め焙々(あぶ)るべし。

眞經ひとたび射れば玄関に透る。ちょうど箭(や)は準じて紅心に中(あた)るに似る。

遍く体は熱し籠蒸(せいろう蒸し)の如く、廻光返照すれば中庭に入る。

一度眞經を得れば酒に酔ったように、呼吸百脈に通じ尽く根に帰す。

精は気に入り、気は神に入り、混沌七日を經て魂また還る。

これら造化の眞なる消息は、料得(さだめし)世上明らかに知る人少なし。

活中に死し死中にまた生きる。古より神仙は眞經に頼る。

これらの造化をよく知り得れば、閻浮世上の人を渡し尽すべし。

大道は太極の先端に居し、父母未生以前に本づく。

人を渡すには、須く眞經を用いて渡せ。もし眞經は何かと問われれば癸これ鉛なり」

 慧可はこれを聞き完り、心中大いに頴悟(えいご。才智充溢)し、即座に拝礼を深くして恩を謝しました。今までに聞いたことも無い奥義を、心一杯に満喫した感でありました。

暫くして慧可は、再び口を開き

「師の御指示を蒙って弟子週天の造化が明らかになりました。ただ消長の機に間断のところがあって、未だ何故かが分かりません。お教えを受けたいと存じます」

 大師は厳かに口を開いて

「心は即ち佛である。佛は即ち心である。無人・無我・無衆生であらねばならない。三心四相を浄らかに掃き、十悪八邪を清浄に除く必要あり。恩愛情慾に少しも染まることなく、貪・瞋・癡・愛も共に生ずべきでない。

子(午後十一時から午前一時まで)午(午前十一時から午後一時まで)卯(午前五時から午前七時まで)酉(午後五時から午後七時まで)の時には、勤めて打坐する要あり。二六時(一日)中、放行散漫してはいけない。閻羅を躱してやり過す必要あり、常に彌陀と古き観音を伴うべきである。先ず自己の無縫の鎖(玄関の一點)を打ち開き、天鼓ひとたび響けば、主人驚き恍惚の間に三界を超える。霹靂一声すれば九淪(苦海)を出る。もし六門を緊(きび)しく閉ざすことなければ、六賊は門外に紛々と乱れる。堂前の主人は混迷されるゆえ、謹んで六賊が門に進むのを防ぐ必要がある。一切の眞なる寶貝を偸盗するのみ。一度主人が慌張(あわてふため)けば、闔(すべて)の家の老幼は安心し難くなり、一身の四体(両手両足)も安寧できなくなる。此れが即ち消長の理である。修行の弟子よ、心を明らかにすること肝要である。

(九)六賊、起・落・動・静等の理につて

慧可は、更に次のように質問しました。

「六賊の一つで、主に反するとは、如何なる消息ですか」

 大師は、これに対して次のように答えられました。

「六賊とは本来心を主とし、大小諸々の魔軍を主持しているのである。心は猿の如く、意は馬の如く、境によって移り、自由奔放に天空を駆け巡ることができて例え天兵天将といえどもこれを制伏し難いが、しかし佛の手から逃れることはできない。当然われわれの本性に帰して正果を成じ、帰一することを要する。全きに観音呪によれば、霊験がある。これは、心を収める巧妙な計りである。知者は容易に悟って、心に留める必要がある。賊の中の意馬は中良の臣であり、本性に皈依して西天に往かねばならない。若し本性に修めて正に帰することができなければ、龍馬は飛騰して人々を駭(さわ)がし殺し、そして天の涯に馳り巡って何人もこれを禁(と)めることができないであろう。これは魔王の総兵である。その中でも眼・耳・鼻・舌は魔の中の将軍であり、いろいろの消息を聞いて四門から迸り出る。貪瞋癡愛は裏に入ってこれを助け、酒色財気は外にあって営(たむろ)する。裏が外に応じて合し、王位を奪い、刀鎗箭戟(とうそうせんげき)は紛々として乱れる。若しこれ一人の眞の明主であるなれば、眞人を拝し請じて共に龍庭に坐るべきである。

観音とラウムは法術を施し、三教の聖人は国々と心を護る。これらの仙佛が、ラウムの無相印を請じて四妖を照し出し、相城より出で更に玉皇(らうむ)の眞なる勅令を請じて六賊を降伏させ主人を護る。その千妖萬怪は斉しく令を聞き、知止定静して天下は平らかになるであろう。八大金剛は緊しく鎖を関隘(くくりし)め、四天王は四門を守る。一切の眞人は常に擁護し、主人は巍巍として蓮心に坐る。ただ天鼓一声響くのを待って主人は、空(くう)に騰(あ)がって天外(理天)に往くであろう」

 一段と深い眞理を聞いて慧可は、一層心が明らかになりましたが、更に大師に伺いました。

「では何を起落動静とし、何を生死の根原といたしますか」

 大師は偈をもって答えました。

「起こる処は江を翻し海を擾(みだ)す。落ちる処は虚空を粉砕す。

 動ずる処は鑰(かぎ)で鎖を開くように、静する処は洪濛を開き破る。

 無相城郭を照見し、不老の主翁を現し出す。

 無生の地上に安眠し、偃月(えんげつ。半月)の爐中に自在す。

 降生は年月を識らず。来歴は終始を知らず。

 乳名を金剛不壊(ふえ)と言い、出入に形踪を見ず。

 爾時(かのとき)、彌陀はここに在り、何ぞ門外に去(ゆ)きて逢うべきや」

慧可「では、どうすれば家に帰って、ラウムに見(まみ)えることができましょうか」

 大師は、また偈に託して

「天に通じ地に達するまでに至れば、木母金公(金木交わる)に見え得る。

 嬰児と生みの母を扶け起し、同(とも)に一双の黄龍に騎(の)る。

 海を越え、山に翻り嶺を過ぎ行き極楽宮中に到る。

 無極ラウムを参拝し、団圓して遍く天宮に慶(よろこ)ぶ」

慧可「その自然の処に参ずるまでに到った時に自己は知っているでしょうか、知っていないでしょうか」

 大師はこれに答えて

「恍たり惚たり。その中に物あり。杳(よう)たり冥(べい)たり。その中に精あり。陰陽を覚(さと)り知るは、無知の人となるを要す。動中の静を知り覚れば、魔必ず侵すを熟知すべし。知ある者は即ち悟り易く、昧(くら)き者は即ち行い難し」

(十)鶏卵乾坤、三界無縫塔等の理について

 慧可は、恐る恐る尋ねました。

「何を鶏卵乾坤と言いますか。先に鶏があったのですか。それとも卵が先ですか」

 大師はこれに対して

「混沌の時は鶏も卵もなく、清濁の二気が混沌として一団となっていた。これが無極の体である。子の時を待って一陽の性が動き清気に感があり、ちょうど卵の中の白味のようなものである。丑の時に二陰の命が動き濁気の霊が通じて、卵の中の黄味のようなものとなる。陰と陽が交感すれば、二気の霊が通ずる。これが、無極から太極を生ずることである。一朝(ひとたび)洪濛が破れて闢(ひら)けば混沌が分出される。これは、太極が陰陽両儀を生ずることである。この時が、卵から鶏が生まれるようなものである。先に卵があって、後に鶏がある。もし、この理が明らかになれば、便(たやす)く天機を識ることができる」

と答えられました。続いて慧可と大師との間に次のような遣り取りが交わされました。

「佛を念ずるのは誰ですか」

「本性である」

「本心を除いたら誰がありましょう」

「霊光の発現である」

「現在は何処で身を安んじていますか」

「現在は当人にある」

「二六時中何処にあって立命をしますか」

「双林樹にある」

「私が今その双林樹を砍(き)り倒せば、何処に身を安んじますか」

「太虚空にある」

「では、その太虚空を撞(つ)き倒せば、再び何処に安心立命(あんじんりゅうめい)を求めるのですか」

「虚空を粉砕すれば、乾坤三界を跳出する」

「三界とは何ですか」

「東土の娑婆世界と、中天の気天界と、先天の無極世界(西天極楽世界)である。このうち先天の無極世界のみが、才(まさ)に男女の老(ふる)い家郷である。東土の衆生は迷昧が多く、悉く娑婆世界に蔵(かく)されている。西方極楽界に回(かえ)ろうと想えば、自性を明らかにしなければ故郷に回り難いであろう」

「西方は何処にありますか」

「十萬八千里を經れば明白な極楽宮に至るが、指をもって破れば西方は眼前にある。笑うべきは、迷える人に路が通じないことである」

「二六時中、何処に帰依すればよいのですか。何經を諷誦(とな)えればよいのですか」

「無縫塔に皈依して、無字經を黙然すればよい。口を開けば神気が散じ、静かに誦えれば法輪が転ずる」

「その無縫塔とは何処にあるのでしょうか」

「自己の眞寶は当人にある。何を好んで外に向かって尋ねる必要があろうか。内に一個の舎利子があり、昼夜を分かたず光明を放つ。無毛の師子は天を徹して飛び、蝦蟇(がま)は樹上で毛衣を披き、死せるものは活きているものに托して走り、蚊蟲の喞(な)きが起きるのを鉈回(だかい)と称する」

「何を三心三會と言いますか」

「眼は過去心であり、燃燈佛の蓮池會(れんちえ)である。耳は現在心であり、釋迦佛の霊山會(りょうざんえ)である。鼻は未来心であり、彌勒佛の安養會(あんようえ)である」

「三千大千世界とは如何なるものですか」

「過去佛は、天下紅粉世界を管理し、現在佛は、天下娑婆世界を管理し、未来佛は天下清淡世界を管理する」

 大師は、更に偈をもって唱えられました。

「銅鉄の児は幾春秋、無窮無尽にして何の時にか休む。

 一声海に吼えれば天地を驚かし、乾坤四部洲を震い破る」

 慧可は続いて、大師に質問しました。

「何を四字經・六字經といたしますか」

(十一)四字・六字經と三蔵十二部について

「昔、文殊菩薩は曾て世尊に次のように問うたことがある。

 『修行の弟子があって、精誠妙を用いるのに、四字が眞ですか、六字が眞ですか』

 世尊はこれに答えて

 『四字も六字も法門に誘引するに過ぎない。初會には四字をもって公卿を引誘し、二會には六字をもって賢人を引誘し、三會には十字をもって群生を普度するものである』

と言われた。無極・太極・皇極の三名は經(すで)に五千四十八佛を闡(の)べ、八萬四千門を開いた。三災が及ぶに因って教化を闡(ひら)き、もって字のある經から離れられない人達を度(すく)うためのものである。

經中に生死の路を説き透し、一字不二門を拝むべきである。無字の眞經は聖賢を超える。次に偈の言葉があるから明らかに聴き分けよ。 

『眞經と紙の經は同じからず。紙上に經を尋ぬるも枉(むだ)に工を用う。

人ありてその中の意を参じ透せば、巍巍として不動の中に安んず』

また曰く。

『一人一人、一巻の無字經あり。紙や、筆墨を用いずして写し成る。

原来の無一字を展開せば、昼夜四時に光明を放つ』

また曰く。

『幻の身は小なりと雖も週天を配す。知音に説き与えて仔細に参ずべし。

三蔵十二部に帰り来たり、悉く人身に在りて内外安し』」

「三蔵・十二部とは何でしょうか」

「頭に頂くは金剛經なり。誰ぞ信を知るや。

 脚に踏むは般若經なり。那個(だれ)に聞き知るや。

 眼に観るは観音經なり。方寸を離れず。

 耳に聞くは雷音經なり。歌韻、琴の如し。

 鼻に聞くは彌陀經なり。玄より出で、牝より入る。

 舌に舐(な)むるは法華經なり。呼吸清く育つ。

 心に黙するは多心經なり。これを綱領と為す。

 意に守るは清浄經なり。前に降りて後ろに昇る。

 左肝家は青龍經なり。木母を守り定む。

 右肺腑は白虎經なり。金公を看て承(う)ける。

 北極經はよく水を鎮め、これを腎において存す。

 脾中の宮は黄庭經なり。法輪を転じ運ぶ。

 三蔵師は西天(西域)を過ぐるに辛苦尽きず、

 九九の災い、八一の難、死中に生を得る。

 悟空(孫悟空)は心、沙(沙悟浄)僧は命、三蔵(玄奘三蔵)はこれ性なり。

 白馬(龍)は意、八戒(猪八戒)は精にして五行に配合す。

 五千四百を一蔵となし、正に十四年。

 十萬八千里を行ない、始めて雷音に到る。

 先に無字の經を発し、後に字のある經に更(かえ)る。

 十二部の眞妙なる品は、ことごとく人身に在り。

 塵世の人、迷昧深く全然未だ醒めず。

 再び眞經の道は死を了え、生を超えるを窮めず。

 僧道ありて諸經を執りて打鼓唱念す。

痴(おろか)なる心にて鬼魂を度するを思い、全く虔誠無し。

五葷と三厭を吃(くら)い、葷口をもって読咏す。

假(いつわ)りにて求め拝し文書(符呪)を焼き、佛門を軽視す。

佛は先にその亡魂を主とするに罪三等を加う。

また假りの僧道は十分の過ちを記すを要す。

到頭来たれば一人一人、三途(火途・血途・刀途。かず・ちず・とず。それぞれ地獄道・畜生道・餓鬼道のこと)で困を受く。

因みに武帝は佛教を興すも大道明らかならず。

ただ求めるは空門を興し、食の路經を謀るのみ。

那んぞ法を乱せば、後世を誤るを暁(さと)らんや。

弟子に嘱(ことづけ)す。よく眞假の路經を惺悟せよ。

無字の經は自己を超(すく)い、ならびに宗親を度す。

掌教佛(釋迦佛)は流傳して二十八佛性に至る。

東土に到りて原人を找(さが)し、道根を接続せん。

時(つね)に指さし望むは皇胎児、旁(門)を去って正に従い、明師を求め眞訣の傳えを求め、超生了死すべし」

大師は、一切を慧可に示し終えるや座を立ち、何処ともなく去って行きました。慧可は無限の法義をいっぱい聞きましたが、さらに師の訓戒を受けたい心で大師のお姿を見ました。師のお姿からは皓皓たる毫光が輝いているのを拝し、ただただ平伏して何時までも顔を上げることができませんでした。

遠く師のお姿を見送った後、はじめて慧可の心に喜びと悲しみの情が湧き起り、わが身に掛かった命の重さを改めて認識しました。再び来られない師の姿を拝し丁寧にその洪恩を謝し、礼を終って詩を吟じました。

「先天無為の大道は成佛妙用の機関なり。

超生了死は等閑(なおざり)にするなかれ、得たるものは何ぞよく軽賎せんや。

我は生死性命のために左膀を卸下(きりおと)して傳えを得る。

熊耳山間に苦しく琢研し、はじめて一貫を明らかに得る。

師の層層(かさねがさね)の指破を感謝し、放し出ずれば天の如く、海の如く寛し。

収め来たれば芥子の如く一毫の端、眞にこれ一をもって萬を貫く。

切に後輩の佛侶に嘱ける。萬金あれど切に軽く傳えるなかれ。

苦海の衆生は誠虔あれ、妄(みだ)りを除き、眞に帰すれば岸を指さす。

ひとたび六道の輪廻を見よ、脱骨の山の如きは忍び難し。

まさに天機を悉く洩らし穿つを欲せども、また天監の逃れ難きを恐る。

半明半暗を得て、泄(もら)して後世の人に参じ与う。

師にこの玄関の指點を求むれば、永遠に極楽宮院を証す」

慧可は大師の正法を得、道脈を承け継いで感謝の念はなかなか覚めず、師を讃じて再び詩を吟じました。

「佛法を明らかに分かりて説き尽くせず、一巻の心經、字字眞なり。

 有字の原(もと)は無字より出で、南柯(なんか)の夢を裏人(みるひと)を喚(よ)び醒ます。

大海の波中に一盞(さん)の燈あり。剔(てき。解剖)起す人なければ分明ならず。

もし明師に遇りて親しく指點せられば、裏頭(うち)より外頭(そと)の人を照見す。

大海の波中に帆柱を起立(たた)す。わが佛は彼岸にて幾回か等(ま)つ。

三還九転して来たりて汝を度す。縁あらば遇り来たりて太微(極楽理天)を証す」

 慧可は、大師の名前(達摩)と自分の名前(神光)を頭にして一偈を作りました。

「達人命を知らば郷を思うを要す。摩して正根に着かば左旁を去れ。

 神仙、一人一人均(ひと)しく分あり。光明の大路は西方に透る」

 三日三晩降り続いた雪は、なおも一段と激しく風さえ伴ってきましたが、慧可の心はいよいよ燃えて、師との約束を必ず果たそう、果たさなければならないと堅く心に誓ったのであります。

(上巻終り)


第4章 地球はあなたの家です(2)

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第4章 地球はあなたの家です

Ф地球を理解し、地球の内部に横たわっている秘密を理解するためには、あなた自身のなかにある謎を解くことが必要です。とくに、あなたの潜在意識における自我の根底にある謎を解く必要があります。

 

爬虫類の人種、または愛情をこめてリジーと私たちがよんでいる存在は、あなたの祖先の系譜の不可欠な部分なのです。

彼らは畏敬の念を起こされるような恐ろしい、そして優雅な意識の集合体です。

というのは、彼らは多くの存在がひとつになったものだからです。

爬虫類はあなたを、あなた自身の遺産・過去の深い根っこと結びつけてくれる存在の一側面であると理解することが大切です。

生命の車輪にのって、12の物語に向かって拓かれつつある存在としてのあなた方自身をより深く理解するためには、あなた方の家とルーツと遺伝子を理解することが絶対に必要です。

 

爬虫類のエネルギーは創造神からきていることを理解してください。

彼らは最初に地球を計画した存在たちが生きた図書館をデザインするのを手伝った、すぐれた遺伝学者なのです。

彼らは古代から存在する人種であり、意識のある生物を創造することにおいてすぐれた存在なのです。

彼らはそもそも地球において人間をつくり出すことを考えた存在の仲間なのです。

彼らはその技術を古代の人々から学びました。

優秀な遺伝学者であるリジーは非常にすぐれた能力をもち、遺伝子の編成および遺伝子の操作に関してきわめて高度な技術をもっています。

遺伝的に生命を調節する能力において、彼らはその他の数多くの輝かしい能力をもった存在をはるかに凌駕しています。

したがって存在の無限な広がりのなかで、爬虫類の家族は創造者として知られており、生命形態の遺伝子の構造を組織する責任を負っているのです。

 

親愛なる人間野皆さん、このような考えによって何かを感じる機会が提供されるはずです。

この問題について考えながら、あなたの祖先の家系譜を調べてください。

爬虫類の家族を通っていく旅を、あなたのルーツをさらに深くわけいくための鍵と見なしてください。

爬虫類の影響があなた方の生物としての構造の核心にあり、いまこの存在があなた方の意識によみがえりつつあるのです。

彼らはおもちゃとして登場し、映画やテレビ番組に登場し、広告でもかっこよく描かれ、あえて思い出す選択をしている人々に名前を貸しているのです。

彼らは、表現され、理解され、愛され、癒され、統合され、受け入れられる必要のある自我の一部としての潜在意識から発しているのです。

あなた方の霊的な自我、生物としての自我がこのプロセスの鍵を握っています。

 

ある時点においては、それは歴史をはるかさかのぼった昔のことですが、爬虫類の家族はきわめて情け深い、精神の高揚をもたらしてくれる人種でした。

この家族のメンバーが地球にやってきて、生きた図書館をつくることに深くかかわりました。

しかし、やがて彼ら自身のあいだで、そしてその他の創造神の代表たちとのあいだで内戦が起こりました。

この戦争はすべて権力を勝ち取るためにお互いから分離するというありかたにもとづいていました。

思い出してほしいのです。

進化する人間としてのあなたの旅の一部は、自分が自由意志をもった、そして分離した、ユニークで昔から存在する人間という生物であると理解することです。

あなた方は自由意志をもった、その他の分離した、ユニークで古典的な生物を発見しつつあり、結局みなひとつなのだということを悟りつつあるのです。

数え切れないほどの生物があなた方の世界に姿をあらわし、内なる真実にいたる障害をとりはずしつつあるいまこそ、知性の無限の独自性を承認すべきでしょう。

 

古代の爬虫類の祖先は、いったん現存する存在として認識され、承認されれば、彼らがこれまで演じてきた役割から解放されるでしょう。

あなた方は多次元の存在であり、あなた方のひとつのヴァージョン、地球に存在する人間というヴァージョンなのです。

同時に別な存在のヴァージョンにおいて、あなた方に影響をおよぼしている存在になることも可能なのです。

あなた方が爬虫類であるという現実のなかに入っていき、彼らのジレンマを体験し、彼ら自身のパラダイムのなかにおける制限を体験することができます。

あなた自身およびあなたの住む家についての考えが変り、それによって新しい主体性が確立すると、あなたは自分のルーツに対し、過去、現在、未来のすべての方向において、あなたのルーツに影響をおよぼすことになるでしょう。

あなた方は存在の巨大な網の目と親密につながっており、あなたが変化するにつれて、あなたの考えの意味はその存在の網の目に、存在のすべての側面に対する可能性として新しい衝動を送りこむことでしょう。

 

プレアデス人である私たちは、現実に関して現在のあなた方よりも広い見方をしています。

それを分かち合うために私たちは地球にきています。

宇宙全体で行なわれているルネッサンス祭への入場券、ゴールドカードを私たちはもっています。

私たちに見えることをあなた方にお話します。

私たちが話すことが、お祭りのすべてであるとみなさんは考えがちです。

実際は、私たちが話すことは、無限の広がりをもつ出来事のなかでも奇抜な出来事やそのかたすみの話を、とくに関心をそそる重要な領域を強調しながら話しているにすぎません。

あなた方には、これがすべてひとつの壮大な「いま」であることがわかっていません。

混沌と自由意志が支配しているように見えるかもしれません。

しかし、このプロセスを通じてさまざまなエネルギーがばらばらにされ、そしてふたたび接続されて、生命の内的な価値と不可避的な協調関係が体験されるでしょう。

 

思い出してほしいのですが、私たちはあなた方の現実を過剰に定義づけてしまうつもりはありません。

あなた方がちょっと立ち止まって良い眺めを楽しめるように、鍵となる展望台を教えたいという意図をもっているだけです。

存在の生物的な側面を見てみれば、前方に見える眺望を理解しやすくなるでしょう。

あなた方の家系図をたどる内なる旅においては、祖先のなかに爬虫類の意識があったという事実は認識するに十分値するものです。

それをしなければ、発達段階としての一連の体験を欠くことになり、あなた方のルーツを理解し、これからどこに行くのか、またこれまでどのような体験をしてきたかを理解するうえでの助けが得られなくなってしまいます。

 

爬虫類を祖先にもつという考えを非常に恐ろしいと感じる人もいるでしょう。

この恐怖感を意図的にあなた方に抱かせて、あなた方がどこからやってきたかを発見出来ないように仕組んであったのです。

長年のあいだ、あなた方の爬虫類の系譜は意識されないようにしておく必要があったのです。

あなた方の世界を共有する、いわゆる目には見えない力によって、思考および現実の創作において数多くのまわり道がつくられてきました。

いま爬虫類の記憶が、夢や漠然とした考え、または象徴や過去世の体験といったかたちで潜在意識から浮上しています。

これはすべて、人間の行動パターンと本質的につながりをもっています。

続く・・・

Ray : 現代は外面は美しいが心は醜く、中古は外面も美しく心も優しい。古代は外面は醜いが心は美しいと言われてきたあなた自身の内面と変遷をその時代・時代の人々の信条・生活環境から考えることができます。

 

記憶はあなた方の細胞のなかに埋もれていて、あなた方は底に何があるかはっきりわかりません。

身体を感じてください。

そして、脊髄、チャクラ・DNAの12の束は上にのびている生命の木であると想像してみてください。

その木の根に一匹の大蛇がいて、あなたと地球を結びつけています。

この種のイメージは、あなたが爬虫類を祖先にもつという事実を理解するのに役立ちます。

その結果、何の価値判断もせずに、中立的に見ることが出来るようになりました。

大蛇のエネルギーが貴方の生命の木をのぼり、あなたの身体をのぼり、身体に電気を走らせるのを想像してください。

爬虫類の家族の一員であるあなたは大蛇のイメージによって、あなた方を創造した神々についての細胞レベルでの記憶が点火され、あなたは大蛇から生れた存在であり、大蛇はあなたに生命をもたらしてくれるのだということがわかるでしょう。

 

人間の祖先が爬虫類であることを示すてがかりはたくさんあります。

爬虫類の姿は石にきざまれ、象徴として数多くの聖地や、地球の大きなレイライン〔エネルギー・ライン〕ぞいの場所にみることができます。

大蛇や龍、爬虫類についての神話や伝説は、ほとんどすべての土着文化の親密な理解と主要な教えの核心をなしています。

大蛇、爬虫類、龍はトーテムとして強力な影響力を表現します。

しばしば誤解されることはあったにしても、力を承認し、人間がどこからやってきたのかを認識する儀式の象徴として尊敬されています。

現代においても、アメリカの医師たちはカデューシアス〔2匹の蛇がまきついて上部にある双翼のある杖〕を用いますが、之は医療の伝統のルーツを示すものとして2匹の蛇が杖にまきついている姿を描写した古代のシンボルです。

 

あなた方の神話が龍とよんでいる古代の爬虫類は、クリスタルを貯めこんだことがありました。

クリスタルは情報を送ることも出来れば、情報を受けとることもできるものです。

もっと高度な文明の多くは、爬虫類のエネルギーによって地球に固定されました。

爬虫類のエネルギーは人間の青写真にアクセスして、その青写真をひとつのシステムから地球のシステムへともってきたのです。

爬虫類たちは、ものすごい量のクリスタルのエネルギーをもってきて、それを地球の地層や洞穴に作戦の基地として貯蔵することによって、これをなしとげたのです。

それから、彼らは別なヴァージョンの自分を代表として外界に送り出したのです。

多くの場合それは蛇のかたちをとりました。

彼らが外界に入っても害を受けずにすむためには、そうするしか方法はなかったのです。

彼らが龍のエネルギーのままで外界に姿をあらわしたならば、当時の人間の意識はその出会いに耐えることはできなかったでしょう。

 

今日のあなた方はより広い展望と、より壮大な信念体系を探求しています。

あなたがある現実について考え出すと、現実はあなた方が考える方向になびいていきます。

地球の生命力はあなたによって発見されることを待っています。

彼女がだれであるかをあなたが理解すれば、彼女はあなた方により豊かな生命力を提供してくれるでしょう。

地球を「母なる女神(マザーゴッデス)」と考えてみることもできるでしょう。

すなわち、あなた方にものを与え、やしない、食べ物を与え、あなた方に巣を与えてくれる存在の一側面、それが母なる女神です。

彼女はあなた方の家であり、母であり、あなた方の出生の地です。

 

何者によっても制限されることがなく、行くさきざきで素晴らしい機会にめぐり会えるあなたを想像してみてください。

そうすると、実際にそのとおりに実現するでしょう。

あなたの人生にさまざまな制限があると考えてみてください。

そうすればそれらの制限は必ず実現するでしょう。

思い出してください。

あなたは自分が考えるような人生をサポートするエネルギーを、いとやすやすと引きつけることができるのです。

自分自身を信頼する瞬間瞬間が、光に満ちた輝かしい人生に向けてあなたを花開かせていくための、はずみをつくり出すのです。

このプロセスには、宇宙の家族と同等な存在として自分自身を認識できるようになることもふくまれます。

 

現在、多くの人が、まるで地球に住むに値しない場所になってしまったかのように、地球を見捨ててどこかに行きたいと思っています。

怒りに満ちた声が都会の状況や汚染された水のことを非難します。

まるで地球自身がこういう状況をつくり出したかのような態度です。

私たちはあなた方にこういいたいと思います。

「地球よりもよい場所を見つけることなんてできるでしょうか。あなたの家は、あなた次第でどうにもなるのです」。

 

地球の協力がなければ手にすることができないものがたくさんあります。

予報不可能な天候パターンが当たり前になってきました。

鉄砲水やさまざまな驚くべき出来事がどこからともなくやってきます。

現実はもはや確実で不変のものと見なすことはできなくなりました。

人間としてのあなた方の生活の出来事のなかでなんどもくり返しくり返しあらわれるのは、あなたの無責任さと、犠牲者意識です。

あなた方はくり返しくり返し、人間は無力だという核心的な仮説に戻っていきます。

あなた方は犠牲者で無力な存在だという考えを、あまりにも長いあいだ受け入れてきました。

続く・・・

進化する磁石

バシャール:テレポート

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2017-12-13 02:37:53 NEW !
テーマ:   反重力とは、物体に加わる重力を無効にする方法を指していますが、実際は重力を無効にしてテレポートを可能にしているわけではありません。物体には”ロケーション情報”があります。この部分に手を加えて”ロケーション”の関連性を変える事で、テレポートを可能にしています。

例えば、二つのペンをそれぞれ机の端と端におきます。私たちはこれらを同じペンだと考えがちですが、実際には異なる”ロケーション情報”なので、異なる物体として存在している事を意味しているのです。ですから、バシャールの住む次元から私たちの住む次元の太陽系へ行くために”ロケーション情報”に手を加え、テレポートしてやってきています。つまり、バシャールのクラフトが存在する場所と、行きたい場所の”ロケーション情報”を入れ替えてあげる事で、行きたい場所のロケーションにパッと出現する事ができるというわけなのです。

ですから、テレポートと言っても物質的に移動するニュアンスでは無いかもしれません。それよりもどちらかというと、平行世界に目的地の世界を作り出している方がより近いかも知れませんと、バシャールは話しています。

バシャールは宇宙船に乗って地球へやってきていますが、実は宇宙船なしでも移動する事ができると話しています。ただ、私たち地球人の許容力が育つまでの間は、驚かさないためにもクラフトを用いて移動する事になると話しています。

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PFC-JAPAN 20170920 コブラとフルフォードとカウイラペレのジョイントインタビュー

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Ray:4次元情報です。

PFC-JAPAN 20170920 コブラとフルフォードとカウイラペレのジョイントインタビュー

プレアデス+地球をひらく鍵~第4章 地球はあなたの家です(3)第4章 終わり

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第4章 地球はあなたの家です

Ф地球を理解し、地球の内部に横たわっている秘密を理解するためには、あなた自身のなかにある謎を解くことが必要です。とくに、あなたの潜在意識における自我の根底にある謎を解く必要があります。

 

責任ある生き方を促すための教訓の実演は、人生劇場においてますます加速され、あなた方が開始したカルマを完了するためのドラマが演じられるでしょう。

もしもあなたが現在住んでいる場所がすきでなかったなら、すべてを見つめ直すつもりで、真心をこめて地球に語りかけてください。

貴方という存在の細胞と話をし、光をあなたのなかに入れテ、地球に向かってこういってみてください。

「私の人生において、私の力でできるかぎりあなたを体験することが私の意図することであり、喜びです。偉大な地球であるあなたにお願いします。私にとってのなぐさめと喜びと安全と、冒険のある場所を見つけるのをどうぞ手伝ってください。本来の私を発見し、家としてのあなたをよりよく知ることができる場所を探したいのです」。

地球はあなたがだれであるかを知っています。

ですから彼女に語りかけ、彼女を承認することはよいことです。

 

あなた方の多くは、たくさんの人たちが殺すことを選択し、戦争にいくという選択をしつづけていることに心を痛めています。

思い出してほしいのですが、このような体験の重要性を信じている人たちは、それをつくり出し、探求しつづけるでしょう。

あなた方はこれと並行した現実に存在し、かつ、このような体験を自分に引きつけないことということは可能なのです。

大掃除が進行中です。

あなた方にはそれを止めることはできません。

地球のエネルギーは加速されつつあります。

それによって存在の核心で振動するエネルギーを、また祖先の系譜に見出す真実を、あなたは現実かしていくでしょう。

今という時代はきびしい時代です。

家族や文明を代表しているシステムが崩壊して、ばらばらになっていくように見えるのですから。

うまく機能しないシステムは確かに崩壊しています。

そして、あなた方は存在の核心をぐらつかされた結果、本当に機能し、地球を尊重する何かを発見することになるでしょう。

あなたがもしも自分の家を面倒みることが出来ないのであれば、家をもつに値しないのかもしれません。

 

あなたの世界には、他人の世話をすることをサポートするシステムがたくさんあります。

世話をするというのはたしかに高貴なプロセスです。

しかし、多くの場合、あなたが他人のためにいつも魚をとってあげていると、彼らはあなたが魚をとってくれることに依存するようになります。

ですから他の人世話をしつづける人たちは、与えるという役割にはまってしまって、それが自分の存在価値であり目的であると思ってしまうことがよくあります。

あなた方の祖先でもある神々も、ある程度この罠にはまってしまいました。

彼らの被造物に崇められたために、このゲームによって力づけられ、非造物のために存在することにしたのです。

しかし、やがてこの神々も自分たちが罠にはまって、それ以上前進できない状態にあることに気づきました。

あなたが発見することは、地球の環境を高めて人間家族を前進させるために分かち合うのが最善です。

 

私たちは地球は家であるといいました。

つまり、あなたがコミットしなければならない場所であるといいました。

思い出してほしいのですが、地球は数多くの存在にとっての家でもあるのです。

あなた方はまだ会ったこともないかたちの生命体と、あなた方の現実を分かち合っているのです。

これは地球があなた方に見せてくれるであろうことのひとつです。

あなた方のいる同じ空間に、いくつかの並行次元が存在しているのでしょうか。

これらの次元を移動できるエネルギーないしは存在とは、だれなのでしょうか。

証拠がないという理由で相手にされない神話や伝説の多くは、あなた方の家についての本当の物語なのです。

 

地球はかけがえのない宝石です。

そして、あなた方はこの宝石にとって不可欠の鍵であると見なされています。

しかし、誤った方向に導かれた目的意識のなかで、あなた方は生命を探求する舞台である地球を尊重することなく、エゴだけをほめそやそうとしてきました。

今日、何が一番重要なのかについて、一般の人々の意識には相剋があります。

数多くの人々が、これからの数年間に家を失ったり、家を捨てたりすることになるでしょう。

それによってあなた方はより緊密な人間関係をもつようになり、人類はひとつの家族なのだと実感するようになるでしょう。

おそらくはきびしい状況に直面してあなた方が団結するとき、あなたの家族以外の人たちのことも理解できるようになるでしょう。

ほかの形態をもった生命体、さまざまな次元が開かれるなかで地球の仲間として統合されるのを待っているわけですが、やがて現実の無限の創造性と多様性を明らかにしてくれるでしょう。

 

地球の教えがいまあなた方にたいして開かれようとしています。

というのは、あなた方はいまそれを理解できる、きわめて重要な段階にきているからです。

あなた方は自分の家である地球を見直しつつあり、地球はそれを感じとっているのです。

地球は、「私がもっているものを求めている人間がいる」ということが解っていて、それで彼女のコードや物語を解放するのです。

あなたがほしいものについて考えてください。

地球はあなたの考えを読み取ります。

地球は生きた生物的存在です。

彼女はいきているのです。

 

あなたの身体のなかに住んでいて、あなたの意識的な指示を受けずにさまざまな機能を果たしている、何十億というバクテリアはあなたを必要としているのと同じように、地球はあなた方を必要としています。

ひとつの微生物は単独ではきわめて有毒であることもあります。

しかしそれが他の微生物と一緒になると、彼らは何をすべきかわかっているのです。

彼らはあなたを毒殺したりすることはありません。

すべての有毒なものを食べて、あなたが死なないようにしてくれるのです。

もしも彼らがあなた方の体内にいなかったとしたら、あなたが摂取する食べ物はあなたの身体を通過することはできません。

あなた方は、いうなれば有害な存在があなた方の身体のなかで生活することを許しているわけですが、実際のことを言えば、あなた方は彼らなしでは生きられないのです。

これと同じように、地球はあなた方およびその他のすべての生命体がいなければ生存できません。

 

まさにこの地球において生命がつくられています。

この太陽系においては、地球は生命の家なのです。

すなわち生命が創造される壮大な実験室です。

どうぞ地球を愛することの目的を理解してください。

あなた方が彼女に愛情を示せば、それに対して地球はあなた方が知る必要のあるものすべてを解放してくれるでしょう。

 

地球が威厳を持った美しさを回復した状態を想像してみてください。

深く澄みきった青空に、堂々たる樹木がブラシをかけるようになびき、雲が波のように押し寄せて巨大な頂をつり出します。

島の歌声があたり一面にひびきわたり、まるで交響曲のようです。

それぞれの音楽がただその瞬間のために演奏されます。

 

生き生きと感じるあり方をマスターしてください。

潜在意識の自我としまい込まれてある自分を探求しながら、あなたの生命の意味を発見してください。

あなたの存在の根っこを、まるで大蛇のように地球の記録のなかにすべりこませ、この場所の正当な住民であるあなたの家、荘厳な地球をあなたの記憶に呼び戻してください。

第4章終わり

バーバラ・マーシニアック著書

1994年 プレアデス+かく語りき

古歩道ベンジャミン「米韓対北防衛」 アメリカにとっての北朝鮮脅威論の本質は? [モーニングCROSS]

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【衝撃】5次元とは…あなたが5次元の世界に入り始めた7つのサイン

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バシャール:思い出す事

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2017-12-14 02:02:53 NEW !
テーマ:

”類は友を呼ぶ”という波動の法則にあるように、”同じクオリティ”が引き合って統合してゆきます。つまり波動の法則上、貴方の中に存在しない波動を体験する事はありません。という事は、一見『あれ?』と思える体験が引き寄せられてきたとしても、その体験をする理由が必ず貴方の中にある事を意味しているのです。ですから思わぬ体験が引き寄せられてきたとしても、自分の中に”同じクオリティ”を抜き出すきっかけとして活用する事ができます。

波動の法則上、貴方の中に存在しない波動を体験する事はできません。それを念頭に入れて次のことを考えてみましょう。

例えば、過去にあった困難を思い出す時、”ちょうどあの時のバージョンの貴方”にシンクロして”同じクオリティ”を呼び込んで思い出しています。ですから一旦手放した波動をまた呼び込んで同じ波動域にわざわざ浸っています。

例えば、あの時のあの人の笑顔が忘れられない!その気持ちを思い出している時、”ちょうどあの時のバージョンの貴方”にシンクロして”同じクオリティ”を呼び込んで思い出しています。

つまり記憶を思い出すことも、全く同じ波動のメカニズムで引き起こされているのです。ネガティブな記憶を引っ張り出す貴方は、その波動域にシンクロしているから引っ張り出す事ができます。ポジティブな記憶を引っ張り出す貴方は、その波動域にシンクロしているから引っ張り出す事ができるのです。ですから、その波動を思い出している時、貴方は実際にその時の”在り方”を体験しています。もちろん、以前に感じた感覚と全く違う感覚を味わうでしょうが、それは貴方が新規に変わっているので感覚が異なるだけなのだと、バシャールは話しています。

【世界的な銀行崩壊】銀行がお金を預からない! 口座開設を迷惑がられる理由

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Ray:2018年は穏かなバルブ崩壊!投資で利益を得る時代はおわる。

12/14(木) 6:03配信

ホウドウキョク

(画像:ホウドウキョク)

最近、銀行口座の開設を断られる企業や個人が増えてきている。

お金を預かることが仕事であるはずの銀行で、一体何が起こっているのか。この先、銀行はどうなっていくのだろうか。ニッポン放送「あさラジ」の高嶋ひでたけが、ジャーナリストの須田慎一郎氏に聞いた。

昔はお金を預けたら喜んでもらえたのに…

高嶋:
最近、客が銀行に口座の開設を断られることが増えているそうですが、これは本当ですか?

須田:
そうなんです。企業も個人も、断られるケースが出てきています。私も不思議に思いました。銀行というのは「お金を預かる」ことが仕事じゃないですか。

高嶋:
そうですよね。

須田:
昔はお金を預けたらむしろ喜んでもらえた。どうして最近は迷惑がられるのか不思議に思い、調べました。

1つだけ難しいキーワードをご紹介します。
銀行の経営を見ていく中で、「集めた預金の何%のお金を貸しているのか?」というのを「預貸率(よたいりつ)」と呼びます。

銀行は、お金を預かって貸すのが仕事ですから、普通は100%貸すべきもの、と思っていました。

しかし、驚いたことに、2017年10月の最新データでは大手銀行、メガバンクでの預貸率は51.2%なんです。

高嶋:
半分しか貸していない?

須田:
そうです。

これは1年前だと60.1%ですから、約9%減っています。これに対して地方銀行は、直近の数字では73.9%でした。これでも頑張っている方だと思います。

高嶋:
地銀は都市銀行よりは高いのですね。

須田:
なぜ、こんなことになっているのか調べてみると、これは預金を預ける側、つまり個人や企業がそうですが、企業はいま史上空前の好業績を上げています。内部留保など、ものすごくたくさんあると言われています。

ところが、マイナス金利で運用先がない。それで「仕方がなく銀行に預金として積んでおく」という状況になる。個人も似たような状況で、銀行にどんどんお金が集まっている。しかし、マイナス金利なので、銀行も、そんなに預金を持ってこられても、貸し出しに回そうと思っても…。

高嶋:
ありがた迷惑ということですね。

須田:
その通りです。さらに驚くことに、企業が持ってきた預金を、「全部は預かれない」と言って断るケースが増えているそうです。

個人に対してはまだ断っていませんけどね。そうした意味で言うと、このマイナス金利の影響というのは、各方面に及んできていると考えられます。

預金も手数料が取られるかも?

高嶋:
昔の話ですが、「銀行はそのうち、“お金を預かってくれる”ことに関して、手数料を取ることになる」と言っていた人がいました。

須田:
その通りです。近々そういう状況になっていくのでは、と。どうしても預けたいのなら、金利は微々たるものだけど、その一方で「手数料取りますよ」と。

高嶋:
銀行に預かって貰った方が安全ですからね。

須田:
「火事や泥棒のリスクがある家のタンスに入れておくよりも安全。だから手数料を払ってね」という時代が、もうすぐやってくるということです。

高嶋:
その話は本当になっていく?

須田:
この数字を見たら、明らかじゃないかな、と思います。

高嶋:
ということは、銀行預金で利ざや、というか利息を稼ぐなど、僕らにとっては定期などでいろいろと常識でした。そんなことももう無い、ということですか?

須田:
そうですね。そろそろボーナスシーズンです。なので、これから真剣に考えた方がいいと思います。

高嶋:
世の中は変われば変わるものです。

高嶋ひでたけのあさラジ!

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【次元上昇】地球の皆さんへ、アセンションはもう始まっている

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【次元上昇】地球の皆さんへ、アセンションはもう始まっている

12月8日:マイククインシーのハイヤーセルフからのメッセージ

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NEW! 2017-12-14 16:16:14

12月1日分は他の方に依頼しているのですが、まだのようですので、こちらを先に送ります。 

http://www.galacticchannelings.com/english/mike08-12-17.html

 

 

12月8日:マイククインシーのハイヤーセルフからのメッセージ

 

今年は多くの動きがあると約束されてきましたが、それが裏切られる事は無く、世界の政治を巡る不安定要素はまだまだ変化する途中段階にあります。これから来るべく変化の背景には、人々の希望を代表するにとどまらず、人々を第一に考えるような政治の樹立を目指す、ゆっくりとしたでも確実な動きがあります。という訳で、変化はやって来るし、オープンで誠実な政治に向け、今後はハッキリとした動きがみられるでしょう。政治とはそもそも人々の為であり、人々によるものですが、もうすぐ本当にそうなります。古いあり方に執着している存在たちは、何があっても権力にしがみつこうとするでしょうが、変化に対抗しようとする彼らの試みは成功しません。新しい時代となった現在、古いあり方の居場所はないし、これから人々を導く立場の人たちはその立場に就く準備が出来ており、人々が皆平等な機会を得る事ができ、全ての人が平等に扱われる、より公正な社会へと進んでいきます。

 

多くの方が、これらの変化を今世中に目撃するでしょうし、全ての人々の愛を基本とした新しい社会へと続いていく最初の兆候は確実に見る事が出来ます。創造主の目から見れば、どの進化の段階にいようと、全ての方は平等に愛されています。全ての魂は、自分のニーズに合った経験を体験しており、今世の状況ですべてを判断する事はできません。今現在ネガティブな事に没頭している魂でさえ、非常に大事な教訓を学んでいる最中であって、スピリチュアル的な要素の欠落に関しては、それを乗り越える手助けをしてあげなくてはなりません。そういった知識は、それぞれの魂の準備が整う適切な時期にやって来て、人は毎日を生きていく上でそれを実践していく事が出来ます。

 

今現在みなさんは既に新しい時代に入っているので、急速な発展に繋がる無限の可能性を得ています。古い固定観念に邪魔されずに、オープンな考え方のできる人は、非常に直感的に最新の考え方をスムーズに受け入れる事が出来ます。古い教えは、過去の時代の為のものであり、その役目を終えた今はより壮大な考え方に移行していくのだという事を忘れないでください。中には、新しい考え方を古い枠組みに無理矢理当てはめようとする存在が出てくるかもしれず、それはまだ先に進む準備が出来ていない方々を満足させるかもしれません。しかし、真のメッセージはそれでは失われてしまいます。アセンションはすぐそこまで来ているので、ある意味もう時間はなくて、入って来る新しい情報について行く為には、既にバイブレーションが上昇していないとなりません。みなさんは、自分自身の進化度合いを判断する事が出来ますので、自分はうまくやっているかどうかを心配する必要はありません。あなたがアセンションしたいという希望を保ち続ける事ができ、新しい教えを日々の生活の中で活かす事が出来ればあなたは必ず成功します。

 

未来は心底明るくワクワクする未来となります。何故なら、今みなさんが経験しているような問題は全部なくなるからです。バイブレーションは少しずつ上昇しており、非常に歓迎するべき変化が起きつつあります。今の地球のカオスを見ていると、いったい変化はいつ、どうやって来るのかと思われるかもしれませんが、もう既に形作られています。この先には大きな変化が待ち受けておりますが、一昼夜で成し遂げられる事ではありません。最初はごく小さな変化なので、気が付く事が出来ない程ですが、今のシフトの時期に必要な場所に確実に届いています。アメリカ合衆国の新しい統治は、世界がその後に続ける様な最高の事例となり、新しい時代の実現を確実にする要素をもたらします。遅れを取りたくないその他の国家は、それに次々と続き、人々の生活の質は全般的に上昇するでしょう。これは一昼夜で成し遂げる事は出来ないかもしれませんが、意図ははっきりしているし、その他の部門からも多くの助けが提供されています。

 

親愛なるみなさん、みなさんは何度もの転生を何とか切り抜ける中、とても幸せな瞬間も味わったし、非常に難しく苦しい時間も体験され、それによってみなさんはより強くなり、頑張った甲斐があって低いバイブレーションから光の中へと上昇されました。この高いレベルから下がるべき理由など何も無いので、ゴールに焦点を置きながら、間違いなくアセンションに向かって行くでしょう。あなたはもう、ゴールテープを切る寸前にいるので、周りで起きている事などに気を取られないでください。あなたが求め続けてきた平和と愛はもうすぐ手に入りますので、そうなった際は振り返って、今まで費やした努力は決して無駄ではなかったとご納得される事でしょう。どうか、毎日目の前で起きている事の先を見てください。そして、ヴェールの両サイドの存在たちによって、あなたがサポートされている事を知ってください。

 

もちろん、アセンションはあなたの進化の旅の終わりではありません。むしろ、今は全く違った自分となられていますが、これからは真のあなた自身/あなたのハイヤーセルフの出現の始まりです。今は、いわば梯子の一番下段である地面から最初の段に片足をかけながら、これから先見るであろう新しい経験という景色を見上げている状態です。そこにつく頃には次の一連の経験に対する準備はしっかり整っているだろうし、あなたはこれからの未来がどうなっていくかに対して、それを決める大きな役割を担うようになります。美しい母なる地球はバイブレーションが下落するような一番難しい時期に、あなたに栄養を与え、導いてくれました。そして、落ち込む度にあなたは盛り返し、その都度進化の道に舞い戻ってきました。

 

もう既にご存知かと思いますが、あなたはもう既に一線を越え、新しいサイクルの最初のステップを踏み出しました。古いバイブレーションのものは、事実上全てもう必要なく、みなさんは今まで背負ってきた数々の荷物を置いて、新しい道を歩む機会が得られています。みなさんは、更なる進化の為にという前提の下に、次のアドベンチャーをどのようにしたいかを決める壮大な機会を得ています。みなさんの今後の経験は、ネガティブな要素に邪魔される事がないので、これまでとはかなり違ってきます。あなたは、二元性というテスト期間を無事通過しましたので、今からはその努力や経験の結果としての、成功の果実を味わう時間です。

 

みなさんの中には、人間という存在が宇宙の中でそんなに注目を浴びていないのはおかしいと感じていらっしゃる方もいるようです。人間が地球環境を抜け出し、宇宙に行けるようになっているのにという事ですが、その理由は、みなさんが興味津々な宇宙の旅人たちから遠ざけられていなければ、恐らくその存在たちに進化を邪魔されていただろうからです。中には何千年も地球に住んでいる地球外の存在もいますが、彼らは人間の進化の邪魔をしてはならない事を知っています。彼らの宇宙船が地球の周りで目撃される事も多々ありますが、みなさんに接触する事はほぼありません。みなさんと歴史的なつながりを持った宇宙の存在であるプレアデス人などは時折姿を見せる事がありますが、可能な限り舞台裏に引き下がっている事を好みます。当然ながら、適切な時が来れば彼らは前面に出て、人々と繋がり始めるでしょう。彼らは、人間にとって親のような存在なのです。状況が変わるまでに、そう長くはかかりません。そして、もう間もなく愛と光の訪問者は地球に歓迎されつつやって来ます。

 

今日は愛と祝福を持って去ります。どうか、完了までの道と日々を光が照らしてくれますように。このメッセージは私のハイヤーセルフから来ました。

 

愛と光を持って

マイク・クインシー

Website: Tree of the Golden Light

 

訳:JUN

【希望の党に期待するわけ:世論調査の結果は有権者や政治家の日和見がすけて見えるから】希望の党ショック!支持率崖っぷち たった1%の希望…“小池フィーバー”見る影もなし

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Ray:1%支持の希望の党と小池氏の動きは、アメリカの政局と世界経済の激動によって今後の日本の政治の流れを占う指針になります。   2017.12.8 21:50   希望の党が崖っぷちに立たされている。世論調査の支持率は軒並み低空飛行が続き、8日に事実上閉会した特別国会でもほとんど見せ場を作ることができなかった。小池百合子前代表(東京都知事)という「看板」を失った後の展望はなお描けていない。

 「正直、さまざまな反省がある。この反省をしっかり踏まえて、来年の通常国会はパワーアップして臨んでいきたい」

 希望の党の玉木雄一郎代表は8日の両院議員総会で、殊勝な言葉を連ねて特別国会を振り返った。

 実際、希望の党を取り巻く状況は極めて厳しい。多くの世論調査で支持率は下落の一途をたどり、2、3両日のJNN(TBS系)の調査では1・0%(前回比2・4ポイント減)という衝撃的なデータが示された。「小池フィーバー」で一時的に高まった期待値は見る影もない。

 ジリ貧状態のなか、頼みの綱は他の野党との連携だ。玉木氏は8日、国会内で記者団に、他党との統一会派結成について「選択肢としてはあり得る」との認識を示した。民進党などを念頭に置いた発言とみられる

 ただ、安全保障法制などへの反対で足並みをそろえる立憲民主、民進(衆院では会派「無所属の会」)、共産、自由、社民の5野党と希望の党の間にはすきま風が吹く。改正組織犯罪処罰法の廃止を求める「共謀罪廃止法案」の提出をめぐっては、希望の党が党内の意見集約を断念し、5野党だけでの提出となった。

 5野党と距離を置く日本維新の会も、希望の党には冷ややかだ。維新の馬場伸幸幹事長は8日の記者会見で、古巣の民進党に秋波を送る玉木氏を「母屋に戻って、暖かいコタツでミカンでも食べながら楽しくやったらいい」と突き放した。

 孤立する希望の党は、民進党の「離党予備軍」の眼中にも入っていないようだ。民進党幹部は、数人の参院議員が立憲民主党入りするという観測を示した上で、こう肩をすくめた。

 「希望の党には、よほどの物好きじゃないと行かないでしょ」(松本学)

 

フルフォードレポート英語版(12/12):ハザール ギャングの大量逮捕によって急速に激しくなった秘密政府の頂点における権力闘争と非宣言内戦

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2017/12/14 02:10 転載元:嗚呼、悲しいではないか さんより

フルフォードレポート英語版(12/12)

西側の秘密政府の頂点における権力闘争と非宣言内戦は先週、米国とその他におけるハザール ギャングの大量逮捕によって急速に激しくなったと、複数の情報筋は同意する。米 大統領ドナルド・トランプが、裏に意味がある違う動きとしてエルサレムがイスラエル の首都だと認識するという宣言もあった。我々はこのことについては後で以下に説 明する。

まず、最初に、我々はカルフォルニアで起きている極めて異常な事件を見なければ ならない。最近、この州の市民は日本とアメリカが戦った第二次世界大戦における ソロモン諸島のように感じているに違いない。カルフォルニアの反政府派によってレーザーのようなエネルギー兵器が使われた強い証拠があると、国防総省とNSA情報 筋は認める。

LASERS FROM THE SKY & THE CALIFORNIA FIRES

ロサンジェルスのベルエアー火事は地下基地のゲティーセンターの小児性愛者を標的にしており、サンディエゴの火事は明らかに米海兵隊のキャンプ・ベンドルトンを 標的としているように過熱していると、国防総省情報筋は述べている。空からレーザー ビームがやってきて火事を起こしたことを示すビデオが現れた。さらに、建物は火事で完全に破壊されたが、その側に立つ木々は被害を受けていない 。

我々が目撃していることは、組織的に子供を虐待して拷問に掛けて、その肉を食べ るカルフォルニアのハザール派のメンバーの掃討であると、白龍会情報筋は言う。これは非常に恐ろしいことなので、我々多くにとって信じがたいことだと思う。読者 の中には、我々が先週、ハリウッドの監督/役者のメル・ギブソンはハリウッドの エリートは赤ん坊の肉を食べていると報告したことは誤情報であると主張する方がいる。しかし、ニューヨークタイムスのような所謂主流メディアは米司法省が中絶 された乳幼児の肉体と器官を販売している優生学組織「家族計画」を調査していると報道している。



http://www.breitbart.com/big-government/2017/12/07/justice-department-launches-federal-investigation-planned-parenthood/




https://www.nytimes.com/2017/12/08/us/politics/planned-parenthood-fetal-tissue-transfers-federal-investigation.html

そのような行動を行っているハザール悪魔主義者達は非常に長い間我々を支配してきたので、彼らのシンボルを世界中に公に展示しても安全だと感じている。例えば、日本銀行の建物は1982年に建設された物であるが、その正門や脇の入口に家紋があります。下の写真で確認できるように、家紋はハザール王室に所属する物である。二匹のライオンはユダヤのライオンとして知られている紋章であり、この印を示している人々はデイビット王の子孫であることを主張している。中央の印はホルスの目であり、所謂米1ドル札の上に見ることができるものと同じである。言い換えれば日本はスイス・ツーグのハザール悪魔世界本部によって運営されている。



ちなみに、日本の皇室は菊のご紋を使用しているので、それはそれらとは違う。日本銀行の報道官は、「我々の正式な立場は、その紋章が何を意味するのかは分からない」と述べた。日本銀行の錯乱状態にもかかわらず、日本が1863年以来ハザール・シオニストの植民地であった多くの証拠がある。

最新の情報は、「ロケットマンが太った少年と多くの人は同じと思うが、本当のロケットマンは、北朝鮮を強化するためにオバマによって設立されたスペースXのエロン・ムスクである」と言っている国防総省の情報源から来たものである。イスラエルに繋がる情報/誤情報サイトDEBUKAがハザール人北朝鮮傀儡がミサイルや核兵器を発射するたびに自慢しているのは不思議なことではない。

ラムズフェルドは海軍指揮官であって、元海兵隊ロバート・ミュラーとの隠蔽は徴兵逃れと、元副大統領ディック・チェイニー、ブッシュ家そしてイスラエルの911ほかの犯罪を取り下げさせたと、その情報源は言う。911までの日に、ラムズフェルドはまた、国防総省の予算から2丁3,000億ドルが失われたと言って有名になった。現在、国務国防総省は、廃棄物、詐欺と虐待を減らすために前例のない監査を受けていると、その情報源は言う。

議会はまた、連邦準備理事会を監査する法律を可決するよう圧力を掛けられている。これを実現するためには、米議会と上院議員は排除を受けており、これまでに30人以上の下院議員と上院議員が排除を主張されている。彼らは辞任するか牢獄行きだと言われた。最近の、議員ジョン・コンバートとトレント・フランクスと同様に上院議員のアル・ペネバント・フランケンに続いて、多くの他の人たちもまもなく続くことになると、その情報源は言う。

https://www.nytimes.com/2017/12/08/us/politics/dina-powell-trump-resign.html

トランプは彼の義理の息子を解雇するのは難しいとみて、クシュナー自身はイスラエルと他の違法行為に対して未登録の代理人として行動したとして起訴される可能性が高いと、国防総省情報筋は言う。

11月18日に、海兵隊のCIA本部襲撃はまた、ワシントンポスト、ニューヨークタイムス、ブルームバーグ、ABC、CNNなどの企業メディアがいつもの反トランプ報道に対して是正と謝罪を求められていることから、モッキンバード作戦は明確に終わらせた。今彼らはまた、真実と計画家族による赤ちゃんの肉の販売のようなことを報道するように圧力を掛けられている。

ところで、海兵隊のCIA本部襲撃を明らかにするために、我々が今聞いていることは、CIAのラングレー本部から180マイル離れた二つの空軍基地において力を誇示している。これは、海兵隊情報部隊が居住区に入りコンピュータを押収することをCIAに説得するには十分であったと、その情報筋は言う。その結果、司法省、裁判所とFBIの掃討は今始まったと国防総省情報筋は言う。

いずれにしても、国防総省戦略担当者は徒党を逮捕する彼らの全体的なステップはまさに軍事的なものであると言っている。それは、彼らがCIAのようは情報収集所を切り離し、下位の前線の軍隊を逮捕することで始めたことを意味している。ハザール人のケースでは、小児性愛とそのたぐいの犯罪に対して、MS-13ギャング、下位斡旋人とひもを逮捕することを意味している。これらの人々は彼らのボスが誰であったかを指名するよう圧力を掛けられている。

http://www.wusa9.com/news/local/multiple-law-enforcement-agencies-conducting-operation-in-dc-region/497268197

これらのすべての動きは先週のエルサレムをイスラエルの首都としてトランプの承認に向かって飛んでいるようである。これは世界中の多くの人々にトランプは結局シオニストの代理人だと思わせることになった。しかし、国防総省情報筋は「それはハザール徒党を逮捕するためにイスラエルに対する世界的な憎しみを誘発させるための計算された動きでる」と述べている。情報筋は、米国は依然としてパスポート、地図、公文書でエルサレムを市として認めることを拒否していると指摘している。

「米大使館のエルサレムへの移動は起こりえない」トランプの命令の実行は6か月間は有効ではない。今から2018年5月までに多くのことが起こるだろうと、CIA情報筋は言う。ユダヤ人であるCIA情報源は、「今バチカンがエルサレムを所有している」と述べている。

バチカンを支配するP2フリーメーソンロッジは明らかに何か大きなことを企んでいる。私が彼らの本部を訪問した時、彼らは私に、天体の動きを中心に大きな社会工学的出来事を計画していると言った。その面では我々は3つのスーパームーンの真っただ中にいる。最初は12月3日。次は1月の1日と31日である。1月31日はスーパームーンであり、青月であり、月食も予定されている。この日はまた、米国の政府の納税期限でもある。

その日に、金融システムの多くを依然として支配しているハザール人は米軍やその他の政府職員への給料支払いを遮断すると言う一つの推測は可能性が高い。米国機関ホワイトハットは緊急計画を立てたいと思っているだろう。

もう一つ注目すべきことは、世界中の最大の混乱が今、米国にある一方で、EUへも新たな乱気流が近づいている危険性がある。中国とロシア軍は、ハザール暴徒はのフランス、英国とリビアが雇った傭兵軍からリビアの油田を取り戻そうとしている。その他のアフリカは流動的である。米軍はこの立場に立っており、二束三文でリビアの石油とアフリカの資源が手に入らなければ、EUとユーロは重大な金融混乱に直面するだろう。

また、金融システムについては、中央銀行を所有するハザール人は彼らのお札の印刷が究極的には株式市場と債券市場で悲惨なバブルを創り出すことを見てきた。それが、この注目される金の多くが、ビットコインなどの仮想通貨に逃げている理由です。これはバブルの可能性が高く、バブルは崩壊する前に何度も上がることがある。もし仮にバブルが崩壊したら、長期的にはブロックチェーン(オンライン取引のデータベース)が現在の金融構造の多くを置き換える可能性の高い技術的改善を示すに違いない。

また、ロシア、中国、インドとインドネシアのような実物金塊を所有する国々はビットコインに対して反対していることは注目に値する。そうでない日本や米国はそこに急いでいる。ビットコインは食べることはできないが、同様に金塊も食べることはできない。終わりに、白龍会は、これらの二つの派が究極の通貨は人生そのものであることを認識させることを期待している。今地球の生命は攻撃を受けており、人類は惑星を救うために団結する必要がある。

(転載終了)


【プレアデス・シリーズ3作品】ニューアースにシフトするための覚醒メッセージ

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2017年12月13日 篠崎由羅さんが「プレアデス・シリーズ」の紹介を書いてくださいました。
素晴らしい! 3冊でいちばん知っていただきたいことを、しっかりとまとめてくださってます。

最近、プレアデスコンタクトあまり積極的ではない理由は、「新・パワーか、フォース」の翻訳に夏からかなりの時間がかかっていて、私の中でプレアデス回路がほぼクローズ状態だからです。でも彼らはちゃんと見守ってくれていて、ときどき必要なときだけアドバイスをくれています。翻訳作業もあとちょいです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今回、愛知ソニアさんの著作「プレアデス・シリーズ3作品」を紹介させて頂きました。
実は今回の記事を書くにあたって、「不思議現象」が起こっております。
文末にその現象について書いておりますので、宜しければご参照ください。

【プレアデス・シリーズ3作品】ニューアースにシフトするための覚醒メッセージ



今回は、多くの方にとってすでに馴染み深く、お読みになっている方も多いと思われる書籍です。
すでにご存知の方も多いとは思われますが、改めて私の視点でこちらの3シリーズをご紹介致します。

プレアデス 魂の故郷への帰還 始まりの次元へ 1



本著では2013年にブログで連載されていた内容がまとめられています。
プロローグの中では、著者である愛知ソニアさんが「複合意識」につながったきっかけとなる出来事が書かれています。
ブログという電子媒体で連載されていたとは思えない程、緻密で詳細な情報、かつ莫大な情報量となっています。すでに多くの方が読まれているかと思いますが、改めて私が読んだ視点で興味深かった点を紹介させて頂きます。

ミステリーサークルが出来る仕組み

まず惹きつけられたのは、「ミステリーサークルが出来る仕組み」についてです。それがP38に掲載されています。



以下、一部引用します。
「ボウリングのボールのように、ハイパー次元の超球体を、あるいは超キューブを地球の表面に向かって投げます。
それによって2次元パターンを残します。同時にそこでは地球の磁場のエネルギーが活性されて、超次元のボールが影を残したちょうどその場所から地球の中心に向けて磁気力が引っ張られるような現象が起きます。
ですから、ミステリーサークルは、ハイパー次元のエネルギーと地球の磁場の二つのエネルギーが同時に働きかけて起きる現象なのです」

なるほど──と思わず頷いてしまいました。
いわゆるミステリーサークルは「ハイパー次元のエネルギー」と「地球の磁場」におけるコラボレーションであり、決して一方的なものではない、ということです。
すなわち「磁場」も影響するとなると、ミステリーサークルが「出来やすい場所・そうでない場所」というのがあるのも当然といえるでしょう。(「ウチの畑に、是非お願いします!」といっても、そうやすやすとは出来ない、ということですね。)






※美しいサークルの数々。

これらの芸術作品とも言える程のメッセージの中で、「フリーエネルギーを発見することの重要性」をプレアデス星人は訴えているそうです。
フリーエネルギー。あちこちで話題になり、かつ「発見した」と発表されたり「いや、それはインチキだ」と否定されたり、注目度と期待が高い分様々な情報が錯綜している状態になっていますね。
このエネルギーが誕生したら、今まで強固に出来上がっていた富裕層のピラミッド社会構造が完全に「崩されます」。
そんな日が1日でも早く訪れることを願いたいですね。

地球は今、次元上昇しつつある段階



その他、地球の状況についてもプレアデス星人は語っています。
次元上昇しつつあるということはかつてから言われていますが、一足飛びに「スッキリ」シフト出来るわけではなく、「古い地球」と「ニューアース」を行ったり来たりするそうです。

「あなた方はそこに辿り着いたかと思うと、またもとの地球に引き戻されるような感覚を覚えるでしょう。パラレルワールドにいっきに移動するということではなく、古い地球と”ニューアース”を何度も往復することになるでしょう。(P64より引用)」

確かに、ここ数年は医学・科学の急速な発展や発見、例えば重力波が2016年に検出されたり、そうかと思うと考古学文明に新たな旋風を巻き起こすかのような発見があったりなどすると同時に、異常気象やそれによる二次災害、紛争やテロの緊迫など、まるで「ヤジロベエ」が光と闇、どちらかに大きく偏りながらバランスを取っているような印象を受けてしまうことが多いですよね。
そして、P94にも「世界は確実に狂気に向かっていると同時に、多くの人々が目覚めている」とあります。「目覚める朝と深い闇が重なった状態」──これもまた、振り子運動が盛んに、かつ「同時多発的に起きていることの現れ」といえるかもしれません。
まさしく、現代の世界情勢そのままです。

また、「DNAがインターネットに変わる時代が現れる(P87)」とも言われています。
これは非常に楽しみですね!
現代社会では、スマートフォンやタブレットを通じて個々人が自分の興味ある分野にアクセスし、人との精神的な繋がりが希薄化されている傾向が見受けられます。こういった現象を、以前「タコつぼ式コミュニケーション」と呼んだ人がいました。

しかし、DNAでアクセス出来れば、まず個人主義的「タコつぼコミュニケーション」ではなくなります。もっと深い部分で、皆が繋がりあえるようになれるのです。
そして、当然「嘘」はすぐにバレるでしょう(笑)。←というよりも、このレベルまで進化した人達の間で「嘘」というもの自体がなくなっているでしょうね。

ただし、こうした進化のコアにあるのは「愛」だそうです(P90)。
テクノロジーの進化と愛は、決して無縁ではない──ということですね。今の現代科学を見てみると──どうでしょう、愛と関わりあっているでしょうか? むしろ全く正反対な印象を受けますよね。
私達の可能性が無限大に広がれば、テクノロジー/科学と愛は「分離できなくなる」そうです。
確かに、「愛のない科学の発展」は非常に危険です。惑星そのものの命を、危険にさらす可能性があるわけですから…。

また、興味深いのは──12月2日付でご紹介させて頂きました「日本病脱却マニュアル」と同じように、プレアデス星人も日本政府を「夢見心地で問題の優先順位を無視している(P114)」と指摘している点です。先日ご紹介した「日本病脱却マニュアル」は日本の状況と世界の情勢を分析し、日本人の特性や日本政府の特性について指摘していますが、その点が非常にかぶっています。
2回続けて、同じメッセージをご紹介することになるとは…我が国にとって重要問題だから強調されている、ということなのかもしれません。

う──ん…。プレアデス星人にまで指摘されてしまうとなると、ちょっと国民として恥ずかしいような…(苦笑)。
これはやはり、日本病の方でも書きましたが「国民が賢くならなければいけない」というメッセージなのでしょうか。
政府の皆様、「血税(あえて強調)」を使ってするからには、もっと先見性をもって、かつ「党同士による小競り合い」のようなことはやめて、きちんと現実と向き合った政治を展開するようお願い致します(請願)。

他にも、「プレアデス 魂の故郷への帰還 始まりの次元へ 1」では、「次元について」「ダークフォースが何故入ったのか、その乗り越え方」「ハイアーセルフについて」等、様々な情報が書かれています。

プレアデス 新生地球への移行 すべてが加速するナノセカンドへ 2



続編である2冊目では、2014年のブログ内容がまとめられています。
シリーズ2で興味深いと思ったのは「チャネリング」の方法についてでした。著者である愛知ソニアさんがチャネリングする時は、「自分自身をプレアデスの存在たちにレンタルするような具合になります。まるで駐車場のように一時的に私の体にパーキングしてもらうのです。そして私はというと、少し横から彼らが入った自分をボーっと見ているような感じになります(P36~P37より引用)」とのこと。
さらに、愛知ソニアさんがチャネリングする様子が収められているDVDを見た人が、「片側でもうひとりのソニアさんがチャネリング中のソニアさんを見ている写真」が送られてきたそうです。



こういう写真はなかなかないので、非常に貴重な写真であると言えます。
またこの本では「チャネリングの脳波の状態」や「チャネリングの歴史」についても触れられています。また同時に、低級霊や低次元の宇宙人などの存在を引き付けないようにするような注意も提唱されています。
また、チャネリング情報だけではなく、心理学的側面からもチャネリングが出来る回路が開いているか否かの解析がされています。ティモシー・リアリーの「脳の第8回路」でその情報がまとめられています。チャネリングに興味のある方にとって非常に参考になるといえるでしょう。


ナノセカンド─エネルギーの加速化する時代



2009年辺りから、「時間の流れ方が早くなった」と感じる人が増えてきました。今や時間だけではなく、すべての物事の進行がまるでDVDの早回しどころか「チャプター飛ばし」をしているのではないかというぐらい、バンバン進んでいっています。
1か月の経過がとてつもなく早く感じたり、或いは「今日動き出した」と思った出来事の結果が、すでに翌日に出ていたり、誰かにした行為が数日の内に自分の元へ返ってきたリ。まるで自分自身が今までの何倍もの速度で動いているかのように感じる人もいれば、社会と一緒に洗濯槽で勢いよく廻されているかのようにぐるぐる目が廻ってしまっている人もいるかもしれません。

それが「今の時代の特徴である」と本著には記載されています。「ナノセカンドにおいては、すべてがどんどん加速していきます。あなたが考えることは、すべて直ちにインパクトを伴って返ってきます。ナノセカンドのエネルギーの加速化は、あなた方が自分自身のことをはっきりと認識するためにやってくるのです。(P93より引用)」
この時代において、様々な「想像を絶する発見」が起こると言われています。また、オカルト占星術でよく言われる水瓶座の時代(アクエリアンエイジ)と魚座の時代が現代は重なっている状態だと本著では書かれています。この時代はとても貴重で、学ぶことも非常に豊富だそうです。
時として日常や社会に疲弊してしまう現代日本人ですが、視点を変えて「今このめまぐるしい時代こそが、魂を進化させる時期なのだ」と思ってみると、日々の生活の中に様々な気づきや発見があるかもしれませんね。
プレアデス星人達は、幾度に渡って「進化のステージ」を歩んで欲しいと述べています。今私達が生きている時代こそが、この「進化のステージ」を歩むのに相応しい時期と言えるかもしれません。

その他、「死後」についてや「転生」について。「ニューアースでの知覚の変化」などの情報について記されています。
また、「アカシック次元への誘導瞑想」のDVDもついています。DVDですので美しいCGもついており、音楽、ソニアさんのゆったりとして落ち着いた声色の誘導と共に瞑想することで、新たな気づきや発見があるかもしれませんね。


プレアデス 融合次元での生き方 わたし+パラレルアースへ 3



さて、いよいよ3冊目です。3冊目は2015年のチャネリング情報が書かれています。
3シリーズ目を読み始めて、私は「チャネリングで語られる言葉の雰囲気が変わった」という印象を受けました。この記事を書くために2・3と連続して読んでいるのですが、2014年のメッセージと比べて、2015年のメッセージは「よりパワーに溢れ、力が漲っている」ように感じたのです。
冒頭は「神の粒子」の発見に関わるメッセージから始まりますが、CERNにおける実験が如何に危険なものであるかに言及されています。
CERNの外には「破壊の神 シヴァ神」の像がありますが、インドの神はブラフマン、ヴィシュヌといる中で「シヴァ神」をあえて選んでいることに何か理由があるのか──思わず考えたくなりますね。

地球のバイブレーションが引き上げられている

2011年に東北大震災が起き、2016年には熊本で大地震が起きました。東北大震災はM9.0、熊本地震はM7.3という大きさで、大震災が起きた5年後に再び大きな地震が起きたことにショックを受けた方も多かったかもしれません。
日本だけでなく、世界各国で大地震や火山の噴火が見られています。それは現在も継続しています。
それについて、本著ではこのようなメッセージが書かれていました。
「あなた方の太陽系は宇宙のある領域を移動し、その領域ではバイブレーションがずっと高くなっています。
 地球のバイブレーションも引き上げられています。それが理由で、地球の様相は変化しています。
 あなた方もご存知のように世界中で大地が頻繁に揺れて、火山活動もご存知の通り、活発化してきました。同時にあなた方人間にも大きな変化が起きている最中です。
 この惑星上で生存し続けるためには、各自がバイブレーションを引き上げなければなりません。よって私たちは忠告します。
 ”低いバイブレーションをもつ行動はどんなことであれ、断ち切りなさい!”と。
 銀河の中心から大量のエネルギーが太陽系に降り注いでいます。
 その強いエネルギーの加速化が引き金となって、地球の中心から地面に向かってエネルギーを連続的に放射しています。これがエネルギーの加速化の新たなフェーズです。(P56から引用)」

やはり、2013、2014に比べてメッセージが「力強くなっている」ように感じます。「早くシフトしなさい」と。
確かに、世の中の混沌や異常気象などは徐々に深まってきています。地球の変化に応じて社会や世界に現象として現れているのかもしれません。
こうした混沌や異常気象などが決して「破滅への一路」でないということが分かるので、安堵出来ますね。あとは「私達が、どのようにして生きていくのか」というところに焦点が宛てられるのでしょう。

様々に歴史上関わる宇宙人達


※映画「未知との遭遇」の一場面。
いつかこんなふうに宇宙人と対面する日が来る…かも?※

本著では、古代宇宙人説と古代宇宙人が地球との往来に使ったのではないかとされるマルカワシ高原の話。また、斬新な発想をする科学者ナシーム・ハラメインの宇宙人との遭遇体験も書かれています。ナシームが地球外生命体と宇宙を移動したという話にも触れられています。

興味深いのは、異星人との交流はチャネリングとしての「インナー」によるアクセス、一方で実体験としてのアクセス方法の二者がある、ということです。こうした二つの方法を取ることに、何かしらの意味や意義があるのかなと思わず勘ぐりたくなります。
地球外生命体との遭遇体験については、マオリッツォ・カヴァーロやハワード・メンジャー、ヴラド・カペタノヴィッチなども語っていますが、彼らの体験に共通して言えることは「地球外生命体は、慈愛深い存在だった」ということです。それについては、インナーによるアクセスも実体験も変わりないようですね。(ヴラド・カペタノヴィッチがペルーで遭遇した地球外生命体は「アプ星人」と名乗ったそうですが、ペルーでアプは「神聖なるもの」という意味だそうです。自ら「神聖なる者」と名乗った異星人達は、人類創世と何か関係があるのかもしれません。)

他にも、「天使と宇宙人について」「スピリットガイド」「アヌンナキ」のこと、および著者でありチャネラーである愛知ソニアさんの臨死体験や今までの体験などが書かれております。
また、シリーズ2と同様に「スピリットと出会うための誘導瞑想DVD」もついています。

「プレアデス」シリーズ3作を通して読ませて頂きましたが、この本はチャネリングの内容だけでなく、それぞれ高次元存在を多角的に分析した記事も載っていたり体験談が入っていたりと、非常に多岐に渡った内容となっています。

この記事を書いている最中に起きた不思議な現象

私自身は精神世界に対して哲学や宗教学などアカデミズムな分野から入った為、オカルトやスピリチュアルと呼ばれているニューエイジ分野に関わるようになったのは、割と最近(2006年頃から)だったりします。ルドルフ・シュタイナーの人智学(アントロポゾフィー)や神智学から入り、チャネリング本も最初はニール・D・ウォルシュの「神との対話」から入り、バーバラ・マーシニアックの「プレアデス・シリーズ」や、リー・キャロルの「クライオン」など様々読みましたが、それでもチャネリング情報についてはどこか懐疑的に捉えているところがありました。

ところが──それを撤回せざるを得なくなるような現象が起こったのです。
昨日、「プレアデス 1」を読みながら紹介文を書いていた私は、自分が「異常な暑さ」を感じていることに気づきました。
あまりに暑いのでセーターを脱ぎ、Tシャツ1枚で本を読み続けていました。それでも暑くて、時々同姿勢でいるのが苦痛になる程でした。温度計を見ると「24度」もあるではありませんか。
私は神奈川の県央部から最近になって地元の三浦半島に戻って来た為、三浦半島の暖かさ(三浦半島は、神奈川全土に雪が降っても三浦に近づくにつれ雨になるという程、温暖な気候です)に少々慣れていないところが確かにありはしましたが…この冬のさなかに「24度」はちょっと異常だろう──そう思っていました。

6時間以上経って、漸く1冊読み終え紹介文を書き上げた私は、執筆作業を中断させるために部屋を出ました。
その瞬間、部屋の外が異常に寒くて驚いたのです。とてもTシャツ1枚でいられる温度ではありません。しかも、温度計をみると「8度」ではないですか!
異常な温度差に驚き、私の部屋に戻って再度温度を確認すると、深夜近くだというのに「21度」ありました。

13度も温度差が出るって、どういうことでしょうか?
自分ひとりが暑いだけなら、「更年期障害的なホットフラッシュかな」など左脳的な解釈が可能ですが、部屋全体が部屋の外より13度も温度が高いとなると、もはや「気のせい」だけでは済まされません。もし私が「周囲に比べて13度も部屋の温度を上げよう」とするなら、私自身が電気ストーブ並みの熱を発しないと無理でしょう。そっちの方が物理的に「不可能」です。

この現象を、愛知ソニアさんの友人であり、私の恩人でもある山本那珂子さんにメールで伝えたところ、「それはプレアデスを読んでるせいです。自分もなにかパワーが注入されてきてカーッと熱くなって。高次元の回路ができると一様にそうなのかも知れません」という返答があり、「ああ、やっぱりそうなのか」と腑に落ちてしまいました。

「ひとりの人間が電気ストーブ並みの熱を発する」のと「高次元の回路が出来ることにより、パワーが部屋全体の温度を上げた」…どちらが現実的かと言ったら、私はどう転んでも「後者」を選ばざるを得ません。おそらく多くの方も、「どう考えたって、人間が電気ストーブ並みの熱を発するなんておかしい」ということがお分かり頂けると思います。(仮にそんなことが起きたら、人間発火現象です。)

こうした明確なまでの物理的現象は、「この本に書かれていることは、すべて『真実』です」そういうメッセージが籠められているのではないかと実感した次第です。
私達は気づかないうちに、今までの現実が覆される程の「超現実世界」に足を踏み入れようとしているのかもしれません。

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(今回の記事紹介本)
プレアデス 魂の故郷への帰還 始まりの次元へ 1 ご購入は「こちら



プレアデス 新生地球への移行 すべてが加速するナノセカンドへ 2 ご購入は「こちら



プレアデス 融合次元での生き方 わたし+パラレルアースへ 3 ご購入は「こちら

Posted by 愛知 ソニア at 12:18プレアデス・メッセージ

【衝撃】死後の世界は時間から解放される!「時間は人間の幻想」有名科学者が発言!摩訶ちゃんねる

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Ray:5次元までは、3次元とは異なる時間・空間に制限されます。

【衝撃】死後の世界は時間から解放される!「時間は人間の幻想」有名科学者が発言!摩訶ちゃんねる

【施光恒】経済 最新ニュース速報 2017年12月15日【論客WorldNews】

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【施光恒】経済 最新ニュース速報 2017年12月15日【論客WorldNews】

【資源問題で煽るのは闇(軍産)の常套手段、安部総理は海外援助資金と称し、インドや中国が払う武器代金の運び屋!】中国の「一帯一路」にインドが反旗、アジア2大国の壮絶バトル

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Ray:安部総理を使ってインドや中国に武器資金を出しているのは、日本の歴史的隠れ資金者です。このような隠し資金はエジプトなど世界まだまだ残っています。光は闇の資金回収のため資金使途を限定して表に出すことを認めているようです。それは闇の隠れ資金を焙りだすためでもありますが、M1のように闇の慣習的な権限を見極める意味もあると考えられます。そのためには軍産(トップはかなり前に光の意向に沿うものに変わっている)のビジネスを利用するのは効果的な誘導になります。中国の2017年全人代にみられるよう各国のそれぞれの内部改革が進行中であるので、その間に裏側からピンポントで力を削ぐ大きな効果があります。地球市民の意識改革にインパクトを与える段階までこの闇の資金の掃討は鍵になりそうです。いずれにしてもジャーナリズムの論調は「国益優先」という捏造語に躍ってつねに安全パイです。

2017.12.15

ひめだ・こなつ/フリージャーナリスト。アジア・ビズ・フォーラム主宰。1998年末、上海で日本語情報誌を創刊し、日本企業の対中ビジネス動向を発信する。2008年夏、同誌編集長を退任後、語学留学を経て上海財経大学公共経済管理学院に入学、修士課程(MPA)を修了。2014年以降は東京を拠点に活動。近年はインバウンドを重点的にウォッチ、「ダイヤモンド・オンライン」などで最新動向を連載中。著書に『中国で勝てる中小企業の人材戦略』(テン・ブックス)、共著に『バングラデシュ成長企業 バングラデシュ企業と経営者の素顔』(カナリヤコミュニケーションズ)。今夏、『インバウンドの罠』を時事通信出版局より出版。

China Report 中国は今

90年代より20年超、中国最新事情と日中ビネス最前線について上海を中心に定点観測。日本企業の対中ビジネスに有益なインサイト情報を、提供し続けてきたジャーナリストによるコラム。最近はインバウンド動向を重視、日本国内でも問われ始めた「中国人との向き合い方」を模索する。

中国の「一帯一路」にインドが反旗、アジア2大国の壮絶バトル

中国の「一帯一路」と
袂を分かつインド

 インドと中国が世界の「パワーゲーム」の主力になるといわれる中で、2大国の拮抗がクリアになってきた。「一帯一路」構想と袂を分かつかのような動きがインド、そして日本に顕在化している。

 それを象徴する動きが、今年5月に北京で開催された「一帯一路」構想の国際フォーラムだ。インドが、このフォーラムに政府代表団を派遣しなかったのである。インドは「一帯一路」構想に第一陣として参加する、アジア21ヵ国のうちの一つであったにもかかわらずだ。

「一帯一路」構想に対するインドの懸念は、パキスタンのインフラ建設「中パ経済回廊」に他ならない。中国の資金で進めるこの回廊が、パキスタンとインドがともに領有を主張する、インドのジャムカシミール州を通過することに不快感を示しているのだ。

「海上のシルクロード」といえば、あたかも交易の発展に資する“夢の航路”を想像させるが、インドにとっての現実はそんなポジティブなものではない。中国がインドを取り囲むようにして進行させる「一帯一路」構想で、インドの影響力は徐々に減退する傾向にある。

 すでに中国の影響力は「南アジア地域協力連合(SAARC: South Asian Association for Regional Cooperation)」の加盟国にも及んでおり、“インドの裏庭”といわれるスリランカやバングラデシュなどでは、中国資本による港湾開発が行われている。

 日本の海洋政策に詳しい専門家によれば「インド洋で中国の潜水艦航行が常態化し、原子力潜水艦すら目撃されている」という。

中央アジアはインドの生命線
カザフスタンの原油輸入で対立

 中央アジアをめぐっても、インドは中国と真っ向から対立する。

 中国は、資源確保をめぐり、中央アジアを「一帯一路」構想の重要な沿線の国々として位置付けている。原油の調達先を西から東に移動する動きを見せており、中国の資源専門メディアが「従来のアフリカから中央アジアにシフトさせている」と指摘するように、中国はカザフスタンからの原油の開発輸入を期待している。

 しかし、それはインドの利益と反する。インドもまた、カザフスタンからの資源輸入を狙っているのだ。資源確保と同時に、中央アジアにおけるプレゼンスを高め、企業を進出させ、そこで生産した製品を欧州に送り込む狙いもある。

 また「一帯一路」構想そのものが、インドの利益と反するといえる可能性がある。インドは、中国の「一帯一路」構想の発表から10年以上もさかのぼる2002年に、ロシア、イランとともに「北南輸送回廊(INSTC:International NorthミSouth Transport Corridor)」を打ち出しているのだ。

 全長7200キロメートルにおよぶこの経済回廊は、インドと中央アジアやロシアを鉄道、道路、船を使ってイラン経由で南北に結ぶもので、2015年時点でベラルーシ、カザフスタン、タジキスタン、オマーン、アルメニア、アゼルバイジャン、ウクライナ、キルギスタン、トルコがこれに参加している。

http://www.americanmilitaryforum.com/forums/threads/international-north-south-transport-corridor-instc-russia-india-and-iran.2012/  拡大画像表示

 インドは、米国や欧州の対イラン制裁などを理由にINSTCを10年にわたり凍結させたが、近年再びこれを復活させた。インドには、INSTCをさらに拡大する計画がある。

 インドのムンバイとイランのバンダルアッバス港を海路で結び、その先のアゼルバイジャンの首都バクーを経由し、モスクワ、サンクトペテルブルクへと陸路で結ぶというルート、またロシアからバルト海に出て欧州をめぐるルート以外にも、イランからトルクメニスタン、カザフスタンを結ぶ鉄道をイラン国内の鉄道に連結させてペルシャ湾に至るルートなど複数が存在する。あたかも「インド版一帯一路」を見るかのようだ。

https://idsa.in/issuebrief/InternationalNorthSouthTransportCorridor_msroy_180815拡大画像表示

 ソ連崩壊後、インドはパキスタンを牽制する意図から、真っ先に中央アジア5ヵ国と外交関係を結んだが、インドにとって中央アジアは軍事的にも切り離すことができない。

物流の9割を海運に依存する
日本はインドと連携

 2017年5月、アフリカ開発銀行の年次総会で、インドのモディ首相は「アジア・アフリカ成長回廊(AAGC:Asia-Africa Growth Corridor)」の骨子を明らかにした。

 東南アジア─太平洋─南アジア─アフリカをカバーするこの経済回廊の特徴は、質の高いインフラ建設と、人と人とのパートナーシップを重視する点にあり、健康、医薬、農業あるいは災害対応などのプロジェクトが優先される。素案づくりにはインド、ジャカルタ、東京の調査チームや学者が臨んでおり、2016年に日印首脳間で合意が形成されている。

http://www.vifindia.org/article/2017/june/05/asia-africa-growth-corridor-can-it-be-a-game-changerより引用 拡大画像表示

 また、安倍晋三首相は海洋の安全保障を強化するため、今年11月のアジア歴訪時の首脳会談において、自身が提唱する「自由で開かれたインド太平洋戦略」に米豪印との連携を確認した。

もともとこの構想は、安倍首相が提唱した「日本とハワイ(米国)、オーストラリア、インドの4ヶ所をひし形に結ぶ安全保障のダイヤモンド構想」がベースとなっており、インドを取り巻くようにして中国が布石を打つ海上ルート(「真珠の首飾り」)への抑止が原点にあるといわれている。背景には、物流の9割を海運に依存している日本の現実がある。

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 もちろん中国は、インドや日本の動きを好ましくは思っていない。中国の『環球時報』は、「自由で開かれたインド太平洋戦略」という概念について、「中国を狙ったものであり、インドの役割を強調したものだが、その戦略は今のところ中身がない」と批判する。

 その一方で、中国はこの4ヵ国にとっても1位の貿易パートナーであることを強調し、中国と経済貿易関係を強めるインド太平洋地区の国家は、「自国の発展を犠牲にするような選択をするのか」と疑問を投げる。

 前出の海洋政策の専門家は、「インド洋で中国のプレゼンスが維持されることは、日本やインドにとって望ましいことではない」と語っている。

 このところ、安倍首相は外遊先で「自由で開放されたインド太平洋エリアを促進する」という演説を繰り返しているが、「これは『法的秩序に守られた』という意味があり、一国の支配下に置かれることを否定する意味が込められている」(同)。

 中国とインド、2大国のパワーゲームが本格化しそうだ。そこには“独裁国家”による拡張を民主主義国家がブロックできるかの挑戦という構図も内在する。今後の動きを注視したい。

(ジャーナリスト 姫田小夏)

調和と平和への道~“真理”が明らかにされる時代

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神道では、極まりない世界をあえて圏(○)で顕し、その中心を一点(・)であらわした形象を鑑とし、「神ながらの道:在るがままの道」としています。

       

世界中すべては同根で、絶対世界と相対世界の接点、全ては真ん中の一点、始まりであり終わりであるところ(真理)にすべての根源があります。

孔子の孫・子思の「中庸」に・・・天命之謂性,率性之謂道,修道之謂教。 《解釈》天の命ずるをこれ性と謂う。 性に率うをこれ道と謂う。 道を脩むるをこれ教と謂う。

【性】人間本来の霊性(唯一絶対の根源創造主の分霊)

【率】全体をまとめてひきいる。「率先引率統率」、したがう。「率土(そっと)・率由」、あるがまま。「率直真率

【道】一点、真理

《解釈》中庸の始めに、「天命とは性(霊:唯一絶対の根源創造主の分霊)に在り、その霊を率いるは道(一点すなわち真理)である。道を修める(習得)を教(学問)という。」と掲げています。

《総括》中庸すなわち人の至れる仁・智・勇とは、極まりない世界を率いる真理を得て、修道しその玄妙で荘厳な使命を実践することにある。

 

キリストは、ヨハネ 福音書14章6節 「わたしは道であり、真理であり、命(性命:いのち)である。わたしを通らなければ、だれも父のもと(天国)に行くことができない。」キリストが十字架で磔(はりつけ)された形象の意味は十字架(一点)が道であり真理であリ、真理によって3日後(3期:青・赤の時をへて白の時、今の時期)に復活する(アセンションし永遠の命を得る)こと伝えてきました。古来「十字」は顔面で切り、真理はその顔面のタテヨコの交わる一点であることを伝えていたのです。

深い意味の一つには、ゴルゴダ(頭蓋骨:しゃれこうべ)で行なわれたキリストの処刑では、人の両眼を意味する2人の泥棒が処刑されたことになっています。「汝姦淫するなかれ!」の姦淫はその目で色(淫欲)を見ることが根になっていることを戒めています。その色の世界(2元世界)から脱することが出来るのは「道であり真理」であり「十字架」であると示されたのです。

仏教の「正法眼蔵」と「色即是空」もまったく同じ意味になります。みなさんの存在を「未来仏」あるいは「如來(にょらい):來るがごとし」と尊崇してきました。

【來】十の文字に人の文字が3人の形象です。

【如】女辺に口の形象です。老子・道徳経に「玄牝之門」という「真理」の玄妙な表現があります。学説では新しい命を生む「女性の性器」になぞらえています。

 先史の女神像

儒教に「三人同行すれば必ず我が師あり」三人で行いを共にすれば必ず自分にとって師とすべき者がいると解釈されていますが、「來」の字で表わしているように三人の内の真中の人それが「師」でありキリストであり、真理を得たあなた方の近未来であります。長く深く歴史の中に秘蔵し全宇宙の神々がみなさんに信託する真髄であります。

今日は真理が明らかにされる時代になりました。それはまた、みなさん方聖賢が登場する舞台になります。その時、天は非常に危険な物事をこの世に下されました。天が降ろしたと云うよりも、人の心が人間の世界を危険な世界にしてしまったのではないでしょうか?この時に目覚めた人が出て来て、世界が難儀にあったこの動向に乗じて、この非常時を突破して、新天地、新世界を築いて行こうではないかといった人が出てきます。それは誰でしょうか?それは聖賢たる人達です。

ポジション・地位とは聖人の大宝であり、聖人はその位を尊び大切にして使命を全うします。ところが凡人はその地位を得て、その権力に乗じて貪り、私腹を肥やしてスキャンダルで、その地位から追い出されてしまって辱をかくのは道に背いたからです。

今日、時は至りました。艱難に遇ったときには、その時に応じて適切に道を行ないます。村の人を大事にする、町の人を大事にする、国の人を大事にする、至っては世界の人をも大事にしなくてはいけないと云った考えがなくてはなりません。

今日、道に親しむ熟達者は、昔の聖人・賢人に学んで愛の心と義の心を固めて、責任を全うしていかなければならないのです。勿論、熟達者としての地位を頂いていることは、かたじけなくこの上ないこと光栄なことであり、私たちはいかなる難儀に遭おうとも心を動揺させることなく、誠で処理すれば、天は私たちに援助を与え、このネックを突破することができるようになります。

ある人が問うに…「最も困難な誡めは何か?」するとキリストが答えられました。「全ての心、全ての意、全ての霊で、あなたの主である。唯一絶対の天地創造主【上天】を愛し、その上、己を愛するように他人を愛しなさい。」と云うことです。

もし、無我で奉仕する心がなかったら、いくらお祈りしても天地に通ずる理由がありません。また、自分や他人の霊を救うこともできません。

何故なら上天は私達の心の中にあり、又、神が創造なされた一切の物の中、一匹の虫、一匹の蟻の中にも神が宿っておられるからです。

ただ、本当に自分を忠実に愛することのできる人だけが人々の最も必要とするものを与えことができ、人々の霊体を愛して護ってあげることができるのです。そして何時何処にいても心の忠誠を失うことがないようにすることが肝要です。

古の聖人は、天下の未来の変化を予知しておられ、それは人間の知識で円満に治めることの不可能であるということをよく心得ておられ、それらのことは法律や技術で制御することは出来ず、私心で良心に恥じた計画ではなくて、至誠によって、大徳を用いて天にその心結び、天がその徳をかえりみること、恰も、お母さんが赤ちゃんを見守っているようなものであってはじめて人間らしい世界に戻ってくることができるのです。

ある先人の言葉より

 

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