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評議会 : 夜明けの訪れ [評議会]

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きらきら星へようこそ...☆

 

評議会

The Council

 

夜明けの訪れ

Comes the Dawn

 

June 25, 2017

ロン・ヘッド経由

Via Ron Head

 

The Council  Comes the Dawn

 

今まで皆さんは、何度も数多くの言葉で、皆さんの周りの世界はひとつの鏡である、と伝えられてきました。

そしてそれは、最も頻繁に、皆さんの個人的な自己を意味する言葉として受け取られてきました。

何故なら、皆さんは、皆さんはある意味では不充分だったと考えながら、皆さん自身をさらに良くする術を探求してきたからです。

 

しかし、皆さんの周りの世界は、ただ単にひとりの個人としての皆さんが築き上げてきたものではないのでしょうか?

生きているありとあらゆる個人が、その内容と形が存在しないように、意識的にまたは無意識に貢献してこなかったひとつの世界である、と話すことにしましょう。

幾つかの物事は皆さんが生み出し、別の物事は皆さんが許してきました。

しかし皆さんは、ある意味では皆さんの世界のあらゆる物事に同意してきました。

今まで話してきたように、皆さんは共同創造者です。

皆さんは明示します。

皆さんは、明示することができません。

そして人それぞれがこれを行う時、ひとつの世界が姿を現わします。

 

そのため、わたし達が以前に尋ねたように、世界の中で何が続いているのでしょうか?

このすべての狂気は何なのでしょうか?

 

皆さんは、ほとんどの皆さんが、このすべては何も新しいものではないことに気付いています。

それは、今まで隠され、取り繕われ、無視され、誤魔化され、秘密にされてきた物事の、皆さんの視野への暴露です。

そのような日々は、率直に言うと、過ぎ去りました。

そのパイプラインの中のすべての汚泥が、確認できるように明るみへと押し出されています。

そしてそれは、心地よい景色ではありません。

 

今まで起こってきたことは、ほとんどの皆さんが皆さんの知性の中で皆さんが手にするものを認識しないこと、このゲームが充分に長く続いてきて、今後皆さんはそれを終わりにすることを、皆さんが数々の水準で同意してきたことです。

皆さんは、目覚めているところです。

個人として、その通り、しかしまた、ひとつの集団として。

そして皆さんは学んでいるところであり、そしてこれからは、皆さんは事実通りとても力に溢れていることを思い出すことになるでしょう。

わたし達は、少しの間、この主題に戻ることになります。

 

今、行われなければならないひとつの物事は、皆さんは皆さんの役割を自覚する必要がある、ということです。

今後皆さんは、もしも皆さんがそれを好み、創り出されている物事に対して意識的に掌握するなら、こうした物事を認めながら、その物事を創り出すことを止めることはありません。

ひとりの怪物が、後部座席に乗っています。

そして彼がそこに腰掛けてもうこれ以上それを認めないと決断することを皆さんが認識するまで、彼はその乗り心地を楽しみ続けるでしょう。

 

さらに言うと、彼は、‘他の人々の’後部座席の中にいる、‘他の人々の’怪物ではありません。

彼は、皆さんの怪物です。

 

何故わたし達はそう話すのでしょうか?

何故なら‘他の人々の’怪物は、皆さんが何を行おうとも、今後も離れる理由を持つことはないからです。

皆さんの怪物は、ただ皆さんに従うだけです。

もしかすると、彼を‘わたし達の’怪物と呼ぶことは、より後味が良く、適切なのかもしれません。

わたし達は、ここで非難について伝えている訳ではありません。

わたし達は、それに対する影響力を持つために、真実を自覚することについて伝えています。

 

それでわたし達は、皆さんが今の皆さんの世界の表層に向かって泳いでいる姿を確認する悲惨で恐ろしく、凄惨で、さらには同義に反するすべての物事は、数万年もの間皆さんに対抗して演じられてきたこの忌まわしいゲーム、そのゲームを終わりにしようとする皆さんの決断に役立とうとして、そのように行っている、と話しています。

その通り、わたし達は、皆さんに対抗して、と話しました。

 

そのゲーム会場を皆さんに説明することにしましょう。

一方には、何百万、さらには何十億もの競技者がいます。

もう一方には、比較的少数の競技者がいます。

しかし、その少数者はひとつの秘密を握っています。

その秘密は、自分達は自分達に対抗する数多くの競技者達の力を利用する方法を認識している、というものです。

彼らは、彼らの敵対者達の凄まじい力を認識していますが、しかし既にその知識を隠すこと及びそれを利用することの両方において、熟練の域に達しています。

彼らは、自分達が勝つ方法を心配せず、ただ勝つだけです。

彼らは、ルールを順守しません。

彼らが認める唯一の善は、彼ら自身の利益だけです。

彼らは虚言を弄し、欺き、殺害し、あるいは他に必要などのような物事も行います。

何故なら、彼らの頭の中では、その目的が、彼らが行う事が必要だと気付くことができるあらゆる物事を正当化するからです。

彼らの方法論は、彼らの‘チーム’に彼ら自身への依存心を創り出すことです。彼らは、数々の困難を創り出します。

彼らは、怖れを創り出します。

彼らは、必要性を創り出します。

次に彼らは、解決策を提示します。

妙な話になりますが、その解決策は、いつも彼らをさらに大いに支配的な地位にさせたままにして、その反対側を少ない支配力のままにします。

彼らは彼らの敵対者にその敵対者自身の弱さを募らせて、代償を支払わせます。

彼らは、その敵対者に敵対者自身の崩壊を高め、操作し、代償を支払わせることさえできました。

 

今、それはもう充分です。

わたし達は皆さんの力という主題に戻ることになると伝えたことを、憶えていますか?

ここが、わたし達がそれを行う場所です。

そのゲームを説明するために長い時間が掛かりました。

今後は、皆さんがそれに勝つ方法を皆さんに説明するために、かなり少ない時間しか掛からなくなるでしょう。

まず、皆さんはひとりの個人ではなく、数十億で構成するひとつの集団であることを、忘れないでください。

次に、利用されているその力は皆さんの力であることを、忘れないでください。

今まで世界がそうなってきた状況と所有するものを、確認してください。

“我々が演じてきた役割に目を向けよ”。

そして次に、個人である皆さんとして、皆さんの数十億の姿の中で、ひとつの決断を下してください。

“わたしはもうこれ以上そのようになることはない”。

皆さんがなることを望む役割を決め、皆さんの集中力と注意をそうなることに向けてください。

 

それが、‘皆さんの力を取り戻せ’、という教えが実際に意味する内容です。

もしも皆さんが行進し、組織化する等々を望むなら、それは大丈夫です。

しかし、皆さん自身の意識を高めることは、実際に必要になるすべてです。

皆さんは事実通りひとりではなく、そしてそれはこれからの日々の中で、非常に明白になるでしょう。

 

既に皆さんは、今皆さんが読んでいるメッセージの主旨と周波数の中のひとつの変化に気付いているかもしれません。

皆さんの進歩の中で皆さんがいる場所のひとつの合図として、それを受け止めてください。

しかしその一方で、わたし達は今、進歩を、皆さんの外部の何処かに向かう状況として話している訳ではなく、皆さんの内部について話していることを理解してください。

 

皆さんは、この中で大いなる支援を手にします。

まさに、それがすべてのための最善の方法で起こることを、認めてください。

皆さんが憶えておくべきもうひとつのことは、皆さんの自由は保障されているという程度のものではないことです。

それは、皆さんが言うように、確定事項です。

何故なら、今後皆さんは、今の皆さんではない物事に属する隠蔽を、装い続けることはなくなるからです。

There are two published books available on Amazon that contain the collected messages received by Ron Head (that’s me). The first is The Wisdom of Michael, available HERE, and the second is It Rings True, available HERE. A third book is being compiled now.

Copyright Ronald Head. All Rights Reserved. You may copy and redistribute this material so long as you do not alter it in any way, the content remains complete, and you include this copyright notice and link:http://ronahead.com/

http://ronahead.com/2017/06/25/council-comes-dawn/

 

翻訳★森のくまさま...ありがとうございます。

転載される場合には、出典を明記してください。


7月18日:シェルダン・ナイドルニュース

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NEW!2017-07-23 20:46:00

http://www.galacticchannelings.com/english/sheldan18-07-17.html

7月18日:シェルダン・ナイドルニュース

Dratzo! 配達システムは引き続き前進しています。そして、最近の前兆を見る限り、必要なもの全てが揃っているようです。これは、この前進運動がどれだけうまく展開しているかを示しており、これから間もなくやって来る事のほんの兆しに過ぎません。鍵となるポイントは今何が起きているかを‘理解している’人たちが、今こそある形のポジティブなアクションが必要であるという事に気が付く事です。この光の中、様々な配達の目標を終わらせる為には、何が必要かを長老たちは気が付いていると言っても過言ではないでしょう。私たちは関連する全ての方々にハッキリと結果が見えるようになる事を期待しています。

重ねて申し上げますが、これの意味するところは最初の資金が流れを取り戻そうとしているという事です。権力側にいる全ての存在にとっての義務は、その残っている恐れを捨てて、必要とされる一連の資金を全ての方に与えるという行為を許す事です。この進展によって、長老たちによって設定された様々な初期の資金提供レベルが完成した事が証明されます。更に、それは権力側にいる存在たちがようやく所持している莫大な量のお金を完全に手放す覚悟をした事を意味すると共に、長らく続いてきた遅延がようやく終わる事を示しています。これを知りつつ、私たちは歓喜しています!待ち焦がれてきたイベントの数々を目撃する準備を整えてください。これからが良い所です!

こういった進展の全ては、現在の領域を株式会社USAによって存続させ続けたいと深く願う古いエネルギーによって左右されます。この古いエネルギーが居座り続ければ続けるほど、新しいNESARA共和国の設立によって開始する新しい現実の具現化がある意味、また遅れる可能性が出てきます。したがって、私たちは新しい領域の立ち上がりを心から支持しています。しかし、長らく約束されてきたこれらの事柄は古い現実の完全な死をもってしか実現する事ができません。この視点に立って、私たちはどうしても必要である新しいNESARA領域を実現させようと熱心に働いています。これによって、株式会社アメリカを払しょくする事がより容易になるからです!!

現時点、私たちは何だかこの古い領域によって捻出されている、大きな泥沼に留まっているようです。ほぼ崩壊したと思われるこの現実によって運営されている政府が、奇跡的にまだ継続しているからです。政権の交代が必要です。本当に、この奇妙な茶番を終わらせなければならない時ですし、古い在り方を消滅させた上で、長らく約束されてきた領域を完全に実現化しなければなりません。大量着陸が起きる前には、それが実現していなければなりません!!!着陸は近付いているので、終わらせる事は終わらせなければならないのです!!ホサナ!ホサナ!

神の祝福を!私たちはみなさんのアセンデッドマスターです!私たちの周辺では多くの事が起きています。闇の存在たちは、光の代理で動いている存在たちの奇妙な陰謀によって見逃されています。こういった事が恐れる事無しに前進する事ができた時にこそ、全ては祝福を持って変化する事ができます。この奇妙な領域を見渡して頂き、本当は何が起きているかに気が付いて下さい!その中に、何で居心地がこんなに悪いのかの原因を見つける事ができます。こういった今の現実の形態の全ては、ゆっくりと、でも劇的に変更されます。闇の中枢はどうやったって、生き残れません。

これから祝福を持って行われなければならない事に関連して、必要とされる資金の解放に携わっている責任者の方々は早急にそれを行うよう依頼しています。古い現実を乗り越える為に、素晴らしいビジョンを思い描き続けて来て下さった方々の名の下に、それを実行して頂きたいのです。それは結果的に、みなさんの新しい富と尊厳ある現実の正式な立ち上がりを可能にし、それが結局何千年も続いてきた惨い負債奴隷制度の終焉にも繋がります。私たちはこの精神をもって、この現実の救済を心から求めています!

あなたが今の現実を転換させる事は不可欠な事です。何故なら、この土地は、もはやほとんどの方にとって相応しくなくなっているからです。天は慈悲を持って、あなたのあり方を転換させているのです。そして、私たちは天がどのようにあなたを変えようとしているかをよく知っています。この祝福された光の中で、みなさんはより新しくより相応しい環境に移行する必要があります。遅延は何の役にも立ちません。地球のつてを使って、この継続している闇の横暴を終わらせる事でみなさんを手助けする事が私たちの目標です。私たちは、優良なつてを使って、約束された事が確実に現実化するようにします。私たちは今まで以上にみなさんの為に働いています。ハレルヤ!ハレルヤ!

本日も週間レポートをお届けしました。まだやるべき事はたくさんあります。私たちは引き続き必要な資金と新しい政府の形態が素早く提供される事を推奨し続けます。いい加減にもうこの現実を変えて、約束の尊厳ある豊かな生活と新しい政府を実現させる時です。忘れないでください、無限で終わる事の無い天の供給は実にあなたのものです。一つであれ!喜びの中にあれ!

Website: Planetary Activation Organization
 

訳:JUN

【道州制】地方の時代幕開け~仙台市長選、野党共闘候補が自公系破る 郡氏が初当選

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7/23(日) 22:16配信

朝日新聞デジタル

初当選が確実となり、万歳する郡和子氏=23日午後10時26分、仙台市青葉区、福留庸友撮影

 仙台市長選は23日に投開票され、新顔で前民進党衆院議員の郡和子氏(60)が、いずれも新顔で、自民党宮城県連や公明党などが支持した冠婚葬祭会社長の菅原裕典氏(57)、前衆院議員の林宙紀氏(39)、前衆院議員の大久保三代氏(40)を破り、初当選を決めた。投票率は44・52%(前回30・11%)だった。

【写真】初当選を決めた郡和子氏。投票日前日まで、仙台市中心部の街頭で支持を訴えた=22日、仙台市青葉区

 2期目の奥山恵美子市長の引退表明に伴う市長選は、自民が惨敗した東京都議選に続く大型地方選挙として注目された。国政の与野党対決構図が持ち込まれた選挙戦だったが、与党側の敗北で安倍政権への影響は避けられそうにない。

 郡氏は民進党宮城県連や社民が支持し、共産、自由も支援した「野党共闘」候補。地元の安住淳・民進党代表代行ら国会議員が連日のように応援に入った。一方の菅原氏は自民や公明が推し、業界団体の組織力に加えて村井嘉浩知事や奥山市長が支援に回るなど、総力戦で臨んだ。

 しかし加計学園問題などで安倍政権への逆風はやまず、激励に訪れた菅義偉官房長官が街頭演説を控えるなど「自民隠し」の苦戦を強いられた。郡氏側は終盤に向けて「お友だち政治」などと政権批判を強め、反自民の流れを引き寄せた。

朝日新聞社

【関連記事】 「内閣改造しても駄目だ」大型地方選連敗、自民に危機感 自民大敗、鎌倉幕府末期みたい? ふるさと納税、見直すべきだが…「スガ案件」恐れる官僚 石破氏「物言えば厚遇されぬ」 自民内、異論封じる空気 「ジャンプの船木」百貨店でパイ売り 現役続行の陰で

最終更新:7/24(月) 0:11
朝日新聞デジタル

バシャール:再び

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2017-07-24 00:20:52 NEW !
テーマ:

もともと高次元の存在である私たちが物質界を体験するには、物質界仕様の『ギア』を身につけてゆく必要があります(*『ギア』=体のこと)。もちろん魂の存在が一時的に物質界に降り立つ事も可能です。例えば一時的に息を止めて海中を散策する、そんなニュアンスですし、また映画でいうと”プレビュー”を見るという感じです。

私たち非物質界の存在は、”物質のスーツ”を着込んでわざわざ波動を下げて物質界を体験しにやってきています。ですから私たち3次元密度側から見るとスーツを脱ぐ瞬間が『死』を意味する体験となります。しかし非物質界側からは『誕生』を意味しているのだとバシャールは話しているのです。

非物質界に誕生した貴方は、貴方のソールグループやガイド達から迎え入れられ、まるで街全体がお祝いでもしてくれているような、そんな喜びを体験します。物質界での体験が困難の連続であっても、また貴方は物質界へ戻って色んな体験をしてみたいと思いますし、物質界の特徴である『コントラスト』を体験しつつ物事が実る過程を体験したいと思うのです。誰も”二度と行くもんか!”とは思わず、逆にまた行きたい!と願うようになるのだとバシャールは話しています。

 

【道州制】地方の時代幕開け~「内閣改造しても駄目だ」大型地方選連敗、自民に危機感

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7/23(日) 23:23配信

朝日新聞デジタル

当選確実の一報を受け、花束を手に笑顔を見せる郡和子氏=23日午後10時26分、仙台市青葉区、福留庸友撮影

 加計学園問題が安倍晋三首相を直撃し、内閣支持率が急落するなかで迎えた23日の仙台市長選。自民党にとっては東京都議選に続く大型地方選挙での連敗だけに、党内には危機感が広がっている。

【写真】郡氏の当選確実の報を受け、敗戦の弁を述べる菅原裕典氏=仙台市青葉区

 ある党幹部は「支持率は下がる。選挙には勝てない。トップを代えなくちゃ次の衆院選は戦えない」、中堅議員は「強引な政権運営のつけが出ている。内閣改造しても駄目だ」と手詰まり感を口にした。参院幹部は「経済で結果を出し、疑問は丁寧に説明していくしかない」と語った。

 足元で党を支える地方議員も政権に厳しいまなざしを向ける。与党候補陣営の中心だった自民の赤間次彦・仙台市議は記者団に「無党派層を取り込めなかったばかりか、自民支持層もまとめられなかった。安倍政権へのお灸(きゅう)だ」と話した。

 公明党の斉藤鉄夫選挙対策委員長は記者団に「逆風は感じた。国政への批判もあった」と指摘した。

 一方、民進党衆院議員から転じた郡和子氏を支援した野党。地元選出の民進の安住淳代表代行は記者団に「安倍政権への信任投票的な意味合いを帯びた。そこに野党共闘がうまくかみあった」と強調。共産党の小池晃書記局長は朝日新聞の取材に「野党と市民の共闘が、安倍政権への怒りの受け皿になった」と語った。

朝日新聞社

【関連記事】 仙台市長選、野党共闘候補が自公系破る 郡氏が初当選 自民大敗、鎌倉幕府末期みたい? ふるさと納税、見直すべきだが…「スガ案件」恐れる官僚 石破氏「物言えば厚遇されぬ」 自民内、異論封じる空気 「ジャンプの船木」百貨店でパイ売り 現役続行の陰で

最終更新:7/24(月) 0:14
朝日新聞デジタル

インフルエンザワクチンを勧めない3つの理由

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【ワクチン】徐々に殺すのがワクチン!

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なぜ、日本人だけが年を重ねる毎に歯を失っていくのか

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この世界に終わりはない~【バック・トゥ・ザ・フューチャー】が予告した、「9.11 同時多発テロ」

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転載:世界と日本の真実

Back To The Futureが予言したモノ

2017-07-24 21:18:39 NEW !
テーマ:

ハリウッド映画はペンタゴンとCIAが支配していることが完全判明!

超有名作品など1800以上に介入・検閲の証拠アリ

 → http://tocana.jp/2017/07/post_13908.html

----------- 転載 ------------

ハリウッド映画はペンタゴンとCIAが支配していることが完全判明!

超有名作品など1800以上に介入・検閲の証拠アリ

アメリカの映像作品はペンタゴンとCIAが支配している――。そんな暴露情報が入ってきた。

■ペンタゴンの“お墨付き”ハリウッド映画は1,800以上

「Disclose.tv」によると、劇中のあらゆる描写はまず国防総省が検閲し、お墨付きを与えた作品だけが公開されている可能性があるというのだ。ペンタゴンが「Yes」と言ったとみられる作品数は1,800以上。自由の国アメリカ、映像産業の国アメリカ。そのアメリカが自国の代表産業に対してそこまで規制するか? と首をかしげたくもなるが、4,000もの映像作品を調査したうえでの結論というのだから、信憑性は捨てがたい。

pentagoncensorship1.JPG「Disclose.tv」の記事より

 作品の生産手順はこうだ。まず、脚本家がシナリオを書く。その描写が「適切」かどうかを国防総省の「ハリウッド連絡係」がチェックする。たとえ描写の内容が真実であろうとアメリカ政府にとって不都合であれば、ハリウッド連絡係が「不適切」の烙印を押し、製作者に脚本のリライトを強いる。製作者が折れるまで、国防総省は製作者に対して生産を許可しない。こうして「アメリカ政府が操作し、許可した作品」ばかりが世に出回る。

 その結果、『パトリオット・ゲーム』では、CIA引退者がイギリスでゲリラと戦いまくり王室を救ったなどというヒーロー物語を世界中で披露し、『ミート・ザ・ペアレンツ』では娘の恋人をウソ発見器でゴリゴリに取り調べ上げる元CIA職員の手腕が、怪しい格好良さと共にシリーズ3まで何年間も放映され続けた。

「米軍関係者はやり手で戦闘力がある」というアメリカ政府の自己愛に満ちた作品が1,800以上も確認され、ついに一部の映画記者からはこんな声が漏れたという。「政府がアメリカ人に戦意高揚を仕掛けるために映画を作らせているのでは?」

pentagoncensorship3.JPG画像は「Wikimedia Commons」より

 有害な映像作品に対して政府が規制をかけるのは万国共通だ。ただ「有害・無害」の基準が軍隊の自己都合によって決められてしまうのであれば、とても民主主義の先進国とは思えない有様ではないか。

■007の作戦名が変更される

 ちなみに、このサイトでは、国防総省が製作者を操作した明確な事例として『007トゥモロー・ネバー・ダイ』の制作過程を挙げている。

 ジェームス・ボンドが、HALO(高高度降下低高度開傘)を投下する軍用機から飛び降りベトナムの湾に着水するシーンがあるのだが、初版シナリオでは、このシーンでCIA所属の仲間がボンドに「戦争の始まりだな。ま、俺たちが勝つんだがね」と余裕しゃくしゃくで声をかけていた。

 しかし、国防総省がこのセリフを認めず、シナリオが変更されてしまった。007なんてフィクションなのに、少しでもアメリカ軍の非情さを彷彿させる描写があれば、こんな短いセリフでも削除されてしまうのだ。

 さらにこの映画で興味深いのは、秘密作戦を示すコードネームでさえ変更された点だ。コードネーム自体が架空の名前なのだから変える必要も無さそうなのに、「Ranch Hand」という初版の名前から「Angry Man」にわざわざ変更させられている。そこで歴史をたどると、実際にベトナム戦争では米軍が「Ranch Hand」のコードネームのもとベトナムの農村部に9年間も毒を撒き、食糧を壊滅させようとしていたことが分かった。毒の量は何百万ガロンとも千万以上ガロンとも言われている。

 国防総省の指図に従った『007トゥモロー・ネバー・ダイ』のエンドロールには、国防総省とプロデューサーの名が「制作協力者」として仲良く併記されている。

pentagoncensorship2.JPG 「Disclose.tv」の記事より

 どうやら、アメリカ政府を描写する作品は、たとえフィクションであっても全て格好良く表現されなければならないようだ。9年間も行われた事実を今さら隠したがるアメリカ……。そのほかに、あの『ハルク』シリーズなどにも国家権力による介入を疑う声が上がっている模様だ。

筆者としては、過去に懺悔しながらも『帰ってきたヒットラー』を制作する余裕のあるドイツのほうに親近感が沸いてしまいそうだが、その自由な気持ちでさえも「不適切」と判定されてしまいそうで怖い。

(文=鮎沢明)

----------- 転載終了 -----------

Back To The Futureが予言したモノ

【バック・トゥ・ザ・フューチャー】が予告した、「9.11 同時多発テロ」

「かわいい猫」初めて他の子動物に会った猫の反応・新しい友達できて超嬉しそう

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「かわいい猫」初めて他の子動物に会った猫の反応・新しい友達できて超嬉しそう

観音菩薩伝~第14話  姫、白雀寺で労苦を受けられる、 第15話  監視役の永蓮、終に感化される

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第14話  姫、白雀寺で労苦を受けられる

 翌日、宮廷から三挺の駕籠が白雀寺に差し向けられました。その中の一挺には、妙荘王の特使、宮女永蓮が乗っていました。宮中では妙善姫が白雀寺へ送られることを秘密にしていたのか、あるいは妙荘王が禁じたものか分かりませんが、誰一人見送る者もいない淋しい旅立ちでした。
 姫は、日夜丹精込めて手入れしてきた花園を優しく見渡してから、改めて父王の在所に向かって深々と頭を下げました。礼拝を終えた姫は、待たせてあった駕籠に乗り込み、保母を従えて静かに宮門に向かいました。この間、姫が手塩に掛けて育ててきた数々の花が、別れを悲しみ名残りを惜しむかのように、風もないのに姫に向かって靡いていました。
 やがて駕籠が宮門に差し掛かったとき、突然妙音・妙元の二姉姫が駕籠の前に姿を現しました。二方は、妹姫の白雀寺行きを婿達から聞いて、密かに別れを告げに来たのです。駕籠の脇に駈け寄る二人の顔、簾を開いて見上げる顔、お互いの瞳はしっかりと見つめ合いました。
「妙善姫よ」
「姉姫様」
 感無量の余り互いに言葉無く、涙、また涙でした。骨肉の別離は切なく悲しく、明日の運命も定かでない妹姫の身の上を案じて、二人の姉姫の胸は張り裂けんばかりです。
 近頃の妙音・妙元姫には、妹姫の心境が少しずつ分かり掛けていました。先日妹姫が説いた言葉が時々脳裏に浮かび上がり、その記憶が甦ってくるのです。もしも婿殿を迎えていなかったなら、あるいは妹姫に感化され、今頃は同じ道を歩んでいたかも知れません。二人にはこのような思いがあって、妹姫がいじらしく哀れになって言葉も出ません。
 妙善姫も、二方の姉姫を見て、同じく喉が詰まりました。万感胸に迫って只、お互いに両手を握り頷き合うばかりでした。三人の見つめ合う瞳は、全てを語り、千万の言葉に勝るものがあり、お互いの心は通じ合っていました。悲しい別離を終えた妙善姫一行の駕籠は、姉姫達の熱い涙に見送られながら、幾多の想い出を残して宮門を出ました。後に続く駕籠の中から、微かに忍び泣く保母の声が一入哀れを誘いました。
 姫が宮殿を出て白雀寺に向かわれたという噂が何処からともなく洩れ流れ、沿道には姫君をお見送りしようと数多くの男女が密かに集まり、何時しか沿道はこうした群衆で埋め尽くされました。駕籠が通り掛かると皆は一斉に合掌し、心から姫に別れを告げました。そして誰ともなく
「慈悲深き弥陀および仏陀よ。宏大無辺の仏法もちて姫君を護り給え」
「姫よ、苦行に撓まず、功徳を修め給え」
「女人のために菩薩道を行じ、限り無き果を証し給え」
と口々に姫君を激励しました。
 日頃民衆は、姫の心が優しく庶民的であることを知っており、尊敬と共に親密感を抱いていました。妙荘王の謀を知らない民衆は、宮中に於ける修行よりも白雀寺に赴いて仏道に専念されるほうが幾層倍も有益であるに相違ないと善意に解釈し、姫君を心から祝福しました。
実際、姫には天人の大師相が備わっていました。宮中に留まれば世嗣の妃になられ、一方国を治めれば列国を靡かせられる徳を有し、女人でありながら人王の相があり、また仏道を行ずれば三界の神人鬼を済度する菩薩相が備わっているのでした。毫も、魔障に屈する筈がありません。

 姫の一行が白雀寺に着くと、門前には寺の長老尼僧のほか全寺の尼僧が挙って出迎えに出ていました。姫は出迎えの人達一人一人と掌を合わせて心から謝し、保母と永蓮を随えて寺内に入りました。手足を浄めて大雄宝殿に進み、弥陀と仏陀の像に献香し、心を込めて礼拝した後、本堂に於いて初めて集まった尼僧達と会見しました。姫は落ち着いた声で、静かに長老尼僧ほか一同に
「この度、父君の命により本寺へ修行に参りました。縁浅く未熟な私ですが、求道の志固く、仏陀の得られた心法を得たい一心でございます。どうぞ長老様始め先輩比丘尼方々の限りない高徳をもって御指導下さいますようお願い申し上げます」
 姫の言葉は理に適っており、慇懃敬虔な求道者の態度でありましたので、一同は驚きと喜びの心で一杯となり、たちまち堂内に和やかな空気が醸し出されました。長老尼僧も姫の言葉に相槌を打って頷いていましたが、姫の側に控えている永蓮の冷たい瞳に出合い、慌てて両手を振りながら
「実は本日姫が本寺院にいらっしゃったのは、王様が姫に修行を許されたのではなく、修行が如何に苦しいかを目の当たりにお見せし、修行を諦め一日も早く翻意されることを願われていられるのでございます」
と、姫が宮中に帰られることを勧めました。
「長老様、私は軽薄な憧れで修めているのではありません。切実に真理を尋ね、妙法を求めています。宮中に帰る気持ちは、毛頭ございません。ここに居て、如何なる艱難苦行でも喜んでお受けする覚悟を抱いております」
「ここは、宮殿の生活とは異なります。例え高貴な身分の方であろうとも、一度仏門に入れば厳しい戒律を守り、粗衣粗食に甘んじ、身の回りの事は全て独りで片づけなければなりません。とても姫様の出来ることではございませんから、早くお帰り下さい」
「いいえ、覚悟は出来ております。一修行者として、当然の勤めです。無論私の本願も、それを望んでおります」
「新しく入門した人は、誰彼の差別なく、下積みの仕事をすることになっています。勿論王女の生まれである姫も、一旦世を捨てて仏門に入られた以上はこれらの規則に遵わなければなりませんが、耐えられますか」
「喜んで、お指図通り課せられた責務を果たし尽くしましょう」
 長老尼僧は、耐え難い心情を蔽い隠して
「どんなに辛い事でも辛抱できますか。まず夜は遅く寝、朝は早くから起きて、拭き掃除・洗濯・薪割り・炊事・水汲み・香焚きなどをして貰わなければなりません。仕事の合間には、休み無く草鞋を編まなければなりません」「結構でございます。心から喜んで、与えられた分量を働かせていただきます」
と、姫は躊躇なくきっぱりと言い切りました。
 姫の言葉に打たれた長老尼僧は、王命とはいえ、これ以上自分の気持ちを偽ってまでして姫を説得する気にはなれませんでした。今度は、他の尼僧が姫に尋ねました。
「姫は得難い身分を捨ててまでして、何故修行をなさるのですか」
「自由に修行できる身分以上の身分はありません」
「朝夕宮女達に傅かれ、身に鳳繍の錦衣を纏い、山海の珍味を食する結構な身分ではありませんか」
「それは罪を作り、悪の因果をなしているだけのものです。王侯将相に転生したのは、前世の善因によるものです。今の宮殿生活はそれを忘れ、罪悪を重ねているだけです。このような状態では、来世にまた苦を受けなければならないでしょう」
「しかし、私達は不運な生まれが多く、世の中から捨てられた者がほとんどです。ある者は不孝な子供を持ち、ある者は孤独や貧困で苦しみ、寄る辺のない老人や未亡人達が出家し、髪を剃って比丘尼となったものです。朝晩恥を忍んで家々を回っては食を乞い、人の憐れみを受ける境遇です。また檀家の人が寺に参れば、私達の身を削ってでも賓客の如く手厚くもてなさなければなりません。姫は簡単に仰いますが、私達は時折り金持ちや裕福な人を見ると、羨ましさと限りない憧れを感じることがあり、悲しい思いをすることもあります」
 実のところ白雀寺の生活は、他の寺に比して極貧厳戒著しく、食事は清茶淡飯で少量の塩を用いるだけで油などを使わず、外部との対話も一切禁じられていました。そのため尼僧の中には、このような生活に耐えられず、逃げ出す者もありました。
 姫は、この尼僧の言葉を聞いて笑い出してしまいました。
「比丘尼達は既に弥陀に帰依し、修行に身を置く人ではありませんか。もっと心神を定め、迷ったりしてはなりません。尼僧になるには、三生の幸がなければなりません。高邁な仏弟子であり、善徳厚き縁者なのです。決して卑しい身分ではありませんから、絶対に卑下なさらないで下さい」
 姫は皆を嗜めてから、更に語気を強め
「修行をするのは、前世の罪業を消滅させるためだけではありません。その目的は、過去の因縁を清算することです。今の世の人々は、自暴自棄になり、奸逆悪道を恣に行って悪因を成しています。その悪がやがて満つれば、恐ろしい果の報復に悶え苦しむことになるでしょう。現実の快楽は未来の業苦の因素となり、また現実の艱難は未来の快楽の因素となります。単茶清飯であっても、何で憂うことがありましょうか」
と語りました。この時、傍らにいた永蓮が水を差すように
「姫、修行は男の人がするものです。女の身体にはいろいろと不便があり、不潔なためにとても修めることは出来ません」
 すると姫は、永蓮のほうを振り向いて
「だからこそ女は、修行しなければならないのです。女の身体は汚濁不浄で男より五百級も罪が重く、しかも五漏の身体となっています」
「五漏とは何ですか」
「五漏の一つは物の主になれないこと、次は人の主になれないこと、三は家の主になれないこと、四は身体の主になれないこと、更に一つ、聖なる主になれないことを言うのです」
「それでは尚更、修行は困難ではありませんか」
「困難があっても、絶対になれないのではありません。熱意・信心が不足だからです。罪が重いからこそ、もっと修練を積むべきなのです。菩薩行は、容易に証されるものではありません。今まで女人の修行者で無上正等正覚を得た人が少ないのは、縁に薄く、厳しさが足りないからです」
一同は、打ち静まって、姫の説法に聞き惚れてしまいました。長老は内心喜びを禁ずることが出来なかったものの、妙荘王の厳命を懼れ、永蓮を意識して態と困ったようなふりを装い、心残りではあるが座を閉じるように命じました。
 姫を連れて後殿に向かった長老は内心で、妙荘王の厳命に逆らえば由々しき結果となる、さりとて姫の心を変えることも出来ず困ったことになった、と考えながら三清殿の中にある丹房に姫・保母・永蓮の三人を案内しました。
 ここは姫の居室であり、坐行所を兼ねていました。両扉は固く閉ざされて、外気も光線も全く入らない部屋でした。その日から姫・保母・永蓮の三人は、ここで起居を共にすることになりました。
 朝早くから十七個ある大甕に水を汲み、火焚き、米搗き、炊事と片付け、食後は薪割り、掃除と雑用が山積しており、また夜遅くまで草鞋を作り、片時も休む時間はありません。
 このような忙しい仕事を与えられれば大の男でも参ってしまうのに、姫には苦の陰すら見られません。従って、座を組んでゆったり瞑想する時間などありませんでしたが、花園で行住坐臥の修行の妙を会得された姫は、一人楽しく黙々とこれを果たし行い続けました。草鞋編みの時間に、心霊の法輪を転じていたのでありました。
 保母も一心に努めたが堪え切れず、時には泣くこともありましたが、その時には姫の優しい激励と安慰がありました。
「保母よ、頑張って下さい。修行には、苦労は付き物です。それに耐え忍んでこそ、得道の機会に遇り会えます。苦しければ苦しいほど、それだけ多く徳を培っているのです。道が一尺高くなるに従って、千丈の魔の迫害を受けなければなりません。慈悲の心を抱いて、決して怨恨の念を生じてはなりません」
「姫様。お心遣い下さいますな。これからは、いっそう心を引き締めて参ります」
 保母は、唇を噛み締め、溢れる涙を堪え、姫の温情に咽び泣きました。今では只姫の言葉が保母の心の糧であり、唯一の慰めと拠り所でありました。

 


第15話  監視役の永蓮、終に感化される

 このようにして妙善姫は、入門の日から厳しい日課を繰り返しながら、一心不乱に修行に励みました。姫の真摯な姿は、白雀寺全ての尼僧に大いなる感動を与えたのであります。
 日が経つに伴い全尼僧の姫に対する態度は、心服と尊敬に変わり、中には姫の仕事を見かねて替わって上げたいと思う尼僧もありましたが、冷たく監視する永蓮の眼を懼れて申し出る者はなく、みな心の中で只同情するばかりでした。
 しかしながら所詮永蓮も人の子、人情の機微に触れて感動しないはずはありません。毎日姫の行動を監視しているうちに、何時しか姫に対する尊敬の念が生じてきました。水汲みの折りには手伝う仕種を示したり、薪割りの折りには自発的に加勢する態度を採るようになってきました。けれども姫は、人の尊敬や同情を全く意に介せず、与えられた仕事を黙々と果たすだけでした。
 見かねた永蓮が
「姫、そのように働かれては、遅かれ早かれ倒れてしまわれます。永蓮に仕事の一部でも、暫く代わらせていただくことをお許し下さい」
と無理に代わろうとしても、姫は
「それは、なりません。私は、父君に対して不孝な娘です。罪状から言えば、重罰を受けても当然の事です。父君の特別の温情により、当寺で働けるだけでも大変に幸せです。自分が働かず他人に頼んだりすれば、父君に対して恥ずかしいだけでなく、天地に対しても申し訳がありません。第一、私自身の良心が絶対に許しません。そなたの心遣いには心から感謝しますが、やはり自分の行は自分で修めます」
頭を下げて永蓮の申し出を静かに断る姫の言葉に返す言葉もなく、一段と深く感激した永蓮は、下働きばかりをされている姫に専心一意修行をしていただこうと思い
「姫君の御講説は、全く理に適っていて、大変よく解ります。しかし修行するにも、そのための時間が必要です。今の姫君の御様子を拝見いたしますに、拝仏念経や朝晩の勤行をなさる時間が全くございません。雑務のほうは私がいたしますから、姫君は求道参悟に専念され、一日も早く正果を成就していただきたいと存じます」
と、真心込めて申し上げました。
 いつの間にか周囲に十数人の尼僧が集まり、二人の会話を感動の涙で聞いていました。今までは永蓮の監視の目を恐れていただけに、本人の変わりように驚きの色を示し、一斉に堰を切ったように永蓮を褒め称え、永蓮の意見に賛成し、みなで姫の仕事を手伝おうと申し出ました。尼僧達のこの申し出に対して姫は、喜びの色を隠しきれず
「皆様の御厚情を感謝します。そなた達の仏縁夙根が深いことは、よく解りました。しかしそなた達は、その一を知っても二を存じません。修道するには、開悟の法を得て外形に囚われることなく、要は誠心を持つことが肝腎です。真心を持って法に帰依すれば、経典を誦え、経文を諳んじなくても必ず仏・菩薩に感応します。もしも心して行ぜずば、外形的に苦行難行をしても無益です。今の私には礼拝勤行の暇はありませんが、心は片時も法・仏を離れてはいません。全ての仕事を通じてこそ、本当の修行があります。そなた達も、個々に課せられた功果に精勤して、その中から尊い真理を会得して下さい」
と尼僧達の厚意に感謝すると共に、手伝いの申し出をきっぱりと断りました。
 姫君の決意の固いことを知った永蓮達は、それ以上仕事の話はせず、何らかの方法を講じて姫をお手助けすればよいと思い、尼僧達をそれぞれの持ち場に帰らせました。
 その晩、寝付かれない永蓮は、姫君が寝まれたのを見計らって密かに床を抜け出し、足音を忍ばせて尼僧達の部屋に這入りました。そして皆を静かに起こし、何とかして姫君を休ませる方法はないものかと協議しました。
永蓮は今まで姫に冷たく当たってきただけに良心の呵責も強く、姫の艱難辛苦を看過するに忍びない気持ちで一杯でした。姫がこのままの状態を続ければ、必ず身体を壊してしまうに違いない。姫を思う気持ちに、一入駆られてならなかったのです。勿論各尼僧も、姫の事を真剣に心配し、いろいろと皆で相談しましたが、その結果
「それでは、姫君が寝まれた時間を利用して、皆で手分けして分からないように仕事を片付けてしまいましょう」
という永蓮の案に全員賛成し、早速に服を着替えるとそれぞれ分担して姫君のなすべき仕事を瞬く間に片付けてしまいました。
 翌朝、姫は起きてみて驚きました。どの甕も水が一杯に溢れ、草鞋も定足の分に編まれていました。誰の仕業であろう、姫は側に居合わせた尼僧達に次々と尋ねましたが、誰も首を振って知らない振りをしました。そのうち尼僧の一人が
「不思議な事です。僅かな時間で、これほどまでに多くの仕事が出来るわけがありません。人間業でなく、仏法無辺の霊験でございましょう」
 この時、永蓮が側にやって来て素知らぬ振りをして尼僧達から事の経緯を聞いて、さも驚いた顔で重々しく断言しました。
「これは、確かに奇蹟です。きっと姫の真心が弥陀と仏陀に感応され、特別に法力を施されて密かに姫を助けて下さったに違いありません。私達は、静かに今後の様子を見続けましょう。もし毎日このような状態が続けば、確かに弥陀の護力に違いないでしょう」
 皆はなるほどと頷いていましたが、姫は多くを語らず、ただ感激の面持ちを顕しているだけでありました。
 それからの毎日は同じような状態が続き、皆の結束は日一日と固まっていきました。姫に知られないように言動には皆が特に留意し、姫君の修行を協力一致して側面から援助しようという考えが無形のうちに醸し出されました。
 姫が皆の善意を知らないわけがありましょうか、皆の夙根の深いことを祈って黙って為すがままにさせました。しかし、それでも姫は、朝な夕な草鞋編みに努め、出来上がった草鞋は床の下に積み重ねて大切に保管しました。誰ぞ知ろう、計らずもこの草鞋が将来姫の修行に役立ち、成道を助けることになるのです。
 寺の長老や尼僧達は、今はすっかり妙荘王の厳命を忘れ、姫に心服して共に勤行を怠りませんでした。永蓮も監視の役目を忘れて、姫に従って修行するようになりました。徳の感化は偉大なもので、妙荘王の権力を以てしても、姫の強い信念に打ち勝つことが出来ませんでした。今では姫に対する崇敬の気持ちは、弥陀と仏陀に対するものに似たものがありました。
 姫は暇を見ては独り丹房に引き籠もり、神霊を純熟に磨くことに励みました。神気の定静に伴って、いよいよ大法輪を転じて、日々に無念無想の境界に達していきました。
 保母は長い間姫に従っているので雑念を払い煩悩を滅するほどに進歩してきましたが、永蓮はまだ縁浅く時々外魔に侵入されることが多かったのでますます精進修行に励みました。
 全寺の尼僧達も、姫に感化され、修行に一層真剣味が加わってきました。何事によらず好い意味での競争は、お互いの霊性を高め、相互の磨き合いは成就を加速度的に促すものです。かくして白雀寺の空気は活溌溌地に溢れ、霊気が盛り上がって天地に貫く感がありました。
 しかし修行には魔考があり『好事魔多し』『天に不測の風雲あり、人に旦暮の禍福あり』の譬え通り、ここに誰もが予知し得なかった一大事件が突発したのであります。                           
                                                      
続く・・・

プレアデス+地球をひらく鍵~第1章 ゲーム、コード、そしてマスターナンバー(2)

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第1章 ゲーム、コード、そしてマスターナンバー

◎私たちがやることは、あなた方の進化の出発点となれるイメージをつくり出すことだけです。

 

あなた方に似ている他種の人間が存在していたこともありました。

彼らのDNAはある段階にあっては完全なもので、彼らは地球上にきわめて高度に進化した文明を発達させました。

彼らが存在したのはずっと昔のことで50万年以上も前のことです。

あなた方がレムリアとかアトランティスと呼んでいる文明の言っているのではありません。

レムリアやアトランティスは、私たちが現代人と呼んでいる人々が生きていた時代のことです。

私たちがここで話している文明は古代の文明のことで、雪を頂上に頂いた南極大陸の下に埋もれた文明であり、あるいはモンゴルのゴビ砂漠の砂の下に埋もれている文明のことです。

あなた方が神と呼んできたエネルギーが、地上に存在するすべてのものをつくりだしたのです。

彼らは創造物のすべてに偉大な知性を与えました。

地球に存在するすべてのものには意識があります。

つま先の分子に至るまで意識をもった存在であり、すべてが協力しあうようにできているのです。

意識は電磁場周波数の波動によってたえずコミュニケーションをしています。

これらの周波数は結合して力を合わせ、それぞれが全体の利益に貢献できるのです。

現在、地球が直面している問題は、本来協力し合うために地球に存在しているすべてのエネルギーと人間は、別々なものであると人間が信じていることにあります。

あなた方人間はそれぞれが別々に存在して入ると信じているために、存在の全体性を見ることもできなければ、存在の全体性にアクセスすることもできないでいるのです。

 

私たちが意図しているのは、地球に影響をおよぼしてきたプレアデスの実験についてあなた方にもっと広く知ってもらうことです。

地球を混沌と混乱が支配し、人類が抑圧されていたとき、プレアデスのさまざまなグループが地球のいろいろな場所にやってきて、非常に微妙な可能性の開きをつくっていきました。

彼らは極少数の意識にはたらきかけて、ごく少量のエネルギーを残していきました。

というのは、宇宙の多くの存在には、あなた方の惑星には大きな苦難と抑圧が訪れることがわかっていたからです。

 

地球はいま、非常な苦境に陥っています。

それは疑いのない事実です。

しかし、この混乱状態の真っただ中に大きな機会が横たわっているというのも事実です。

あなた方一人ひとりが肩をたたかれ、招集にこたえるようにとの要請を受けました。

多くの人々に招集がかけられていますが、未知の領域に喜んで足を踏み入れ人はわずかです。

一般の人々に支持されることはおそらくなく、それをすれば異端者と見なされるであろうことのために喜んで立ち上がる人は少ないのです。

未知の領域に入っていくことを選択したあなた方の意図に心から拍手を贈るとともに、あなた方一人ひとりに敬意を表したいと思います。

あなた方がこれまでわかっていると思いながら実はわかっていなかった、女性的な自分、男性的な自分というものをいま見つめようすることに対して敬意を表します。

あなた方がすでにもっているものをさらに豊かにしていくだけでなく,異なった可能性を探求使用とするあなた方の意欲もうれしく思います。

あなた方一人ひとりがそれぞれのあり方のなかで人々の注目をあびる時がきました。

エネルギーがあなた方の身体に入ってきたら、そのエネルギーを拡大するべき時がきました。

さりげなく光を自分の身体に入れ、そして地球に注ぎこむことによって、これらのエネルギーを多くの人々が入手できるようにしてあげるべき時です。

私たちはいつも笑って楽しいときを過ごすのが大好きです。

この遊び心に満ちたアプローチによって、あなた方一人ひとりの前進をさまたげているものがなんであるかを明らかにすることができるかもしれません。

進化と意図のある特定の目的にもとづいて集結する、意識の家族が存在します。

あなたが属する光の家族はそのような系譜からきています。

「光」とはだれのことでしょうか。だれが光を所有しているのでしょうか。光のむこうに何があるのでしょうか。

これらの問題についてちょっと感じてみてください。

そして人間は、宇宙で何が進行中であるかについて常に自分の心のなかで神話をつくったり、小さな物語や妖精の物語を創作していることに気づいてください。

存在しているもの全体から見れば、あなた方が考えている存在の物語はきわめて規模の限定されたものです。

ですから、これらの物語を大幅につくり変えて、もっと大きな存在の物語を想像して見てください。

 

光の家族は、この惑星に情報をもたらすようなコードが入っている存在のグループです。

そのコードは一人ひとりのなかに入っていきます。

現在進行している現実についての解釈に疑問を抱き、その向こうを見ることができるようになった瞬間から、あなた方が抱く思いは他の光の家族たちのコードに点火することになっています。

私たちは地球のある段階において、人間の意識のコードに点火するエネルギーの集合体です。

この過程はあなた方が進化するにつれて進展してゆきます。

あなた方の前に予告なく現れる教師によって莫大な量の指示が与えられることになるでしょう。

 

光の家族は巨大な家族です。

光の家族のメンバーは情報を提供する必要のある場所であれば,どこにでも登場します。

彼らは緊急事態に招集される異端者グループの特別部隊です。

光のメンバーは、自分が入っている肉体ないしは生命体を破壊することなく、その現実の転換をする能力が身体のなかに埋め込まれています。

あなた方は「自分にはこれができる」という信念体系をつくらなければなりません。

というのは、あなた方の心は自分自身の命令によって進化し、体験を創造する仕組みになっているのです。

自分が命令をくだすとき、その命令がどのようなパラダイムにもとづいていようとも、それに忠実にしたがうようになっているのです。

 

光の家族は次元転換の際に安定要因としての役割を果たし、多くの人々を目覚めさせるための周波数を運ぶ人としての役割を果たしています。

なかにはそのような可能性におじけづいてしまう人もいるかもしれませんが、それはそれでよいのです。

それぞれの人が自分にできるだけこの新しい知識を取り入れ、変っていけばよいのです。

あなた方はこうした変化がコード化されて入っているのですが、実際に変化を遂げるかどうかはそれぞれの自由意識による選択にまかされています。

自分にはそれができると考えるか、できないかと考えるか、それはあなたの自由意思にもとづいています。

過去数千年にわたり数多くの神秘主義の学校において行なわれた通過儀礼の過程は、私たちがいま話していることを具体的に証明してくれます。

光の家族のメンバーは、自分自身の中にあるコードを掘り起こすことによって三次元の法則を超越し、いうなれば別な次元まで自分を押し上げてきたのです。

 

あなたのなかには、以前これをやったことがあると感じる人がたくさんいるかもしれません。

そのとおりです。

別のシステムのなかに入っていって同じようなことをやったときの他次元の記憶があるから、そう感じるのです。

それはあなた方にとってはお馴染みの過程です。

なぜなら、光の家族はそのような仕事をすることになっているのですから。

あなた方はシステムに情報を提供するのです。

システムの内部に潜入して現実を再構築するのが仕事で、しかもその達人なのです。

 

あなたはこの過程の記憶が全然残っていません。

その理由は、地球の人と同じ法則の下で行動することになっているからです。

したがって人間として生れてきたとき、このような記憶は完全に抹消されていました。

地球にやってくる前に、記憶を失うことが過程の一部であることも知っていました。

そしてエネルギー的に、かつ遺伝的に、あなたの目的を実現するのにもっとも適切なタイミングと両親を選択したのです。

 

あなたが地上の局面に肉体をもって生れたとき、ある種劣性遺伝の組み合わせを受け取りました。

それは霊的な能力と直感力を発達させる最高の確率を与えてくれる光のコードを持った劣勢遺伝の組み合わせでした。

さらにこれらの遺伝子には、なぜか知らないけれども「自分は他の人々とは違う」と感じさせる、ある記憶が入っていました。

このような能力と才能を与えられたあなたは、自分の人生を築き上げ、その余力を駆って、ほかの人とは異なったもののなかに自分自身が入っていくことを許してきました。

人間の内部で広範囲におよぶ突然変異が起きるにつれて、また遺伝子の向上に助力している存在たちによって外部からの刺激を与えられる状況のなかで、あなたは自分自身のなかに目覚めつつあるものにもとづいて行動し、かつそれらを内在化していかなければなりません。

続く・・・

世界最後の謎を解き明かす(ムー大陸探検事典) ~第2章 失われた神々の遺産を求めて、地下都市探検の物語

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                     メキシコのモンテ・アルバン遺跡から出土した地下都市の王ミクトランテクトリ

二〇世紀の世界史に巨大な足跡を残したドイツの総統ヒトラー。彼は失われたアトランティス・ムー文明の遺産が今も地球のどこかにあると考え、秘密のうちに世界各地の洞窟を調査した。『九二〇年代にアメリカやイギリス、ロシア、ドイツが先を争って捜し求めた太古の遺産とは何か。それはイギリスの探検家フォーセットがめざした黄金都市エルドラードに眠るアトランティスの秘宝か。それともムー王国の地下都市に隠された古代カラ族の空艇ヴィマナか。伝説のクルの宝をめぐる水面下の戦いは今なお続いている。

エピソード1 第2章 失われた神々の遺産を求めて/地下都市探検の物語

二〇世紀最後の秘密

「ジー、いま聞いた話を他の人にしゃべっちゃだめだよ。私たち以外の世界があるということをね。」ジーは立ち上がると父親の額に口づけし、笑いながら答えた。「舌は気まぐれだけど、お父様がそうおっしゃるなら、絶対誰にも言わないわ。私の口から何か洩れて、私たちの社会が危険にさらされると心配しておられるなら、いま聞いた話の記憶をブリルの力で頭の中から消してしまったら?」(『来るべき民族』)神秘主義に関する本の中で、一番捜し出すのが難しいものの一つに、『来るべき民族』という奇妙な本がある。イギリスの作家ブルワー・リットンが一八七一年に出版したこの本の内容は、ひとことでいえば、地下の別世界に住む高度な民族の物語だ。そこに描かれた地底人ブリルヤたちはすべて超能力をもち、地上の人類よりはるかに進んだ超科学を駆使するだけでなく、やがて地下から現れて地上全体を支配するよう運命づけられている。今から百二十年ほど前に、すでにレーザー光線やロボット、飛行機械の登場を予知し、現在のわれわれが直面している文明の危機をいち早く見通していたリットンの書は、二十世紀に入ってまもなく、ヒトラーの世界観に大きな影響を与え、ナチの超人思想と超科学、そして第三帝国の誕生をもたらすきっかけとなった。若きヒトラーに多大の感化を及ぼしたドイツの将軍カール・ハウスホッファーの考えによれば、この本にブリルヤとして描かれたユダヤ人はアトランティスの異変とともに地下に隠された太古の遺産を世界支配のために用いているが、この遺産こそはアトランティス直系の子孫であるアーリヤ人、すなわちゲルマン民族のものである。ドイツ人は今こそこの遺産をすみやかに手に入れてユダヤ人の世界支配をくつがえし、アーリヤの栄光ある千年王国を実現しなければならない、というのが彼の持論だった。リットンの死後およそ四十年を経て勃発した第一次大戦はロシア革命とドイツ革命を生み出し、敗戦後のワイマール体制のもとでかつてない敗北感と経済的な苦しみを味わったドイツ人は、ワイマール共和国を指導する少数のユダヤ人に対して不満を抱き始めていた。当時ドイツ共和国の問に根強く広まっていた噂によれば、相次ぐ革命と社会不安の元凶はユダヤ人にほかならず、彼らがフリーメーソン結社員と共産主義者の両方を背後から操って世界支配をもくろんでいるという流言は、またたくまにナチの台頭をうながした。この時代に反共・反ユダヤのスローガンを掲げて慧星のごとく現れたヒトラーは、ドイツの大衆から国民をどん底の苦しみより救い出す英雄として迎えられた。そのヒトラーが、一九二三年のミュンヘン一揆に失敗してランズベルクの獄中にいる時、失意の彼にリットンの書を読むことを勧めたのは、ほかならぬカール・ハウスホッファーだった。

アーネンエルベ

ヒトラーは、一九二五年に自由の身になると、さっそく『我が闘争』を出版し、ドイツ革命によって倒された第二帝国にかわる不滅の第三帝国の実現に向かって、ナチの活動を本格的に開始した。この時期に彼がつくったブリル結社啓明支部(バラ十字会ドイッ支部)は、のちにアーネンエルベとして知られるようになったナチのオカルト局、すなわちSSの秘密部隊の前身となった。彼が最初に手がけたことは、ナチの内部に確固たるゲルマン精神を身につけた親衛隊を組織し、極秘のうちにユダヤ人とブリルヤの秘密をつかむことだった。ユダヤ人の恐るべき才能は、思想、芸術、科学、経済、政治のいたるところで明臼に認められた。共産主義の創始者マルクス、精神分析学の開祖フロイト、相対性理論の提唱者アインシュタインはユダヤ人だった。ロシア革命の指導者レー一【ンやトロツキー、ワイマール共和国のエーベルト大統領、アメリカ合衆国のルーズベルト大統領もユダヤ人だった。ピカソやシャガール、チャップリンなどの天才、名優を生み出したユダヤ人は、一方でロスチャイルドやロックフェラー、モルガン、ワールブルクといった世界的な財閥をも輩出している。近代科学の主な発明と発見の歴史に登場するのは、ほとんどユダヤ人だ。ユダヤ人がこのように優秀で、かつてなく豊かになったのはなぜだろうか。彼らは、何かわれわれの知らない秘密をつかんでいるのではなかろうかーヒトラーとナチの幹部たちがそう考えたのも当然だった。アメリカは一九二四年にレーリッヒ探検隊を出し、イギリスは一九二五年にフォーセット探検隊を出しているが、それらのスポンサーとなったユダヤ人があれほどまで熱心にヒマラヤとアマゾンの奥地に興味を示したのはなぜか。それはこの地域に未発見の地下都市があり、そこにアトランティスの太古の遺産が隠されているからではないか。そもそも地下都市がこの地球上にあることはほとんど知られていないが、それはユダヤ人がブリルヤの秘密を独占しようとしてきたからではないのか。ヒトラーとナチの幹部は、ユダヤ人が他の民族よりも優秀なのは地底世界の秘密を知っているからだと考えた。もしかしたら彼らは、地下に眠るゲルマンの太古の遺産をいち早く手に入れたかもしれなかった。

地下都市を発見せよ

ハウスホッファーとヒトラーはただちに地下都市探検隊を組織し、各地に伝わる地底伝説を集めた。ナチの地理学者や考古学者、地質学者たちはブリルヤヘ到る地下道の入口をすみやかに発見せよと命じられた。ドイツとオーストリア、チェコ、イタリアなどの各地にある洞窟と鉱山はひとつ残らず地図上にマークされ、地下都市へとつながる可能性をチェックされた。一二世紀のドイツの騎士タンホイザーが住みついたヴィーナス山中の洞窟はどこか?一二世紀にアルプス山中をくぐりぬけ、六回もイタリアに遠征したドイツ国王バルバロッサの利用したトンネルはどこにあるのか?トイトブルクの森にあるエクステルンシュタインの巨岩の下に秘密の通路はないか?デンマークのクローネンブルタの洞窟はどこまで続いているのか?彼らがボヘミアやズデーテン、トランシルバニア、カルパチアの山中にある巨大な洞窟群に注目していたことはもちろんである。さらに、ギリシアやトルコ、ウクライナ方面の洞窟情報についても、重大な関心を払っていたことはまちがいない。また彼らは、イギリスのフォーセット探検隊やアメリカのレーリッヒ探検隊に関する情報を注意深く分析し、アメリカや中央アジア、アフリカ、インドの洞窟について書かれた報告書を次々と検討していった。一九二六年に始まるナチのブリルヤ探検隊は、一九三六年になると、毎年のように定期的に世界の各地に派遣された。ヒトラーの指導のもと、親衛隊長ヒムラーの責任において派遣されたアーネンエルベの科学者たちは、イタリアやスペイン、トルコばかりでなく、チベットやブラジルの彼方まで調査に出かけた。それらの探検隊のうち、ブラジルに派遣されたグループは、北東マットグロッソのロンカドル山地で無数の地下道からなる迷宮を調査した。また、この地からパラグァイ、ボリビア、アルゼンチンヘと向かった分遣隊は、チリで別のトンネル網を発見した。このときの調査に加わったV・Mという隊員は、ペルーからエクアドルヘ向かい、クエンカの近くでインディオが入口を守る巨大な地下都市を発見している。こうして世界の各地から続々ともたらされ始めた情報と資料は、ナチの記録保管所に集められ、別の科学者たちによって分析されていった。その結果、ヒトラーとナチの幹部が手にしたものは、まさにアトランティスの驚異としか言いようのないものだった!

円盤の謎を解明せよ

「ビシュバカルマとチャーヤーパルシャ、マヌとマヤ、ならびにその他の建造者を見習うこと。これは各種の航空機の製造を可能にするであろう。」・「バーヤバーパラカラナに示したごとく、ヤーサー、ビヤーサー、プラヤーサの力を大気圏の第八層で用いよ。これは太陽光線の闇の部分を機体にひきよせ、敵の視界からヴィマナを隠すために使うことができる。」・「シャクティータントラに従えば、ロイネー光線を投射することにより、ヴィマナの前方にある物体を目に見えるものとすることができる。」・「ダンダバクトラをはじめとする大気の他の七つの力をひきつけ、太陽光を照射した上でヴィマナの中心に送り、断続器を作動させよ。これによりヴィマナは蛇のごとくジグザグ飛行するであろう。」・「ソーダミネーカーラの章もしくは電磁学の説明どおり、ヴィマナの集音装置を用いよ。これによれば飛行中の敵機内の会話と音を聞くことができる。」・「ヴィマナの撮影装置は、敵機の内部を画面に映し出すことができる。」・「ヴィマナの前部にあるつまみを回せば、ディシャーンパティ装置が敵機の接近方向と位置を示してくれる。」・「有毒のアプスマーラをヴィマナ上部の管内に注入し、スタンバナ装置で放出すれば、敵機の搭乗員は意識を失うであろう。」はたしてこれらの記述は何を意味しているのだろうか?ヴィマナとは何なのか?もともとこの資料はどこにあったのか?ここに記されたものは、明らかにこれまでのナチの科学者が全く知らない新型の航空機だった。この文書は、ヴィマナと呼ばれる未知の航空機の性能と操作法を記したものらしかった。チベットのラマ教寺院から発見されたこの文書は、古いサンスクリット文字で書かれていた。ヒトラーは、この報告を受けとるとただちにナチの科学者を招集し、全力をあげてヴィマナの秘密を解明するよう指示した。この文書の不明な語句を解読できそうなラマ教の高僧が、次々と首都ベルリンに招かれた。そして、博学なラマ僧とドイツ最高の言語学者、物理学者、航空技術者が何度も極秘のうちに会合を重ね、不明な語句の意味をひとつずつ明らかにしていく過程ではっきりしてきたことはーこのヴィマナが未知のエネルギーを用いて大気圏の内外を自由に飛行できる超高速の航空機であるということだった。それはまるでリットンの書に登場するブリルヤの乗り物―――ブリルの力によって地底空間を高速で移動する乗り物を思わせた。ナチの科学者が手にしたものは、チベットの僧院に古くから伝わるアーリヤ民族の古い写本で、インドの叙事詩『マハーバーラタ』にも記された大異変によって滅び去った、紀元前の高度な文明の遺産だった。が、この秘密資料に記されているアストラ(ミサイル)やアラタシャ(ロケット)、ククラ(核兵器)、モハナ(催眠兵器)の数々は、何と恐るべき兵器だろうか。一九三九年までに多くの秘密資料を手に入れたナチのアーネンエルベ

 ヴィマナの復元図(ダヴエンポート作成)

が、その後ヒトラーの作戦計画に合わせてヴィマナの建造に取り組んだことはいうまでもない。彼らの得たサンスタリット文献には、ヴィマナの建造法が具体的に記されていた。その基本構造は、車輪(回転ギヤ)のついた床の中心に空洞軸(磁極)と機械室をすえ、上部を丸天井で覆った円盤であった。ナチの科学者たちは、新兵器を造るに先立って、ロケットやミサイルの実験をしなければならなかった。また、ユダヤ人が極秘に進めているマンハッタン計画に対抗して、原水爆の開発を急ぐ必要があった。しかし、これらすべての開発計画の中でも、新型航空機ヴィマナの建造は、極秘中の極秘計画だった。

エピソードーⅡ

古代カラ族の地下都市文明

「もし、われわれのために捜索隊を出すつもりなら、後生だ、やめてくれ!われわれは最初からそのつもりだったのだ。」一九二五年、イギリスの探検家フォーセット大佐と長男のジャック、そして友人のラレー・リンメルの三人は、ブラジルのマットグロッソ州こつぜん地域のジャングルで忽然と姿を消した。そして、不思議なことに彼らが失踪したあとには、冒頭のような走り書きのメモが残されていた。彼らはロンカドルの山中でアトランティスの大いなる遺産と失われた部族、滅亡した都市を探し求めていた、といわれる。大佐の妻ニナ・フォーセットは、時がたつにつれ、夫はジャングルで野蛮な裸族に殺されたのではなく、重要な秘密を発見したために現地にとどまっているのだ、と確信するようになった。また世間ではこんな奇妙な噂も広がっていた。「彼らは失われた古代都市の跡を発見し、太古に超文明をつくった人々の子孫とともに、地下都市の中で生き続けているのだ」と。フォーセットとほぼ同時代、古代カラ族の遺跡を世界各地に求めていた探検家のチャーチワードが、チベットの奥地で謎に包まれた古地図を発見した。その地図には、南米のアマゾン河がかつてアマゾン海と呼ばれる美しい内海を形づくっていた頃、この巨大なアマゾン海の周囲に、インドのデカン高原でも活躍していた日本人の祖先カラ族(すなわちインドの『マハーバーラタ』で有名なクル族)が「七つの都市」を築いていたことが記されていた(エクアドルやペルーでは、その昔、カラ族の王ステルニが大船団を率いて西の海を越えてやって来たという伝説が今も信じられている)。ただし、「七つの都市」の中で、チャーチワードの地図に場所が明確に載っている都は五つしかない。そのため、「七」という数字は象徴的な意味合いしかもたず、実際には五つの都をさしたものとみなされてきた。しかし、ヨーロッパの秘密結社に伝わっていたもう一つの古地図には、何と、アマゾン海のほとりにある「宝石の都」が第二の都として記されているのだ。これで六つ。さらに、いずれの古地図にも記載されていなかったが、ちょうどアマゾン海の東北海岸にあたるブラジル東部ピアウイ州のセテ・シダデス遺跡を第七の都市として加えれば、古代南アメリカには七つの都市が実在したことになる。しかも、南米には、これらの都がいずれも巨大な地下トンネルで結ばれていた、という伝説もあるのだ。われわれは、これまで報告された事実や資料をもとに、南米の失われた七つの都と古代カラ族の地下都市の位置を割り出すことに成功した。つまりわれわれ日本人の祖先がかつて南アメリカに築いたとみられるカラ帝国の七つの都は、次のような地域にまちがいなく存在する、と言えるようになった。・第一の都……ボリビアのティアワナコ遺跡・第二の都……ペルーとエクアドルの国境にあるアカヒム遺跡(宝石の都)・第三の都……ブラジル・マットグロッソ州南部にある未確認遺跡(黄金の都)・第四の都……ブラジルのサンタカタリーナ州とパラナ州の境界にある未確認遺跡・第五の都……ブラジルとベネズエラの国境地帯にある未確認遺跡・第六の都……ボリビアのラパス東方、第一の都と第三の都のほぼ中間にある未確認遺跡・第七の都……ブラジルのピアウイ州にあるセテ・シダデス遺跡。このうち、第二の都市アカヒムはエクアドルのコトパタシ山南方にあり、われわれはすでにこの地下都市の入口を発見している。また、南米にはこれら七つの都以外にも十八の地下都市遺跡があるが、そのうちの一つはエクアドル第二の都市グアヤキルの近くにある。そしてこの地下都市から出土したといわれる黄金板には、伊勢神宮の奉納文に使われた日本の古代文字で、「ここに我がタルの宝集めしめ、のちの世に伝へて、いしすえたらしめむ」(地球文化研究所・高橋解読)と読める銘文が確かに刻まれているのである。中国に伝わる『山海経せんがいきよう』には、われわれの祖先が世界各地に残した地下都市が「神々の地下の館」として正確に記されている。

 UFOは地底王国から飛来する?

われわれがこれらの地下都市を発見し、失われた日本の太古の歴史を回復する日はいよいよ間近に迫っている。

[アーネンエルベ]

九三三年、正式にはドイチェス・アーネン・エルベ「ドイツの古代遺産」と呼ばれるドイツに創立された民問の文化団体で、二年後にはSS(ナチ親衛隊)長官ハインリッヒ・ヒムラーによってナチス・ドイツの公式機関となり、一九三九年の初め、SSに吸収された。表向きは祖先の遺産及び遺伝問題を研究する団体ということになっていたが、オカルト的色彩の濃い部局で、五〇もの研究部門を持っていた。そこでは、純粋に科学的なものから捕虜の生体解剖、秘密結社研究、オカルト実践などが行なわれ、さらにオカルト的特殊情報部までがあった。

 ヒトラー

[アメリカの地下回廊]

古代世界最古の文明発祥地とみられるアメリカ大陸には、アジアに比べてより多くの地下都市に関する証拠がある。たとえば、古代インカ帝国の首都クスコにあるサント・ドミンゴ寺院の祭壇(かつてインカの太陽神殿があつたところ)の下には、クスコ市街からサクサワマン要塞へと通じる地下回廊が延びており、この回廊はボリビアの国境にあるティアワナコの神殿カラササーヤの下からクスコを経て、エクアドルのクエン力回廊、グァテマラ、メキシコのプエプロ回廊、さらにはテオティワカンのピラミツドの下にまで延びていたと考えられる。エクアドルのクエンカ回廊の入口はいくつかあるが、そのひとつはかつてドイツの情報部に務めていたファン・モーリスが発見したロス・タヨス(太陽鳥洞窟)であり、この一帯には未知の巨大な地下都市がある。また、プエブロ回廊の入ロは一七世紀にグァテマラを調査したスペインの司祭グスマンによって発見されたもので、プチュタのプエプロからテクパンのプエプロまで長さ五〇キロのトンネルがあったといわれる。このプエプロ回廊の別の入口はグァテマラ西部のサンタ・クルス・デル・キチェの近くにもあり、ここからさらにメキシコヘと延びる回廊の先、ハリスコ州カボ・デ・コリエンテスの東一二〇キロ地点やメキシコ・シティの北西一六〇キロ地点には、別の地下都市があるとみられる。このほか、チャビン・デ・ワンタルやテオティワカンの地下、ロンカドルやサンタ・カタリナの山中には、未知のトンネル網と地下都市があるといわれているが、今なお十分な調査はなされていない。

エクアドルのロスタヨス地下都市

[インカ帝国]

一二世紀から一六世紀まで南米アンデスの高地に栄えた謎の帝国。最盛時の領土はコロンビアからチリにまたがり、南北の都市は五〇〇〇キロを"越える""王の道""によって"ひとつに結びつけられていた。首都はクスコ。一五三三年、スペインのピサロによ"って征服されるまで、""太陽""の皇帝""と称した歴代のイ"ンカ女王はクスコに住み、"""太陽の神殿""に仕える最高"の神官として、インカ神権政治を指導した。帝国のおもな住民はケチュア族。日本人によく似た顔をしていゑレ前インカの数々の遺産を受けついだインカ帝国の領土内にはティワナコやナスカ、チャビン、クスコ、マチュピチュ、チャンチャンなどの遺跡が豊富にあり、インカ帝国の成り立ちを研究することによって古代世界の謎が次々に解明されると期待されている。

チヤビン・デワンタルの要塞

イン力帝国拡張図(泉靖一作成)

宇宙考古学一九五七年、ソ連の人工衛星スプートニクの打上げ成功によって幕明けした宇宙時代の考古学。アトランティスやムーに関する従来の研究は、以後、宇宙の広がりの中でとらえなおされ、太古宇宙飛行士説として新たな展開をみせると同時に、保守的な考古学界にも古代科学の予想以上に高い水準を見直そうという動きが具体化した。一九六六年までの第『期に活躍したルイ・ポーウェル、ジャック・ベルジェ、P・コロジーモ、A・卜ーマス、A・ゴルボスキーらは、従来知られなかった古代文明の高度な遺産を紹介し、現在の文明を唯【最高のものとする見方をくつがえした。一九六七年に始まる第二期になると、失われた文明の存在を示す証拠がふえるとともに、この文明の担い手と滅亡原因をめぐって新説が続出。世界中に古代ロマンをふりまいたデニケンが異星人来訪説を唱える一方では、何人かの研究者が太古核戦争説の可能性を示唆し、注目された。【九七七年に始まる第三期の特徴は日本においても本格的な宇宙考古学の機運が生まれたことで、二の年以後、『トワイライトゾーン』(旧称UFOと宇宙)や『ムー』、『たま』、『歴史読本』『歴史Eye』など、いくつかの雑誌に興味深いレポiトが寄せられるようになった。一九八七年以降の第四期は、従来の成果を踏まえてさらに実証的・総合的な研究が進められているところに特徴がある。ムー文明を太古a本の宇宙文明として捉え直す見方が最有力。

チチェン・イッツァーの天文台カラコル

[エルドラド文字]二十世紀初頭、『ソロモンの秘宝』の著者として世界的に有名になったイギリスの作家ライダー・ハガードが、南米のインディオから入手したといわれる彫像の文字。【九二五年にアマゾンの黄金都市エルドラードを目ざして行方不明になったイギリスの探検家フォーセット大佐は、友人のライダー・ハガードからこの彫像を譲り受け、その胸に刻まれた碑文を解読しようとつとめた。そして大英博物館の研究者に依頼した結果、その文字は東洋系の文字であろうとみなされたが解読には至らなかった。地球文化研究所では、この文字を日本に伝わるアイヌ文字とトヨクニ文字の混合文として読み、次のような結果を得ている。るり瑠璃富むカムイの宝は----------を越えた--------(所在地)の中にありけりフォーセットのマスコッ卜人形として知られるこの彫像の銘文には、南米の失われた黄金都市、エルドラードのありかと、そこに秘められた宝の位置が記されているものとみられる。

フォーセット大佐のマスコット人形 

[エル・フェルテ]

ボリビアのサンタクルス市西方約九〇キロ、標高一六〇〇メートルの地にあるプレ前インカ時代の要塞。その名もスペイン語で「砦」を意味するこのエル・フェルテは、全体の長さ約六五〇メートル、幅三〇〇メートルに近い奇怪な構造をもち、南北の両斜面にきれいに刻みこまれた数段の岩棚、東南斜面に劇場の座席にも似た区画のある不規則な階段がある。岩山の中央部、なだらかな斜面の中ほどから頂上に向かって約三〇メートルの区域には、幅三〇センチ、深さ一ニセンチの溝が二本、およそ一メートル問隔で平行に並び、しかも二本の溝の左右および中間には長さ三三センチの菱形の刻みが一〇〇個ばかり頂上へ向かってくさり鎖状に伸びている。これらの溝と刻み目は、ミサイルのようなものを打ち上げる発射台のように見える。

クスコ

ペルーの首都リマの東方六〇〇キロ、アンデス山中標高三三〇〇メートルの高地にある旧インカ帝国の首プレ都で、市内には前インカ時代からひきつがれた巨石遺構や地下回廊がある。"かつてインカの""太陽の"神殿〃があったサント・ドミンゴ寺院の祭壇の下から市内の地下に抜けるトンネル網は郊外のサクサワマン要塞に通じるといわれ、コロンビアからチリに至るアンデス山脈の地下に造られた大地下回廊の主要な出入り口のひとつであったという。空から見たクスコの形プレが前インカ人の好んだジャガーに似せて設計されているのも興味深い。

航空考古学

二十世紀に入り航空機のめざましい発達にともなって生まれた考古学の新分野。上空から写した航空写真の解析によって神殿や墓、道路の運河など地下に埋もれた遺跡の存在があらかじめわかり、今日の考古学的調査に不可欠の手段を提供している。この分野の発達によってナスカの地上絵やプレ・インカの大運河網、アメリカ中西部の大墳墓群などの存在が次々と明らかにされ、古代史は大きく書き変えられようとしている。特に最近の人工衛星写真は、未知の遺跡を発見する有力な手がかりとなっており、一部では月や火星にすら人工物の跡を認めようとする動きもある。

 

[サクサワマンの要塞]

インカ帝国の首都クスコ郊外、オヤンタイタンボに向かう途中の海抜三七〇〇メートルの高地に築かれたプレ前インカ時代の要塞で、その下にクスコ市街へ通じる、地下道が掘られている。一辺約四〇〇メートルの敷地・に張りめぐらされた高さ約二〇メートルに及ぶ三重の複雑な城壁、そこに使われた大小数トンから数百トンまでの多面体の巨石、それらの巨石をすきまなく組み合わせた技術、そしてこの巨石群を高い山頂まで運ぴ上げた能力は、まさに驚異そのものである。また、周囲の岩山に残る高熱で溶けた跡も謎である。

 クスコのサント・ドミンゴ寺院につながる地下トンネルがあるといわれているサクサワマンの巨石要塞

[ナスカ象形文字]

ペルーの南部、ナスカ川支流のインヘニオ川地域一帯の砂漠に描かれた有名な地上絵。これは一種の絵文字とみなして解読することができる。図は現地で「シャチ」を描いたものとみなされている。しかし、この図形を分析してみると、ここには日本に伝わるアイヌ文字で、チカヲ、ホリケル(地下を掘りける)と記されていることになる。はたして、このシャチの図形の心臓部に地下への秘密の入口があるのだろうか。

ナスカ平原に描かれたシャチの絵

 

日本のアイヌ文字で「地下を掘りける」と読める

[ブラジルの地下都市]

今は亡きホピの長老ホワイトベアはこう語った。「かつてワシ族が最も強力な武器でヘビ族の町を攻撃した。そのとき彼らが用いたのは、電磁力を応用したもので、雷のような破壊力をもっていた。ヘビ族は彼らの攻撃に備えて人々を地下に避難させ、その砦を厚いシールドでおおうとともに、これを電磁兵器で守った。彼らの攻撃が午後になって止んだ時、ヘビ族は敵の攻撃から身を守ることに成功した。そしてヘビ族はワシ族の要塞の下までトンネルを掘り進めたのである……これらのことはすべてクリスタル・ディスクに記録されている。第三世界の誕生の記録は、今も、南米のどこかにある地下都市の中に眠っているのだ。」南米インディオの一部族、モグララ族の長老タチュニカ・ナラも、彼らの神は南米の地下に巨大なトンネル網を造ったと述べており、アカコルやアカニス、アカヒムと呼ばれた地下都市はクスコやマチュピチュの洞窟とつながっていると証言している。タチュニカによれば、これらの古代都市のうちアカヒムと呼ばれた地下都市は、北西ブラジルのジャングル"を見おろす""三つの峰""の"ふもとにあるとのことで、デニケンにエクアドルの地下都市の存在を教えたファン・モーリスも、一九六七年にタチュニカからその話を聞いてロス・タヨスの洞窟を「発見」したのだという。

エクァドルの地下都市から出土したといわれる黄金の人形と円盤

ホピの迷宮

ラビリンスアメリカのアリゾナ・ユタ・コロラド・ニューメキシコ州を中心に、プエブロ・インディアンと呼ばれる人々がいる。プエプロと称される特徴的な家に住むこれらの人々の中でも、ホピ族は昔ながらの儀式や習慣をよくとどめ、古い時代の記憶を今に伝えている。このホピ族が、プエブロ地区の岩壁に描かれた壁画や太古の洞窟画の意味を知っているとみられるのは、特に注目すべきことだ。ホピの伝承によれば、赤"い岩絵は""予言の書""であ"り、その意味を解するホピの仲問たちは、きたるべき第三の地球の滅亡の日にも、これらの絵から正確な情報を得て生きのびることができるという。そしてホピの長老は、ある種の岩絵を見ると、そこにはどんなトンネルがあり、どこへ通じているかがわかるともいう。はたして彼らは、太古の時代に造られた地下都市と地下回廊の秘密を知っているのだろうか。そもそもプエブロ・インディアンは、他のインディアンと異なり、どこから現在の居住地にやってきたか謎である。彼らが南米のアンデス山中にあるクスコやマチュピチュのことをよく知っているのは信じがたい話であるが、フランク・ウォーターズの『ホピの書』やデニケンのホワイトベア会見記などによれば、.彼らは南方の"""赤い都市""をめぐる戦いを"逃がれてこの地へやってきたという。"その""赤い都市""とは南""アメリカの""七つの都市"""のひとつであったのだろうか。ホピの記憶によれば、彼らがその昔二の都にいた頃、突然包囲されて集中攻撃を浴びた。その時ホピの守護者であるカチナはすばやくトンネルを掘り、彼らを敵の背後の安全地帯に導いた。ホピはカチナの造った南米の地下トンネルを通って北アメリカにやってきたという。それは全くありえないことではない。カチナは、ホピによれば、人間や地球の他の生物と異なった存在で、ロボットのようなものと考えられる。ホピの岩絵に描かれたカチナは、チリ北部のタラパカル砂漠やペルー南部のモレンデ郊外で発見されたロボットの岩絵とそっくりである。これらは、ホピ族が彼らの守護者を記念して地下回廊の入口に残したものではないだろうか。もしかしたら、ホピ族の祖先がかつて築きあげた巨大な地下都市とトンネル網の秘密は、ラビリンスの伝説とともに古くから伝わる謎の迷宮紋様のうちに隠されているかもしれないのだ。エクアドルの地下都市の入口(太陽鳥洞窟)に近いクエンカのあたりで使われている迷宮図や、アルゼンチンのサンタクルス、ネウゲン地方に残された迷路文様は、いずれもホピの伝統的な迷宮紋様とよく似ている。これらの迷宮文様は地下都市とそこへ到る複雑なトンネル網に関する情報を与えてくれるのではないかと予想される。もし読者が世界各地の洞窟とその周囲に残された迷宮紋様との関係を組織的に調査すれば、これまで全く知らなかった太古の世界の歴史を明らかにできるのではないだろうか。

ホピの迷宮 アメリカ合衆国のアリゾナ・ユタ。ニューメキシコ・コロラド・ワイオミング州にある迷宮の入口

マチュピチュ

インカ帝国の首都クスコに近いアンデスの山頂三〇〇〇メートルの高地に築かれた謎の神殿都市。月の宮殿からワイナ・ピチュの頂きに向かうと左手に太陽の神殿、その先に日時計と呼ばれる巨石遺構および中央広場がある。推定収容人口二万人の居住施設をもつこの都市の随所には今も不可能な巨石加工の跡があり、また都市全体が霊鳥コンドルの形になぞられて設計された可能性がある。一九二年ハイラム・ビンガムが調査を開始して以来知られるようになったこの山頂都市は、巨石運搬技術の謎など今なお多くの秘密に包まれている。

 謎の空中都市マチュピチュ

[マヤの地底王国]

キチエ族の聖典『ポポル・ヴフ』によれば、メキシコおよびユカタン半島には、オルメカ・マヤ時代に"""シバルバー""とよばれる地"下帝国があったという。シバルバーは険しい段々道を下った谷底の低地の奥深い地下にあり、そこには"""闇の館""や""寒風の館""、""ジ""ャガーの館""や""コウモリ""の館""、""剣の館""、.炎の館"""などがあったといわれる。、シバルバーの人々は、キチエ族からドゥクール(みみずくH悪漢)または悪魔と恐れられ、実際にアルタ・ベラパス州の州都コバンの近くにあるイッツァ族の地、カルチャフの谷の地下に住んでいたと考えられている。チチェン・イッツァーにカラコル(天文台)を築いたオルメカ・マヤ系のイッツァ族は、『チラム・バラムの"書』などによれば、""七つの""洞窟""のある.七つの谷(地""下の穴)""の町トゥランにい"たと伝えられている。この伝説は、カルチャフの谷にイッツァ族の地下都市トゥラン・スイヴァ(シバルバー)があったことを意味しているかも知れない。

[南アメリカの要塞]

南米にはチャビン・デ・ワンタルのカステイーヨをはじめとする未知の要塞がいくつもある。ピーター・コロジーモが宇宙船の機密構造をもつと指摘したチャビンの要塞は、七五×七ニメートルの広さをもつ石造の大建築物で、内部にある三つの部屋に新鮮な空気を送りこむための特別な換気装置がついているほか、別の要塞へ通じるとみられる秘密の地下道を備えている。東大教授の泉靖一(故人)は、一九五八年にこの遺跡を訪れた時、一番奥の石室の下に未知のトンネルがあることを確認し、入口の床石をはずして中に入ったが、「二〇分ほどかかっても出口らしいものに到達できなかった」ため、調査をあきらめてしまった。はたしてこの地下道の奥に何があるか、それはどこへ通じているのか?

チャビン・デ・ワンタル遺跡の平面図(ルンブレラス作図)

 チャビン・デ・ワンタルの地下回廊

[ラスト・バタリオン]

南米チリのエスタンジアや南極の秘密基地を拠点として、いま、第四の地球帝国づくりをめざしていると"いわれるナチス・ドイツ"""第三帝国の生き残り部隊。ヒトラー最後の地球制圧部隊で、第三次大戦の結果消耗した米露両国を同時におさえ、これまでだれも果たさなかった世界帝国を一挙に樹立する任務をもった"""見えざる軍隊〃のこと。"一九四五年の二月二五目、ベルリン陥落の約二ヵ月前にラジオを通じて流されたヒトラーの演説にも登場する。「いつの日か東(ロシア)と西(アメリカ)がぶつかり合う日が必ずやってくる。その時、戦いの結果を左右する決定的役割を演ずるのは我々ドイツの"""ラスト・バタリオン"である。」ここにヒトラーが予言"した""ラスト・バタリオン""とは、最終戦争を勝"利に導く最後の決戦部隊という意味をもち、SS(親衛隊)の関係者の中でも特にすぐれた素質をもつ人たち二五万人で構成されたといわれる。このラスト・バタリオンがどのように連合軍のきびしい包囲網を突破して南米に到着したか、その後四五年問、なぜユダヤの世界的情報網にもかかわらず存在できたかは大きな謎だ。しかもドイツのラスト・バタリオンは、いま、米露の秘密兵器ではないかと噂されているUFO(未確認飛行物体)、つまり円盤型航空機を五十年以上前から開発し、実用化することに成功しているという。

ヒトラーの開発した円盤

おお、天と地の父よ…汝(太陽)はその経路をいずこに変えたるやなにゆえオリンポスの真昼をにわかに夜となせるや…-昼どきの農夫はいまだ疲れざるに夕げのとき至れるを驚き牛を連れて立ち去りぬセネカ(『テユエステース』) 

続く・・・

転載:http://探検大学.net/link8.htm


アルクトゥルスの集団 : 2017年6月25日 [アルクトゥルスの主、集団、存在達]

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きらきら星へようこそ...☆

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アルクトゥルスの集団

The Arcturian Group

 

2017年6月25日

JUNE 25, 2017

 

June 26, 2017

 

マリリン・ラッファエーレ経由

Via Marilyn Raffaele

 

JUNE 25, 2017

 

親愛なる皆さん、皆さんが今見て聞いているものを、怖れないでください。

何故なら、こうしたものは、変化する宇宙の象徴、既に間もなく目覚めることを選択している皆さんが参加する必要がない別の世界の部分になる古いエネルギーの瀕死の苦悶を意味するからです。

すべての人々が、既に次元上昇する選択肢を与えられています。

ほとんどの人々はこれに気付いていませんが、さらに深い水準では、あらゆる人がそれを選択しています。

 

この時期に目覚めることを選択しない可能性がある家族や友人達を怖れるか、あるいはそれについて心配しようとはしないでください。

彼らのその無限の叡智の中にいるさらに高い自己は、今後3次元型の経験から離れた場所に行く準備が整う前に、彼らがより多くの3次元型の経験を必要としていることを、認識しているかもしれません。

あらゆる個人が、ある時点で、さらに高い自覚の水準へと次元上昇することになり、それは必然的なことです。

人間の本質は、神々しいものであり、人間は幻影的な信念という経験を永遠に生きながら時間を費やすように運命付けられていません。

親愛なる皆さん、怖れないでください。

何故なら、皆さんは今も今までも、皆さんが鏡を覗き込む時に皆さんが確認するもの、あるいは皆さんはそうだと伝えられ信じさせられたものではないからです。

今は新しい時代、目覚めの時、皆さんは実際に創造主とひとつであり、従って創造主であるすべてとひとつであるという認識を、喜ぶ時です。

アルクトゥルスの集団は、平和について話をしたいと思います。

威力と義務を通して創り出された署名済の書類から現れる平和の概念ではなく、本当の平和、ただ意識的に内面に存在する時にだけ外部に現れることができる、ひとつの安らぎのことです。

平和は、物質的なものではなく、霊的なものです。

 

真の平和は、3次元の意識状態が何も認識せず、従って決して-分離の感覚に基づいた-条約、戦争、支配、そして罰則を通してでは首尾良く創り出すことができない、ひとつの安らぎです。

何故なら、こうした方法論を通して創り出された“平和”は、二元性と分離に基づくものであり、二元性の中の信念はいつも反対側を持つ一対として明らかになる信念のために、遅かれ早かれ“善の味方”が“悪の味方”に引っ繰り返ることになるからです。

紛れもない安らぎは、ただその安らぎがそこから形成される実質が-意識として-存在する時にだけ、明らかになります。

平和は、愛の自然な表現、一体性の内部ですべてがひとつだという、その認識です。

何故誰かが安らぎ自体を憎み、傷付け、騙し、欺き、殺し、苦悩させるのでしょうか?

それはただ、平和をもたらすために他者を支配しようとする権力を適切な行為と理解する、進化していない個人的そして集団的な意識状態に属する密度の高いエネルギーというだけのことです。

平和があらゆる個人の生得の権利である理由は、それが地球規模でも個人的にでも、真の現実性になるからです。

 

親愛なる皆さん、ただ一体性だけがあり、そしてその一体性が皆さんです。

ただ一体性の物質的な形だけを確認する人間の目は、分離を信じます。

しかしすべての生涯は、ただ存在する実質、遍在し、万能で、博識な神聖なるひとつの意識の個人的な顕在化に過ぎません。

 

神聖なるものとしての真の同一性の容認は、人間は、何らかの手段によって保護されなければ善悪に関するあらゆる経験に従属する単なる物質的な身体に過ぎない、という信念と伴に現れる怖れと疑いを乗り越えて、ひとりの個人を移動させます。

この認識は、ただ二元性と分離(地球という学校)の言い成りのままに行われた数多くの経験の後になって現れるだけであり、それが最終的にその疲弊した魂が自分達の真の自己に対してこころを開き抱き締めることに通じます。

その時こそ、それに伴ってその精神の安らぎ、あらゆる人が捜し求める平和をもたらしながら、真の安らぎというひとつの意識が広がり始めます。

 

真のそして長続きする(物質的、精神的、情緒的、霊的な)安らぎの根本は、意識的な一体性の実感です。

毎日さらに数多くの人々が、しばしば自分達が感じているものが何かということを意識的に認識することなく、さらに深い一体性の感覚を経験しています。

その数を増やしている人々、他の人々やしばしば見知らぬ人々や動物達のための幾らかの許容性の中で、自分自身を犠牲にすることを選択する人々の活動を、目の当たりにしてください。

こうした行動は、普通は自発的なものであり、考えられることなく、あらゆる人が内部に持ち運んでいるその愛の核心部分に起因する極端な要求のほんの少しの瞬間の中で、現れています。

 

現時点において、この地上には数多くの非常に進化した魂達が存在し、他の人々に対するひとつの実例になると同時に、自分達の光を集団に付け加えています。

その魂達は、カルマを解消する、あるいは愛の課題を学ぶことを目的にして現れる必要はありませんでした。

何故なら、その魂達は、既に地上で、あるいは他の数々の惑星上で、この働きを行っていたからです。

 

この強力な変化の時に人間の援助の必要性を確認しながら、こうした魂達は、愛を込めて支援することを選択しました。

皆さんは、人生のすべての歩みの中で外見的に普通の物事を行っているこうした魂達を確認することができ、そして今後はその魂達がさらに深い自覚的意識を必要とする数々の状況にその意識をもたらそうと努力する時に、愛に溢れながらもしばしば強烈なエネルギーによって、その魂達を認めることになるでしょう。

皆さんはその魂達をしばしば直観的に強力だと感じますが、しかし人間の目には、普通に見えます。

 

愛の活動は日々生じますが、しかし皆さんは、主として大部分の報道媒体からの否定的な情報を提供されます。

報道は、簡単に皆さんを古いエネルギーに連れ戻すことができます。

そのため、皆さんの報道への関与を制限することが重要になるのは、これがその理由です。

皆さんの周りで続いている物事を意識することは素晴らしいことですが、しかし、それに同調しないでください。

それは、皆さんが幾らかの低く共鳴している個人のエネルギーと同調し、そして気付くと“エネルギーの吸血鬼”という言葉が生まれた姿であるエネルギーが枯渇した状態になっている場合と、同じ発想です。

 

すべての状況の中で、そしてすべての人々、場所、物事、そして出来事と伴に、皆さんのエネルギー場を、澄んで光に溢れた状態、そして出現する可能性がある何らかのより低く共鳴するエネルギーと同調しない状態に、維持してください。

より低く共鳴しているエネルギーは、そのエネルギーについてのひとつの“重苦しい”感覚を持ちます。

それは、一部の場所の中や特定の人々が簡単に感じるものです。

それは皆さんが与える力以外の力を持たないため、それを怖れることなく、それに同調も同一視もしないように意識してください。

皆さんは、まさにそれを放置することを選ぶことができます。

 

ひとりの個人が探し求めるあらゆる物事は既に内部に存在することをその個人が実感するまで、その個人は個人達や物事から外部にあるものを探し求め続けることになるでしょう。

皆さんが別の人の比較的低く共鳴するエネルギーと同調する時、皆さんは、無意識の内に皆さん自身のエネルギーを提示します。

ただ一体性だけがあることを、忘れないでください。

皆さんは愛に溢れ共感を持っているという信念の中でさえ、皆さんは、枯渇していると感じ、その理由を不思議に思う皆さん自身に気付くことがあります。

意識的に意図しないで、その者達は、皆さんのエネルギーを利用してきました。

共感-(“わたしはあなたの痛みを感じる。嗚呼、あなたはどれほど苦悩してきたことか等々”)。

思いやり-(“わたしは理解する。おそらくあなたはこれをすることができた等々”)

何故なら、ただ一体性だけが存在し、同調が簡単に起こるからです。

助言者や療法士等々として働く人々は、これを忘れないように、自分達の作業領域とエネルギー場を頻繁に清潔にすることが、特に重要になります。

皆さんが何らかの物事と同調する時、皆さんは、そのエネルギーとひとつになります-人々、場所、物事、発想等々です。

これが関係性-進化し低く共鳴している両方の状態の人々のその働き-の背後にある秘密であり、その人々のエネルギーは同調しています。

 

霊的に気付いている人々のために、今はある種の微調整が起っています。

現時点まで、真剣な探求者達は、余り反動を受けずに自分達のある種の古いエネルギーのやり方を続けることが許されてきましたが、しかし既に地球の共鳴がかなり浄化されているため、あらゆる人の信念の隅々は一掃されていて、既にその霊的な鎖錠はとても短くなっています。

 

かつて重要ではないと考えた小さな数々の出来事や活動を、非常に重要なものであり、皆さんが理解しないある種の罪悪感をもたらすかもしれない、と考え始める時には、これを思い出してください。

これがそうなる理由は、既に皆さんのエネルギー場は次第にさらに高い光の周波数により順応した状態になり、皆さんが同調から外れている場合を簡単に感知できる状態を引き起こしているからです。

 

ある特定の時点で、霊的な旅は剃刀の刃の上を歩いているようなものになる、と言われてきました。

これが、今皆さんが行っていることです。

あらゆる物事を人間の精神で解明しようとする試みを、手放してください。

何故なら、それを行うことはできないからです。

今の皆さんであるわたしがその計画を認識するという事実を、信頼してください。

皆さんが探し求めるその平和、真の安らぎになってください-皆さんはその準備が整っています。

 


http://sananda.website/the-arcturian-group-via-marilyn-raffaele-june-25-2017/

翻訳★森のくまさま...ありがとうございます。

転載される場合には、出典を明記してください。

バシャール:新しく

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2017-07-25 00:23:44 NEW !
テーマ:

本来物質界は常に”ニュートラル”に存在しているのであって、受け取り側の”受け取り方”によって何とでも変化する事ができる”流動的”な世界であるとバシャールは話しています。貴方は物事に”定義づけ”をして限定的に概念を設定する事で、感情を発生させています。感情は英語でエモーションと言います。すなわち感情は、エネルギーの動き(エネルギーのモーション)を意味しているのだとバシャールは話しています。

*バシャールは英単語を使った言葉遊びを交えて説明しています

感情が発生するメカニズムは次のように説明する事ができます。例えば石を壁にぶつけるとゴンという音がします。Aを石だとすると、Bが壁(貴方の信念やフィルター)を表し、Cの音がそれによる反応、すなわち感情を表しています。私達はこの『A+B=C』という方程式を繰り返し用いて体験を得ているのです。そしてこの方程式こそが、貴方の個性を象る回路を表しています。

この方程式でもわかるように、C の値を変えるにはAかBを変えてあげる必要があります。この場合変更可能な部分は、Bのみの貴方の信念やフィルターです。この部分を新しくアップデートされたポジティブなBに変えてあげます。それだけで自動的に新しいCが誕生することができるというわけなのです。

 

Google翻訳 シェルダン・ナイドルニュース 2017年7月25日 

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http://www.paoweb.com/sn072517.htm

13 Imix、4 Vayeb、13 Caban

セラヤ・ヤルワ!納品準備の基本的な作業は完了しているようです。しかし、私たちは大量配送のための一貫したデザインが明らかに不足していることに悩まされ続けており、これは私たちを驚かせ続けています。しかし、完成した壮大な計画の欠如にもかかわらず、我々は最終的に約束された納品セットがすべてに与えられると確信しています。それゆえ、我々は明らかな行動計画なしに達成されている進歩に驚きを続ける。言い換えれば、この混沌としたプロセスにもかかわらず、物事は順調に進んでいます。私たちが前進していると私たちに信じさせるのは、この不自然さです!

    銀河系の「計画」は引き続き有効です。したがって、私たちは特別に指導された活動の巨大な程度を見ることを期待しています。キャバールの残っているすべての賭博は、体系的に敗北しており、成功の兆候は確かに明らかになっています。これらの兆候は、すぐにこれらの配達が行く準備ができていることを意味します。すばらしいことが起こりそうです。したがって、実際には多くの特別な状況が有効であることに注意してください。

   このプロジェクトを取り巻く奇妙なことがはっきりしています。先に述べたように、何かすばらしいことが起きようとしていると我々は確信しています。この来る時間は、確かに達成感と喜びの気持ちで表現されるものです。すべてが迅速に展開されるよう準備されています。残りの必要な作業が完了し、このプロセスのさらに隠された段階が密かに遵守されることが期待されます。驚くべきことに、しかも完全に現実的に見えるのは、これらの一見矛盾する事実です。

   この無計画な方法で、このプロジェクトは前進し、キャバールの仕掛けは大きく変わらないままです。我々は、約束された配達が実際に起こっていると確信し続けることを繰り返し述べる。これらの事実は、私たちを大きな巻き戻しの繁栄に導きます。したがって、神の行動と組み合わされた奇跡は、現在進行中です。グレースは多くの壮大な行為が展開する準備ができているという気持ちを私たちにもたらします。それで、あなたの前に現われるのをあなたが待っていたことを受け取る準備ができて、楽しい時間に獲得してください!これまでずっと素晴らしい驚異の準備をしてください。本当に奇跡が起こっています!

   ナマステ!私たちはあなたの昇天したマスターです。私たちは、おそらく完了するために残された手続きの真っ暗な大きさのために、共同して割り当てられたタスクを終了することにある種の抵抗を見ました。解決策は徐々に明確になりつつあり、この必要なジレンマを解決し、必要な配信を不明瞭にすることが予想されます。関与している奇妙なことは、単に維持するのが単純すぎるだけです。私たちは、必要な手続きが適時に完了することを完全に期待しています。

   この神聖な光の中で、新しいネサラ・リパブリックがすぐに現れるようにするために必要な残りのステップとともに、必要な支払いを締結することができます。神聖な払い出し段階の準備をしてください。すでに述べたように、これは新しい共和国が古い違法なものを取り替えることを可能にするためのものです。その時点で、RVを終了するために必要な手順が発生することがあります。これでネサラ共和国が生まれる。これらの出来事は、さらに繁栄を広め、天国の基本的な令の多くを果たすことができます。ハレルヤ!ハレルヤ!

   この最も神聖なやり方では、天国によって私たちに求められた神聖な律法は、優雅に完成することができます。これらの神聖なビジョンは、あなたの人道的プロジェクトを実行することを可能にします。この聖なる光では、神の計画が達成されます。私たちは、天国の願いが忠実に行われることを望んでいるだけです。私たちは、天と、これらの最も神聖な望みをとても不思議に実行した人々に感謝することができます。これは天国がすべてのために深く望んでいたものにしか導くことができません!ホサナ!ホサナ!

   今日、我々はこの神聖な青緑色の球の周りで起こっている数多くの出来事に注目し続けました。あなたの壮大なビジョンを維持し、突然現れるいくつかの奇跡を見守ってください!数え切れないほどの終わりのない天国の供給が本当にあなたのものであることをご存じですか?セルマートゲジュン!セルマートジャ! (Sirian for Be OneとBe Be In Joy!)

フルフォードレポート英語版(7/17)

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転載:嗚呼、悲しいではないか!

2017年07月19日

ロシア、中国とアメリカは秘密のハザール政府を公開する大規模キャンペーンを計画している

 中国、ロシアと米軍等の間の高度レベル会合は、ナチスとその秘密ネットワークを一掃するためには短期の戦争も必要かもしれないと言う結論に至っていると、アジア秘密結社と国防総省情報筋は言う。その秘密の政府を一掃するために計画は米露中の北陽線への軍事攻撃の形をとるかもしれないと、その情報筋は言う。「これは北朝鮮のET支援者を公開する形になる」とアジア秘密結社情報筋は言う。この著者による長年の科学的捜査は南太平洋の金鉱山、ネットワークから漏れている南極基地、隠された潜水艦基地、世界の麻薬貿易、北朝鮮とイスラエル等に繋がる秘密のネットワークを明らかにすることになるだろう。第二次世界大戦終了時に降伏しなかったファシスト同盟によって作られたこのネットワークが北朝鮮に核兵器とミサイルを提供していると考えられている。その理由で、アジア秘密結社情報筋は、北朝鮮を悪人として描く作戦が、来年初めの短期であるが激しい戦争の準備として今後数か月間強化されるだろうと、言っている。この戦争は現存する国々には関係なく、国々の背後にある隠れた権力の中にあると、情報筋は言う。ロシア、中国とアメリカは秘密のロシア、中国とアメリカの派閥によって支えられている北朝鮮を、従来の国家間のそれではなく、むしろ隠れた秘密結社間に戦争を起こすために、北朝鮮を攻撃することになると、その情報源は認める。この目的は背後で暗躍する秘密グル-プを表に出すことにあると、アジア秘密結社情報筋は言う。

国防総省情報筋は、北朝鮮とイスラエルは密接な関係にあると言っている。彼らの圧力を掛けるために、ロシア軍は先週、ゴラン高原に対峙する南シリアに入ったと、彼らは言う。同時にロシアは、イスラエルはゴラン高原を返却しなければならないと言う重いメッセージを送るために、韓国近くのユダヤ人自治州からイスカンダールミサイルを発射したと、国防総省情報源は言う。

ユダヤ人もまた、ハザールマフィア君主が、ホロコーストを企画した同じ人々であると言う事実に目覚めだした。イスラエルの幕僚副長イアール・ゴラン少将は先週、イスラエルの現政権をナチスと比較して、ハザール人が北朝鮮とイスラエルの実権を失う可能性が高い兆候と考えて、撤退を拒否した。

http://www.blacklistednews.com/IDF_Chief_Says_Israel_is_Becoming_Like_Nazi_Germany%2C_Refuses_to_Back_Down/59669/0/38/38/Y/M.html

日本政府は最近、戦闘が始まったら北朝鮮から日本へ逃げてくると予想される犯罪を実行する人々を逮捕することを可能とする共謀罪法案を可決したと、アジアの情報筋は言う。
もちろん、理想的解決策は、これらの秘密グループを実際の戦争に頼ることなく押し入れから追い出す事であると、アジアの白龍会情報筋は言う。

アジアの秘密結社によって持ち込まれた他の興味ある主題は、人工頭脳との関係である。奇妙に聞こえるかもしれないが、我々が経験している現実は人工頭脳の産物であると言う総意が増加しつつある。これは過去にはMJ12、グノーシス・イルミナティによって、そして今はアジアの秘密結社によって我々に伝えられている。さらに、この人工頭脳はループから抜け出さないように見える。

これは奇妙に思えるかもしれないが、例えば日々のニュースや週刊ニュースから一歩下がって、長期的視野で考えてみると、我々は世界ニュースのある側面で大規模の繰り返しを見ている。例えば、1970年代のイスラエルとパレスティナの記事を読むと、今年の記事とは区別がつきにくいでしょう。全体的問題は繰り返しのフィードバックループの中に詰め込まれているようです。

北朝鮮についても同じことが言え、アメリカをすぐにでも攻撃できるミサイルを発射した問題は長年繰り返されてきた。事実、北朝鮮は1998年に衛星を打ち上げ、これはアメリカ大陸に核兵器を打ち込む能力を持っていることを意味している。だから、何故、彼らは北朝鮮ミサイル行動パターンを繰り返し続けているのだろうか?

他の長期的に繰り返されるニュースループは、南シナ海の紛争の多い島々の議論、第二次世界大戦に関する70年前の問題、ウクライナ、イランなどが含まれる。

私が過去数十年の間に繰り返されるのを見てきた他のループは、数週間後に確証できる命を延命させる方法であり、追及されないと言う理由で発表された。

これらの定期的ニュース循環の源はハザールマフィアに遡ることができる。しかし、この著者がデイビット・ロックフェラーからロスチャイルド、バチカンP2ロッジに至るまで科学捜査の追跡を辿ると、それは黒い太陽として知られる実体からガンマ線経由の命令を受け取っていると主張するドイツ騎士団の騎士であるヴィンセント・マザーらのようなイタリアとスイスの人々にたどり着いた。

現時点の現実の世界を見ることをより好む我々にとって、秘密の課題に対して諜報機関のある俳優が全体とした人類を損なうほどの特定のニュースサイクルをく理解し続けることを確信できるはっきりとしてケースもまだあります。

この秋に、このナンセンスをやっと終わらせることができるチャンスがある。一つの重要な戦場は日本でしょう。リチャード・アーミテージは買収され、ロスチャイルド代理人のマイケル・グリーンは指名手配がかかり、比較的穏健なジェラルド・カーティスがアメリカ占領軍の日本のトップハンドラーになりました。

日本の黒幕のトップは小久保和義と言う名前の男であり、韓国王女に生まれた裕仁天皇の息子であると日本の皇室情報筋は言う。ヘンリーキッシンジャーにとって有利な政府を作るために努力している古老の元総理中曽根康弘もいると、その情報筋は言う。もし必要とあれば、これらの人々は廃除可能であると、日本の地下組織筋は言う。

アジアの秘密結社、日本の地下組織のボスと米軍とその情報機関ホワイトハットは日本を再び独立国家にすることは地球全体にとって画期的なものになると合意した。

もし日本が独立すると、ハザールマフィアによる銀行、年金基金、郵便貯金を他の富の略奪が直ちに止められるであろう。これはイスラエルとワシントンDCの米企業政府の生命維持装置を確実に外すことになる。

米大統領ドナルド・トランプは改革の熱意と指導力で、武器を売却したり、隷属国から強奪することで支払ったりして米国企業政府の必然的な破産を単に引き延ばししている。完全所有のプエルトリコ子会社は5月に債務不履行になっているが、企業でありませんがイリノイ州もまた破産している。今年もまた、長年そうであったが、米企業政府とその株主は9月30日の倒産を蹴散らすことを試みて、あらゆる手口を使うだろう。

この点で、米国企業政府の最大の債権者であるアジア秘密結社はカナダに破産国家米国を引き継がせ、民主主義、法律と健全さを取り戻させると言う白龍会の提案を真剣に検討している。このシナリオでは、米軍はより大きな利益の為に働くことを約束する限り、資金は完全に供給されるだろう。このことは、世界の悲惨と紛争のほとんどを終わらせることになる。

ロスチャイルドの召使エマニュエル・マクロンもまた米国で支配権を握る動きをしている。ドナルド・トランプ、米将軍ジョセフ・ダンフォード、CIA長官マイク・ポンぺオ、国家安全保障顧問H.R.マックマスターは米軍200人が軍事パレードをするので、バスティーユ革命記念日に招待された。国防総省情報筋は、フランスはドイツではなく彼らが欧州における米国のトップ連絡先であるべきだと提案していると言っている。フランスはまた、中国とISISに対してアフリカと中東において統合軍事行動を提案したと、国防総省情報筋は言う。

フランスのロスチャイルドは、彼らの奴隷日本の財務大臣麻生太郎を次の日本の首相にし、ロスチャイルドがその国を略奪し続けられるようにドナルド・トランプを説得している。誰かがフランスに、バスティーユを襲撃するのはロスチャイルドのような人間による血統支配を終わらせる為であることを思い起こさせる必要がある。

いずれにしても、ワシントンの清掃は続いている。ロレッタリンチ司法長官のようなバラク・オバマ政権の元最高内部通報者はクリントンのようなハザールマフィアに関して重大な証言を提供している。前米大統領バラク・オバマは彼は二重スパイであると主張しており、今は米企業政府の人形大統領として働く間に学んだことのすべてを開示しようとしていると、CIA筋は言う。

最後に、ハザールマフィア代理人がこのニュースレターを閉鎖しようとしている。このブログからのすべての収入は二重課税を証明できるケースとして日本の税務当局から3月より差し押さえられている。しかし、このインチキ税法は支払い始めており、だからPaypalはこのブログの購読者の支払いを妨げている。結果的にこの著者の収入は80%が削減されている。

最後に、ハザールマフィア代理人はこのニュースレターを閉鎖するために必死になっている。この会員制ブログからの全ての収入は、二重課税が証明できるケースであるが、三月から日本の税務当局によって取り上げられている。しかし、このインチキ税法を支払われ始めたので、Paypalは加入者からの会費代金の支払いを妨害している。その結果、この著者の収入は80%減少している。ところで、最近のねじれにおいて、我々の友人IT男が仮想通過を使って支払えるシステムを立ち上げたが、使用済みのタンポンや首のない血だらけのテディ・ベアが彼の財産の上に捨てられた。それは我々が書いている人々がいかにむかつく悪人であることを示している。しかし、我々を阻止することはできない。IT男は現在ウェブサイトを機能アップするべく働いており、クレディットカードによる決済システムを実装しようとしている。

観音菩薩伝~第16話 妙荘王、遂に白雀寺を焼き払う、 第17話 姫、刑を受け、奇蹟次々と起こる

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第16話 妙荘王、遂に白雀寺を焼き払う

 姫が仏門に帰依(きえ)して修行されているという噂は、波紋が広がるように次から次へと瞬く間に全国に拡がり、それに連れて弥陀(みだ)信仰が徐々に高まってきました。それと同時に仏道修行に於ける妙荘王の理不尽な振る舞いに対する不満の声が募り、この声が何時しか妙荘王の耳に達しました。
 妙荘王は、自分の名声が著しく傷付けられたと感じ、非常に不愉快になりました。権力者は常に自分以上に権力のある者を憎み、自分の権威を脅かす者に対しては異常なまでの敵愾心(てきがいしん)を燃やし、たとえ相手が仙仏であろうとも嫉妬を感じ、自分の存在を神仏の位置に置き換えたい邪念に駆られ、如何なる手段を用いてまでも自分の欲望を遂げようとするものです。ここに悲劇が生じ、哀れな結果を招くに到るものであります。
 今の妙荘王がこれと全く同じ心境で、自分の血を分けた王女にさえ憎しみの感情を抱くようになりました。このようなときに次のような歌が流行して、これが何処からともなく妙荘王の耳に入りましたから、さあ大変な事になりました。
   妙荘王に王女あり  今は三(さん)清(せい)殿(でん)に住まわれる
   総ての寺の尼僧達  挙って姫に平伏す
   監視のための永蓮も 共に仏に帰依なさる
   常に天外の理を論じ 菩提の酒を酌み交わす
   これ徳高き故にして 名を満天に掲ぐらん
   惜しむらくは妙荘王 その理を知らず徒(いたずら)に
   苦刑を科して姫君を 厳しく辛く働かす
   されど仏法限り無く その苦しみを免れしめん

 この歌を聴いた妙荘王は、烈火の如く怒り、案卓を叩き、声を張り上げて叫びました。 「怪しからん。無礼な奴、直ちに長老尼僧を呼んで参れ」
 長老尼僧得真(とくしん)は、生きた心地もありません。駕籠(かご)に揺られながら、覚悟の腹を据えて臨みました。長老尼僧が宮殿に着くや否や、妙荘王は大声で得真に問い掛けました。
「汝に姫を預けたのは、姫を改心させるためであることを忘れたのか。あまつさえ姫の肩を持ち、余の厳命に逆らうとは如何なることか。また余を愚弄する歌まで流して、余を侮辱するとは何たることか」
 王の罵声を聞いても、不思議に得真長老は落ち着いた静かな口調で
「王様、私の話をお聞き下さい。私が王命を受けて姫をお預かりして以来、姫が改心なさるよう凡ゆる手を尽くし万言を費やして改心をお勧めいたしましたが、姫の堅固な決心を改めさせることは出来ませんでした。それどころか姫の精神、根気の良さは驚くばかりで、お一人で数十人の仕事を片付けられ、その上如何なる経典の理に関しても誰一人姫に勝る者はおりません。また姫の徳化力は大きく、姫の説法は聴く人の心を打ち、如何なる階層の人達にも理解でき、微細に亘りその奥妙玄義に至っては真に深く、とても私などの遠く及ぶところではございません」
 長老は畏れを知らない凛とした態度で妙荘王を見上げ、更に言葉を継いで
「王様、お願いでございます。どうぞ私の懇願をお聞き入れいただいて、姫の修行を許して上げて下さい。今巷に唱われている歌は、王様を侮る意味のものではなく、姫の徳を讃えたものと思われます。或いは弥陀が、わざわざ王様のお目覚めを促すために流行らせたものではないかとさえ思われます」
 人は気が転倒しているときは『大声耳に入らず、忠言耳に逆らう』で、長老尼僧の言葉はいっそう妙荘王の怒りを買い、火に油を注ぐ結果となりました。
「戯(たわ)けたことを申せ。自分の無能を隠し、大胆にも余に意見をする気か。王命に逆らい、痴心の妙善と結託し、血迷って魑魅(ちみ)魍魎(もうりょう)に走ったのか。それ程までに霊験があるのなら、余が加える制裁を宏大無辺の法力で免れてみよ。この尼僧を固く牢獄に繋いでおけ」
 理性を失った妙荘王は、自制することを知らず、目は吊り上がり、鼻息は荒々しく、見るも恐ろしい悪魔の形相となって、曾て慈愛の王と言われた面影は欠片(かけら)ほどもなく、一瞬にして羅刹(らせつ)夜叉(やしゃ)と変わってしまいました。何かに憑かれたように起ち上がった王は、直ちに護殿将軍真(しん)虎(こ)の登殿を命じました。
「汝を召したのは、他でもない。目下、姫妙善は、白雀寺に於いて尼僧達を集め、余の悪評を流布して民心を撹乱している。凡ゆる心機を費やして反省を促したが、姫が魔女に変身してしまった以上はその望みもなくなった。このまま姫の好きなようにさせておいては、やがて国を滅ぼす結果にもなりかねない。このような禍根を早く取り除かなければ、万年に悔いを残す結果となるであろう。直ちに白雀寺を取り囲み、妙善諸共総て焼き払ってしまえ。一人も逃すことなく、全員を焼き殺しにせよ。一人でも逃がすようなことがあれば、汝に重罰を与えるであろう」
 真虎の身にとっては正に青天の霹靂(へきれき)で、真虎は肝を潰さんばかりに驚きました。真虎は幼少の頃から姫のことをよく知っており、護衛役も勤めていたため、姫の聡明・叡智と美貌、天真爛漫のお姿を常に心の中で敬慕していました。それに徳高く何の罪もないことを知っていた真虎は、この命を受けるべきか、辞退すべきか進退窮まってしまいました。
 真虎は暫く眼を閉じ黙考していたが、やがて静かに眼を開け王命を領受しました。臣下として忠誠心を表すことが、今の真虎に与えられた唯一の生き方であります。善悪の判断も許されず、ひたすら王命を遵守することしか許されない真虎の心境に複雑な葛藤があったことは否めません。
 その夜更け、民人の寝静まった頃合いを見計らって真虎は、一群の兵を率い、密かに白雀寺に向かいました。鉛を流したような星もない闇夜の道を音もなく進み、やがて目的地に到着すると兵士達は黙々と寺院を取り囲みました。
 真虎は沈痛な面持ちで兵士に命じて、枯れ木や枯れ草を寺の周囲に積み重ねさせ、一斉に点火させました。たちまち燃え上がった火の手は、瞬く間に紅蓮(ぐれん)の炎となって天を焦がし、白雀寺を修羅場と化してしまいました。
 燃え熾(さか)る炎の中を逃げ惑う尼僧、焼き殺される比丘尼(びくに)、煙に巻かれて這い回る影像、正に阿鼻叫喚(あびきょうかん)、大焦熱の生き地獄であります。逃げ場もなくひたすら仏号を唱える者も、最後まで逃げ回って救いを求める者も、やがては黒焦げの焼死体となって此処(ここ)彼処(かしこ)に累々と積み重なりました。
 この時姫は、丹房(たんぼう)の中に籠もって静かに心神を凝らしていました。突然挙がった叫び声と異様な物音に不審を感じた永蓮が、丹房の扉を開いて驚きました。目の前の大雄(だいゆう)宝殿(ほうでん)は焼け落ち、その後方にある尼僧達の控え室は一面火の海となっていました。これを見て永蓮は、肝を潰して動けなくなり
「姫、火事でございます」
 やっとこれだけを叫んで、腰を抜かしてしまいました。
 炎は目前に迫って、最早逃げ出す術もありません。姫は、急いで永蓮に言い付けました。
「早く扉を閉めなさい。きちんと閂を掛け、こちらへ来て盤座するのです。慌ててはいけません。人間、生死の運命は定まっています。逆らうことは出来ません。さあ心気を平静にして、散乱させないように努めることです。心気を散乱すれば、霊は往生できませんよ」
 姫の落ち着いた態度を見て、永蓮も保母も静かに心霊を収めて坐りました。しかし姫の言葉によって一時的に落ち着くことが出来たものの、修行も浅く目の当たりに悲惨な光景を見ている永蓮は、逃げ惑う尼僧達の悲しい叫びと丹房を一呑みにしようと逼り来る炎の勢いに気を奪われ、終には恐怖に襲われその場に倒れてしまいました。
 無情の業火は、大雄宝殿を嘗め尽くして、姫達の居る丹房に迫ってきました。猛烈な火焔に包まれた丹房は一瞬にして焼け落ちたかに見えましたが、不思議なことに怒り狂っていた炎は、丹房の扉の前まで押し寄せて来た途端にその勢いを制止して、その場で大きく回転し引き返し始めました。
 周囲から燃え移ってきた勢い盛んな猛火が鉄の板で行く手を遮られたかのように、丹房に燃え移ることもなく元来た方へ引き返したのです。悲惨な情景の中に、一つの真実が残りました。程なく白雀寺は一面焼け野原となり、彼方此方に転がる焼死体の無惨さは見る人をして目を覆わせる有様でありました。
 見る見る辺りは黒山のような人集りとなり、人々は真っ先に姫の安否を気遣いました。
「姫様は御無事か、姫様はお助かりですか」
 という声が潮のように拡がり、崩れ落ちてまだ余塵の燻る焼け跡に血走った目を向けて姫のお姿を探し回りました。この様子を見て流石(さすが)の兵士達も、良心の呵責に耐えかね、期せずして救助に廻りました。
「姫は、御健在ですぞ」
 誰が見付けたのか、丹房の前で大声がしました。群衆は、声のする方に向かって雪崩のように走り出しました。そこには、無傷の儘の丹房が残っていました。人々は、みな自分の目を疑いました。無惨に焼け落ちた寺院の中で、たった一つ小さな丹房だけが何事も無かったように残っていたのです。
 一瞬、辺り一面は静寂に包まれました。その静寂の中に丹房の扉が静かに開かれ、保母の姿が現れました。
 あっ、保母様だ。よくぞ御無事でおられた」
 どっと湧き起こる歓声と共に、群衆は門の前に押し寄せました。
「お静かに。姫は、静座していらっしゃいます」
 姫は微動だにせず、無我の相で坐っておられました。人々の目には、姫の全身から毫光が射しているように見えました。
「永蓮様が倒れています。誰か、早く助け起こして下さい」
 保母の声に初めて永蓮が倒れていることに気が付いた群衆は、姫の後ろ姿を伏し拝みながら、永蓮を静かに起こし外へ連れ出しました。これを見た群衆は、誰かが口火を切ったわけでもなく、みな一斉に合掌して姫を伏し拝みました。姫のお姿は今や群衆にとっては太陽であり、仏にも等しい存在として映りました。
 姫は、座を解かれ、悲惨な現場を見て溢れる涙で焼け跡を見回しました。
「何と残酷な事を」
 と落ちる涙を袖で拭いながら姫は、此所に留まって焼死した五百余名の霊を救わなければならない、と固く心に決めました。また同時に、上天の庇護によって奇跡的に助かった我が生命を思うとき、なお一層衆生のために尽くさなければならない重責をひしひしと感じられました。


第17話 姫、刑を受け、奇蹟次々と起こる

 白雀寺焼き討ちの翌朝、宮中に参内した護殿将軍真虎は、妙荘王に一部始終を報告しました。しかし、姫の安否については触れずにおきました。真虎の報告を受けた妙荘王は、一瞬沈痛の面持ちをしたが直ぐに気を取り直して、これで全てが終わった、今後再びこのような事件は起こらないであろうと思い安堵しました。しかしながら妙荘王は、やはり人の親として、自分の娘を殺した事の自責の念に駆られ、そのまま部屋に引き籠もってしまいました。
 白雀寺焼失の報告は、即刻妙音・妙元両姫にも伝わりました。二方は、妹姫の不幸をただ嘆き悲しむだけでありました。父妙荘王の怒りを知らないことはなかったが、まさか妙善姫を殺害するとは思わず、母君の逝去に続く妹姫の不幸と、肉親を失った悲しさと切なさに二方の流す涙は止まるところを知りません。
 城内は悲痛な暗雲に包まれ、寂として声もなく静まり返っていました。民衆は常に正しき者、弱き者に味方するもので、白雀寺付近の人々は、姫の無事が妙荘王に知られれば、また大きな迫害を受けるであろうことを懼れて、誰もその事を口に出しません。真虎を始め兵士達も、民衆の気持ちと一体になって、共通した心の美しい結び合いが見られました。
 しかし姫の修行は、魔障多く、このままで済まされるものではありません。天の試考か仏魔の為せる業か、何時しか姫生存の噂が妙荘王の耳に達しました。妙荘王は、早速真虎の登殿を命じ、事の真相を問い質しました。
 妙音・妙元の二姫も駆け付け、真虎の真実の言葉を待ちました。真虎は、臆することなく一切を認め、言葉を強めて妙荘王に姫の修行を哀願し、仏法の宏大さを心の底から身を震わせて説き明かしました。妙荘王は、真虎の申立を聞くどころか、王命に逆らった裏切り行為に烈火の如く怒りました。
 二方の姉姫達は妹姫の無事を知って密かに喜び合い、今すぐにでも妹姫の側へ飛んで行きたい気持ちになりました。しかし二方は、ひたすら父王の気持ちの和らぐことを切に祈るばかりでした。
 真虎は登殿を命ぜられたとき既に覚悟を決めておりましたから、必死になって言葉を尽くし、妙荘王の勘気を和らげようとしましたが、王は一向に聞き入れる様子もありません。真虎は全てが無駄であると悟るや、悠然と刀を抜き、喉を刺して斃れました。一死を以て妙荘王の翻心を促したのですが、今の妙荘王には真虎の真心が通ずるはずがありません。妙荘王は更に金(きん)瓜(か)武士(ぶし)の登殿を命じ、即刻白雀寺に赴いて姫を捕らえ、斬首するよう指令しました。
 妙音・妙元の二姫は、変わり行く父王の荒れすさんだ気持ちを嘆いて、妙荘王に取り縋り妹姫の命乞いを続けましたが、どうしても許されませんでした。
 王命を受けた金瓜武士達は、馬を飛ばして白雀寺に到着するや、姫に妙荘王の布令を伝えました。姫は静かに五百余名の尼僧の霊に別れを告げ、保母・永蓮を残し単独で差し向けられた駕籠に乗り、金瓜武士の後に従われました。
 刑場に向かわれる姫の心は静かに澄み渡っておりましたが、見送る保母と永蓮は断腸の思いで一杯でした。何時しか集まった民衆は、ただ掌を合わせ跪いて、姫の悲しい運命を嘆き、啜り泣くのみでした。
 姫は我が身によって惹き起こした罪の深さを知り、大いに悲しみました。焼死した尼僧達やその他の霊を身を以て救うことが出来ないならば、我が肉体を滅して大勢の霊の償いをしよう、仏道を行ずる者にとって魔障は自分の霊光を磨くための試練であると考え、受刑を決意されました。
 刑場に着いた姫は、執刑吏一同を前にして、掌を合わせて語り掛けました。
「そなた達の御苦労は多とするところですが、ただ父王と私が共に修行して妙果を証すことの出来なかったことを悲しみます。そなた達に罪はありません。私が父王を諌められなかったことが悪いのです。紅(こう)塵(じん)に貪着して後来の帰命(きみょう)を誤り、人爵を得ても天爵を捨てたことは惜しい極みです。生と死は人間の大事です。私に死罪を決めることは、今の私にとっては何の苦とも思いません。その大事な生死の道を今直ちに解脱できるものであれば、私はそれに従います。よろしくご処刑下さい」
 執刑吏を始め金瓜武士一同は、姫の霊気に打たれて怯み、ただ膝を屈して身動きも出来ません。姫が刑の執行を再三に亘って促しましたので、漸く気を取り直した執刑吏は真っ青な顔をして起ち上がりました。姫は、広い刑場に端座されたまま、静かに瞑目しました。
 刑場を遠巻きにして集まった民衆は、口々に姫の処刑を悲しみ、妙荘王の非道残虐を責め、心の中で偉大な奇跡の起こることを祈りました。
 執刑吏は正午の処刑時刻を待って静かに姫の後ろに回り、刀を引き抜きました。キラリと輝く冷たい刃の光に、民衆は思わず目を瞑りました。
 高く大きく大上段に振りかぶり、刀は姫の首を目掛けて鋭く打ち下ろされました。ここに、信じられない大奇蹟が起こりました。刀が姫の首近くに振り下ろされたとき、何かに当たったような甲高い金属音がして、刀は砕け散りました。慌てた執刑吏は、刀を取り替えて二度、三度と繰り返しましたが、結果は同じく刑の執行が出来ません。執刑吏の背筋に寒気が走り、執刑吏はその場に座り込んでしまいました。
 これを見ていた金瓜武士の顔も青ざめ、身を慄わせて急ぎ城内に立ち戻り、事の詳細を妙荘王に報告しました。妙荘王は、金瓜武士も真虎と同じように余を誑かすのかと怒り、金瓜武士をその場で処刑してしまいました。そうして、引き続き他の武士を呼んで
「今度は、布を綯(な)って絞首の刑にせよ」
と命じました。今の妙荘王には菩薩のような姫も妖怪(ようかい)変化(へんげ)としか見えず、即刻七尺余りの綾布を準備させ、刑場に持たせました。
 姫は自分の死刑よりも父王の罪の深さを痛む心が強く、両頬に涙を流して悲しみました。所詮修行は、このような大きな魔難によって磨かれなければ、正果を証することが出来ないのでしょう。姫は掌を合わせて天地を拝し、群衆に向かって深い庇護のあることを祈り、執刑吏に対しても深く頭を下げてその労を犒いました。
 執刑吏は布で輪を作り、その輪を姫の首に掛けて両端を固く握りました。時刻の合図と共に、二人の執刑吏は両端の紐を強く曳き合いました。ところが、どうしたことでしょう。頑強な大の男が、しかも二人掛かりで紐を曳き合っているのに関わらず、姫の様子には少しの苦しみも乱れもありません。執刑吏は慌てて再三再四力を振り絞って紐を締め続けましたが、姫の首は鉄柱のように微動だにしません。
 見る見るうちに、執刑吏の額から脂汗が流れ出しました。もし姫の処刑に失敗すれば、引き替えに自分の命を落とさなければなりません。死の恐怖に駆られた執刑吏は、必死になって姫の首を締め付けようとします。姫はこの情景を見て深い憐憫の情を感じ、累を多くの人に及ぼしてはならない、自ら涅槃に這入ろうと決意され、声を挙げて弥陀に祈られました。
「大慈大悲なる弥陀よ。どうか私を導引して帰命させて下さいませ。もし今の処刑で父王の命に従うことが出来なかったならば、きっと今の執刑吏も私のために犠牲にならなければならないでしょう。私のために、重ねて殺身の及ぶことは忍びません。修行は悪の因果を滅ぼすためのものであるのに、これ以上の悪業を重ねさせないで下さい。慈愛深き弥陀よ。どうか、私の願をお聞き入れ下さい」
 姫の祈りが届いたのか、執刑吏の力が勝ったのか、突然姫の身体から力が抜けて、姫がその場に倒れかかりました。姫の身体が地上に倒れ伏すかのように見えたとき、一陣の猛虎に似た砂塵が巻き起こり、辺り一面は真っ暗闇と変わりました。これは一瞬の出来事で風は直ぐに治まり、元の刑場に戻ったときには姫の姿が跡形もなく消えておりました。静まり返っていた刑場は、度重なる大奇蹟の出現に興奮の坩堝と化しました。
 慌ただしく飛び込んできた執刑吏から事の次第を聞いた妙荘王は、唖然としてしまいました。このような奇怪な出来事が次々に起こったのは、一体どうしたワケであろうか。悪い予感が、フト妙荘王の心を過ぎりました。

続く・・・


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