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プレアデス+地球をひらく鍵~第1章 ゲーム、コード、そしてマスターナンバー(3)

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第1章 ゲーム、コード、そしてマスターナンバー

◎私たちがやることは、あなた方の進化の出発点となれるイメージをつくり出すことだけです。

 

ここでひとつのシナリオを描いてみましょう。

光の家族の一員である自分自身の姿を想像してみてください。

その姿はいつものあなたとはまったく異なったものです。

宇宙としてのあなたになってみてください。

あなたはいま教室にいます。

一人の教師が、地球に行ってそのシステムを変えるためにシステムの一部になるというあなたの任務について説明しています。

あなたはこの仕事のベテランです。

自分はきわめて優秀な「体制破壊者」であると思っています。

このクラスにいるあなたは上機嫌です。

先生はいま面白い説明をしているのです。

「君たちが地球に降りていったとき、君たちは信じないかもしれないが、私たちも降りていって指示を与える必要が出てくるでしょう。というのは、君たちはいまここで聞いたすべてを忘れてしまうからです」。

体制破壊者であるあなた方はみな、ここでどっと笑います。

というのも、その時はけっこう冷静な顔はしていても、いったん体制のなかに潜入すればこの教室のことは覚えてはいないことを承知しているからです。

先生は続けてさらにこう言います。

「この写真を見てください。私たちが乗り物から降りるところです。人間に変装した君たちがいますが、君たちは何が起きているか全然わからないような行動をしています。これが君たちの任務の一部なのです。」

あなた方はこのようにすべてのことについて説明を受けてきているのです。

わかってもらえたでしょうか。

 

その教室で、あなた方はプレアデス人である私たち、その他多くの存在に対して反応するようにとのコーデイングを与えられました。

より大きな存在としての自分に向かって自分自身を解放していくとき、受容的であってください。

そして、あなた方のもっている境界線を飛び越えてください。

それこそ私たちが目指していることなのです。

私たちはあなた方をさらに遠くまで連れていくために、あなた方の心に新しいイメージを植えつけようと意図しています。

どうやってそれを実現するかは重要なことではありません。

あなた方のために新しいイメージを創造すること、それが重要なのです。

いつかあなたは自分にぴったりのイメージを見つけ、私たちが何をやろうとしていたのかを理解することでしょう。

あなたが人間として成長を遂げるように、あなたの内部にある何かに刺激を与えるために物語をでっち上げたこともあったと理解するでしょう。

私たちはなかなかしたたかな先生なのです。

 

あなたはそろそろ、自分のために喜びと創造性と愛を創造してよいころです。

それができてはじめて他人のために役立つことができるのです。

なぜならあなた方自身が進化しなければ、他人に奉仕することはできないのです。

生きた模範になることによって、つまり、自分の心にしたがう生き方をすることによって、他の人々がそれぞれの心にしたがって生きる道を示すことになります。

 

私たちはほかに何もすることがないからここにきているのではありません。

あなた方の惑星で、いままさに沸騰しはじめている大変化の過程の手伝いをするためにきているのです。

この数年のあいだに数多くの人々が目を覚まし、人生の壮大で意義深い目的を思い出すようになりました。

 

もしあなたが自分のハイアーセルフ(高次元の自己)と同じぐらいなにが起きつつあるかについて知っていたならば、この任務に苛立ちを覚えることでしょう。

まず人間として生れてきて、自分は人間とあると思いこみ、それから自分を進化させて人間以上の存在にまで高め、最終的にはそもそも自分は人間以上の存在であったと自覚するにいたるのですから。

これはまるで逆戻りをするように思われるかも知れませんが、人間として意義ある進化を体験するためには必要なことなのです。

この大変化が起きるためには、一般の人々の意識の目覚めが必要です。

それによってあなたはひとつの生命体として意識的に進化を遂げてゆく刺激を受けるのです。

この過程においては「選択」が鍵となります。

あなたはそれを一歩一歩やりとげ、ほかの人たちはあなたがやるのを見て、そのあとに続く勇気をもつことになるでしょう。

 

人間はこの宇宙においてはきわめて貴重な存在であると見なされています。

しかし、あなた方自身は、人間の身体に蓄えられているものがどれほど大切なものか全然わかっていません。

あなたが人間としての身体ほど大切なものを所有することはこれから先ないでしょうし、出会うことすらないでしょう。

あなた方は貴重な存在です。

地球を手に入れようとしてさまざまな戦いが繰広げられて来ました。

その結果、あなた方は自分自身のなかに貯蔵されている豊かな富を発見できないように仕向けられてきたのです。

それはあなた方を支配し制限しようとする勢力によって意図的になされてきました。

他の知的な生命体が地球にやってきてあなた方から情報を探り出したりしないようにするために、自分はとるに足りない存在であり、価値のない存在であると意図的に教えこまれてきたのです。

あなた方を支配している存在たちは、あなた方から答えの公式を探り出せないように、あなた方を隠し、隔離して、孤立させているのです。

こうしておけば、あなたが所有しているものを必要とする他の存在たちが、あなたに近づくことはできないわけです。

あなたは自分自身の力を奪うためのダンスを教えられ、自分にそのダンスの振り付けをしてきたのです。

 

あなたはいま、あなた自身の価値を発見しつつあります。

その価値は私たちがあなたと分かち合い、教えたいと思っている価値であり、継続的な経過を通して発見してほしいと思っている価値です。

あなたが自分自身について発見する価値は、私たちが他の文明のためのコードと呼んでいるものです。

 

地球は大宇宙のなかに存在する小宇宙です。

宇宙全体で起こりつつあることの縮小版です。

ただし、地球は引き金の役割をもっており、いうなれば「核」です。

あなた方も知ってのとおり、核はひとつの種です。

私たちは、さまざまな出来事を変えることができるきわめて重要な時期に、地球に種として蒔かれている光の家族を援助するために地球に戻ってきました。

時間は三次元の世界では非常に誤解されています。

時間はあなた方が考えているよりもずっと柔軟なもので、伸ばしたり、ゆがめたり、曲げたり、ねじったりすることによって、ひとつの出来事を数多くの現実で起こすこともできるのです。

あなた方は未来から来て過去に自分自身を挿入することによって、歴史の流れを変えるために地球に生まれてきました。

こうすることによって、あなた方は過去を再構築するのです。

あなた方は変化を引き起こすための種です。

 

あなたが自分自身についてもっている定義を飛び越えざるを得ないような概念を分かち合うようになるでしょう。

私たちがあなたに可能性として提案することの多くは、とんでもないような話です。

なぜこんなことをいうのでしょうか。

なぜ私たちはあなたを混乱させたいと望むのでしょうか。

それは、あなたが現在抱いている現実についての考えを混乱させることが出来れば、ひょっとすると他の現実があるかもしれないという知覚をあなたがもつようになるかもしれないからです。

あなたを混乱させて、明確なあり方に導こうというのが私たちの意図なのです!

あなたは集団意識が再生産するパラダイムに、あまりにもしっかりとはまり込んでしまったため、現在の価値体系から抜け出すには非常な努力と決意が必要なのです。

あなたの現在の信念体系は、直線的な時間という考えと、歴史的な出来事についての限定された知識にもとづいています。

 

あなた方はあるひとつの現実が正しいと思いこまされ、それが過剰なまでに大切だと見なされてきた教育体制のなかで、事実をそのまま覚えてくり返すという能力を大切だと思うようになり、それができる自分を評価するようになってしまいました。

覚えることの内容を疑うこともせず、そうした学問の方法も疑わなくなってしまったのです。

あなた方にいろいろな話をしてきました。

これからまたいくつかの話をするでしょう。

あなた方の身体の完全性を使うことによって、私たちが分かち合う言葉以上のものを理解するようにしてください。

私たちは物語の語り手にすぎないことを思い出してください。

あなた方が太古の昔からもっている性質のなかに、真実を見きわめるための道具があります。

その道具をどうやって、いつ使うかはあなた次第です。

言葉は見かけ以上のものです。

 

あなたの言葉にはコードが入っています。

言葉を発するときに出る音はイメージを投影し、それが意識を刺激し、意識に構造を与えます。

言葉が語られるとき書かれた言葉とは異なった波動を発します。

私たちはこうした言葉の二つの側面を使って遊びたいと思います。

私たちが話すとき、イントネーションはそれぞれ独自の性質を持っており、特定の言葉を強調しながら微妙な変化をつけます。

何を表現するかを注意深く選択し、それぞれの言葉をどう用いるかについての一定の方法もあります。

私たちが話すとき、あなた方はある「こと」を聞きますが、私たちの出す「音」はあなた方の身体に対してまったく異なった意味を伝えます。

あなた方が私たちの波動のなかに入るとき、非常に多くの指示が与えられ、それがいく重にもかさなった知識を始動させます。

あなた方が聞いてわかると思う「言葉」がまずあります。

すべての言葉と言葉の間に「空白」が生じます。

その空白はそれじたい、独特の教えを伝えているのです。

さらに私たちがだす音があって、それはあなた方の身体の細胞内でこだまし、プレアデスの物語を伝えます。

内部と外部の両面からのはたらきかけが一緒になって、あなた方の進化に加速をつけているのです。

 

まず最初に言葉がありました。

そして、言葉は音でした。

創造はそのようにして始まりました。

音はあなた方のすべてに影響を及ぼし、あなた方の惑星を変えつつあります。

しかし、あなた方はこの過程がいかに微妙なものであるかにまだ気がついていません。

この本のページに印刷されている私たちの言葉はいく重にもかさなった現実を伝えるように配列され、コードとして組み込まれています。

私たちの言葉が書かれた本の1ページを読んでみるとまったく新しい意味を発見したことはありませんか。

場合によっては、いま読んでいる内容は、前に読んだときにはなかったのはないかとさえ感じることもあるかもしれません。

実際になかったかもしれないのです。

 

「私たちはいまここにいます」という言葉は、より大きな存在としての私たちプレアデス人の名乗りの言葉と見なすこともできます。

「思い出す」という言葉は、あなた方を創造した源であると主張することにかかわりがあります。

それは、「私たちはここにいます」という言葉についても同じです。

これらの言葉はあなた方の創造者の源を識別するもので、私たちが話しかけるときに用いる言葉は、その音を通じて、私たちはあなた方の創造者であるプレアデスの源からきているということを宣言しているのです。

あなた方の肉体の細胞はこれを聞いて、身体が思い出すように導くのです。

続く・・・


世界最後の謎を解き明かす(ムー大陸探検事典) ~第3章 異変で滅び去った高度な文明:ムー文明の痕跡をさぐる

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天帝の秘密の都ティアワナコにそびえる太陽の門

アイヌ語で「カラ族の浜辺」という意味をもつカラササーヤの神殿

これまで教わった歴史によれば、われわれは過去一万二〇〇〇年間に一度も大ぎな異変を経験しなかったことになっている。が、アンデス山中の遺跡は、人間が都市文明を築きあげたつい最近の数千年問に、何度も巨大な異変に遭遇したことを物語っている。三〇〇〇年前のエジプト文化がどれほど高度な水準に達していたか、われわれは最近になってようやく気づき始めたところだ。紀元前七~八世紀の大異変以前に地球規模の広がりをもって栄えたムー文明の痕跡は、見方を変えれば、誰でも世界各地で発見できるのだ。

エピソード1

歴史時代の異変を物語る遺跡

世界最古の地理書『山海経』せんがいきようの中で、「天帝の秘密の都」と記されたティアワナコ。インカ帝国の都タスコの南東およそ五〇〇キロメートル。ペルー~ボリビア国境のチチカカ湖のほとりにあるティアワナコは、日本の富士山(三七七六メートル)より高い三八○○メートルの高地にある巨石造りの神殿都市である。ボリビアの首都ラパスから西に向かってキムサ・チャタとアチュタの山あいを越え、今は不毛の地となった荒涼たる原野を横切ってチチカカ"湖をめざすと、そこには有名な""太陽の門""をはじめとするいくつかの".巨石遺構、アカパナと呼ばれるピラミッド状の遺跡や、カラササーヤの神殿、巨大なプマプンクの廃擁がある。そしてこの周辺のチチカカ湖の底にも、また海抜六〇〇〇メートルを越える万年雪をいただいたイリャンプの山々の斜面にも、いたるところに大小無数の遺跡があって、ここがインカ以前に、アンデス一帯に栄えた壮大な文明の中心地であったことは疑いようがない。十六世紀のフランシスコ・ピサロ以来、この地を訪れた多くの人々は、つい百年前まで昔の原型をとどめていたティアワナコについて、次のように書いている。湖の町チュキユト(ティアワナコの別名)の建物の中心部には、長さ二四メートル四方の正方形の広場がある……。ここには今でも多くの男女の像があり、まるで生きているようだ。それらは飲み物を飲んでいる人や川を渡ろうとしている人、あるいは赤ん坊に乳をあたえている女性の姿を表している。ーデイエゴ・デ・ラ・コバカここには世界で八番目の不思議な宮殿がある。その宮殿は長さ三七フィート(一一、一メートル)もの巨石で造られており、一つひとつの継ぎ目がわからないほど完全にぴったりと組み合わされ、はめこまれている。ーヒメネス・デ・ラ・エスパーダ巨大な宮殿の中には、長さ四五フィート(一三、五メートル)、幅二ニフィート(六、六メートル)の部屋があり、その屋根はクスコの太陽神殿の屋根と同じ形をしている……。大広間にはたくさんの柱が並び、湖水が大広問に続く階段を濡らしている。ティアワナコの村人によれば、この宮殿は、世界の創造主ビラコチャを祭るために造られた神殿だという……。       ーシエサ・デ・レオン

ティアワナコは大洪水のあと、その名も不明の巨人族が一夜で建設したという。巨人族は、太陽の神がやってくるという予言を軽んじたため、神の光で滅ぼされた…。    ーインディオの話十六世紀の年代記作者シエサ・デ・レオン(一五一八?ー一五六〇)がこの地を訪問したとき、カラササーヤの神殿の壁と壁寵がんには、金や銀、銅をはりつけた像がいくつもあり、その足もとには高価な腕輪や金の釘があった。今では個人のコレタションでしかその内容をうかがえなくなってしまったが、昔のティアワナコには、現在知られている品々を上回る重さ三キロの純金の杯、皿、茶碗、匙さじなどはかり知れない富があったとみられる。ティアワナコをだれよりも愛したドイツの考古学者アルトゥール・ポズナンスキーは、海抜四〇〇〇メートルの高地にあるこの遺跡が、かつて海辺の港町であったと考えた。チチカカ湖一帯を調査した彼は、湖の底に破壊された道路や神殿の跡があること、湖の湖岸線や山の洞窟の壁が異変によって大きく傾いた跡を示していること、山の斜面にある農業用の段丘(棚田)が、今ではどんな作物も育たない万年雪の雪線(五〇〇〇メートル前後)まで続いていることなどから、ティアワナコがつくられたのはアンデス山脈が隆起する前の時代であると考えたー。「現在のアンデス高原は荒れ地で、ほとんど何も育たない。今の気候のもとでは、どの時期を考えてみても、"先史時代に""世界のへそ""といわれ"たティアワナコで大勢の人々が暮らしていけたとは思われない。」(ポズナンスキー)ティアワナコの一帯がかつて太平洋の沿岸部にあったことは、チチカ力湖の動物群が海洋性起源を示していることや、チチカカ湖の水が海水とほとんど同じ成分であること、アンデス山脈のいたるところにサンゴの化石や貝殻が散乱し、昔の海岸線が隆起した跡をとどめていることによってすでに証明されている。『種の起源』を著したチャ:ルズ・ダーウインは、ビーグル号でチリのバルパライソを訪問したとき、海抜四〇〇メートルのアンデス山中にある海岸線の跡で、貝殻がまだ腐っていないことに大きなショックを受けた(貝殻が腐っていないのは、その場所がつい最近、四〇〇メートルも隆起したことを物語っている!)。また彼は、太平洋の海岸部から一〇〇〇キロ以上も奥にある標高二〇〇〇メートルのウスパラータ山地で、古代の海岸にはえていた巨木の群落がいったん海底に沈み、その後二〇〇〇メートル以上も持ち上げられた明臼な証拠を目撃している。このような証拠にもとづけば、アンデス山脈が隆起したのは、何百万年も何十万年も前のことではなく、文明をもった人間が地上に都市をつくりはじめた何千年前か、何万年前であったことははっきりしている。チチカカ湖の一帯は、ここにティアワナコの町がつくられた頃、太平洋の水位とほとんど変わらないところにあったが、その後の異変で湖の位置が引きあげられ、アンデス山脈全体が何回か上昇を続けて、今の高さになったことはまちがいないのである。今世紀の初めに、イギリスの王立地理学会の会長をしていたレオナード・ダーウィンは、アンデス山脈が隆起したのはティアワナコの都市がつくられたあとではないかと述べた。ポズナンスキーによれば、ティアワナコが建設されたのは一万六〇〇〇年前のことであり、その他の考古学者によれば、最古の遺跡が造られたのは四〇〇〇年くらい前のことである。が、アンデスが隆起し、ティアワナコの町が崩壊したのであれば、それはいったいいつ頃のことだったのだろうか。この点について、世界各地の地質学者や地理学者、考古学者、歴史学者はいろいろな見方をしている。今のところ、最終的な結論は出ていないが、多くの研究者が注目している異変の年代は、一万二〇〇〇年前、三五〇〇年前、あるいは、二七〇〇年前のどれかである。ロシアの指導的な地質学者の何人か(ジロフ、オブルチェフ、ハゲメイステルら)は、この異変が起きたのは、C14年代で今から一万年~一万二〇〇〇年前だとみている。C14法(放射性炭素年代測定法)を開発してノーベル賞をとったアメリカの化学者ウィラード・F・リビーも、今から約一万四〇〇年前(C14年代)に、地上の各地で人間の痕跡が突然消え失せ、大きな断絶が起こったことはまちがいないと述べている。これに対して、ヨーロッパと北アメリカの氷河時代を研究してきた欧米の実証的な地質学者(アップハム、ド・ラパラン、ライトら)や、気候変化の歴史を調べてきた北欧の学者(A・ブリット、アンデルソン、セルナンデルら)は、地球規模の異変があった時期を三~四〇〇〇年前のこととみており、ロシアの学者が一万年前に終わったとみなしている氷河時代は、C14法で調べた結果、三五〇〇年前より古いものではないというデ―タを得ている。

サンクト・ペテルブルク寺院にある大洪水の絵

世界各地の海岸線が歴史時代に入ってから隆起している事実を発見したアメリカの地質学者R・A・デーリによれば、その時期はおよそ三五〇〇年前のことだという。しかし、これらの見方とは別に、異変が発生したのは今から二七〇〇年ー二八〇〇年前のことだと考えられる有力な証拠もある。そのひとつは、一九一九年にアメリカのカーネギー財団が発表した太陽活動のグラフだ。このグラフをつくるためにセコイアの年輪を調べていたA・E・ダグラスは、紀元前八世紀の終わりと紀元前七世紀の初めに、セコイアの成長が急激に止まったことを発見している。これは、その時期に激しい気候の変化があったことを意味している。また、太陽活動と密接なかかわりをもつ地磁気の変化を調べた何人かの学者(フォルヘレーター、マーカントンら)は、古代の青銅器や陶器に含まれる磁気を分析した結果、地球の磁場は紀元前八世紀に逆転していることを突きとめた。一般に磁場の逆転は、地軸の変化と結びついているので、この時期の地軸変化によってアンデスが隆起し、激しい気候の変化が生じたことは十分に考えられる。サンクトペテルブルのエルミタージュ博物館にある紀元前のスキタイの黄金のバックルに、氷河時代の末期に死滅した剣歯虎けんしこの姿が描かれていることや、メキシコで石器とともに発見された氷河時代のマンモスのC14年代が、権威ある『ラジオ・カーボン』誌二巻で二六四〇年前となっていることは、氷河時代末期の異変が紀元前七〇〇年頃に発生したという見方にとっては有利な材料である。現地のインディオによって、遠い昔、世界の中心に位置する都として輝いたと伝えられるティアワナコが、地軸をゆるがす大異変によって滅び去ったのはいつの時代か!われわれ日本探検協会では、近い将来、本格的な学術調査を進めたいと考えている。

エピソードⅡ

紀元前の高度な医学

一九六八年にソ連の学者コリン・メグルーチアン博士らは、アルメニア共和国の首都エレバンの南にあるアララト山のふもとで、前二〇〇〇年期に湖るとみられる大規模な冶金工場の跡を見つけた。欧米の考古学者によって世界最古の本格的な工場跡とみなされたこのメドザモール遺跡には二〇〇個以上の炉の跡があり、ここではマスクと手袋をつけた職人たちが金や銅、鉄、鉛、亜鉛、錫、マンガンなどを精錬加工して各種の金属製品をつくり、メタリッタ・ペイントやセラミッタス、ガラス製品まで生産していたことがわかった。メドザモール遺跡から出土した製品は、いずれもみごとな出来ばえで、十四種類にのぽる金属製品の中には、今日の外科医が使っているピンセットと同じものさえあった。鋼鉄でできたこのピンセットを定量分析したロシアの科学者たちは、古代の製品が現代のものにまさるとも劣らない高い純度をもっていることを知って驚いた。驚くべきことは他にもあった。アルメニア共和国にはメドザモール遺跡の他にいくつも重要な遺跡がある。エレバンの東方およそ百キロ地点のセバン湖のほとりにあるイチクネー遺跡もそのひとつであるが、この遺跡からは現代でも困難な脳外科手術にみごとに成功した跡をとどめる人問の頭蓋骨が見つかっている。エレバン医学研究所の脳外科部長アンドレニエタ・ヤガリアン教授が、三十五歳前後で死亡したとみられる女性の頭蓋骨を調べたところ、この女性は若いころ頭をケガして脳が露出するほど致命的な状態にあったにもかかわらず、動物の骨でできた栓をうまくあてがわれて命びろいしたことがわかった。四十歳前後で、死亡したもう一人の女性の頭部には、これより大がかりな開頭手術に成功して十五年ほど長生きした跡があった。これらの脳外術手術の成功例を詳細に調べた後で、ヤガリアン教授は、先史アルメニアの外科医が「今日の外科医より技術的に優秀だったにちがいない」と述べている。イチクネー遺跡はさきのメドザモールと同じ前二千年期の遺跡である。おそらく当時のイチクネーの外科医は、メドザモールでつくられたすばらしい冶金技術の産物である鋼鉄製のピンセットを使って現代より進んだ脳外科手術を行なったとみられる。古代エジプトの医学一九六九年から七〇年にかけてエジプトを調査したジェームズ・ハリス博士を団長とするアメリカ調査団は、カイロ博物館に安置されたファラオのミイラをX線分析した結果、いくつかの遺体の内部に今日の外科医学で使用されるものとよく似た治療器具が埋めこまれているのを発見した。エジプト第十八王朝のトトメス三世(前九〇〇年頃の王)の右前腕には""黄金のブローチ""があり、十"九王朝のセティ一世(前八○○年頃の女王)の左前腕には""聖なる眼""がはめ"こまれていた。ラムセス二世の王妃ノジメート(前七〇〇年頃の女王)の胸には卵形の器具と四つの彫像があった。これらの器具が心臓病などの治療を目的とした器械であったのかどうか報告書の中では触れられていない。しかし、アメリカの高名なエジプト学者J・H・ブレステッドが内科学の権威E・B・ラックハートの協力を得て翻訳したエドウィン・スミス・パピルスに、脳手術や心臓手術に関するきわめて科学的な指示をふくんだ古代エジプトの高度な医学知識が記"されていたことや、""王家の谷""から"発掘された数多くのミイラに現代の歯科医が作ったものと何ら変わりないブリッジや義歯が認められたことなどを考えあわせると、今から二七〇〇年以上前のエジプトのファラオたちが、現在の最先端の医学より進んだ延命処置を施された可能性は大いにあり得る。 

古代ヨーロッパの医学

これよりさきに一九五〇年代からヨ;ロッパ各地の開頭手術骨を調査してきたドイツのウルリッヒ博士とヴァイタマン博士は、一九六五年に、先史ヨーロッパの外科医学が驚くほど高度なものだったことを裏づける研究成果を発表していた。二人が調べたおよそ四〇〇体の手術例によれば、紀元前二〇〇〇年期から一〇〇〇年期(ヨーロッパの新石器時代から青銅器時代)にかけて行なわれた脳外科手術は現代よりもはるかに高い成功率を示し、ドイツでは八八パーセントの患者が手術後も生き続けたことを示していた。彼らがワイマール先史博物館の協力で一九五八年に発掘したノルトハウゼンの先史の遺体安置所からは、現代の外科医すら圧倒される最大長一六五ミリ.最大幅一三二ミリの手術例が見つかり、ゴータ付近の遺跡から出土した頭骨は、

ヨーロッパにおける脳外科手術骨の分布

古代ヨーロッパの脳外科手術が成功したことを示す頭蓋骨

患者が脳腫瘍の除去のため二回にわたって手術を受け、これに成功して長生きした跡をはっきりととどめている。スペインやフランス、イギリス、ドイツ、デンマーク、ノルウェーなどの各地から出土したこれらの開頭手術骨は、これまで漠然と石器時代や青銅器時代の魔術的な儀式に関係づけられてきたが、今から三〇〇〇年前のエジプトに高度な医学知識と外科技術が存在したことを示す実例が見つかった以上は、ヨーロッパの外科医もファラオの医師団と同様の知識をもち、同じ時代(紀元前一五〇〇年頃~紀元前七〇〇年頃)にこれらの手術にあたったと考えてよい。

ミイラの謎

かつてエジプトのミイラを詳細に研究したイギリスの解剖学者エリオット・スミス博士は、パプア・ニューギニアのミイラがエジプトのミイラとほとんど同じ高度な外科的処置を施されていることを確認して以来、世界各地の人工ミイラは、エジプト第二一王朝時代に完成したミイラの製造法が、巨石文化や太陽崇拝、頭蓋変形の習慣などとともにエジプトから世界に広がったと考えた。一九一五年に出版された『初期文化の移動』の中で、スミス博士は十項目から成る特異なエジプト文化複合が紀元前八○○年頃から世界各地に伝播したことを、多くの貴重な実例に基づいて論じている。しかしその後、文明の独立発生を重んじる学間的傾向が強まる中で、彼が指摘したエジプト文化の世界的な広がりは見失われ、前一〇〇〇年期の南アメリカでもエジプトと同じ頭蓋変形やミイラの製造が行なわれたことや、ヨーロッパ、コーカサス、中央アジアにおける外科手術骨が彼の唱えるエジプト文化複合の伝播地域から出土していることに注意を払う学者がいなくなった。けれども、彼が作成した「特異文化の移動図」をさきに掲げた地図(ヨーロッパにおける頭骨手術の中心地)と見比べてみると、両者の地域はほとんど重なり合っている。また、南アメリカの開頭手術骨は、スミスの地図に示されたアンデスのエジプト文化複合伝播地域から出土している。エジプトの高度な外科医学がヨーロッパの海岸部と内陸河川沿いに、またアンデス地帯に伝えられたことは、スミスが指摘する頭蓋変形やミイラの製造技術などの一致から間接的に証明されるだけでなく、これまでエジプトのファラオにしか認められなかった血液中の特異なRh因子がヨーロッパ先史文化の担い手の子孫とみられるイベリア半島のバスタ人や、アンデスのミイラからも検出されていることによって直接的に証明"されている。ファラオのミイラに""インカ骨""と呼ばれる特異な縫合線(前頭骨と頭頂骨の中間に三角形を描いて出現する非常に稀な縫合線)が、古代アンデス人と同じ高い割合(現代ヨーロッパ人の一パーセントに対して四~五パーセントの割合)で認められることや、バスク人の言葉が古代アンデス語を受け継ぐケチュア語にきわめて近いことは、前一〇〇〇年期にこれらの地域で脳外科手術を行なった人々が同一の人種(クロマニヨン系、もしくは地中海系の人種)に属していたことさえ示しているのである。"注""インカ骨""と並んでアンデスの"古人骨に高い割合で認められる".前頭縫合""は、縄文時代の日本人"と古代イスラエル人(アムッド人)の頭骨においても高い頻度で現れていることが確認されている。

古代アンデスの医学

古代のアンデス地域で盛んに脳外科手術が行なわれていたことを最初に学問的に明らかにしたのは、十九世紀のフランスの解剖学者ポール・ブロカ(一八二四~一八八○)だった。彼は、一八六三年にペルーのクスコでアメリカの外交官E・G・スクワイヤーが発見した奇妙な頭蓋骨を調べた結果、頭蓋の一部が四角に切り取られたこの頭骨の内部に六本の細い金属線が埋まっているのを見つけた。クスコの頭蓋骨は、彼の所見によれば、明らかに脳障害の患者にみられる病理学的な特徴を備えていた。そこで〃ブロカの中枢〃として知られる大脳の言語中枢を発見したこの有名な学者は、前一〇〇〇年期のアンデスで、患者が生存中に脳外科手術を受けたことはほぽまちがいないと結論づけた。しかし彼の結論は当時としてはあまりにも進みす            

ぺルーのイ力遺跡から出土した石の表面に描れている古代アンデスの心臓外科手術図                   

ぎていたため、古代アンデスに高度な外科医学があったことは、一九二〇年代にペルーの考古学者フーリオ・テーヨ博士がパラカス・カベルナスを調査するまで確かな事実とみなされなかった。このときペルー南部のパラカス半島にあるセロ・コロラドのカベルナス(紀元前七五〇年頃から営まれた地下式墳墓)を発掘したテーヨは、ここで頭蓋変形を施された多数のミイラを発見し、埋葬骨の四〇パrセントに脳外科手術の跡があることを確認した。その後、同じような外科手術を受けた頭蓋骨はナスカ(ペルー)やティアワナコ(ボリビア)、タルカ(チリ)などでも相次いで発見され、今では紀元前一〇〇〇年期のアンデスの外科医が、エジプトやヨーロッパの外科医と同じ高度な医学的処置を患者に施したことは疑えない事実となっている。アンデス地帯の数多くの頭蓋骨を長年にわたって調査してきたペルーの神経外科医フェルナンド・キャビサス博士が一九七五年に明らかにしたデータによれば、チリのタルカにおける開頭手術は実に八五パーセントという高い成功率を示しているとのことだが、これはウルリッヒ博士が示したドイツの成功率とほとんど変わりない。前一〇〇〇年期のヨーロッパでこのような技術を駆使したバスク人の祖先が、アンデスの原住民ケチュア人と密接なつながりをもっていたことはさきにも述べたが、言語学者によってバスク人と同じ系統に属し、人類学者からクロマニヨン人と同系の人種とみなされているカナリア諸島の原住民グアンチ人の間で、かつてエジプトやプレ・インカと同じミイラが作られ、開頭手術が行なわれていたことは、以上に示されたエジプト文化の広がりをさらに補強してくれる。グアンチのミイラの頭蓋骨こま、ヨーロッパやアンデスの頭蓋骨と同じように丸のこぎりを使った跡があり、手術後に金や銀の板をかぷせて患部の回復をはかる技術がペルーにもあったことは、大西洋の両側で同じ時代に同じ技術があったことを示すものだ。以上の諸点から、われわれは三〇〇〇年前のエジプトに今よりもっと高度な外科医学があり、前八00年以降、いくつかの退化の徴候を示しながら地中海地域から全世界に広がっていったこと(あるいは、かつて世界的な広がりをもっていたエジプト文化が前八○○年以後、相互のつながりを失って次第に退化していったこと)を事実として受け入れなければならないのではないかと思われる。

[アカンバロの土偶]

メキシコ・シティの北西約一六〇キロ地点にあるアカンバロから大量に出土した謎の土器群。一九四五年来、地元の「雄牛山」と呼ばれる高台のふもとから続々と発見された土器は、人類がまだ存在しなかった七〇〇〇万年以前の恐竜や翼竜などを形どった土偶をふくみ、本物か偽もの物かで大論争を引き起こしている。本物とすれば、人類は何千万年も前に恐竜とともに生きていたか、恐竜は比較的最近まで絶滅をまぬがれたかどちらかである。土器とともに出土した動物の歯を古生物学の世界的権威ジョージ・シンプソン博士が鑑定した結果では、その歯が氷河時代に絶滅した古代馬のものと判明。地質学者チャールズ.ハプグッド教授も、偽造説は成り立たないと結論づけている。本格的な調査と慎重な議論が望まれる遺物。

[ヴェリコフスキー]

一九五〇年『衝突する宇宙』を発表して世界的反響をまき起こしたアメリカの高名な学者。コペルニクス、ダーウィン以来の天才とも称えられた彼の理論は、われわれの太陽系秩序が歴史時代になって再編成されたという革命的内容をもち、地球はこれまで二度にわたり金星や火星の接近によって大異変を経験したと説いている。晩年のアインシュタインも評価したといわれる彼の研究は、古代世界の天文、地質、生物、考古、歴史の全般にわたる再編成を企てる本格的なもの。東大名誉教授竹内均が翻訳したヴェリコフスキーの『古代地球大異変』はアトランティス滅亡の真相に迫る画期的著作とみられている。

[エリオット・スミス]

英国マンチェスター大学とロンドン大学の解剖学・人類学の教授で、その当時世界的に名を知られた権威であった。スミスは、専門の解剖学的立場からミイラの研究に取り組んで世界各地にその痕跡を求める調査を続けるうちに、巨石文化の伝播の問題に入っていった。そして、エジプトとまったく同じようなミイラ製造法が、はるか離れたパプア・ニューギニアのトーレス海峡の島で行なわれていることを発見し、そのような事実は、二つの地域問に文化の伝播があったと考えなければ説明がつかないと考えて、図のような「特異文化の分布図」を作成した。巨石文化、ミイラ作り、太陽崇拝、スワスチカ(鍵十字の文様)、ヘビ信仰、頭骨変形、耳の穴あけ、天地創造、大洪水などの特殊な伝説、入れ墨、擬娩ぎべんなどの風習はいずれも古代エジプト第二十一王朝に行なわれていた風習である。それらの風習がワンセットで世界各地の沿岸地方や島々に集中していることに注目した彼はこれらは、これらをエジプトから伝播していったものではないかと推測した。古代エジプトの高文明が、世界各地に広がったとする雄大な伝播理論の第二の前提として、彼は「文化複合」という考えを導入している.つまり、ピラミッドやミイラなどの分布を個々に調べても、伝播の大きな流れを捉えることはできない。ある風習によっては、ある地点まで伝播して消滅したり、ある地点から急に飛び地したりするものである。が、これらを総合すれば「特異文化」全体の伝播状態が再現されるだろうというわけである。スミスは「文化複合」の伝播をミイラの製造年代から推測して、紀元前八00年頃からと結論している。日本では縄文時代後期に当たる。近年注目されはじめた「紀元前の大航海時代」が、従来の考古学・民族学・歴史学などの常識をはるかに越えて、実際に行なわれていたことを、スミスはいまから八十年前に、豊富な体験と綿密な調査で、すでに立証しているのである。

オーパーツ

文明が存在しなかったはずの地層から出土する謎の加工品。Out of place Artifact(場違いな人工物)の略。オーストリアの数千万年前の第三紀石炭層から発見"された""ザルツブルク立方体""や、六〇〇〇万年前のイギリスの岩から出てきた金の糸と釘、アメリカのコロラド州ロッキー・ポイント鉱山の銀の鉱脈から見つかった人問の骨と銅の矢じり、カリフォルニア州コソ山脈の五〇万年以前の岩の中にあった点火プラグらしき機械装置、マサチューセッツの数百万年前の地層から出土した金属製の壷、同時期のゴビ砂漠で確 認された金属靴の跡、コロンビアの黄金ジェット機など多数ある。ガスマスクをつけた古代人(ヴズペク共和国〉

 

 

 

[オヤンタイタンボの要塞]

ペルーの旧都クスコの北"西七〇キロ""聖なる谷""ウ"ルバンバ河を見おろす高地に築かれた前インカ時代の巨石要塞。"今日""太陽神殿""の一部"と考えられている高さ約四メートル、幅約一五メートル、厚さニメートル前後の"屏風岩""は、五〇―六○ト"ンにおよぶ六個の花崗岩をすきまなく結合したもので、巨石要塞の中でもひときわ注目される。

[グアンチ文字]

アフリカ大陸の西方カナリア諸島のいくつかの島に、これらの島の原住民グアンチ族が残した文字。グアンチ族はクロマニヨン系の頭蓋骨を持ち、ヨーロッパではアトランティス人の末喬とみなされている。しかし彼らの残した文字のいくつかは日本に伝わる古代文字と似ているところから、地球文化研究所では次のように解読している。・アラタナルホアゲニツクル(新たなる帆上げ荷造る)・ハテナムラハナレナ.ムナゴリニ(果てな村離れなむ名残りに)右の解読結果によれば、グアンチ族はアトランティス人の末喬というよりは、むしろ原目本人、カラ族の一員とみなすことができる。ヨーロッパの研究者はこのグアンチ族をイベリア半島のバスク人に非常に近い人種であったとみなしている。テネリフェ島のグアンチ文字とその解読結果

本の古代文字で読み解ける

[クィクィルコの円錐ピラミッド]

メキシコの首都メキシコ・シティの南方郊外にある厚さ七メートルの堆積層に埋もれていた遺跡。紀元前四~五世紀に建造された中米最古のピラミッドとされるが、考古学者バイロン・カミングスの出した推定建造年代は、三五〇〇年前で、エジプトのピラミッドをはるかに上回るものである。底部の直径約一五〇メートル、高さ二五メートル、頂上の円形平面部の直径約八Oメートル。内部は土を盛りあげ、側面や上面を溶岩と泥で固め、昇降用の斜路をつけたうえ、全表面を石灰などで白く化粧した基壇の中央に建っていたらしい。

[グローゼル文字]

フランスの旧石器時代遺跡グローゼルより出土した石板に刻まれた文字。この遺跡はC国年代測定によれば、今から一万二〇〇〇年以前に溯るものとみなされている。したがって、そのような古い時代に、はたしてこのグローゼル文字が残されたか否か、大きな関心と疑惑を呼んでいる。多くの先史学の権威はこの出土物はまちがいなくグローゼル遺跡の下層部より出土したことを認めている。けれども旧石器時代の文字の存在を認めることができない人々は、これは明らかきようざつに後世の來雑物、混ざり物とみなしている。しかし、従来の論争を離れて、これらの記号を周囲の文字群と比較検討してみるならば、グローゼル文字は明らかに古代のサパラ地域で使われていたテイフィナグ文字の系統に属することがわかる。この文字板をティフィナグ文字で解読した結果によると、次のような文が記されている(高橋解読)。栄え賜はめ神をば祭らむ大いなる見せしめありわれらは虐げられたりカラの神をば祈らむば右の解読結果によれば、このグローゼル文字板は、紀元前八世紀にアッシリヤに虐げられた古代イスラエルの民、カラ族の記録とみなすことができる。おそらくこの文字板は、BC六八七年の異変の頃、イベリア半島地域からフランスにかけて生き残ったカラ族の司祭が残したものであろう。

グローゼルから出土した石板

コスタリカの石球コスタリカのディキス川からコト川に到る地方で発見された謎の石球。最大のものは直径二・五メートル以上、重さも二〇トンを越える。石球の大半は花円岡岩でできておりこの堅い石材を完全な球体に仕上げた目的や技術は不明。「宇宙船の模型」説(デニケン)の他〕、昼問貯えた熱を夜間光に変える装置で、ムー文明の結晶体科学の産物とする説(高橋良典)もある。

コスタリカの石球はタキオン照明装置の一部か

[コロンビアのジェット機]

コロンビア北部のシヌー地方で発見された謎の黄金製品。I・サンダーソンやウルリッヒら専門家が三角翼と垂直尾翼の特徴から現代の超音速ジエット機にも似た古代のジエット機模型であると結論。さらにAホイアーは海空両用の潜水飛行機であった可能性を、A・ヤングは母船と地上を"往復する""スペース・シャ"トルのような着陸船であった可能性を指摘している。

古代のコンピュータ

一九〇〇年、クレタ島に近いアンディキシ⊥フ島沖の海底で見つカったギリシア時代のコンピュータイギリスのプライス博士の研究によって、四〇の歯車と目盛りをもつこの器械ま、太陽や月惑星の位置を計算するために用いられたコンピュータと判明。古代科学の水準が意外に高かったことを証明する事例である。

 エトルリア時代に沈んだ船から引き上げられた古代のコンピューター

古代の電池

ドイツの考古学者W・ケーニッヒによってイラクのバグダードで発見された数千年前の電池。銅の筒と鉄の棒をさしこんだ陶製のつぽの中に硫酸銅を注ぐと電気が発生することをアメリカの技師W・グレイが実験的に証明。近代になって発明されたといわれる電池が、二〇〇〇年以上も前から古代人によって電気メッキや照明に応用されていた可能性がにわかに現実的となった。

近代の電池の原型となった古代イラクの電池

サッカラの航空機一八九九年エジプトのサッカラ郊外で発見された古代の航空機の模型。直線状の翼と垂直の尾をもつこの奇妙な木製品は、当初「鳥」を形どったものと考えられたがのちにカリル・メシパ博士らの研究によってグライダーの模型であることが判明。古代のエジプト人が、「パリデイアモン(光の神の贈り物)」と名づけたこのような航空機を駆使していた可能性が注目されている。

エジプトの砂漠から発見された太古のグライダー模型

[サハラの宇宙人]

サハラ砂漠の中央、アハガル山中のタッシリにある謎の岩絵群。宇宙服を着た人物を思わせる絵は考古学"者アンリ・ロートにより""タッシリの火星人""と名づけ"られた。他にもアンテナつきヘルメットを被かぶったようなジャバレンの""小悪魔""""やティヌタザリフトの""泳ぐ人""などがある。"アンリ・ロートは、これらの岩絵を今から数千年前に描かれたものとみなしたが、地球文化研究所の高橋によれば、それらは紀元前七〇〇年頃のもので、エチオピア出身のエジプトのファラオ、タルハカがサハラ全域で活躍した時代に流行した円頭人の様式に属する

宇宙遊泳するタッシリの少女

[錆びない鉄柱]

インドのデリー市郊外クトゥブ・ミナール寺院の入口にある謎の鉄柱。「アショ力王の柱」と呼ばれる高さ約十メートルのこの鉄柱は、すでに一六〇〇年以上も風雨にさらされていることが確かめられているが、不思議なことに今も錆ひとつない。このような古代製鉄技術の高さを示す例は西ドイツのコッテンフォレストにやきんもあり、現代の冶金学者たちを驚かせている。

水晶頭蓋骨

一九二七年、ミッチエヘッジスによりホンジュラスのルバアンタン遺跡で発見された謎の水晶製品。人間の頭蓋骨そっくりに仕上げられ、しかも正面から光をあてると眼が輝くもので、現代の技術では製作不可能とみられる。問題の水晶製品は他にもいくっカありメキシコのモンテアルバン遺跡ではみごとな水晶の杯が発見されている。

[セテ・シダデス文字]

ブラジル北東部、ピアウイ州の州都テレジナの近くにあるセテ・シダデス(七つの都市)と呼ばれている遺跡から見つかった文字群。古代南アメリカに栄えた伝説のカラ帝国の七つの都のひとつ、セテ・シダデスには、その数、数万とみられる碑文が眠っている。地球文化研究所では、それらの碑文のひとつを次のように解読した。我がシヴァ国けむに焦がされないえ(地震)溶けて深く波に覆われ隠るイギリスのフォーセット大佐は、カラ帝国の七つの都市のひとつがエルドラードであると考え、その行方を探し求めた。この碑文によれば、フオーセットの求めた太古のカラ帝国とその黄金都市は、巨大な異変と津波によって滅亡したことがうかがわれる。

セテ・シダデスの廃墟

セテ・シダデス遺跡平面図

廃虚から見つかった謎の碑文

[タルテッソス文字]

イベリア半島西部のガダルキビル川河口近くにあるタルテッソス遺跡から出土した古代の指輪に刻まれた文字。ガダルキビル川河口一帯は、古代イスラエルのソロモン王の植民地があったタルシシの地として知られているため、指輪はタルシシ人が残したものとみなされている。このタルテッソス・リングに刻まれた記号ないし文字は、グローゼル文字やロシュベルチエ文字と非常に近いため、一万二〇〇〇年以前に栄えたといわれているアトランティス王国時代の遺産とも考えられた。しかし、地球文化研究所でこれを解読した結果は次の通りである。牛飼うヒブルをイサクが治め末永くイサクが守れ以上の解読結果を前提とすれば、文中にイサクという名前が登場するところから、この指輪は紀元前七二二年にアッシリアに滅ぼされたイスラエル王国最後の王ホセア、すなわちイサクの時代のものとみなすことができる。イスラエルの失われた十部族にまつわる伝説によれば、ホセアはアッシリヤの地メディア(現在のイラン)に移されたとみられている。しかし、別の可能性として考えられることは、ホセアがその当時、同盟関係にあったエチオピアに亡命し、エチオピア王タルハカの庇護のもとにイペリア半島へ移住して、この地の王となったことが考えられる。

タルテッソス・リングに刻まれた文字の解読結果。

[ナスカの地上絵]

一九三九年以来、ポール・コソックやマリア・ライヘらによって次々と発見されたペルー南部ナスカ高原一帯の地上大図形。万を越える直線や円、ラセンなどの幾何図形、鳥や猿、クモを描いた八00近い動物模様はいずれも航空考古学の調査によって空から確かめられたもの。中には全長"約五〇キロに及ぶ""矢じる""し""図形もある。これらの"図形がいつ、何のために描かれたかは今も大きな謎であるが、有力な仮説としては古代の宇宙基地説や航空標識説がある。ただしこの仮説は、古代人の宇宙文明を仮定する立場と異星人の地球訪問を仮定する立場に分かれる。

バハマ海底遺跡

一九六八年バハマ諸島のアンドロス島沖で発見され"た謎の海底遺跡。""神殿の"跡とみられるこの遺跡は、縦三〇、横一一〇メートルの石壇で、島の北部、水深二メートルの浅瀬に横たわっている。この土台は、ユカタン半島のマヤ遺跡ウシュ"マルにある""亀の神殿""の"礎石によく似ているというアンドロス島付近ではこのような海底遺跡がすでに十数個見つかっているが、その全貌はまだ明らかになっていない

ビミニ海底遺跡

一九六八年以来フロリダ沖のビミニ島周辺で発見され問題になっている海底遺"跡。その代表的な遺跡は""ビミニ・ロード""と呼ばれる"巨石群で、北ビミニのパラダイス・ポイントカら『キロほどの海底に長さ数百メートルの壁面をなして横たわっている。直方体や多面体の石塊を敷きつめたこの"""巨石舗道""の近くにはU字"形の遺跡や円柱、矢じり形の配石や人工的に掘られた溝なども確認された。

ピリ・レイス地図

一六世紀、トルコの海軍提督ピリ・レイスの残した謎の古地図。この地図には氷に覆われる以前の南極大陸の海岸線や山が正確に描かれており、また南米の海岸線は八OOOキロ上空から撮った衛星写真と同じ歪みをもっている。原図の製作者や作られた時期、作図法は謎である。 

[ロシュベルチエ文字]

ヨーロッパ旧石器時代のマグダレニアン文化期(マドレーヌ期)に属するといわれるロシュベルチエ洞窟の文字。グローゼル遺跡出土の文字と並んで注目されている。フランスのロシュベルチエ洞窟で見つかった図のような記号は単なる絵か、表意文字かそれともアルファベットか、いろいろとこれまで憶測を呼んできた。が、これらをティフィナグ文字として読むならば、エシヲバシテカカシム(絵師をばして描かしむ)となる(高橋解読)。おそらくこのロシュベルチエ洞窟の年代は、C14年代で一万五〇〇〇年前、歴史年代では一一七〇〇年前とみられ、これらの記号は氷河時代の文字とみなすことができる。旧石器時代の洞窟に描かれた壁画のそばに刻まれた文字記号としては、このほかにラスコーの壁画の馬の横に記された、マ(馬)の記号など、注目すべき事例がいくつかある。

ラスコーの壁画

ロシュベルチエ洞窟から発見された文字

[倭人が残した未解読文字]

太平洋の各地には、イースター島の文字とよく似た文字がいくつも残されている。イースター島の文字板に刻まれたロンゴ・ロンゴ文字がインダス文字や中国の甲骨文字のいくつかと似ていることは、ハンガリーの言語学者ヘヴェシやオーストリアの考古学者ハイネ・ゲルデルンの研究によって広く知れわたっているし、揚子江やインダス河の流域以外にも、これとよく似た文字がたくさんあることは比較的よく知られている。今世紀の初めに太平洋各地の言語を精力的に調べたJ・F・スティムソンは、早くからイースター島の文字と同じものがタヒチの南のオーストラル諸島(ライヴアヴアエ島、ツプアイ島、ラパ・イティ島)にあると報告しているが、ドイツの言語学者トマス・バルテルも、このような文字がタヒチ諸島(ラパテア島)とその北東のマルケサス諸島にあることを確認している。また、イギリスの民族学者マクミラン・ブラウンは、太平洋のカロリン諸島(ウォレアイ島)でイースター島文字とよく似た文字を発見し、フランスの民族学者アルフレッド・メトローも太平洋東部のパナマ地域に住むクナ・インディアンの文字がロンゴ・ロンゴ文字やインダス文字にきわめて近いことを発見している。ロシアの言語学者クノロゾフやイタリアの考古学者ガブリエル・マンデルは、ロンゴ・ロンゴ文字とシベリア、蒙古地方のクーク・ツルキー文字がインダス文字を介してつながりをもっていることに注目している。ハワイ諸島に行けば、イースター島の文字とよく似た文字を確かめることができるし、アメリカ大陸の西海岸や太平洋のその他の島を調べれば、まだまだ報告されていない文字を発見するチャンスはたくさん残されている。これまで日本では漢字以前に文字はなかったとか、アイヌは文字をもたなかった、縄文時代に文字はなかったなどと、よくよく調べもしないで権威をふりかざす門外漢が幅をきかせていたため、この方面の研究は確かに外国に比べて遅れている。けれども、図1を見ていただければわかる通り、古代日本のアイヌ文字はイースター島のロンゴ・ロンゴ文字やインダス文字とよく似ている。この文字は明治初年に東京大学の坪井正五郎博士が""北海道異体文字"""として東京人類学会誌第十八に紹介したもので、当時の駅逓大臣・榎本武揚も千年以上前のものと鑑定した古い獣皮に金字で記されている。いっしょに出土した石片が六角柱であったところから判断すると、同じような六角柱をアッシリアが使っていた紀元前七〇〇年ころまでさかのぽる貴重な資料である。このようなアイヌ文字資料は、北海道だけでなく、北陸や九州でも見つかっており、戦国時代の中国各地の貨幣にも使われている。一九七五年ころ中国江西省青江県の呉城遺跡から出土した土器の文字や、漢字の発明者・蒼額の書と伝えられる西安郊外の碑文にも

アイヌ北海道異体文字(アイヌ文字)が刻まれた土器と石片

北海道異体文字50音図

いまだ解読されていないイヌ文字が使われている。もしもアイヌ文字の読み方がわかるなら、日本人がロンゴ・ロンゴ文字やインダス文字を解読したり、太平洋各地の同様の碑文の意味を一挙に明らかにするチャンスは残されているのである。はたして日本人にそんなことができるだろうか?私たちは日本人なら誰でも、アイヌ文字を勉強すればそれが可能だと思っている。欧米人に自分たちの祖先の文字(インド一ヨーロッパ語族の古代文字)が読めるなら、日本人にも太平洋各地に広がった祖先の文字を読めないはずはない。アイヌ文字の読み方が現在まで伝わっているとすれば、その可能性はなおさらのことである。図2に示したアイヌ文字の読み方を参考にすれば、読者にも何らかの文字は読めると思う。いずれにせよ、太平洋とその周辺にこれだけ多くの似た文字があることは、それぞれの民族がお互いに何の関係もなく文字を発明した結果とはみなせない。アルゼンチンの言語学者ホセ・イムベロニは、このような事実をふまえて、この地域にはインダス河流域とセイロン島、中国南部、インドネシア、ウォレアイ島、イースター島を環とするインド目太平洋線文字システムがあったと考えた。ここに日本のアイヌ文字をはじめとするさらに多くの文字群をつけ加えるなら、紀元前のいつの時代か、太平洋をとりまく広い地域に統一的な海洋文明(原日本文明)カあったことは事実といえるだろう

チチカカ湖から探検協会が引き上げた石箱と黄金製のヘァピン(佐藤進一撮影)

 

大空の彼方より流星群のように落下し

巨大な火の玉となって炸裂する弾丸が発射されると

突如、あたりは深い闇に包まれてしまった------

 恐るべき竜巻がにわかに起こり

黒雲が耳をつんざく音をたてて

空高くあがる

この武器によって

太陽さえも輝きを失い、

宇宙全体があつくなった…

-『マハーバーラタ』

希望の橋を渡る~下馬橋(太鼓橋) 諏訪大社下社春宮

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Ray:馬は龍のこと、龍を下りて渡るという意味ですが、江戸時代は殿様も馬を下りてわたるほど神性な橋と言われてきました。長野の善行寺参りも牛にひかれて・・・と言われているように、世界共通の物語ですが、陰・陽(善・悪)共に(つまり龍に乗ったり牛にひかれたり)連れ合う人生の最後には龍を降り、牛を降りてこの聖なる橋にたどりつくわけです。支配階級のアナグラムによる庶民信仰、ここまでが人類数十万年の序章です。これからは真実の「希望の橋を渡る」新しい時代が始まります。     下馬橋(太鼓橋)
向きが参道とずれているのはなぜ?

 諏訪大社で最古の建造物と言われる下社春宮の下馬橋。写真は春宮側からで、大正11年に県道に昇格した表参道の真ん中にあります。
 霞んでいる奥の国道側から来るといきなりこの下馬橋が通せんぼするので、私は判断ができないまま妥当と思われる左の道(写真では右)を選びました。直後の、部外車には袋小路としか見えない迷路入口に、「道を一つ覚えた」と負け惜しみの言葉を残して方向転換をしました。
 下馬橋の造営は室町時代と言われ元文年間に修築された屋根付き太鼓橋は、よくも今まで無傷であったと感心してしまいます。サンフランシスコのカーチェイスみたいに、突っ込んだ車がジャンプしそうなシーンが目に浮かんでしまいます。

諏訪大社春宮下馬橋

 桁行四間とありますから7m強で、屋根を含めると全長は10m余りでしょうか。床は、別称が太鼓橋とあるように盛り上がっています。

下馬橋の蛙股 

貫(ぬき)にある蟇股(かえるまた)には、神紋「梶」が彫刻されています。この橋は、諏訪大社下社春宮の参道にありますが、上社の神紋とされる「四根梶」でした。
 春秋の遷座祭では、御霊代を乗せた神輿だけがこの橋を渡ります。「通行禁止」を謳(うた)っていないので、(何も知らない)観光客を装って渡ってみようと思いましたが、…止めました。

御手洗川

下馬橋下の御手洗川 17.1.19 

「何人(なにびと)も御手洗川(みたらしがわ)に架けたこの橋の手前で馬から降り、川の水で身を清めた」とあります。しかし、現在はその川がありませんから、橋のみが残ったと思っていました。年が改まった1月、何気なく下をのぞくと、“行方不明だった川”が音を立てていました。橋の下以外は暗渠なので、消滅したと思ったのも無理はありませんでした。

サワラ並木

『国幣中社諏訪神社下社絵図』下馬橋 

左に、長野県立歴史館の所蔵本から、明治29年以降と思われる『国幣中社諏訪神社下社絵図』の一部を転載しました。中央上にあるのが下馬橋で、参道の並木が矢木大門(現在の国道)まで連なっているのがわかります。
 古写真では、その太さから「日光の杉並木以上」と断定できそうですが、「昭和9年の室戸台風でほとんどが倒れた」とありました。

下馬橋は神橋

遷座祭 

8月1日は秋の遷座祭です。「お舟」に先立って春宮を出発した行列ですが、白丁に担がれた諏訪明神の御霊代のみが下馬橋を渡ります。
春の遷座は「秋宮から春宮」なので、写真とは逆の手前から渡ります。

転載:http://yatsu-genjin.jp/suwataisya/simosya/taikobasi.htm

人類の夢、日本が世界を救うはしごの伝承~ヤコブの梯子 (創世記28:12)そのはしごは虹のはしご、希望のはしご、天地をつらぬくはしご

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「はしご(梯子)」または「天梯(てんてい)」と言いますが、“異次元へ架け橋”を経典や聖書で伝えてきました。

このゲートがどこにあるのか、いつ啓くのか、それが歴史以来、人類の謎であり、その機密を解き明かすことが重要な課題でした。十戒の石板も契約の成就に重要な役割を持っています。

日本でも伊勢神宮の宇治橋〔三重県伊勢市にある皇大神宮(内宮)の参道口にある、別名御裳濯橋(みもすそばし)は、そうして文字通り「宇宙を治めるかけ橋」、五十鈴川の神聖な 川、清浄な水で心身ともに清めてから渡る橋、と言う意味で御裳濯橋の別名があります。ほかにも出雲大社の古代の社や天の橋立など日本各地に異次元へ架け橋は伝承されてきました。

※御裳濯橋~裳(も)は十二単を構成する着物の一つ、 腰のベルトとなる二本の小腰、袴の腰板のような大腰、後ろに引きずる紐のような二本の引腰とプリーツスカートのような裳の本体で構成される。濯(すそ):身に受けた恥や不名誉・悪い評判を除き去る・・

 

  出雲大社の古代社復元図              天の橋立

 

                 伊勢神宮の宇治橋

日本の神社は多かれ少なかれ禊という基本は同じですが,この架け橋についての解釈が時代相応に天意が具現され、時代がたっても明らかになるよう伝承されてきました。

本Blog 孔子・論語に、その時と土地を伝える聖なるメッセージ でも、儒教・論語・孔子で雄牝2匹の雉がこの架け橋で時を告げるくだりが重点でした。

又、諏訪の守矢資料館の館内にも、説明できない橋が天井に架かっていたり、北海道江差のソーラン・ソーランのニシン御殿の中にも橋が具えてあります。

           守矢資料館の梯子(左上)

          ニシン御殿の中の梯子  

今その待ち待った重要な時がまじかですが、神との契約は多くの歴史的議論をするものではないと言えることは確かです。

天とあなたの間に神以外が介在することは出来ないはずです。

しかし、その約束の地が日本であることは確かです。

以下ご参照ください。

 

転載:朝の光(聖書の言葉)

ヤコブの梯子

「そのうちに,彼は夢を見た、見よ、一つのはしご(梯子)が地に向けて立てられている。その頂は天に届き,見よ,神の使いたちが,そのはしごを上り下りしている。」

(創世記28:12)
ヤコブは夢を見ました。はしごが天から,地に向けて立てられました。そして,神の使いがはしごを上り下りしているのです。

バベルの塔(創世記11:1-9)は、神への背反行為に対するものでした。それに対し,ヤコブのはしごは,神自らが天と地をつなぐものでした。のちに,イエス・キリストが,このはしごは御自身のことであると言います。

イエス・キリストは,天と地の仲保者だからです。イエス・キリストは,次のように言いました。
「そして言われた。『まことに,まことに,あなたがたに告げます。天が開けて,神の御使いたちが人の子の上を上り下りするのを,あなたがたはいまに見ます。』」(ヨハネ1:51)

(創世記28:10-19)
ヤコブはベエル・シェバを立って,カランへと旅立った。ある所に着いたとき,ちょうど日が沈んだので,そこで一夜を明かすことにした。彼はその所の石の一つを取り,それを枕にして,その場所で横になった。そのうちに,彼は夢を見た。見よ。一つのはしごが地に向けて立てられている。その頂は天に届き,見よ,神の使いたちが,そのはしごを上り下りしている。そして,見よ。主が彼のかたわらに立っておられた。そして仰せられた。「わたしはあなたの父アブラハムの神,イサクの神,主である。わたしはあなたが横たわっているこの地を,あなたとあなたの子孫とに与える。あなたの子孫は地のちりのように多くなり,あなたは,西,東,北,南へと広がり,地上のすべての民族は,あなたとあなたの子孫によって祝福される。見よ。わたしはあなたとともにあり,あなたがどこへ行っても,あなたを守り,あなたをこの地に連れ戻そう。わたしは,あなたに約束したことを成し遂げるまで,決してあなたを捨てない。」



ヤコブは眠りからさめて,「まことに主がこの所におられるのに,私はそれを知らなかった。」と言った。彼は恐れおののいて,また言った。「この場所は,なんとおそれおおいことだろう。こここそ神の家にほかならない。ここは天の門だ。」

翌朝早く,ヤコブは自分が枕にした石を取り,それを石の柱として立て,その上に油をそそいだ。そして,その場所の名をベテルと呼んだ。しかし,その町の名は,以前はルズであった。

(イエスは)言われた。「まことに,まことに,あなたがたに告げます。天が開けて,神の御使いたちが人の子の上を上り下りするのを,あなたがたはいまに見ます。」(ヨハネ1:51)

世界が見守っている一大神事、真実がわからないまま伝承されてきたこの「梯子」の秘密は、今この時期に地上に降り立ってきたみなさんが真理を得て身をもって人々に説き明かすことになります。

大天使ウリエルからのメッセージ:2017年6月27日 [大天使ウリエル]

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きらきら星へようこそ...☆

 

大天使ウリエル

Archangel Uriel

 

大天使ウリエルからのメッセージ 2017年6月27日

Message from Archangel Uriel une 26th, 2017

 

ゲノフェーファ経由

Via Genoveva

 

 

掛け替えのない皆さん、こんにちは!

わたしはウリエル、愛と銀色の光の大天使。

この今という瞬間の中で、未来をもたらす者。

こうした急激で騒々しい変化の時代に、皆さんのこころ、皆さんの最愛なる友人や家族、皆さんの仲間に、真実と安らぎをもたらす者。

 

わたしは、汝を支援し、穏やかに導き、そして集団全体が母の愛の津波を浴び、洗い流され、浄化される間に、皆さんの魂の道筋、光と愛の道筋の上で皆さんを優しく案内するために、ここにいます。

掛け替えのない仲間達、皆さんは、強く、皆さんの次の歩みとなるものを認識し、皆さんの神聖なる計画の断片をまさに思い出し、皆さん自身への信頼と皆さんの方向性の感覚を、手にしています。

皆さんは愛の同伴者であり、そして強者の中で最も強い者です!

進み続けて、新しい物事に踏み込み、過去に決して行われなかった物事のように見える時でさえ行動に移す勇気を持ってください。

こうした移行の時期に行動に移すことは、手放して、愛の流れと狂暴なまたは危険な物事をほとんど行われない状況に身を委ねることです。

ありとあらゆる皆さんが、異なる閉塞と自ら強いた制限、そして問題点を持ちます。

それは、今皆さんが気付かされる必要がないもの、今まで皆さんが皆さんの無意識と潜在意識の身体へと深々と埋めてきたもの、そして今皆さんがゆっくりとあるいは迅速に取り除きそして排除しているものです。

皆さんのための時間を取って皆さんのこころの内部に向かい、鮮やかに輝く銀色の光彩を確認し、そして皆さんが必要とする限り静寂と安らぎの中でわたしと一緒にそこに腰を下ろして、現時点で皆さんが連携しようとする物事を見付け出てください。

 

もしも皆さんが望むなら、数々の質問を尋ねて、皆さんのところに現れる情報に耳を傾けながら、それを吸収する準備を整えてください。

そして今後皆さんは現時点で把握し理解する準備を整えているすべてを与えられるため、安心してください!

 

皆さんが気付いた可能性がある物事を、怖れないでください。

そしてまさに皆さんは既にこうした問題点を視野と意識的な精神から締め出しているため、それはそういった物事が悪いあるいは悲惨なものであることは、意味しません!

皆さんは光の存在達、母なる父なる王座の全能の擁護者の娘と息子達であり、そして皆さんは、今の皆さんである壮麗さと愛よりも劣る可能性がある物事を携えて旅をするように計画も決定もされてはいなかったことを、忘れないでください!

 

皆さんは、こうした記憶と問題点をひとつの個別のファイルと引き出しに設定してきたため、こうした古い型の制約に対処する準備が整うまでは、世界の中でそのように機能することができます。

多重的な問題点とそれを手放す方法や次に進む方法を理解するためには、時間が掛かるか、あるいはさらに詳しく言えば、ひとつの異なる取り組み方が必要になるかもしれません。

何故なら、ご存知のように、故郷への帰還を螺旋状により高く進み続けるほど、それはより扱い難く紛らわしくなる可能性があり、同時に皆さんの自我が皆さんを押し止めて、彼または彼女がより力強くなり、皆さんを狭い光の道筋から引き離そうとするその自我の試みを納得するように見えることになるからです。

 

その通り、わたし達は今、汝とここにいて、わたしたちは驚きと純粋な歓びで皆さんに注目しています。

わたし達はいつも皆さんを励ましますが、しかし、皆さんをその理解に到達させ、皆さんの神聖なる支援者達の素晴らしいチームと一緒に皆さん自身であらゆる課題を学ぶことは皆さんの望みです。

わたし達が少しばかり遠くにいる、あるいは以前よりも穏やかでいるように見えるのは、これがその理由です。

皆さんは決していつもひとりで置き去りにされることはなく、わたし達から、そして母なる父なる者から離れることは、不可能です!

 

しかし皆さんは、すべての手段を持ちます。

そして皆さんは、わたしの皓々とした銀の光彩を手にしています。

それは、どのような種類や型や姿の闇、灰色、あるいはその中間色を通しても、どのような幻影を通してさえも、確認できるものです。

 

その真実の光彩が皆さんを支援するように求めてください。

いつも意欲的に真実を確認して、あらゆる瞬間に愛と思いやりになる意図を定め、そして一日を通してこれを補強し、次にただ歓びと安らぎに溢れた数々の出会いと出来事を手にすることだけを期待してください。

 

わたしは散りばめられた銀色と、豊かさと穏やかな粘り強さを残して、皆さんから離れます!

 

次回まで、ごきげんよう。

Until next time,

Farewell.


http://sananda.website/archangel-uriel-via-genoveva-june-26th-2017/

 

翻訳★森のくまさま...ありがとうございます。

転載される場合には、出典を明記してください。

『古事記は予言の書かもしれないというお話①』小名木善行 AJER2017.7.25(3)

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『古事記は予言の書かもしれないというお話①』小名木善行 AJER2017.7.25(3)

縄文がえりの台湾~『香港と台湾ー明暗を分けた2014年①』河添恵子 AJER2017.7.26(3)

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『香港と台湾ー明暗を分けた2014年①』河添恵子 AJER2017.7.26(3)

新しい創造の原点は聖なる命の誕生~スーパーコミュニテイの創造

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バーバラ・マーシニアック

地球が浄化のダンスを踊り続け、ゆれや振動の激しさが増大してゆくにつれて、あなた方は志をともにする人たちと一緒に、すでにつくっているコミュ二ティをさらに強化したいという衝動、あるいは新しいコミュ二ティを作りたいという衝動にかられるでしょう。このようなコミュニティは、それぞれのコミュニティの構成員の感情能力や思考形態を創造する能力に基づいて成長し、繁栄してゆくでしょう。

それぞれのコミュ二ティが協調の精神を高めて、コミュニティのメンバーそれぞれが食べ物や、音楽や、エネルギー、音をともに分かち合い、貢献しあうことが必要になるでしょう。こうしたコミュ二ティのあり方は、それぞれがお互いを必要としていた昔の生活様式にもどることを意味します。これによって古代の人間関係の青写真が再びよみがえり、お互いが密接につながりあった生活を体験することになるでしょう。

意見が合わないこともあるでしょうか、全体的には、コミュ二ティに住む人はみな同じような思考形態にエネルギーを与える努力をしなければなりません。この思考形態があなた方の住む地域にエネルギーの磁場を作り出し、これらの思考形態が磁場の働きをして、あなた方のコミュ二ティにひかれる人が出てくるでしょう。思考形態がエネルギーに満ちて、コミュ二ティが強固なものになりメンバー同士のきずながしっかりと確立され、常に強化されていれば、あなた方と同じような意図をもった人々をひきつけることになるでしょう。

あなたのコミュ二ティに100人の人が参加したいといってきても、彼らがどのような人たちか、あなたにはわかるでしょう。100人の人たちがどこか別のコミュ二ティに行かず、あなた方のコミュ二ティの仲間にひき入れてほしいといってきたとすれば、それはあなた方の思考形態が彼らをひきつけたからだということがわかるでしょう。コミュ二ティのバランスがくずれ、意見の対立が逢ったりすると、あらゆる種類の混乱したエネルギーが生まれることになるでしょう。

いっしょに仲良くやってゆくことを学ばなければなりません。メンバーの一人がグループのなかで調和を保ってゆくことが出来ず、コミュ二ティのエネルギーを下降させたりする場合は、みんなでその人を癒す努力をしなければなりません。その人は自分が癒されるという機会に心を開き、調和を乱していることに責任を取る必要があるでしょう。もしその人が調和を乱し続ける場合、コミュ二ティを出てゆく必要があるかもしれません。

これからはグループのなかに派閥があってお互い戦うというようなことは許されないのです。あなた方の仕事の多くは、非常に寛容な態度と深い同情の気持ちをもってさまざまなしるしや象徴を読み取りながら癒しをすることにかかわるでしょう。ほかの人たち、そしてあなた自身が深い悟りを開き、その悟りを通して進化してゆくために、必要なドラマを演じることを許してあげることが必要です。

コミュ二ティの一部である一人ひとりが、コミュ二ティ全体にそれぞれの才能を持って貢献しなければなりません。コミュ二ティはそれぞれ独自の産物、才能、能力を持つようになり、それぞれがどのようなものになるかは、そのコミュ二ティ全体の集合意識によって決定されるでしょう。あなたは自分自身にこういう質問をしてみればよいかもしれません。「自分がどういう集合意識のところに落ち着くことになるのか、どうすればわかるのだろうか。」目に見えない手によってコミュ二ティに導かれてゆくでしょう。そこであなたはあなた自身の意図と、信念と願望に応じて奉仕することができ、そのコミュ二ティもあなたに恩恵をもたらすことができるでしょう。

ひとつのコミュ二ティの仲間になって、大地を身近に生活し、新鮮な空気を吸い、生き生きとした生活を始めるとき、あなたは心の安らぎを覚えるでしょう。食べ物自体にも新しい活力がみなぎってきます。笑い声はさらに深いものになり、人と人との関係も深遠なものとなり、人生の瞬間瞬間の価値が深まっていくでしょう。やがて人生とは遊びであり、人生を遊ぶことによって始めて仕事にも成功できるのだという結論に達するでしょう。きちんと遊ばなければ、仕事もうまく行かないのです。仕事は常にコミュニケーション全体に恩恵をもたらすものでなければなりません。

コミニュティ・イメージ  ハートの湖、北海道日高の豊似湖(とよにこ、旧名;馬帝湖)

数多くの癒しが起こることでしょう。それぞれのコミュ二ティがインスピレーションを受けて建物を建て、神殿の文化が復活します。国のいたるところで神殿の敷地が定められ、美しい神聖な建物が生み出されるでしょう。地球の変化によって、地球のおく深くに埋もれていた数多くの秘密が明らかにされることになります。アメリカに点在し現在埋もれている数多くのピラミッドが姿をあらわすことになるでしょう。地球の変動によって生ずる亀裂から、長い間埋もれていた古代の聖地が姿を見せるでしょう。

思考形態を併合し、個人個人のエゴの戦いを超越して、明確な人生の目的と良質な生活を実現したコミュ二ティが繁栄してゆくでしょう。コミュ二ティのなかには、瞑想と音を意図を通して日常的に自然とコミュニケーションを図ることによって、植物を育てるところも出てくるでしょう。コミュ二ティのメンバーがともにトレーニングをし、夢と音楽を合体させるところもあるでしょう。このようなコミュ二ティが一番人々の人気を集めるでしょう。

つまり遊ぶのが上手なコミュ二ティです。しかしながらこれは何もかも忘れ、忘れるために飲食し、麻薬を楽しみ、それが遊ぶことだと考えるような快楽主義の生活をするという意味では決してありません。遊ぶという意味はエネルギーと意識的に遊ぶことで、無邪気な子供のようにエネルギーを解放して、自由な方向にむかわせてあげるということです。

こうして、あなた方の住むコミュ二ティをすばらしい場所にすることがあなたの義務であり、責任であると感じて、献身的に力を発揮することになるでしょう。グループとかかわりながら仕事をすることによって大きな力が生まれてきます。

コミュ二ティに貢献するようになるだろうあなたの才能の多くは、まだ未発見のままです。これらの才能はあなたの中に埋もれていて、やがて姿をあらわすことになります。
あなたのエネルギーの磁場は、コミュ二ティの核となる人々が同意した協調の精神に基づいて設定されるでしょう。コミュ二ティの核となる人々は、これを秘密に取り決めるというようなことはありません。これからは、秘密などというものは存在しないのです。秘密の時代は終わったのです。

行動に基準は必要です。コミュ二ティに済むすべての人々が基準を守ることを誓う必要があるでしょう。エネルギーの磁場がメンバーの一人ひとりを包み込んで、叡智と正義が作り出されるでしょう。赤ちゃんからお年寄り、動物も含めたすべてのメンバーが、このエネルギー磁場の中で生活することになるのです。コミュ二ティの創設者であるあなた方は、何がうまく機能するかについて明確な理解をもつ必要があります。調和を保ち、ともに力を合わせ、いっしょに夢を見るという基本的な勧化を採用すれば、はならず成功するでしょう。

夢はコミュ二ティの生活のもっとも重要な部分とならなければなりません。なぜなら、夢を通してバランスのくずれたエネルギーを見つけ、それを調節してバランスの取れた状態に戻すことができます。目が覚めた状態のなかで深刻な問題に悩む人は、夢の中でその問題に生きることになります。目が覚めた世界の中で深刻な問題に悩む人は、夢の世界ではもっときびしい問題にぶつかることになるでしょう。夢に耳を傾けることによって、その人がどのような人であるかの糸口を与えられるのです。価値判断することなく、耳を傾け、観察し、あなたの直感の導きを受け入れることを学んでください。

あなた方は、それぞれ自分が持っているものを持ち寄って分かち合うことになるでしょう。つまり、食べ物、教育、ビジネス、物々交換、レジャー、瞑想するための場所といったものを共有することになるでしょう。まずしっかりとしたコミュ二ティが大事であるということを明確にし、それに心を合わせ、しかもメンバーの一人ひとりがコミュ二ティの貴重な財産であることを自覚するのです。

こうしたあり方を達成するなかで考えの磁場、思いの磁場がつくられていきます。コミュ二ティの上空に巨大な思考形態が生まれるでしょう。思考形態を読むのが好きな人は、あなたのコミュ二ティを見て、思考形態のなかにあるエネルギーを読み取ることによって、あなた誰であり何をしている人かを知ることができるでしょう。

あなた方の思考形態は、新しい種類のエーテル界の電報とも言うべきものになるでしょう。一人の人がコミュ二ティの責任者になるということはありません。メンバーそれぞれが常識と、直感と、天真爛漫なあり方で貢献してゆくでしょう。一人の人におんぶして、すべてのアイデアを出してもらうということはできません。この新しい旅においては、すべての人が自分の価値を大切にすることが絶対必要なのです。

あなたがすむコミュ二ティ、あるいは住む場所を決めるとき、植物や動物と話をすることを学ばなければなりません。これは不可欠のことです。これはとんでもない話のように聞こえるかもしれませんが、そうではありません。今のあなた方の生活ではこのようなことをする時間をとっていません。あなた方の中で、最近じっくり腰を落ち着けて犬や猫と話をした人が何人いるでしょうか。こうすることによってあなたの感受性が高まり、何かの決定を下したり忠告をするに際して、新しいレベルから物事を見ることができるようになるでしょう。

というのは、動物や植物は大地から直接情報を受け取っているのです。彼らはあなた方に波長を合わせ待っています。彼らはあなた方に力を貸し、忠告を与えることができるのだ、ということにあなた方が気づくことを辛抱強く待っているのです。彼らが知っている癒しの秘密をあなた方に教えてくれるでしょう。彼らは知っているのです。彼らがなぜ知っているのかわかりますか。その理由は、彼らは自然や地球を搾取しないからです。あなた方人間は種全体として地球を搾取しているために、これらの秘密は人間には隠されているのです。

動物や植物はディーバの世界、精霊界、自然界への道案内をしてくれるでしょう。これらの世界は、あなた方の世界では認知されない力によって支配されています。菊の花のなかに、バッタのなかに、アリのなかに、すべての存在のなかにある知性を見つける時間をとってください。この体験は、地球とつながりたいと言う気持ちをもっている人々にとって内発的な体験となります。地球の癒しは、地球に住むすべての存在と対話を交わし、かかわりを持つことによって達成されるでしょう。

出産の儀式が変わるでしょう。出産の価値、女性が子供をこの世界に生み出すためにしなければならないことが、最高の名誉ある行為とみなされるようになります。男性は出産の場に立ち会って、「これは私の子供だ」と宣言し、父親になることの誇りと責任を再び自分のものとすることでしょう。女性は出産を恥ずかしいこととは考えなくなるでしょう。なぜ非常に多くの女性たちが出産の場に父親がいることを望まないのでしょうか。それは出産のプロセスを恥ずかしいことだと感じていて、それがいかにも名誉なことであるかという意識を持っていないからです。出産する場にいさせてほしいと男性が心から願う時代がやってくるでしょう。



生命が誕生する瞬間女性の波動の中にいて、女性と深いきずなで結ばれ、生命の奇跡と一体になり、子供をこの世に迎えることを男性は何にもまして望むことになるでしょう。出産の儀式は完璧に変わるでしょう。あなた方が住む現代という時代は、もっとも野蛮な時代であったと見なされることになるでしょう。まさに暗黒に包まれた時代で、男性が支配する出産のゲームをプレーしていたことに女性自身が気づきもしなかった時代として語られることになるでしょう。

これからのコミュ二ティは、子供たちの方向をむいて展開されていきます。子供たちにとって安全で、愛情に満ち、慈愛に満ちた環境をつくるにはどうすればよいかということが大切にされるでしょう。あなた方は子供たちから学び子供たちが先生となるのです。子供たちが彼らの視点から見て何が起きつつあるのかを教えてくれるでしょう。彼らは創造的エネルギーそのものといえる存在で、セクシャリティを尊重する方法を知っている人々のところへ生まれてくるでしょう。

男女のパートナーがチャクラを完全に開き、生命のエネルギーを招くという意図をもって,霊的なエネルギーのもっと高い波動のなかで結合するとき、愛の家族が生まれてくるでしょう。このような子供たちの多くはきわめて高度に進化した存在で、生まれて数日ないしは数ヶ月のうちに言葉を流暢に話し始めるでしょう。彼らはさまざまなことを知っていて、それを思い出し「私は戻ってきました」というでしょう。彼らはすぐ歩き始め、話をし、仕事をやり、さまざまな言葉を話すでしょう。彼らの外見も普通の子供たちと違うでしょう。母親の胎内にいる時間は短縮されるでしょう。身体のすべてが加速されるので、懐胎期間も短くなるのです。

これらの子供たちは喜びそのものに満ちた出産のプロセスを体験し、母親にも同じ喜びに満ちた体験をもたらし、出産の苦しみは無くなるでしょう。これらの子供たちは母親を疲れさせる代わりに、母親を元気付けるでしょう。彼らの意図は父親の意識、そしてその時点で地球の男性の波動がどれだけ進化をとげているかによって決まるでしょう。どのような意識を宇宙から地球に迎え入れるかは、その時点での地球の男性意識によって決まることになります。

これらの子供たちはコミュ二ティの貴重なメンバーとして、吉兆として尊重されるでしょう。彼らは地球上のすべての仲間とテレパシーでコミュニケーションをとることになるでしょう。彼らはどこに行っても心を通して同じ創造性のエネルギーを持続することができます。というのは、接触するすべての存在を刺激し、その波動を上昇させてしまうからです。彼らの背は大きくありません。そして青い色をしています。彼らは青い光線から生まれます。それは彼らがプレアデスの意識であり、特別な仕事をしなければならないからです。彼らはすべての大陸に生まれ、すべての部族に生まれ、すべてのコミュ二ティのメンバーとなるでしょう。彼らは愛の波動をもたらし、あなた方に愛を教えるため地球にやってくるのです。

これらの子供たちは、女神とテレパシーでつながることになるでしょう。彼らは愛による創造の周波数を体現しているために、女神と直接コミュニケーションをとってゆくことになります。彼らはすべての人たちのテレパシーによるコミュニケーション能力を加速してくれ、その結果、あなた方は他の人たちが考えていることが聞こえ、感じられるようになります。このためにあなた方は考えの内容に関して選択的になり、調和の取れた考えを招くようになって行くでしょう。これこそ今地球が今直面している最大の難題です。あなた方が考えることは現実に影響を与えるということを理解しなければなりません。今は多くの人たちが信頼に基づいてこの考えを信じています。しかし、これはまぎれもない真実であることがまもなく具体的に示されることになり、すべての人がこれを目で見ることになるでしょう。

これらの子供たちは素晴らしい存在です。彼らの意識はとても貴重なものであるために、彼らは宝物のように扱われるでしょう。彼らはまるで金の延べ棒があなた方の傍らを歩いているような効果をもたらしてくれるでしょう。彼らはすべての人の波動を変えて、創造性のエネルギーの流れが変わるでしょう。

彼らが家族や社会の大切なメンバーとして登場すると、すべてのコミュ二ティは彼らがいてくれることを最高に幸運なことであると考えるようになります。これらの愛のアヴァター(地球覚醒の使命を持つ、きわめて周波数の高い存在)が戻ってきます。彼らが先頭に立って、あなた方を地球上の他のコミュ二ティとつないでくれます。

この子供たちは、親になる可能性のある人たちとテレパシーで連結し、選択ができるようにしてくれるでしょう。あなた方には選択する権利があることを伝えておきたいと思います。その選択権を行使しますか。それとも自分のもつ力を信じないで、あなたの身体ができることに関して自分には何もできないと考えますか。この考えはこれからやってくる時代には絶対必要なものです。あなた方はそれぞれ、女神と神のエネルギーをあらゆる局面において体現しているわけですが、自分の肉体に関して、命を与えるプロセスに関して、クンダリーニのエネルギーの配分に関して、子供がいつもあなたを通じてこの世界にやってくるかに関して、決定する力を自分がもっているのだということをしっかり理解する必要があります。

あなた方のすべてがこれらのユニークな子供たちを持つわけではありません。彼らはふさわしい意識と血統をもった人たちを求めるでしょう。彼らはすべての村、すべてのコミュ二ティに生まれてくるでしょう。彼らは地球の波動を帰る手伝いをし、セクシャリティの霊性を体験している親に生まれてくるでしょう。これらの子供たちは愛の波動を体現する存在であり、人とは異なったしるしをもって生きることを快く引き受けるでしょう。彼らはあなた方とまったく同じDNAと血液をもって生まれてくることになるでしょう。

意識の選択によってさまざまですが、現在のところ、非常に多くの場所が消失する可能性があります。あなたの子供たちをまず安全な場所に連れて行ってください。(1995年霊が導いて世界中の子供たちを安全な場所へと移動させるでしょう。子供たちこそあなた方の貴重な財産であり、血統を伝える存在です。まず何よりも子供たちに安全な世界をつくってあげて下さい。これから10年の後半には、あなた方の仕事の大半は子供たちと一緒に子供たちのためにすることになるでしょう。

まもなく地球上での生活は、これまで見たこともないようなものになるでしょう。これまで日常的な出来事として当たり前に受けとめていたことが、地球から消えてゆくのです。恐れることは何もありません。あなた方の多くは、あなた方の力がどこにあり、あなた方のエネルギーがどこにあるのかを発見するためにさまざまな体験をして、それがすべてあなた自身のなかにあることを発見することになるでしょう。あなた方はこれからやってくる変化の時代をサーファーのように乗り切る能力のある人たちです。次から次にやってくる波に乗って、波頭を越え、引き波にも惑わされず乗り切っていけるでしょう。あなた方はみな波頭にとどまる知識を持っている人たちです。ですから、これからやってくることを何も恐れる必要はありません。

ひとつお願いがあります。あなた方がたとえどこにいても、何がまわりで起きていても、信じられないほどきびしい状況になっているように見えても、毎日の生活のなかで必ず楽しんで、笑って、愛情をお互いにもって生きると約束してください。ちょっとひと休みして、お茶でも飲むことにしよう。ちょっとここで喜びの周波数にエネルギーを補給しよう。今という時代ほど輝きを持った、魂を上昇させてくれる時代はありません。素晴らしい時代です。これを毎日思い出させてくれるものがないから忘れているだけなのです。すべては用意に達成できて、協力し合って行くための機会にエネルギーを与える、音と光を使ったユニークな技術があります。

今、実にさまざまな新しい解決策が生まれつつあるのです。新しい文明は、非常に高度な工業技術と実験のレベルに到達することを目指すかもしれません。新しい文明が成功するためには、その文明によって創造されるものが、心と霊につながっている頭脳によって支配されなければなりません。文明によって創造されるものが頭脳と心の双方による支配を受けるとき、それは生きたテクノロジーになります。私たちがここで強調しているのは、このようなテクノロジーは生命力をもつことになるということです。

その機会を創造した人々の頭脳と協力しながら機能することになるのです。それはハードウエアという形をとってあらわれますが、生きたハードウエアなのです。このような時代にあなた方は入ってゆくのです。あなた方が創造するもの、あなた方が命を与えるものすべて、あなた方の頭脳で創造するということを理解してください。あなたの頭脳をどう使うか、頭脳の力をどのように投資するか、それがあなた方と地球がどう生き残れるかの鍵なのです。

「プレアデス+地球を開く鍵」バーバラ・マーシニア


プレアデス+地球をひらく鍵~第1章 ゲーム、コード、そしてマスターナンバー(4)

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第1章 ゲーム、コード、そしてマスターナンバー

◎私たちがやることは、あなた方の進化の出発点となれるイメージをつくり出すことだけです。

 

約50万年前に、存在のこの局面〔地球という存在局面〕で数々の動乱が起き、それが現在の地球に影響を及ぼしていると前に話しました。

地球はかなりの程度まで主権を失い、地球外の支配勢力がやってきて、あなた方が自分の故郷と呼んでいる、宇宙における一等地である地球の所有者となったのです。

こうして比較的最近やってきたこれらの神に似た管理人たちは、これまでのところ必ずしも心やさしく、親切な存在ではありませんでした。

地球は何十億年も前に、ある目的のためにつくられました。

地球は宇宙の銀河系間の情報センターとなる予定でした。

数多くある銀河のデータを貯蔵する巨大な図書館のシステムの一部、つまり厳密にいうと、生きた図書館にする予定だったのです。

 

自分たちこそ創造の力そのものであると考えていた創造神たちが一緒になって、知恵を寄せあって生命体をつくりました。

彼らはさまざまな世界からDNAやいろいろな組み合わせの遺伝形質を借りました。

そしてこれらの遺伝形質を、宇宙の12の図書館とつながっている地球の図書館のなかに貯蔵しました。

地球の計画がいかに壮大なものであったか、これでわかるのではないでしょうか。

 

地球を最初に計画した存在たちは光の家族でした。

すなわち、光と呼ばれる意識の一側面のためにはたらき、それとかかわる存在でした。

光は情報です。

光の家族のメンバーは自分たちが思い描いた情報センターをつくったのです。

さまざまな銀河系がそれぞれの情報を持ち寄り、それぞれの知識を分かち合うことができる場所をデザインしたのです。

やがて、地球を生きた図書館にするというプロジェクトをめぐって争いが起きました。

小競り合いが始まり、地球は争いと2元性の場所になりました。

地球は自由意識地帯ですから、自分が望むことは何であれする権利をもっていた創造神の一部がこうして地球にやってきて、地球を乗っとりました。

これらの創造神が地球を乗ったのは50万年前のことです。

歴史的にいうと、あなた方人間の文明の始まりとよんでいる時期にあたります。

これは、あなた方が文明の始まりであると教えられてきた時代です。

実際は、それは文明のもっと新しい局面、現代の人間の文明局面の始まりにすぎなかったのです。

さまざまな人間の生命体は何百万年にもわたって存在してきたのです。

 

これらの戦いがあったとき、あるグループが宇宙での戦いに勝利をおさめ、地球という領土を獲得しました。

これらの新しい地球の所有者は、もとから地球にいた存在を、進化もできず、情報も与えられない状態にしておきたいと望みました。

そうすれば彼らをコントロールすることはきわめて容易だったからです。

地球に最初から住んでいた人間たちは大きな破壊を経験し、彼らのDNAをばらばらにされました。

 

はるか離れた大帝国の一属国になってしまった地球を想像してみてください。

ひょっとしたら、その帝国の支配者が子どもたちを扱いかねて、「地球でも行って少し遊んで来い」といったのかもしれません。

子供に対してこういったとき、神々は自分たちが始動させていることが、やがて彼らをはがいじめにすることになるだろうとは思ってもみませんでした。

神々の子供たちは、黄金や遺伝学、そして血をいじりまわし、女性の力をもてあそびはじめたとき、自分たちが何をつくっているのか全然わかっていませんでした。

 

創造神たちがいまになってわかったとことは、プレアデスの私たちが現在ジレンマに陥っているということです。

地球で解き放たれた暴虐が私たちのところに戻ってきたのです。

私たちがその暴虐をおかし、完全に機能していた12束があるDNAをあなた方から奪ったということを知っていましたか。

私たちもふくめて、プレアデス人にだまされないようにしてください。

そもそも私たちが次の局面へと発展していくためにはあなた方の助けが必要なのかも知れないのだと考えてみてください。

私たちが成長するためには、これまでつながりをもってきた過去を癒さなければならないのです。

 

私たちの祖先は、あなた方が非常に数多くの変化をとげてくるなかで援助の手を差し延べてきただけではなく、地球に混乱も引き起こしてきました。あなた方はプレアデスから2種類の影響を受けてきたのです。

プレアデスが与えた影響の記録を見てみると、プレアデスのエネルギーは地球では愛され、尊重されており、地球上の文化でプレアデスに対して否定的な感情をもっているものはほとんどいないことがわかります。

しかし、はるか昔にプレアデスのエネルギーが人間の遺伝系列を操作し、また、爬虫類ともつながりをもっていたということは私たちも認めざるを得ないのです。

私たちがいまこの時間に戻ってきて癒そうとしているのは、このことにほかなりません。

これこそ、私たちが地球に来ている目的なのです。

 

なぜプレアデスで現在大きな混乱状態が起きているかを探っていくうちに、私たちは未来を見せられ、あなた方なしではどうにもならないことを悟ったのです。

別ないい方をすると、私たちが創造したすべての存在に、私たちのもっている能力のすべてを与えるまでは、創造者として進化することはできないのです。

自分たちが創造したものを、制限したりコントロールすることは許されていないのです。

これが私たちのジレンマです。

こういうわけで、あなた方は創造者としての自分自身の体験を公式のコードにして放射するでしょう。

おそらくは、あなた方が非常な進化をとげたとしても、その公式を理解することはできないでしょう。

長い間それは不可能でしょう。

 

他の存在たちがあなた方の発するその公式にアクセス師、それと引き換えにあなた方は至福感や意識の変革を体験したり、多次元の世界へ旅行することができるかもしれません。

このとき、あなた方はそれと知らずに公式を放射するでしょう。

これらの公式を必要とする他の存在たちは生命を複製したり、破壊されつつあるシステムの立て直しのためにそれを使うことになります。

これらの情報コードないしは公式が現実になってくると、私たちは自由の身になるでしょう。

なぜなら、意識のコードにはあなた方の自由の歌が入っていて、それは周波数を通して歌われ、あなた方の肉体の細胞から発信されるからです。

 

力を用いることによって現実を操作したり超越したりすることにかかわればかかわるほど、さらなる深みに荷まで落ちてゆく可能性が出てきます。

ある程度の話ですが、地球は落ちてしまったエネルギーを引きつける磁力の渦になってしまいました。

これらのエネルギーは地球だけではなく、あなた方の太陽系全体に入りこんだのです。

地球だけが汚されて他の場所は大丈夫だとは考えないでください。

実際の話、いま太陽系全体が困難に直面しています。

他にも太陽系があります。

それはあなた方の太陽系の別のヴァージョンですが、これらの太陽系も同じ問題に直面しています。

ある一定の思考形態が生じると、それは同じような性質の他の思考形態を引きつけ、誘発します。

あなたが否定的なエネルギーに入りこんで、そこか抜け出ることができないと、どんなことが起きるでしょうか。

ますます多くの否定的なエネルギーがあなたに引きつけられます。

長い間地球は否定的なエネルギーを引きつけてきました。。

これらのエネルギーにかかわっている存在たちは、非常に理想的な高みから落ちてしまった存在なのです。

その高みにあったとき、おそらくは間違った、あるいは不適切な決定をくだしたために、自分を高みまで引き上げてくれる現実を建設する能力を失ってしまったのです。

しかし、これもまた全体計画の一部です。

 

自分自身の力が失われ、他の存在たちによる操作が行なわれると、進化していない生命系態は刺激を受けてもっとよい状況を探すように導かれます。

したがってこのプロセス全体には大きな意味があり、恐れることは何もありません。

まったく何もありません。

これから訪れようとしている時代についても、何も恐れることはありません。

あなた方はその本来のあり方に関して非常な尊敬を受けているということを知ってほしいと思います。

そして、あなた方が自分自身を尊重しはじめるとき、想像もできないような機会を自分に引き寄せることになるでしょう。

続く・・・

世界最後の謎を解き明かす(ムー大陸探検事典) ~第4章 古代核戦争と謎の地下都市:高橋良典の仮説1

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第4章 古代核戦争と謎の地下都市 : 高橋良典の仮説1

ムルロア環礁の水爆実験でできた巨大なキノコ雲

紀元前の高度な文明は、今からおよそ二八○○年前に発生した核戦争とそれに伴う異変で滅び去った、という壮大な仮説がある。この仮説は、チャーチワードが唱えたムー文明の滅亡原因を明らかにしてくれるだけでなく、アトランティス人と戦った地中海の謎の民族の正体をもうまく説明してくれる。世界各地のミステリー遺跡や遺物、不可解な伝説群を総合してみると、従来の歴史家たちが消し去ってきたムー王国の住民力ラ族の栄光の物語がよみがえってくるというのだ。

証拠1

地球が誕生してから考えられないほど長い時間がすぎた。人類の存在などそれにくらべればほんの一瞬にすぎない。しかし、その一瞬の時間の中で起きたことが、どうしてもわからないのだ。そして、地球には数知れないほどの謎が残されたままになっている。ここに取りだしたものは、ひとつの仮説(高橋良典の古代核戦争地球大異変説)を証明する、さまざまな謎である。これらの謎が解き明かされた"とき、""古代に核戦争があった""とい"う仮説が証明されるのだ。しかし、それはたやすいことではない。ひとつひとつの謎が、複雑にからみあい、あるものはさらに新たな謎を追加する。こうした謎の追跡は、だが、まったく思いもかけない結論を生むかもしれないのだ。常識をはるかに超えた、驚異の結論を------。

秘境にひろがる荒れ狂った大地

トルコの首都アンカラの南東にあるアナトリア高原中部に、二〇〇キロ平方にもわたる広大な荒地がある。いまも"世界屈指くつしの秘境"とされているカッパドキア地方だ。一年の半分以上は日照りが続き、 <!--[if !vml]--><!--[endif]-->緑ひとつない裸の土地が露出している。見渡すかぎり岩山と荒地が続く風景は、まさに地の果てといっていい。そのあたりの小高い丘に登ってみると、さらに圧倒的な荒漠こうばくさが見る者の心をつかむ。地表を大きく裂き、深く臼い谷がある。その向こうには鋭くとがった三角の岩が林立するかと思えば、古代の巨石文明を思わせる壮大な岩山が散らばる。そしてその背後には、数キロメートルにも及ぷ長い断層。それは幻想的でさえある光景なのだ。だから、見る者の心は、このカッパドキアが創生されたその瞬間を夢想する。そのとき、あたりはもうもうたる炎やガスに包まれ、天と地の境もなかったに違いない。大爆発にしやくねつようがん岩は灼熱の溶岩流となり、飛び散り、溶け、激動し、叫び続ける----。とにかく、とてつもなく巨大なエネルギーが、この大地に荒れ狂ったことだけは実感できるのだ。この秘境カッパドキアは、一部の人にはその名をよく知られている。この荒地の内部には町らしい町はほとんどないのだが、そのかわり無数といっていいほどのキリスト教洞窟修道院がある。岩山や断崖に掘られたその修道院は、ほとんど廃彊になっているが、その一部にはたくさんの宗教壁画が描かれており、そのためキリスト教美術の宝庫とされているからだ。この魂をゆさぷるような荒野にキリスト教の修道士たちが入りこんだのは、三世紀の初めごろだとされている。彼らがなぜ、この不毛の荒野で神に祈らなければならなかったのか、それもひとつの問題だ。だが、いまここで取りあげたいのは、その洞窟修道院のさらに地下深くひろがっている、とてつもなく大きな穴ぐらのことである。

数十万人が住める巨大地下都市があった

それはイェラルトゥ・シェヒル(地下都市)と呼ばれる。地元の村人たちには古くから知られていたらしいが、そのうわさが政府に伝わり、トルコの考古学者が初めて調査したのは、一九六五年五月のことである。そして彼らが発見したのは、まさに地下都市と呼ぶのにふさわしい機能を備えた、巨大な地下遺跡だったのだ。トルコ政府の報告書はこう伝えている。「地下都市は、人間がそこで快適な生活を営むのに必要な機能を完全に備えていた。まず、最重要な通気孔(エアコンディショナー)が、地表から一五〇メートル以上もの深さまで、都市の中心部を貫いている。その都市は確められただけでも、地下八階建ての構造があり、各階層は階段や傾斜した通路でつながれている。通路と部屋の境目のところどころには、輪状の石扉が備えつけられていた。井戸もあった。共同炊事場もあった。炊事場には汚水おすい処理の溝と、煙を通気孔に導くベンティレーションが備えてある。寝室、仕事場、大広場があり、三条に分れた堂々たる地下歩道があった。」そして、カイマクルと呼ばれるようになったこの地下都市の推定収容人口は、なんと一万五〇〇〇人だという。いま、世界のどこにこれだけの人々が、日常と変わりのない生活を送れる地下都市があるだろうか。 <!--[if !vml]--><!--[endif]-->しかも、こうした地下都市は一か所だけではない。一九六五年の調査で発見、確認されたのが、ほかにデリンクユ地下都市(収容人口六〇〇〇人)、ギョズテジン地下都市の二つ。その後、さらに収容人口がなんと六万人というオズコナーク地下都市が発見され、マヴルージャンという所にも地下都市が存在することが、最近明らかになった。その事実だけでも驚くべきことだが、このカッパドキアには、大小とりまぜてもっと多くのアンダーグラウンド・シティがあるらしいのだ。

戦争に備えた地下都市の疑問

それについてはいっさいが謎に包まれている。というのは、この地下都市群があまりに巨大すぎて、ほとんど調査ができていないからだ。地下八階まで確認されているカイマタル地下都市にしても、土砂が完全に取り除かれて見学可能なのは、上の数層にすぎない。そしてそこからは、ほとんど何の生活用具も出土していないのである。そこで、この地下都市群を研究している人たちは、地上にある洞窟修道院と関係づけて考えている。四世紀末、キリスト教はローマ帝国の国教となり、カッパドキアは東ローマ帝国に組み入れられた。そして六世紀になると、ササン朝ペルシアが東ローマ帝国をおびやかしはじめたため、両国の国境に近いカッパドキアは戦乱の場と化した。さらに七世紀になると、ペルシアにかわったアラブの回教軍がカッパドキアを襲う。修道士たちはこうした攻撃を防ぐために、地下都市を築いたのだ……。これが現在考えられている一応の解釈なのである。その根拠のひとつとして、この地下都市が、〃ある一定"の期間だけ使用された臨時の都市"""だったと推定できる調査結果がある。しかし、古代から現代までの戦争の歴史で、地下都市にたてこもって侵略者に対抗したという国や民族があったろうか。中国は旬奴きようどに対抗するため万里の長城を築いた。日本の歴史でも戦争のために築かれたのは、城や砦とりでである。とはいっても、カッパドキアの地下都市が、戦争に備えたものであったことは明らかだ。というのは、地下にたてこもって往き来できるように、デリンクユ地下都市と隣のカイマクル地下都市は、秘密の地下道で結ばれていたからだ。この二つの地下都市は九キロも離れている。当然、発見されたトンネルも九キロの長さを持っている。この距離は日本の丹那トンネルよりも長く、清水トンネルの長さに匹敵するのだ。地上に回教徒軍が攻めてきたとき、洞窟に隠れるくらいならまだしも、一〇万を越える人間が地下一五〇メートルの奥まで逃げなければならない戦争とは、いったいどういう戦争だったのだろうか。ひとつの地下都市がやられたら、九キロもの地下道pをくぐりぬけて別の都市へ移らなければならない戦争とは、いったい何だったのか。さらに不思議なことがある。一〇〇メートルや二〇〇メートルの距離ならともかく、九〇〇〇メートルもの長さの地下道を掘って、二つの都市を正確に連絡できるような技術を、六~八世紀の人々がほんとうに持っていたのだろうか、ということだ。二十世紀に行なわれた丹那トンネルの掘削くっさくでさえ、国家的な大事業だったのだ。今から一二○○~一四〇〇年も前のこと、それは想像を絶する大土木工事だったはずである。また、カッパドキアの荒れた地上風景を見るかぎり、この地方が六~八世紀当時、一〇万人以上もの人間が生きていけるほど豊かだったとはとても考えられない。まして戦争に備えて地下生活をする以上、かなりの食料や生活必需品を貯えておく必要があるが、キリスト教徒たちはそれをどこから手に入れたのだろうか。それともこのカッパドキアは、かってそんなに多くの人間を養えるほど豊かな土地だったというのだろうか。そして、騎馬のアラブ軍団と弓矢を武器としたキリスト教徒との闘いが、豊かな緑野をこんな草木もはえない不毛の岩山に変えてしまうほど激烈なものだった、と!こうした疑問は、はたして解決できるのだろうか。合理的な説明はつけられるのだろうか。

核戦争が地下都市を襲ったその問いに答えるのは、非常にむずかしい。しかし、まず大胆な仮説をあげて、それについてさまざまな検討を加えてみたい。その過程でカッパドキアの秘密は、明らかにされるはずだ。さて、その仮説とは次のようなものである。《カッパドキア地下遺跡は、昔、核戦争で滅んだ都市の跡だ》もちろん、現在の歴史の常識では、想像もできないような飛躍である。"しかし、カッパドキアの秘密は、""古代核戦争""を仮定すると、すべてに"合理的な説明がつけられるのだ。決して単なる空想ではない。その仮定には数多くの裏づけがあり、それらのひとつひとつを組み立てると、まさに恐ろしい大破壊"核戦争が、このカッ。ハドキアを襲ったことがわかるだろう。まず、人間が戦争に備えて地下深くもぐるのは、どんな場合かを考えてみよう。七世紀のアラブ軍団のような侵略者に対してだったら、人間はこんな馬鹿なことはしないはずだ。なぜなら、侵略者は少数の兵力で洞窟の入口を占領すれば、勝利をおさめられるからだ。入口をおさえれば、中に閉じこめられた人間はいずれ餓死してしまう!また、飛行機による火薬爆弾類の爆撃なら、第二次世界大戦をふりかえってみればわかるように、ちょっがんじようと頑丈な地下室で十分防げるのだ。とすると、地下一五〇メートルの地下都市が備えるのは、核兵器による攻撃以外にはありえない。"広島と長崎が.人類で初めて""と"いわれる核兵器攻撃の洗礼を受けてから半世紀。核兵器は今やインド、中国といった発展途上国にまで拡散した。と同時に、世界の国々は核戦争に備えて、軍事基地や貯蔵施設、研究所、工場などを続々と地下に移すようになっている。一時的には十万人以上の人間を収容できる地下都市も、世界各地につくられているほどだ。

デリンクユ地下都市の平面図

たとえばモスクワや北京の地下には、網の目のようにトンネルが掘られている。ワシントンの地下には、核戦争のとき避難してきた人々を、一定期間養えるだけの必要物資が貯えられている。ノルウェーは、軍港まで地下に移してしまった。そして、外国の一般市民は、個人用核シェルターをつくることに必死になっている。平和の国スイスに放射能汚染に備えた地下避難所が、数多くつくられていることは有名な事実だし、イギリスでは政府が核シェルターづくりを奨励している。アメリカの核シェルター・メーカーは成長産業だ。

このように核攻撃に備えた現代の地下都市と、カッパドキアの地下都市と、どこに違いがあるだろう。むしろあまりの類似に驚くばかりだ。

証拠Ⅱ数百万度の熱でできたガラス層

人類が核兵器を初めて手にしたのは、一九四五年のことである。とすれば、それ以前、はるかな昔に築かれたカッパドキア地下都市が、核戦争に備えたものである、というようなことが考えられるだろうか。しかし、ここに驚くべき事実がある。この地球のあちこちでは、いつとは知れぬ遠い昔に、核爆発があったという証拠が、次々に発見されているのだ。一九五二年にイスラエルで発掘作業にあたっていた考古学者たちが、五メートルあまりの深さの地層から、厚さが約六ミリで二~三〇〇メrトル四方に広がっている、溶解した緑色のガラス層を掘りだした。それは石英の砂の層が、その部分だけ溶けて変色したものだった。このような砂のガラス化現象が起こるには、きわめて高い温度が必要だ。火山活動や通常の爆発、火事などではこんな現象は生じない。それには数百万度の数…が必要だが、地球上でそれだけの熱が得られるのは、熱核反応しかないのである。そして、アメリカの考古学者たちは、それと似たガラス状物質をかつて見たことがあった。ニュー・メキシコ州の核実験の跡で!一九七三年にはイラク南部の砂漠で、同じようなガラス層が見つかった。この層はバビロニアやシュメ;ルなどの遺跡のかなり下に薄くひろがっていた。その南のアラビア南部の砂漠には、ハラスと呼ばれる強烈な放射能を受けたことを示している、黒く焼けこげた石の原っぱが二八か所ある。また、油田の調査をしていたフランス人の技師は、サハラ砂漠南部で緑色のガラス層のひろがりを見つけ、そこの溶解した珪土けいどが、「ホワイト・サンズ(アメリカの原爆実験場)のものと似ている」と報告している。モンゴルのゴビ砂漠でも、焼けてガラス状になった地層が発見されている。核爆発の証拠は、こうした不毛の砂漠(この砂漠自体、重要な問題を示している)だけでなく、世界各地の遺跡にも見られるのだ。

高熱破壊の遺跡は何を語るのか

ブラジルのピアウイ州に、セテ・シダデス(七つの都)と呼ばれる遺跡群がある。なかでも最大のものは、長さが約一・六キロもある都市だが、その中心にある大きな建築物の遺跡をのせた岩は、その南面が溶けてガラス状になっており、赤い金属が溶解して岩壁に涙のしずくのようにこびりついていた。探検家の一入はこう報告している。「あそこで発見されたいくつもの都市の遺跡は、規模として最大のものだと思われるが、一部は焼けつきてガラス状になっているし、溶解した石やクレーターだらけだった。無気味な裂け目が入った石の舗道や家があるかと思えば、岩がたぎってできた親指ほどの泡もある。それは、まるで巨人の火かき棒で襲われた跡のようだ!」さらに新大陸では、似たような遺跡がほかにもある。ペルーのタスコからそう遠くないところには、約一・六キロ四方にわたって山の岩が溶解し、結晶化している地域があり、城塞とおぼしき建造物の花崗岩かこうがんブロックは、高い放射熱によってガラス化している。このようにガラス化した遺跡は、北アメリカの南カリフォルニア地方、アリゾナ州、コロラド州でも見つかっている。もちろん、旧世界にも核爆発の影響を受けた遺跡がある。アイルランドのダンレアレとエニスの城塞の壁には、花商岩が溶けてしまうほどものすごい高熱の跡が残っている。また、古代ギリシアの地理学者であるストラボンは、その著書『地理』に、"""死海の地域には、原因不明の火によってとけた岩がある〃と書いている。場所がカッパドキアに近づいてきたが、もう二つだけ証拠をあげておこう。ごく最近、小アジアのハットウサの遺跡が発掘された。すると、ここではレンガ積みの家が溶けて、赤いかたまりになっていたのだ。かつてこの町は、想像を絶する高温によって破壊されたのである。また、古代バビロンの地域には、"何人かの学者が""これがバベルの塔""の名残りだ""と主張している、高さ"四六メートルの塔の廃墟がある。ここにもまた、人工的につくりだされた高温破壊の跡が残っている。これについて学者の一人は、「数万のレンガを赤く熱しただけでなく、これを溶かし、塔の骨組全体と粘土壁全部を焼きこがしている。こんな高熱はどこから生まれたのだろうか。説明がどうしてもつかない……」と話している。有史以前、文明が栄えた中近東やアジアのみならず、ヨーロッパの辺境アイルランドや南北アメリカにまで、核爆発としか思えないようなすさまじい破壊の跡が散らばっているのだ。このことは、いつとは知れぬ古代、全地球的規模での核戦争があったことを物語るのではないだろうか。ひとつの都市、ひとつの地域ではなく、当時の文明すべてを滅ぽすような、そんな大規模な戦争があった。しかも核という最終兵器を使って……。

伝説の兵器は現代の核ミサイルか?

こうした大破壊があったとしたら、それはなんらかの形で後世に伝えられて必ず人類の記憶として存在するはずである。それを示す文献はないものだろうか。それがある。インドの古代サンスタリット語文献の中で、最も有名な『マハーバーラタ』は、さながら核戦争についての教科書のような文献だ。この文献は二五〇〇年前から現在の形で存在していた二〇万行からなる叙事詩だが、古代では考えられないような超兵器のようすを、くわしく伝えているのである。ヴィマナ(鉄でできた胴体に翼がついている空の戦車)に落ちつきはらって陣どっていた英雄アドワッタンは、水面に降りたち、神々すら抵抗しがたいアグネア兵器を発射した。並みはずれた殺傷力を持ち、煙をともなわぬ火を放つ鉄の矢は、束になって敵を包みこんだ。流星が光を放って空から落ちた。たちまちのうちに敵の軍勢の上空は、濃い闇におおわれた。天も地もわからなくなった。強烈な風が吹きはじめ、不幸をもたらすたつまきが生じた。黒雲がとどろき、空高く登っていった。チリや砂が突然降ってきた。太陽でさえ目をまわして、ゆれ動いているようだった。地球はこの兵器の恐ろしいまでに激しい熱にゆれ、焼けこげた。広大な地域で、動物たちが大地にくずれ落ちて死んだ。水は蒸発して、その中の生物たちは死にたえた。あらゆる角度から炎の矢が絶えることなく激しく降りそそぎ、敵の戦士たちは猛火に焼かれた木立こだちのように倒れた。何千もの戦車が横転した。これはまさに核弾頭を備えた対地ミサイルの爆発ではないか。そして兵士たちも、この兵器の性質を知っていた。というのは、助かった少数の兵士たちは、まだ戦闘が終わっていないのに、大急ぎで近くの川にいき、自分たちの衣服や武器を洗って"いるのだ。""死の灰""による放射能障"害を防ぐための行動によく似ているではないか。『マハーバーラタ』が伝えるのは、核ミサイルだけではない。核爆弾による都市攻撃をも報告している。高速のヴィマナで飛んでいたグルカは、三つの都市に向けて、宇宙のすべての力を秘めている弾丸を投下した。太陽が一万個集まったほど明るい、煙と火がからみあった光り輝く柱がそそりたった。ヴリシュニとアンダーカの全住民が灰と化した。死体はひどく焼けていて、見わけがつかなかった。髪の毛やツメは抜け落ちていた。まるでだれかが、広島や長崎のあの日を見て書いたような文章ではないか!米国ロス・アラモスの最初の原子の火を見たジャーナリストは、"""一〇〇〇個の太陽より明るかった"""と報告したが、この爆発の様子、立ち上る煙と火の柱、犠牲者の姿、放射能による汚染の影響……などの記述は、核兵器以外のものを考えさせない。そして、インドにはこの『マハーバーラタ』を裏づけるような証拠がある。『マハーバーラタ』は、核戦争のあった場所をガンジス川上流だとしているが、まさにその地方に、焼けこげた無数の遺跡があり、岩石が"溶けてできたかたまりは、""溶解した"鋼鉄がすず鋼の中を貫流したかのように""中空になっている。"また、ずっと南のデカン高原にも、建物の中の調度品すらガラス状になっている高熱廃嘘がある。そしてこの地方では、普通のものの五〇倍の放射能を持った人間のガイ骨が発見されているのだ。こうした古代の核戦争の存在を伝える文献や伝説はほかにもある。同じインドの古文書『ドロナ・パルバ』は、五十万人をまたたく間に壊滅さ"せた""カピラの閃光せんこう""について記述"している。中国にも古代核戦争を伝える文書がある。シベリアやカナダの原住民"のあいだには、""金の貝がら""に乗っ""て空を飛び、""輝く光の矢〃で都市を"破壊しつくした戦士の話が伝わっているのだ。こうした古文献の記述を、すべて古代人の空想とみることも可能だ。事実、核兵器が開発される前は、おとぎ話として放置されていたのである。しかし、核兵器の実態が知られるにつれ、古文献の研究者たちは、こうした記述の再検討を迫られ、そこに新たな意味を見つけだしつつあるのだ。

アルタミラ

スペイン北部にある有名な先史洞窟。一八七九年、一少女によって偶然発見されたこの洞窟の内部には見事な牛の絵が描かれている。最近はこの洞窟に先史の宇宙船らしき各種の円盤模様が描かれてしるということで、新たな注目を集めている。

 

ヴァル・カモニカ

 イタリアのミラノ北東百キロの地にある峡谷。この谷の岩に彫られた線刻画は、先史時代からローマ初期のものまで[万五〇〇〇点を越え、中にはヘルメットをカぶった宇宙人が向かいあって戦う場面を描いたとされる不思議な絵がいくつもある。カモニカ漢谷の一帯は、紀元前八世紀の戦争と大異変の時代に、づアジアのトロイから亡命した原日本人カラ族の一派、カムナ族が移り住んだ地域とみられ、日本の神字(カムナ)とそっくりの刻文が残されている点で注目される。

[エジプトの地下都市]

世界各地に存在する地下都市や地下トンネル網は、転襯や神話の中で、迷由員黄泉の国、地下の楽園、または地獄として描かれている。ギリシア神話の英雄イアrソンに率いられたアルゴr号の乗組員たちは魔女メデイアの住む黒海沿岸の地底王国コルキスを訪ね、龍の車(宇宙母船)と黄金の羊の皮ごろも(宇宙服)を手に入れたといわれたり、エジプトのファラオは女神アメンティの住む地下の楽園を訪ね、そこにある宇宙基地チュアト(星に向かうところ)からかホルスの眼"と呼ばれる宇宙船に乗って星の彼方に飛んだといわれる。これまでエジプト神話のオシリスの国、暗黒の地下世界は空想的なものと考えられ、何ら実体がないとみなされてきた。が、探検協会ではオシリス神話の世界が太古のエジプトに実際にあった地下都市の記憶をとどめるものと考えている。最近エジプトのピラミッドで新たに謎の地下室が発見されたところから、伝説的なピラミッド回廊の存在が再び注目されている。サッカラの階段状ピラミッドの下に、強い放射能を含む塵ちりに満たされたトンネル網があることを知っている人は、王家の谷の性格を従来とは異なった視点からとらえなおしているかも知れない。おそらく古代エジプトの信仰を今もとどめるコプト派の人々の中には、エジプトからスーダン、エチオピアにかけて実在した太古の地下都市の記憶を伝えている人もいるにちがいない。探検協会では、ナイルの源流地帯に今なお太古の遺産を秘めた地下都市があることを固く信じており、いつの日か、パピルスに記されたチュアトの存在が明らかになるのではないかと、目下、調査を進めている。

王家の谷

エジプトのテーベ郊外にある王家の谷は、『死海写本』で有名なヨルダンのクムラン洞窟、トルコのカッパドキア遺跡とともに、考古学上画期的な発見がなされた地として知られる。クムランやカッパドキアそっくりの外観をもつこの地の洞窟群から発見されたッタンカーメンの黄金のマスクや歴代ファラオのミイラ、数々の豪華な遺品と遺構は、昔目のテーベの繁栄をしのばせるに十分である。しかし王家の谷は、古くからファラオの呪いに満ちた死の影が漂う土地でもあった。その呪いは、ツタンカーメン王墓の発掘にたずさわった関係者が次々に謎の死を遂げた時、すべてのエジプト学者をふるえあがらせた。原因は何だったのだろうか?この問題を調査した学者たちはやがて意外な事実を発見した。それは、王家の墓が大量の放射能を含む塵ちりに埋もれていたことだ(ゴネイム論文)。この事実は何を物語るものだろうか(同じ地形をしたクムラン地方でも二万人の遺体を収容した地下墓地と放射能が確認されていることは注目される)。

 

[オデッサ回廊]

オデッサ・力タコームとして知られるウクライナの地下回廊はロシア有数の第四紀動物化石の産地で、一九二九年、グリツァイによって発見され、現在までロシア科学アカデミーが継続的に調査している。オデッサ市の地下三〇平方キロにわたって図のように張りめぐらされたトンネル網の一部は明らかに人工的なものであり、キエフ市の地下トンネル網やクロマニヨンの地下マンション(収容規模二万人)との関係が注目される。オデッサ地下回廊平面図

カイマクル

トルコのカッパドキアにある謎の地下都市群のひとつ。人口数万人を収容できる地下八階構造の大遺跡として知られる。中央部のタテ穴の深さは一五〇メートル以上。各階の部屋は傾斜した通路や階段で複雑に結びつけられ、地下八階には三条に分かれた堂々たる回廊もある。八階にうがたれたトンネルは十キロ離れた隣の地下都市デリンクユに通じ、さらにデリンクユから他の地下都市へも伸びている可能性があるカイマクルの内部

[カッパドキア]

トルコのアナトリア高原中部にある広大な不毛地帯カッパドキアは、ギリシア語のカッポータス(つまりゼウスの異名「落とす者」)に由来する「雷挺の落ちたところ」だ。ウチュヒサールと呼ばれるこの地方の中心にある奇怪な岩山に立つと、周囲数十キロを赤々とした崖に取り囲まれた盆地のいたるところに、異様な形をした尖塔群が林立するさまを見ることができる。尖塔のひとつひとつは数階建ての洞窟で、その内部にほどこされた無数の宗教画と彫刻の存在は、この地を東口ーマ帝国時代のキリスト教美術の宝庫としている。

しかしこの地の最大の驚異は、ウチュヒサールを囲む台地の下に眠る巨大な地下都市群の存在であろう。現在までに調査済みのカイマクル、デリンクユ、ギョズテジン、オズコナークをはじめ、マヴルージャンその他の地に存在するいくつかの地下都市は、すでに確認されたオズコナークだけでも推定収容人口六万入の規模を誇るもので、ここにかつて生活した人々の数は数十万にのぽるとみられる。しかも注目されるのは、これらの地下都市が、デリンクユとカイマクルを結ぶ長さ約十キロの地下トンネルを一例として、かつては相互に結ばれていたとみられることだ。一九六五年にこれらの遺跡を調査し、初めて世界に地下都市の存在を紹介したトルコの考古学者ヒクメット・ギュルチャイとマフムット・アコクの二人は、この巨大な地下施設の建造年代を六~十世紀と推定した。しかしその後の高橋の調査によれば、これらの建造年代は、カイマクル・カレの一部にみられる高熱による風化作用の跡や同地域で検出される高濃度の放射能、アナトリアの巨石文化や王家の谷の成立年代などからみて、少なくとも紀元前八○○年ころまでさかのぼるとみられる。カイマクル・カレという地名が「クリーム状の城」、すなわちクリームのように溶けてしまった都市を意味していることは、これら地下都市の造られた目的と無関係ではなかったろう。

カイマクル地下都市断面図

紀元前8世紀の核戦争マップ

[クーガ王国]
チベットの最奥地、ナムナニ峰の麓に広がるアリ高原には、今も謎につつまれたクーガ王国の遺跡がある。海抜四五〇〇メートルを越えるこの地の、異様な山肌を表した比高三〇〇メートルの山頂にクーガ王国の都城はあり、断崖絶壁によって周囲の台地から隔てられたこの王宮へと到る道はただひとつ占厘の麓に口をあけた洞門をくぐって、暗黒の通路を登りつめる以外はない。そしてこの絶壁の急斜面にもまた、無数の洞窟が口を聞き、何百という建物が頂上まで連らなっているのである。これらの遺跡は、チベット王朝の末期にランダルマ王によって弾圧された仏教徒が、ラサ、シガツェからこの地に亡命して建てたクーガ王国の遺産とみられている。しかし、彼らが立てこもったこの王城の設備はあまりにも当時の水準からかけ離れたみごとなトンネル技術の跡を示している。クーガ遺跡と同じ構造をもつ要塞は、インドやセイロン、ブラジル、南アフリカなどに数多く残されているが、それらは本来、どのような技術と意図をもって造られたのだろうかクーガ王国の北西に位置するパミール高原で、ロシアの調査団はすでに巨大なホールと階段、整然とした区画をもつワハンスカヤ地下都市を発見しているが、この地下都市の建設者とクーガ遺跡を残した人々との問には、どんなつながりがあるのだろうかすべては大きな謎につつまれたままである。 <!--[if !vml]--><!--[endif]-->

ダージリンより見たヒマラヤ山脈

クレタの迷宮

一九〇〇年、イギリスのA・エヴァンスによって発見された地中海クレタ島のクノッソス宮殿のこと。複雑怪奇な迷路と近代的な設備(水洗便所など)をもつこの四階構造の石造宮殿は、ギリシアの英雄テセウスが退治した牛人ミノタウロス"の住む""クレタの迷宮""と"して神話に語り伝えられたもので、シュリーマンのトロイ発見に次いで、神話が歴史的真実を含むことを証明した画期的な遺跡である。 <!--[if !vml]--><!--[endif]-->

紀元前の目本人が建設した?クレタのクノッソス宮殿

[古墳シェルター説]

核爆発にともなう放射能の被害を防ぐには、なんらしやへいかの遮蔽物が必要だ。鉛によるものが効果的であることは知られているが、土や水も効果がある。たとえば、土を一メートルほどの厚さに盛って、よくつき固めた場合、放射線は地上の五〇分の一に減ってしまう。核攻撃のときに、このような盛り土を固めた""古墳"""内部の石室、石棺、木棺の中にしばらく(四~五日問)避難すれば、一次放射線を浴びて死んだり、重い放射線病にかからないですむだろう。このように、""古墳""はもともと死者を埋葬する施設というよりは、緊急避難用の簡易シェルターとしてつくられたのではないか。たまたまこのシエルターで生き残った人々が、新たな文明再建の中心になったため、子孫が彼らを祭る場所とし"て崇拝した。これが""古墳"""造営の始まりとも考えられる。

[サハラ砂漠の謎]

地球上最大の砂漠サハラには、かつてアルビエンヌ海と呼ばれる広大な湖があった。有名なタッシリ遺跡"やセファールの""七つの都市""を含む、""炎の島""ハガ"ールのまわりに広がるこの美しい湖は、伝説によれば、太陽神ヘリオスの子パエトーンの操作する車が誤って地上に落ちた時、一瞬のうちに消え去ったといわれる。その原因は何だったのだろうか。古代の歴史家や詩人たちが繰り返しその悲劇をとりあげたパエトーン伝説の真相を解き明かす鍵は、リビアン・ガラスとも呼ばれるテクタイト(ギリシァ語のテクトス「溶けた岩」に由来するもの)の成因にある。テクタイトは岩石が最低二五〇〇度の高温で溶けたあと急激に冷えてできたもので、これまで火山生成物ないし隈石であろうと推測されてきた。しかしリビア砂漠のテクタイトが火山生成物であるという証明はなく、隕石説も、テクタイトの成分が砂漠の砂とほぼ同一で地球外起源の成分を含んでいないために無理がある。むしろわれわれは、テクタイトに含まれる放射性同位元素の存在などから、その成因を核爆発の高熱に求めるべきだろうサハラ砂漠が核爆発によって誕生したとみられる別の根拠としては、エジプト、チュニジア、モロッコにある地下都市や地下回廊、今西探検隊が偶然発見したサハラの玉石(簡易式シェルター)などがある。また最近の人工衛星写真によれば、サハラ砂漠の西には巨大なウラン埋蔵地があることも確かめられている。この地に近いオクロで「天然原子炉」の跡が発見されていることは何を物語るのだろうか。

[C14年代測定法]

年代測定には"上の地層は下の地層より新しい〃というぐあいに時問の前後関係だけを示す「相対年代」と、"今から何年前"というように年数で示す「絶対年代」とがある。この二つのうち絶対年代は、古代史研究には欠かせないものだ。よく聞かれる「放射年代測定」もこの絶対年代を出すためのものだが、その中のひとつに「放射性炭素法」(C14法)がある。これは現在の大気中のCロ量を一〇〇とした時、ある遺物のC14量が五〇であれば、C14量が五〇パーセントに半減する期間五七三〇年をもとに、その遺物は五七三〇年前のもの、と測定する方法だ。放射性元素の崩壊速度は、まわりの温度や圧力などに左右されず、規則正しく進行するので、このC14法なども比較的正確な絶対年代を測るものと思われてきた。ところが、高橋良典は、この測定法には落し穴があるという。仮に今から五七三〇年前の大気中のC14量が五〇しかなかったとすれば、遺物に含まれるC14量は二五になっているはず。にもかかわらず今までの方法だと、一○○のものが五〇になるのに五七三〇年、さらに二五になるまでの五七三〇年を加えて、一万一四六〇年という年代を出してしまう、というのだ。そして地球上のC14量は変化している、という最近の研究成果を考え合わせると、このC14年代は再検討する必要がある、と指摘するのだ。もしこの指摘どおりなら、現在知られている古代地球の歴史は、大きく書きかえられることにもなるのだが、はたしてその真相は?

シカゴ大学のリビー博士が開発したC14年代測定法には問題がある

 [シルダリア地下回廊]

ロシアには、昔から豊富な地底王国の伝説がある。カザフ共和国のシルダリア地下回廊にまつわる話もそのひとつだ。四世紀の終わり頃、フン族に侵略された中央アジアの遊牧民族サルマートの言い伝えによれば、彼らは征"服者の迫害を恐れて""秘密""の地下道""づたいに""シャンバラ""へ逃がれたといわ"れる。カザフ共和国の歴史家ドスジャノフは、この伝説の真偽を確かめるため長年中央アジアの伝説と洞窟調査を続けてきた。そして彼は、遂に伝説のトンネルとみられるものをシルダリア川の上流に位置するタシケントの郊外で発見した。高さ約ニメートルのこのトンネルは、支柱を使わなくても安全な堅い岩盤に高度な技術を駆使してつくられたもので、約二〇メートルことに地上部に達する通気孔が天井に設けられているという。彼の発見したトンネルが、昔からこの一帯にあると噂"されてきた""シャンバラ国"""の地下回廊の一部をなすものかどうか不明であるが、シルダリアの流域にはこのほかにもいくつかの人工トンネルがあり、それらは、十九世紀の初めにチベット文献を調査したハンガリーの探検家ケーロスが明らかにしたシャンバラ(クジルオルダの北東・北緯四五~五〇度一帯)の地下都市につながるものとみられる。シルダリアが流れるツラン低地とアラル海の周辺は、地下都市研究が盛んな地域のひとつで、無数の地下川がその下を流れるウスチウルト砂漠の表面に、ナスカの地上絵をはるかに上回る規模の巨大な地上絵が数多く残されていることは、地上絵と地下都市の秘められたつながりを物語っている(ナスカ台地の下にも推定延長数百キロに及ぶ地下トンネルの存在が確認されている)。

ロンドンのシェルター図

カイマクルの迷宮

テクタイト

エジプト、スーダン、リビア三国の国境地帯、ウェイナット山の近くのクレーター周辺から、リビアン・ガラスと呼ばれるテクタイト(ギリシア語のテクストケ"溶けた岩""を意味するもの)が見つかっている。これは隕石のカケラとみなされてきたが、地球外起源の成分を含んでいない。逆に、リビア砂漠の砂と化学構造が非常に類似していることが判明している。一般にテクタイトは、岩石が最低二五〇〇度の高熱で溶けたのち、急激に冷えてできたものとされている。このような高温は火山活動でも生じるが、リビア砂漠が火山活動でつくられたという証明はない。むしろテクタイトに放射性同位元素が含まれていることから、これをつくったのは核爆発によるものだと考えることができるのである。

トロイ

ヨーロッパの地図を開くと、ひとつの奇妙な事実に気がつく。「卜ロイ」という地名が、あちこちに見られるのだ。たとえば、イギリスの「トロイ」は古くから信仰の中心地とされ、そこには迷路状の地下道がある。また地下宮殿で有名なクレタ島には、「卜ロス」と呼ばれる地下墓地がある。この「卜ロス」が「トロイ」という言葉に関係することは確かだ。さらにヨーロッパを離れると、アフリカのチュニジアには「卜ログローディス」と呼ばれる地下生活者がいる。「卜口」は「卜ロイ」に関係ある言葉と思われる。こうした「トロイ」に共通するのは、「地下」とか「洞穴」ということだ。つまり大胆に仮説を提起すれば、「トロイ」という言葉は、単に小アジアのトロイをさすのではなく、地下回廊や迷宮などの.地下都"市がある場所""を示しているといえるかもしれない。

[パエトーンの落下]

 ギリシア神話に描かれた次のような核戦争の記憶。今、地上は高い山々まで炎に包まれ……大都市はその城壁もろともことごとく崩れ落ちている/工トナ山は二重の火によって高々と巨大な火柱をあげ、パルナソスの二上山、エリュクス山……カフカス山脈……アルプス山脈の高峰、雲をまとったアペニン山脈まで炎に包まれてしまった/リビアは熱のためその水分をすっかり失い……ナイル河は七つの河口の水がかれて砂漠となり……大地は到るところで裂けた/海は干あがってかつての大海原は不毛の砂漠と化し、深い水におおわれた海底一の山脈があらわれてキュクラデのごとき島々となった/パエトーンはその髪の毛をちりぢりに焼かれながら、空に大きな弧を描いてまっさかさまに墜ちていった……(オヴイディウス)

バベルの塔

聖書に史上初の権力者ニムロデが築いたと記された塔。イラクのバビロン遺跡にあるジッグラトがその遺跡とされる。推定によれば、底辺と高さがそれぞれ九〇メートルの階段状ピラミッ頂上の神殿で宇宙神マルドゥクを迎えたという。この塔跡で不可解な高熱で溶けたレンガが発見されている。高熱で破壊されたあとを示すバクダットの階段状ピラミッド

ヒッタイト

トルコのアナトリア高原を中心に栄えた謎の帝国。ヨーロッパからアジアに進出したその民族は一時は西アジア一帯に勢力をふるいエジプトとも戦った。アナトリアに残された首都ハツトゥシャの遺跡は、随所に巨石を用いたもので、家々のレンガが当時としては想像もつかない高熱で溶けた跡をとどめている。マブレヤ文字に似駄鎚以字や前インカに似た絨毯をつくったヒッタイト人は、帝国もろとも謎の消滅をとげ、その技術、文化も多くの謎につつまれている。

「ラーマヤナ』の舞台となったキシュキンダーの王城ハットウーシヤ <!--[if !vml]--><!--[endif]-

古代核戦争の廃墟から出撃するアトランティスの軍隊1

[放射能の後遺症]

核爆発は、人体に直接・間接に悪影響を及ぽす。それは広島・長崎の例でもよくわかるが、古代に全地球的規模の核戦争が行なわれたとすれば、放射能による後遺症の記録が、なんらかの形で残っているはずだ。この点に関し、地球文化研究所の高橋は、イースター島のモアイ・カヴァカヴァやオルメカ、チャビンの彫刻が、放射能障害としてのケロイドや奇形、甲状腺腫、.クレチン病などを表していると指摘する。このような土偶や石像、木像は、似たようなものが世界各地で見つかっている。ネアンデルタール人がクル病にかかっていた、というのは有名な話だが、クル病は放射能障害の後遺症とみることもできるのだ。古代核戦争の結果、生き残った者の子孫はその悪影響で退化したことも十分に考えられる。

ケロイドのあとを示すオルメカ遺跡の出土品

蛙子ひるこをかかえて悲しむ父親(イザナギ)

[ボリショイ・キテジ]

ロシアの民衆の問に今も生き続ける地底王国の伝説の中で、最もよく知られ、親しまれているのがボリショイ・キテジの物語である。ジンギスカンの孫バツーの率いるモンゴル軍の攻撃のさなか、突如、地底に消えたスズダリ公国の都ボリショイ・キテジの話はロシアの作家や詩人、リムスキー・コルサコフのような作曲家が取り上げたおかげで、今なおその存在を信じる人が跡を絶っていない。一二三六年に消えたこの都の住民は、伝説によれば、今も地底でしあわせな生活を送っており、スズダリ公国の故地に近いスベトロヤーリ湖の水面に、ときおり町の姿を映し出すといわれている。実際にこの湖を調べたダイバーたちは、伝説を裏づける証拠を湖底に見つけることはできなかった。しかし、この小さな円い湖を取り巻く周辺の台地には、かつてこの地を訪れた信者たちが掘ったとされる人工の洞窟が無数にあり、内部は何層かの迷路になって、地上に通気孔が残されている。さらにスベトロヤーリ湖一帯を含む、ヴォルガ沿いのマリ族居住地区の到るところに、このような人工洞窟や地下トンネル、地底湖や地下川、あるいは巨大な陥没地がある。ということは、やはりこの一帯にかつてボリショイ・キテジの伝説を裏づける地下都市が実在したことを物語っているのではないだろうか。    

 

[マハーバーラタ]

インドに伝わる世界最大の叙事詩。バーラタ族の戦争伝説を中心とする全一八巻ニニ万行に及ぶ詩編の起源は、遠く二七〇〇年前まさかのぼで遡る。作者はヴィヤーサと呼ばれるマハーバーラタの勇士と同時代に生きた伝説的聖人。物語の舞台となるのはガンジス河とヤムナ河のメソポタミア両河にはさまれたクルの大平原である。ここでバーラタ王の血を分けあった二組の子孫パーンダヴァとカウラヴァの両派が王位をめぐって対立を深め、遂には最終戦争によって共倒れの悲劇に終わる。全編の筋書きは、ホメロスの伝えるギリシア叙事詩『イーリアス』の構成に通じるものがある。両陣営が決戦に臨んで用いた兵器の数々と戦闘の場面は、この説話が今から二七〇〇年以上も昔の戦争を扱ったとは想像もできないほど現代的であり、ククラやアグニのような核ミサイルを思わせせんこうるもの、核爆発の閃光とその後生じる放射能障害を描写したようにみえる記述が"十八日戦争"を扱った六~九巻の随所にあらわれる点は大いに注目されてよい。また、この叙事詩に登場するクル族(バーラタ族)の英雄が、日本神話の高天原で活躍したわれわれの祖先と一致することも興味深い(徳間書店刊『謎の新撰姓氏録』参照)。

[ムー王国の地下都市]

紀元前六八七年の最後の異変前に、シュメール語でムーと呼ばれた宇宙船を駆使していたわれわれの祖先は、以下の地域を含む地球上の各地に、大規模な地下都市群とトンネル網を残したとみられる。

クーガ(中国)

ラサ(〃)

トルファン(〃)

トンホワン(〃)

コイリン(〃)

ユエヤン(〃)

ムスタング(ネパール)

アティス(モンゴル)

コリマ(ソ連)

キテジ(〃)

シルダリア(〃)

オデッサ(〃)

カフカス(〃)

アルメニア(〃)

カーネーリ(インド)

ジュンナール(〃)

ワハンスカヤ(アフガン)

ゴルガン(イラン)

アニ(トルコ)

カッパドキア(〃)

サモス(ギリシヤ)

クレタ(〃)

ローマ(イタリア)

クマエ(〃)

エニャーツィア(〃)

モーディカ(〃)

べツサ(〃)

カルパート(チェコ)

プロバン(フランス)

ピレネー(スペイン)

グランカナリァ(〃)

タンジール(モロッコ)

アハガル(アルジェリア)

マトゥマタ(チュニジア)

バールベック(レバノン)

クムラン(ヨルダン)

エルサレム(イスラエル)

ギゼー(エジプト)

ゴンダル(エチオピア)

クライン(南アフリカ)

ワマ(ナイジエリア)

マラニヨン(フラジル)

ロンカドル(〃〉

サンタカタリーナ(〃)

ロライマ(〃)

アタカマ(チリ)

ラノララク(〃)

ティアワナコ(ボリビア)

ナスカ(ペルー)

クスコ(〃)

マチュピチュ(〃)

クエンカ(エクアドル)

サンアウグスティン(コロンビア)

テクパン(グァテマラ)

ロルトゥン(メキシコ)

アカンバロ(〃)

チョルーラ(〃)その他

[ムスタング]

チベットとネパールの国境地帯に、ムスタングと呼ばれる地方がある。ここにはかつてムスタング王国があり、チベットやネパールの諸王朝から独立した王侯が、長い間勢力をもっていた。フランスの探検家ミシェル・セペールは、一九七〇年代の初期に、ヒマラヤ山中の険しい谷に囲まれたこの地を調査することになり、ロ・バス族の居住地に近い荒涼とした山の絶壁で、みごとな掘削技術の跡を示す二九の人工洞窟群を発見した。これらの洞窟は、絶壁の中ほどに等間隔で口をあけ、中に入ると秘密の通路でつながっていて、奥には広いホールと大小無数の部屋があった。現代の石工も及ばない高度な技術を使ってきれいに仕上げられたこの洞窟遺跡は、明らかに、いつの時代か、大勢の人間が共同生活を営んだ跡にちがいないが、セペールによれば、この地に長く住むロ・バス族も、この遺跡を残した人々については、何も知らなかったこの遺跡に関する情報をマイケル・グラムリーから入手した地球文化研究所の高橋は、一九九二年に現地におもむきジョング河谷の北面斜面にうがたれた無数の人工洞窟を調査した。しかしその後、この遺跡を中国政府やネパール政府が本格的に調査したという話は聞いていない。ヒマラヤ山脈の国境をめぐる関係諸国の紛争の原因は、案外、これらの洞窟に眠る未知の文明の遺産にかかわりがあるのかも知れない。

ラーマヤナ

『マハーバーラタ』と並び称されるインドの英雄叙事詩。全七巻。作者は前三世紀の詩人ヴァールミーキと考えられている。物語はヴィシュヌ神の化身ラーマがガンジス河の北にあるコーサラ国王ダシャラタ王の息子として生まれるところから始まる。首都アヨーディヤの宮廷に育ったラーマはシータと結婚し王位を約束されていたが、継母の陰謀によって森に追放され、そこで魔王ラーヴァナにシータを奪われる。猿王スグリーヴァと同盟を結んだラーマは、ハヌマーンの協力でシータがランカの宮殿にとらわれている二とを知り、ラーヴァナとの一大決戦におもむく。ラーヴァナとの壮絶な戦いと勝利の後シータを取り戻したラーマは、シータの純潔を確かめた上でアヨーディヤに凱旋がいせんし、王として迎えられて善政をしく。このような内容をもつラーマ物語は一片の美しい口マンだが最近この叙事詩は、ヴィマナ"と呼ばれる""宇宙船や""プシュパカ""と"いう不思議な空中戦車が登場することで注目されている。この叙事詩の中で魔王に仕立て上げられたラーヴァナが美女ヘレネーを誘拐したトロイの英雄パリスとして欧米に知られている太古日本の大王オモタルヒコであったこともさらに注目されてよい(『謎の新撰姓氏録』参照)。

国常立の息子クベ-ラとシバの都とされたチベットのカイラス山

 その昔、地球は大異変に見舞われ、恐るべき洪水が発生して、海と陸の形はすっかり変わってしまった…:

 尭・舜の時代に地球全土は戦火に包まれ、禺は洪水の後始末に追われた

 ところが、このような戦争と異変の混乱に乗じて、人身牛首の神を祭る者、蛇身人首の鬼を祭る者が西から東へ次々と来たり、我らの地に住みついた

 ー『契丹古伝』

 続く・・・

観音菩薩伝~第18話 宰相、死を覚悟して妙荘王を諫める、 第19話 姫いよいよ出家を決意される

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第18話  宰相、死を覚悟して妙荘王を諫める

 老宰相アナーラは、度重なる妙荘王の横暴に胸を痛めていた矢先に、突然妙善姫が処刑されるという知らせを受けました。慌てて刑場に駆け付けたが、全ては既に終わった後で、群衆は口々に妙荘王の非道を非難しながら散って行きました。
 姫の処刑と失踪に絡まる一連の噂はたちまち国中に広まり、群衆はこの奇蹟の話に湧き返りました。一体姫は誰かに連れ去られたのか、はたまた処刑されてしまったのかという疑問と、否、姫はきっと生きていらっしゃる…姫を捜そうという議論が沸騰して、国中の話題を攫いました。やがて姫は生きていらっしゃるという空気が大勢を占め、何時しか彼方此方で姫の捜索が始められました。
 処刑の日から四十九日が過ぎ、一人の樵夫(きこり)が興林国の西方に位置する香山(こうざん)に伐採に入ったとき、何処からと無く清らかな香りが流れてくるのを嗅ぎ付けました。樵夫がその匂いに釣られて山奥深く進み入ると祥雲が棚引いていて心地よく、更にその雲を辿って行くと平坦な松林が現れ、その中に古びた庵が一軒ありました。
 樵夫が恐る恐る庵に近寄って中を覗いてみると、一人の気品高き少女が静座修行しておりました。樵夫は直感的にこの方はきっと妙善姫様に違いないと思いましたが、念のため何回か暫く様子を窺っているうちに少女の全身から溢れ出る霊気を感じ姫様だと確信するや、驚きと嬉しさの余り一目散に山を駆け下り、宰相府に直行しました。
 この事は衛士を通じて即刻アナーラに報告されましたが、老宰相は半信半疑の様子でした。しかし、あまりにも真剣な樵夫の訴えを聞いているうちに自分の目で確かめてみようという気持ちになり、樵夫の案内で単身香山に向かいました。
 庵に入って少女が正しく姫であることを知るや、アナーラは感涙に咽びました。早速姫の御健在を祝すると共に、姫に帰殿されることを願いました。姫は黙ったままでしたが、そのお姿には今までに感じたことのない近寄り難い気品があり、アナーラはその気品に打たれてしまいました。姫は宰相の言葉が終わると、静かな口調で宰相の好意に感謝し、本山に留まって更に修行を続けるという心情を述べ、弥陀の大法理を心を込めて説きました。
 姫の言葉に感動した宰相は、妙荘王を諫めて姫の修行を正式に許して貰い、新しい仏陀の教えを広めようと決意しました。そして菩薩のような神々しい柔和な姫の姿に掌を合わせて一礼し、その場を辞しました。今の姫を無理に帰殿させるよりも、むしろ此所に留まって修行をさせたほうがよいと信じた宰相は、是非とも妙荘王を説き伏せなければならないと固く決心して下山しました。
 宮殿に帰ってきた宰相アナーラは、早速妙荘王に謁見を申し入れました。如何にして妙荘王に真実を打ち明ければよいか、という思案で頭が一杯です。いろいろと考えてみたが、結局は素直に言上しようと意を固めました。
 妙荘王の前に出たアナーラは、今までの経緯を述べた後、姫が香山で修行していることを報告しました。妙荘王は不審と驚愕の思いで聞いていたが、アナーラが直に確かめてきたことを知るや、初めて王も姫の生存を信じました。
 王は今となっては、姫を罰する気になれません。しかし国王としての体面上、一旦出した命令を軽々しく撤回するワケには行かず、全く苦悩の面持ちです。
「王様、真の仁慈ある王者は、『過ちを改むるに憚ること勿れ』と言います。また真の智慧ある王者は徳力を以て民心を感服させるべきであり、真の勇気ある王者は正しい事に決断を以て処すべきでございます。古の王者は民衆と心を一にし、沈着・冷静・聡明・慈愛・明智、何一つ欠ける処がございません。今の王様は、軽挙・横暴・無智・過酷な無道の王に変じつつあります。どうか、考えをお改め下さい。姫をお許しになり、今後の修行を心の赴くままにさせて上げて下さい。我が国に秀れた菩薩のような姫を出したということは興林国の栄誉であり、高く讃えられることです。徳高き王様の御子であってこそ、秀れた菩薩の顕現があったものと信じます。私の願いを入れて、是非姫を許して上げて下さい。この秋にこそ王様は、大いなる慈愛の令を発して、天下に姫の大赦を布告すべきだと存じます。そうなれば民衆は、挙って王に心服し、王統の万歳を祈り讃えることでございましょう」
 両膝を跪き、床に頭を着けながら懇願する宰相の頬に、涙が止めどなく流れます。そのような痛々しいアナーラの姿から目を逸らした王は、小さく呟きました。
「よく解っておる。しかしアナーラ、今余が妙善を許したならば、民の心は王命を懼れず、それに乗じて民衆の反乱が起こり、国が乱れる基になるのではないか」
「それは王様が、姫の本当の御素性をお知りにならないからです。我が興林国の民は、一人として姫をお慕いしない者はございません。また王様はご存じないかも知れませんが、天竺から伝わった仏道の信仰に大方の民衆は帰依しております。権力を以て圧迫しても、却って民衆の信仰心を激しく燃え上がらせるだけです。如何なる迫害も、効力はございません。正しい信仰は、許すべきです。正しい法の伝来を最優先に受け入れ、仏道を国教にすべきだと存じます」
「アナーラ、汝は余に対して説法をする気か。余に改宗をさせようと言うのか」
「説法ではございません。真実の声です。また、改宗を勧めているのでもございません。正しい法をその上に加えて、純化した阿弥陀の道に帰依することが正しい道だと存じます。姫が王様を愛する心と、民衆が王様を慕う心を素直に認めて上げて下さい。民衆は姫によって菩提心を得、心から明るく生命の喜びを感じているのです。どうか自我を捨てて過ちを過ちと認め、姫の修行をお許しになり、民衆の願いを聞いて上げて下さい。徒に面目に執らわれず、むしろ白雀寺の再建をお命じなさることです」
「今更、どうしてそれが出来るのか」
 妙荘王の顔には、苦悩の色と自暴自棄に似た色が浮かびました。如何にすべきか、と思い悩んでいる妙荘王の顔を見てアナーラは、更に信仰の自由と求道の必要性、姫の心情と王者の道などについて諄々と説き続けました。その言葉は恰も肺腑を抉り、血を吐くかのようでした。
 苦悶する妙荘王、その様子を一心に見詰めるアナーラ、主従二人の間に重苦しい沈黙の時が流れました。何時しか日も暮れ、夜の帳が下りようとしています。一人の宮女が密かに入ってきて灯火を点したことも気が付きません。二人の影は動かず、まるで化石になったかのようです。
 やがて妙荘王は、大きな嘆息を吐いて
「アナーラ、余はどうすればよいのだ」
 肩を落とし落胆したような老王の声に、アナーラの顔には喜びの表情が浮かびました。
「賢明にして徳高き王様、よくぞお聞き下さいました。先ずは亡き五百尼僧の遺骨を鄭重に集め、国を挙げてその霊を弔うのです。次は白雀寺の再建と、獄舎に繋がれている長老尼僧の釈放です。そうして長老尼僧を白雀寺の住職に任じ、仏道を一層広めるよう勧めては如何でございましょう。また民衆の修行に対しては、禁止や否定などの布令を出さないで下さい。更に白雀寺再建の暁には、必ず王様が自ら参拝に出掛けられることをお願い申し上げます。それが、今の民心を和らげる唯一の道だと存じます」
 王は目を伏せて考えていたが、暫くして言いました。
「だが、妙善をどうするのだ」
「勿論、姫の出家をお許しなさることです。しかし白雀寺は焼失してしまいましたから、その寺にはお戻りになれないでしょう」
「では、何処に出家させるのだ」
「今姫は、香山の庵にいらっしゃいます。恐らく姫は、宮殿にお戻りにはならないでしょう。そこにお留まりになり、そのまま修行を続けられるものと思われます。私の考えですが、香山の連峰に耶摩山(やまさん)があり、その中腹に金光明寺(こんこうみょうじ)という古寺があります。以前僧侶達が集まりそこで修行しておりましたが、猛虎が出没すると言うことで、今では無住の荒寺となっております。ここを改築して、姫の修行の場とされては如何でございましょうか。修行には、絶好の場所ではないかと存じます」
 妙荘王は、唸って腕を組んだまま返事をしません。まだ心の中に蟠りがあって、決断をしかねている様子です。だがアナーラの血を吐くような熱情溢れる言葉は理路整然としており、一言一句に深い愛情が迸っていることが解るだけに、王はだんだんと過去の愚かさを後悔し始めました。
 今日のアナーラの諫言は普段と違い死を覚悟していることが、王にはその気配でよく察することが出来ました。考えてみれば、姫は出生・幼時から常人とは異なる使命と目的を帯びて生きているように思えました。自然に内面から醸し出される雰囲気は周囲の人を徳化し、思い通りの道を歩んで来たことが王にも解りました。誰からも愛され、誰からも慕われてひたすら信仰の道を進む姫の行く手は如何なることがあっても阻むことが出来ないほどの気高さがある…と、妙荘王は切実に感ずるようになりました。
 確かに姫は何かの使命を帯びて生まれてきている、あの白雀寺を一嘗めにした猛火の中で奇跡的に助かり、斬首・絞殺の刑を以てしても姫を罰することが出来なかったのは、姫の心が弥陀に通じているからではなかろうか。何故今までこの事に気が付かなかったのか、そうだ、姫は生まれながらにして仏道を宣揚する人であると老翁に言われたことがある。自分は、何を血迷ってその事を忘れていたのであろう。五百余名の尊い尼僧の命を奪った代償として今頃になって気付いた私は、何と愚かな人間であろう。
 完全に目覚めた妙荘王は、言いしれぬ懺悔に胸を痛めながら
「アナーラ、余は悪い事をした。今まで考え違いをしていたのだ。一切を汝に任せる。全て、良きように計らってくれ。頼むぞ」
と言い残し、妙荘王は沈痛な面持ちで力なく接見の間を出て行きました。アナーラは、賢明な王の正直な告白と慚愧・悔恨の心情を汲み、感涙に咽んで妙荘王の後ろ姿を拝するのみでした。

第19話 姫いよいよ出家を決意される

 妙荘王の打って変わった理解ある態度に恐懼感激した宰相アナーラは、大任を果たした喜びを抱いて妙音・妙元の二姫に事の次第を報せました。両姫は思い掛けない父王の深い慈愛に痛く感激し、心から妹姫のために喜び、その成就を願い、妙善姫の修行求道の外護を決意しました。
 そして一日も早くこの朗報を妙善姫に伝えるべくアナーラ宰相と協議した結果、日を選んで二人の姉姫が出向くことになりました。妙音姫の心中には、果たして妙善姫が松林の修行処から金光明寺へ移るだろうかという不安・懸念がありました。
 一方、金光明寺は早速造修されることが決まり、監督兼責任者には妙音姫の婿超魁が任命され、槌音も高らかに工事が進められました。この知らせを受けた城下の民は、我先にと長蛇の列を作って献身を志願し進んで工事に参加したため、老朽腐蝕していた庵寺はたちまち面目を一新し、荘厳な威容を顕し出しました。妙荘王の強い意向で金光明寺から宮殿に通じる道路が補修され、猛虎の棲息を許した森林も伐採されて平地となり、境内を広げて説法の法場として兼ね使えるようにしました。
 香山で独座修行をしている妙善姫の苦行を心配して妙音・妙元の両姫は、数日後、保母、永蓮と護衛の供を連れて香山にある松林の精舎に向かいました。その精舎は金光明寺から西方十里ほどの山腹にあるが、付近一帯の森林樹木は昼なお暗く、樵夫の他に足を踏み入れる人はありません。
 妙音・妙元姫は、難儀しながら樹間を抜けて奥に分け入りましたが、刑場に於いて突風砂塵と共に消えた妹姫は如何なる経路を辿ってこのような山奥に来たのであろうか…不可思議な神秘感に打たれる思いです。二方はアナーラが書いてくれた道順に従って歩き、ようやく紫雲棚引く松林精舎に辿り着き、そこで妹妙善姫の無事な姿を見付けて喜び合い、弥陀の高恩に感謝しました。
 久し振りに見る妹姫の姿には白光が漲り、姉姫達にはこれがたいへん眩しく感じられました。二方は、この度の父王の心の変化と今後の修行を許可された経緯を告げ、続いて妹姫に松林精舎を引き払い金光明寺で修行するように要望しました。ところが意外にも、妹姫は首を横に振り
「私には、私のために亡くなった五百余名の尼僧の霊を弔う義務があります。私が此所に運ばれてきたのも、弥陀の御意によりましょう。独り此所に留まって修行し、諸々の霊が救われるように念じ、吾が罪を亡ぼす必要があります」
「妹姫よ、今一歩考えて下さい。その罪は、貴女が犯したものではありません。父君の犯した罪です。よしんば貴女が犯したとしても、此所に留まって、どうしてその罪を亡ぼし、衆尼の霊を救うことが出来ましょう。父君は白雀寺も再建されて、長老尼僧ほか国内の信者達を保護されるとおっしゃっています。ですからこの機会に金光明寺に行き、正式に出家されるほうが好ましいと存じますが」
 妙音・妙元姫の二方は、交互に詞を強くして説き続けました。姉姫の詞が途切れるや、姫は静かに顔を上げました。姉姫の後に控えている保母と永蓮の瞳が涙に濡れて、何かを強く訴えているようです。この二人は、一生姫に跟いて修行を行おうと決意していました。
 姫は、暫く黙したまま思念を統一しました。実は姫が金光明寺への出家を渋っていた原因は、この松林精舎の修練で自らの運命を強く悟られ、二つの誓願を立てられたのです。一つは、須弥山へ求法に出掛けて老翁との約束を果たすこと。もう一つは、五百余名の衆尼を済度すべく地獄の亡霊を救うことにあります。そのために南海普陀山へ赴いて自らの霊場を求めよう、須弥山の行も南海への行も共に苦難の道であろうが、自分一人がそれをやり遂げなければならない、自ら道を得てこそ更に衆生を救い得るものである…との決意を固めていたところでした。
 姫の決意を察してか、保母は徐に姫に問い掛けました。
「姫、洪願を果たすには段階がございましょう。父君の御意を受け入れることは、父君の心を救うものと思います。ひとまず金光明寺に入られてから、改めて御崇高な弘願を果たされてもよいのではないでしょうか。その時は、私達にも手助けさせて下さい。姫お一人の為でなく、全て仏道を志す人々のために、今一度お考えを深くして下さい」
 保母の詞に姫は初めて深く頷き、四人の前で金光明寺に正式出家する決意を表明しました。
「全ての霊の為に己を虚しゅうするのが菩薩道を行ずる人の心構えです。果てしなき苦海を彷徨う人々のために、自分がその礎になりましょう。姉姫、父君に心から御厚意をお受けしますと申し上げて下さい」
 妙音・妙元両姫と保母、永蓮の四人は心から姫の決意を喜び合いました。そして皆で相談した結果、金光明寺の修築が完工する日に姫は正式に晋山されることに話が決まりました。更にその時には、保母と永蓮も姫に従って出家入山することになり、二人は手を取り合って喜びました。とりわけ永蓮は、天下晴れて姫の許で求法修行出来ることの喜び大きく、その興奮がなかなか冷めない様子であります。
 姫は仏恩の高大を謝し、今まで自分の信仰を憎み、出家を妨害してきた父妙荘王のこの度の改心と仏道の宣揚援助に礼拝しました。そして、一応金光明寺へ参ろう、そこで暫く修行説法し、時を見て求法伝法の行に赴こうと決心されました。
 保母と永蓮の二人は姫に願ってそのまま姫の許に残ることになったので、姉姫の妙音・妙元の二方は名残を惜しみつつ護衛を連れて下山しました。
 姫の修行にはこの様に陰に陽に妙音・妙元姫の庇い立てと努力があったことは特筆すべきことですが、姫の仁徳に引かれ、逆に姉姫達が妹姫に感化されたところから良き縁が結ばれ深まっていったのであります。
 一方、金光明寺の修築は急速に進みました。人々は連日に亘り嬉々として骨身を惜しまず作業を手伝ったため、約五か月を過ぎた頃には内備外装が完全に出来上がり、今や院主となられる妙善公主の御来寺を待つばかりとなりました。その間保母と永蓮は、姫に従って不遇罹災した五百尼僧の冥福を祈り、やがて自分達が成道した暁には必ず救度成道を行うという誓願を発しました。
 そうして衆霊を救うには、先ず自ら正法得受を経て無上楽境の彼岸に到達すべきであることに気付きました。この事を心中深く刻み込んだ二人は、姫と共に大自然の景観地、崑崙山脈中央部の一角にある松林精舎で自らの霊光の純熟を練り、坐を組み法輪の順転を計りました。
 ある日永蓮が恐る恐る伺いました。
「姫、金光明寺に入られるときには、猟師を連れて行かなければならないと思いますが」
「修道の行者が、猟師を連れて行くとは何事ですか」
「私が聞いたところによりますと、金光明寺のある耶摩山には猛虎が棲み着いていて、時々出没しては住民に害を加えると言うことで付近一帯に住む者はなく、これがため以前の寺は廃寺同然になったそうです。だから私達は、猛虎に備えて、猟師を連れて行ったほうが安全かと存じます」
「その事なら、危惧するに及びません。虎の性は獰猛ではあるが、山中の王としての霊感が備わっています。仏道では虎を巡山夜叉と名付け、山野を巡回する役目を与えています。虎に襲われる人は、心に疚しい処があるか、悪業を犯した人ばかりで、虎の目から見ればこのような人達は人間に見えず、他の禽獣畜生として映るのです。虎の目に明らかに人間として映るならば、絶対に襲われることがないと言います。私達は仏陀を信奉し、弥陀に帰依して一心に修行している身ですから何も心配することはありません。何も気遣う必要はないのです」
 心配そうに語る永蓮に、姫は優しく諭されました。しかし永蓮は、納得せず
「姫、それは誤りでございましょう。金光明寺の前住者は僧侶ばかりで、全員が念経礼仏三昧の生活をしておりましたが、幾人もの僧侶が猛虎に攫われています。これは、どういう理由ですか。僧侶が人間として虎の目に映らなかったのか、それとも虎が誤って人に害を加えたのでしょうか」
「永蓮よ。修行では、外形の行は必ず内面の心意に合致すべきであるということを弁える必要があります。外形の行は戒律を守り経巻を誦え、勤行に務め、斎食・荒行に努めることです。しかし、それには心が伴わなければなりません。心からそうあることを願い、喜び守るようでなければ、歳月を無駄に費やすだけです。正果の成就には形式を廃し、虚飾を除き、深い信仰が伴わなければなりません。
 例えば一人の優婆夷(うばい)があって仏門に帰依し、念経・念仏に勤めていたが怨念去らず、姦淫・窃盗・殺人・放火の所業を犯すなど罪深い事をしていたとしたら、このような場合は、仮令身は仏門に入っていても心は夜叉の如き人で仏弟子にはなれません。修行者の犯した罪は、凡人よりも倍も数倍も加えられてその身に降り掛かってきます。無上の正果を得るどころか、無下の業果を累ねることになります。かの災難に遭遇した僧侶達も、何かの業縁があったのか、前世の宿縁があったのでしょう。修行は容易ではなく、受難は付き物です。物事には縁の起こりがあり、終わりがあります。始まりを慎み、終わりを飾ることが大切で、苦労して修行をしても中途で挫折したり、魔障に屈服したりしては全て徒労に帰します。己への被害を恐れず、生物への加害を試みず、菩薩心を起こして終始不退転の願心を立てなければなりません」
 姫の言葉に感激した永蓮は、双膝を跪き
「私は、考え違いをしていました。生物に対して、平等感の慈愛の心を持つことに欠けていました。お許し下さい。なにとぞ、永蓮を信じて下さいませ。誓願して、一生修行に退嬰すること無きように努めます」
 姫は永蓮の誠意を察して心から満足し、将来の良き修友を得たことを喜びました。静寂な山腹の林中にある庵の中の丹房は、心暖まる気に充たされ、ここに居合わせた三人にとっては真実の心の極楽であり光明境でありました。

続き・・・

古代からの伝承『五風十雨』~もうすぐ地球は”地中海気候”にかわる

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2017年7月13日 アシュタル : どのような闇でも切り抜け続ける勇気を持て![アシュタル]http://blog.goo.ne.jp/adachi4176/e/4e25f3db23161f5245d4be50c1e45594 :では『今、既にわたし達は、過去の時間の中で、惑星はさらに高い次元の現実性に次元上昇をし、今後-山頂の最も高い場所を除いた-あらゆる場所で温暖な気候になり、そしてこうした気温はあらゆる場所で非常に心地良い華氏70度(摂氏約21度)の範囲に収まる、と伝えてあります。砂漠は花咲く場所になることができ、森はその絶対的に最も荘重な健康状態になり、そして癒しと安らぎの無限のエネルギーを提示してすべての王国を迎え入れることができます。』となることを伝えています。 

このことについて、みなさんに現実を理解していただく時期がきています。ご承知のように地球温暖化問題によって人類は環境問題を考えるようになりました。小学校から教育にも取り入れられ地球環境を学んでいます。この状況はとてもいい機会が与えられているようにあらゆる方面に共感をもたれています。しかし、地球温暖化の原因は、人々が豊かな生活が地球資源を破壊しているという理由で、実際にはペットボトルの回収などをすることで環境破壊問題に参加していることになっています。

しかし市町村が加担し、市民に集めさせたペットボトルやダンボールは、市の指定業者によって中国などに輸出され、業者の利益になり、しかもその再生資源と銘打った公害製品はまた地球環境が悪化する元になっています。みなさんの奉仕や善意は悪用されていることになります。

実際の破壊者である大企業は相変わらず地球環境を破壊し続け環境や生態系は悪化の一途をたどっています。そして解決方法を各国政府の「温室効果ガスの排出量取り引問題」にすりかえて、答えのでない迷路に世界の人々を引き込んでいます。環境を破壊しているのは大企業です。その責任は全て大企業が負うべき時がきます。そのためには「温暖化」は、企業が偽装するための方便であることを国際司法で決着させる時が必ずくることになります。これはもう過去の流れといえます。

むしろこの問題の結果を人類がどのように受け入れるかが問われます。大企業に責任を取らせる法的な手段を見守リ騒ぎ立てる人になるでしょうか? ここで“アシュタル : どのような闇でも切り抜け続ける勇気を持て!”に注目してみたいと思います。

闇は詐欺行為を隠蔽するため政府を巻き込み、災害などの恐怖を地球市民に植えつけます。

「闇を切り抜け続ける勇気を持て!」という「闇」とは、私たちがおかれている闇の実体を掌握する勇気、意識する勇気です。

 

天は、古来より大同世界(彌勒の世)になると世界中の気候が“五風十雨”の地中海気候になると伝えてきました。

  ※古代、北米5大湖やアマゾンは地中海で、シャンバラ〈現在のマッソグロッソ)とつながっていました。

        アマゾンは古代の地中海地区、

“五風十雨”とは5日に一回 程よい風が吹いて、10日に一回 雨で潤うことをいいます。地球規模の気候変動は、その前兆といえます。この気候変動は人類の進化の様子をそのまま顕しています。

新しい時代はこの変動が落ち着くように、だんだんと、そして間もなく私たちの生活を豊かに明るいものにしてゆきます。

豪雨が続き心配ですが、注意をして早めの対応が出来るようになってきています。最小限の被害でこの世紀の大変動を勇気を持って観察していきたいと思います。

みなさん!この数十年、あちこちで大きな野菜が収穫されています。農業も急速にさま変わりします。大きな市場よりも、年中収穫できる地域と庭のマイ畑の時代です。

気候が変ると生活がどのように変るか大いに創造力を働かせてみてください!

木の実、野菜,果物、お花一杯の地球!

もう世界中が変りはじめています。

  

 

大きなキノコがやがてお肉のような感触で料理に活用されます”

 

孔子・論語には、その時とその地を伝える聖なるアナグラムが!

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儒教の「儒」と云う字は、水にぬれた子どものようにしっとりとした思いで、動かず何かを当てにして待つ人、の会意があります。

日本の「鎮守」や「侍」に通じる人生観を感じさせますが、孔子が論語に秘めた儒教の本質はまさに「道徳復興」のその「時」でした。

アナグラム:ユダヤ教の秘密教義=カバラの暗号体系を構成する一つの技法。文字(綴り)の配列を一定の法則に従って入れ換え、ことばのもつ元の意味をおおい隠すために使われる。これにより新しくできあがったことばは、一見すると全く意味不明のものになる。高橋良典「大予言辞典」より

真理の探求は、古代から引き継がれる人類の志

人類にとってもっとも重要な真理の伝承がどのように刷り込まれているかをご紹介いたします。この例も、“かごめかごめ”のように解釈に諸説があります。

1、 孔子「論語」二十篇の前半十篇(古来より解釈が難解と言われ、それだけに注目されてきた編)

色斯擧矣、翔而後集。曰、山梁雌雉、時哉、時哉。子路共之。三嗅而作。

漢学者の解釈の一例

[書き下し文]色斯きて(おどろきて)挙がり、翔りて(かけりて)而して後集まる(とどまる)。曰く、山梁(さんりょう)の雌雉(しち)、時なるかな時なるかなと。子路これに共えば(むかえば)、三たび臭げて(はねひろげて)作つ(たつ)。

[口語訳]雉が人間の気配に驚いて突然飛び上がる、ぐるぐると飛び回ってから木に止まった。先生がおっしゃった。『山の橋にいる雌(めす)の雉(きじ)は、時機を心得ているな、時機を心得ているな。』と。子路が雉に近づいていくと、三度羽ばたきしてから飛び立っていった。

[解説]人間が接近すれば飛び去って逃げ、木に止まって安心できれば動かない。雌の雉の俊敏な動作を観察した孔子が、『臨機応変な身の処し方』に感嘆した場面であろう。『あの雉は、時宜というものを知っている』と感慨深く雉を見ていた孔子だが、そんな孔子の内面も知らずにずかずかと豪胆な子路が近づいていった為に雉は飛んで逃げてしまったのである。

この郷党篇は、これまでは孔子の実践生活を記録してきたのに、この章のみが性格の違った記録で、なぜそうなのか、そのことがまず理解できず、さらにその内容が難解で、脈絡も不明で訳しても意味が読みとれず多くの学者を悩ましてきました。

孔子は晩年になって易をたてることが多く、東海の蓬莱島(日本)へ行くべき時期、日の出る国日本へ行く時を占っていました。その意義と目的がこの編に刷り込められていますが、もし、この30年来のように各宗教や哲学の情報、あるいはスピリチュアルメッセージや科学的な進歩によるニューエイジの知恵がなければ、このような解釈にはいたらなかったと思います。そして、これによって孔子と言う聖人の深遠な叡知の一端が伺うことができました。“かごめかごめ”童謡と同じように、その人だけに伝える暗号として、宇宙の圧縮起爆剤となってほしいと思います。

色斯擧矣、翔而後集。曰、山梁雌雉、時哉、時哉。子路共之。三嗅而作。

色斯擧矣、翔而後集:

「色」は仏教の「色即是空」の「色」で森羅万象・万物を意味します。その欲に満ちたこの世の中で最も大事なものをもち挙げれば、天に翔びあがる(天にも登る心地)ようで、それは後に、喜びと共に天国に集まるかのように、この地上で現実になります。・・・ちょうどこれから体験するように、体をもったまま次元上昇する境地、即身成仏のことを表現しています。

曰、山梁雌雉、時哉、時哉:

山梁(山と山の尾根の左右の両岸に支柱を立て、その上に高く架けた木の橋)に止まっている雌の雉が尾根から尾根へ渡ろうとする、ちょうど現在人類が立っている位置、3次元から5次元へ昇華しようとしている様を写しだし、さらに「その時がきたら、その時は今だ」と雉の高らかな鳴き声が聴こえてくるようです。矢のように真っ直ぐ飛ぶ鳥を比喩して、その時は的を射なければならないことを聖託しています。因みに日本の国鳥は雉ですが、2012年から全国各地の山裾で雉が鳴くのが目立ち、ネット上でも多く伝えられました。雌の雉が創造の時の始まりである女神に象徴される和合の時代であることを伝えています。

子路共之、三嗅而作:

釈迦は十大弟子の摩訶迦葉ただ一人に真理を伝授しました。ここでは同じように孔子も「子路」と言う弟子にだけこの道を伝授したので、これを子路と共(静かに保った)にしたと言う意味になります。

そして、その時期が今の時期であることを伝えるため、「三嗅而作」の「三」で現しました。それは三期といい、第一期は青の時代、伏儀時代(メソポタミア国家の時代)から商の太丁(ミケーネ・トロイが滅亡してギリシャ世界成立時)までの1886年間、第二期は赤の時代、周公から清の末期(紀元1900年・明治の中頃)までの3000年間、そして、第三期は今から未来10800年間を言います。この「三」はキリストが復活すると言う今の時期を言い、当時3日後と言ったのは奇跡の現実性を高め、信者を引きつけるための真実の封印でした。

また空海も唐に渡り慧果(けいか)という阿闍梨(師)を尋ねましたが、まだ縁が充ちず道が得ることができませんでした。辞世の句で弥勒の再来(三度目の生まれ変わる時)を待つと言い遺しました。道教・儒教・仏教の三教に通じれば「三」が青・赤・白の「三期」であることは当然知っていました。四国に八十八の札所を設けたのがその証になります。因みに赤の時代は、橋の色、神社の鳥居、寺院の柱や婚姻の衣装などみな赤でした。今はその三期目の白の時代の始まりの時にあたります。

次に、「嗅」と言う字は、「鼻」という字の上の「自」と「犬」という字を下にして左に「口」と書きます。原辞書には、犬の臭覚の管は極細いため匂いを嗅ぎ分けることが出来る意味とあり、この一字は、鼻の微妙な針の穴のような「口」である、と解くことが出来ます。これは釈迦が弟子の摩訶迦葉にこの法灯を伝え「吾に正法眼蔵あり、涅槃の妙心、実相無相にして微妙の法門、不立文字、教外別伝、粘華微笑、玄嚢鼻直、これを摩訶迦葉に附嘱す。」と伝えた「玄嚢鼻直」の「鼻の真直ぐ上の玄なるところ」の意味は、まさに「嗅」という一字に当たります。そしてその時に「作」、そのことを成し遂げる。そのこととは今まさに人類が対峙している所のこと、目前にしていることの真髄です。

3000年前から論語の中に組み込まれていたコードから,“かごめかごめ”のわらべ歌に秘められているように、日本にある「失われたアーク」が「真理」を護りながら、京都の祇園祭をはじめとする日本中のお祭りの神輿行列を楽しむ人々の調和に満ちた晴れやかな顔が、世界の平和に貢献してゆく姿を思い浮かべます。

諏訪湖のほとり、長野県岡谷市の市庁舎のホールに日本の国鳥の雉が天空を舞う絵が展覧されています。(題:惜春 作 杉原元人) 

偶然はないと言われるように御柱の御膝元、諏訪で其の意義を知られる日を待つこの絵が、市庁舎を訪れる人々に気づかれる日が近いのではないでしょうか。

孔子が発した天機の時、3000年の時を超え、日本のこの地から全国の八百万の鎮守の森に聖なる雉の澄み切ったなき声が響き渡っているように感じます。

雉の背中に一輪の桜の花弁(春を迎える印)が見えます。

 2016年12月14日撮影

諏訪大社春宮下馬橋

孔子が道徳完成の印とした経書に秘した“雉”がわたる橋は、奥山の大木が 里に下りて神となり”馬下橋”をわたる所以です。

秋宮(ハローウインと同じ意味)から長い冬の旅(御柱では神木を1年ねかします)を越え”木おろし”の神事のあと、川で禊をして諏訪の春宮に供えた神渡しの橋まで運びます。(この橋をわたれるのは神になった人です。今も神官だけがわたれます。)

その後、地域の神社まで引き回し、冠(皆一体になり)を落とし神社の二方または四方に御柱を建て豊穣祈願・無病息災・家内安全を祈願して結目をつけます。

処によっては柱に小刀でバッテン?十字を切り刻みますがこの印は十字架に由来します。

御柱物語は七年に一度ですが、八百万の神事のなかで御柱祭が特別なのは日本の祭事・神事の殆どが御柱祭の神事に基づいているからです。

昔は日本各地で御柱祭が執り行われていました。

東南アジア・インドにも御柱祭や真理の印がのこっています。

縄文よりはるか以前に世界を統治するために世界に移住した神々である日本人が,少なくともこの四千年の間に2004年からの世界の大変革に備えて、その国の頽廃などによる政変を契機として、天に選ばれた聖職者・技術者などが日本に里帰りを果たしていました。

世界が巡礼をはじめるために、今ふるさと日本が蘇っています。

虚無僧や陰陽師などが密かにその史実、特に秘伝を後世に伝えるため”かごめかごめ”などたくさんの童歌などにして各地にのこしました。

その秘伝や文化がそれぞれの地に定着し、時代時代に解釈され、和合して日本文化の基礎を築いてきました。

なにを伝えようとしたのか、みなさんは次元上昇が実感できますが、この時代は秘密のため一般にはその意味がわかりません。

しかし、この時のためにこの天地を揺るがす壮大な神事が歴史にまもられてきました。

この橋をわたるためには、もう一段の未知の体験が始まります。

世界情勢の乱高下は、みなさんの次元上昇が穏かに保たれるため、みなさんの社会や身辺を整えるための変化です。

そして、人類の夢、虹の橋をわたるそのとき、この舞台の主役は間違いなくあなた方です。

違法残業1万272カ所 厚労省が是正勧告

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7/26(水) 18:55配信

産経新聞

 厚生労働省は26日、月80時間超の時間外労働が疑われる2万3915事業所のうち、43%に当たる1万272事業所で違法な時間外労働を確認し、是正勧告を行ったとする平成28年度の監督指導結果を発表した。月100時間超の時間外労働が疑われる事業所を対象にした前年度に比べ、監督指導の数は大幅に増えた。

 厚労省によると、違法な時間外労働があった事業所のうち“過労死ライン”とされる月80時間を超えていたのは7890カ所。月200時間を超えていた事業所も236カ所あった。また、残業代などの賃金不払いが1478カ所、健康診断未実施など健康障害防止措置の不十分が2355カ所で確認された。製造業や運輸交通業で違法な時間外労働が多かった。

 厚労省は「指導により是正されても違反を繰り返す恐れがあり、粘り強く指導していく」としている。

【関連記事】 「日本企業は韓国の若者を引き受けろ」韓国議長、衆院議長に大放言 韓国の賃金未払いは世界最悪レベル? 「ヘル朝鮮」日本のさらに斜め上か 「反アベノミクス」勉強会に石破茂氏も参加 韓国の外国人労働者への“ブラック”ぶりに仰天…人権団体も激怒 「態度が横柄」「使えない」…定年後の再就職先で苦情受ける高齢者 最終更新:7/26(水) 18:55
産経新聞

ヨシュア : 2017年6月26日 [イエス:ヨシュア]

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きらきら星へようこそ...☆

 

ヨシュア

Jeshua

 

2017年6月26日

June 26th, 2017

 

June 27, 2017

 

パメラ・クレーバ経由

Via Pamela Kribbe

 

親愛なる人々、わたしは皆さんの友人であるヨシュア。

わたしはこの瞬間に、ひとりの兄弟として皆さんと一緒にいます。

わたしの交遊、わたしの存在感を、受け入れてください。

何故なら、わたしは遠く離れている訳ではないからです。

わたしは、わたしの手で皆さんのこころを撫でて、皆さんに皆さんのありのままの姿とわたし達を結び付ける統一性を気付かせたいと思います。

見返りに、わたしに挨拶を送ってください;わたしに皆さんのこころを開いてください。

わたしはひとりの一体性の使者であり、皆さんの前に跪きます

何故なら、皆さんはわたしの兄弟または姉妹であり、そしてわたしは皆さんの中に同じ仲間、魂の仲間を確認するからです。

 

わたしは、皆さんが行う物事と、皆さんの地上のありのままの姿を尊重します。

この場所は、ひとつの魂としてひとつの人間の身体の中に転生するには、最も暗い場所のひとつです。

ここにいる時の皆さんのありのままの姿、皆さんの宇宙の起源、皆さんの偉大さ、皆さんの巨大さ、皆さんの永遠の資質を思い出すことは、かなりの難題です。

何故なら、ここでのあらゆる物事は、皆さん自身、皆さんの最も深い本質を忘れることに焦点が当てられているように見えるからです。

皆さんがここで幼い頃から学んできたものは、ただ皆さんの感覚的な認知だけを信頼し、皆さんの目、耳、鼻が皆さんに伝えることが真の現実性である、と信頼することです。

皆さんの周りの物質的な世界は、実在し、堅固で、そして真実であるものの縮図だと見做されます。

特にその中で科学的な世界観があらゆる場所を貫徹している現時点において、感覚的で物質的な現実性よりも遥かに遠くまで確認する能力に関しては、大いなる懐疑が存在します。

こころで感じ直観しながらその内面の目で確認することは、本質的ではない物事、迷信に基づく戯言として、片付けられます。

 

これはひとつの大いなる逆説です。

何故なら、皆さんが皆さんのありのままの本当の姿を解明するのは、ただ魂の水準だけになるからです。

皆さんが皆さん自身に気付くのは、外部ではなく、確実に内面の世界の中のことです。

皆さんがこの社会の中で迷路に導かれる理由は、外見への重要性、そして形式的なそして試験可能な知識が、これほど沢山強調されるからです。

この社会に応じて、物事は、それを紛れもなくまた正しいものにするためには、その感覚を踏まえて観察できるもの、あるいは、その精神で理由付けされるものでなければならないからです。

しかし、人々が格闘しているすべての感覚、数多くの人々が対処しなければならない深い孤独感と徒労感は、どうなるのでしょうか?

それは、世界の中のひとつの根本的な問題であり、単なる個人的な問題ではありません。

世界の中には、ひとつの深い実存的危機があり、それがほとんどすべての個人のこころを蝕み、そのため日々の生活の中でひとつの意味の源泉としての魂が必要になります。

 

その魂は誰で、役割は何でしょうか?

それは、皆さんの内部の最も深い場所で生きているもの、特にそれが既存の尺度や社会的な発想と異なるかどうかを発見しようとして、明示的に内面を探求する勇気の、ひとつの象徴です。

皆さんは、皆さんが光だけではなくまたその闇にも気付く皆さんの内面の世界へと、ゆっくりと降下します。

 

何故なら、それは紛れもなく、皆さんが皆さんの内面の世界への扉を開き、また皆さんが皆さんのすべての闇の部分に気付く時になるからです。

それは、今後皆さんが試され、その最も暗い部分ように見えるものでさえ意味を持つことを確認するために、その魂のより大きな現実性に頼ることが必要になる時です。

 

この世界の中でその魂が是が非でも必要とされることを、再び認め、感じることです。

それは、故郷への帰還、皆さんの本当のありのままの姿への帰還です。

そこで点火されるその光から、皆さんは、新しい発想、新しいエネルギー、勇気、そして信頼で世界を染め上げることができます。

そしてここでは、目覚めた魂の経路から世界へと淀みなく流れることができる、沢山の物事が必要になります。

世界の中にはこれほど沢山の悲しみ、これほど沢山の痛みと苦悩があります。

そしてわたしがこれを話すのは、皆さんを失望させるためではなく、皆さんが皆さんの人生の中でその魂を認め感じることがどれほど重要で差し迫ったものかということを指摘するためです。

このようにして、皆さんは、まさに皆さんだけではなく、また他の人々のために、ひとつの光になります。

 

皆さんは、どのようにして皆さんの魂と結び付きますか?

この世界はこれほど魂から疎遠になっているため、この質問はほとんど尋ねられることはありません。

子供達が成長し学校に通う時、子供達は決してひとつの質問を提示されることはありません。

皆さんはどのようにして、そして皆さんの情緒や束の間の気分だけではなく、皆さんの内面の世界の背後に横たわるものを用いて、皆さんの内面の世界と結び付きますか?

より恒久的な世界、皆さんの魂の世界、皆さんに固有の“わたし”と皆さんの魂のエネルギーの世界は、ありますか?

その可能性は認められさえすることはなく、そのため皆さんは、その世界をについて尋ねて、その世界と結び付く方法を教えられることはありません。

そしてその結果が、既にこの世界の中に現れているそういった霊的な貧困です。

 

魂の現実性となっているものを皆さんに説明するために、わたしは皆さんに、皆さんが皆さんの人生の最後の時間にいて、その死が近付き、これから皆さんがその敷居の後の人生、死後の人生に手渡す状況を思い描くことを勧めます。

今まで皆さんは、既に何度もこれを行ってきています。

何故なら、皆さんは地上の数多くの人生を生きてきたからです。

そしてこうした人生のすべての中で、皆さんは最後には、時には皆さんのこころの中で他の時代よりもさらに多くの安らぎを携えて、その敷居を跨いできました。

 

しかしたとえそれが異なる移行であり、皆さんは皆さんのこころの中で苦闘の感覚を持って死んだとしても、また皆さんは、皆さんが皆さんの魂としてその物質的な姿から解き放たれた時に、強烈な自由を経験しました。

皆さんがより多く安らぎの中で死ぬほど、その移行はより幸せなものになります。

しかしすべての事例において、地上の身体を解き放つ中には、ある深い安心感、これほど親しみがありながらどのようにして皆さんがいつも忘れることができたかを理解しない、自然な在り方への撤退の感覚があります。

 

わたしと一緒に行き、そして死についてのすべての否定的な発想を振り捨ててください。

皆さんが皆さんの人生の終わりの時にいて、その苦闘を諦めて、皆さんの最後の息を吐く時に、皆さんの魂である皆さんが皆さんの地上の身体を置き去りにするその姿を、思い描いてください。

それは、穏やかにそして滑らかに離れます。

努力せずに、皆さんの魂である皆さんは、皆さんの身体から離れます。

たちどころに皆さんは、明るさを、皆さんの周りの光だけではなく皆さんの身体の明るさを、その柔軟さ、俊敏さ、そして重苦しさと努力の欠如を、感じます。

皆さんは、皆さんのこころが皆さんを運ぶ場所に向けて速やかに移動する、一羽の鳥に似ています。

 

皆さんの想像力を飛翔させてください。

もしも皆さんが皆さんの地上の身体から自由になり、皆さんのこころが皆さんを引き寄せる場所へと移動するなら起こる物事を、新しい環境の観点から思い描いてください。

皆さんは、現れるひとつの庭、あるいは海、あるいはひとつの森を確認するかもしれません。

それは、苦も無く皆さんのために現れ、そしてあらゆる物事の中で皆さんは確認し、そして皆さんは、内部から放射するその生命を感じます。

生きるすべては、博愛の眼差しで皆さんに目を向けます。

穏やかな手招きが、皆さんが確認するあらゆる物事から発散します。

そしてその美しさは、壮麗で眩いほどです。

皆さんは、皆さんのこころの中で泡立つ歓びを感じ、そしてこう考えます:“嗚呼、これがそうでなければならない通りのものだ;これが普通であり、これが自然なことだ。わたしはここで故郷にいる!”

 

今後皆さんは、友人達や死んだ親戚達に遭遇し、指導霊達、広いこころで皆さんを受け止めるすべての人々、皆さんがありのままの姿でいることを静かに認める人々、そして皆さんが必要とする時に皆さんに救いの手を差し伸べる人々と、出会うことになるでしょう。

皆さんは今、既に魂の次元へと足を踏み入れています。そこにあるあらゆる物が異なります。

空間と時間は遥かに柔軟になります。

何故なら、もしも皆さんがそうしたければ、そしてもしも皆さんのこころがその場所に引き寄せられるなら、皆さんは突然異なる場所にいることができるからです。

内部の世界は、外部の世界に優先します。

 

もしも皆さんが内面の水準でこころから誰かと結び付き、そして皆さんの呼び掛けが応えられるなら、皆さんは突如として、ひとつの物質的な雰囲気の中で一緒にいる皆さん自身に気付きます。

地上と同じように物質的ではないとしても、死後の人生の中のここでも、わたし達は依然として姿を単位として話をすることができます。

皆さんはひとつの身体を持ち、その個性もひとつの身体を持ち、そして皆さんは、お互いに意思疎通することができますが、しかしそれは、皆さんが地上で慣れているものよりも遥かに簡単でほとんど苦労せずに行うことができます。

 

空間と時間が柔軟であるという事実に加えて、皆さんの身体の姿も同じようになります。

皆さんが身に着ける姿は、とても軽やかで流動性を持ちます。

皆さんは物質的な姿を身に着けて、年寄りとしてあるいは若者としても現れることができます。

皆さんの髪の色、皆さんの目の色、あらゆる物事を変えることができ、それが皆さんに歓びを与えます。

皆さんは、内的に皆さんに相応しく、気分良く感じ、別の個人との意思疎通を促進する姿を選択します。この魂の次元の中で、皆さんはその内面が外部の容姿に形を与える姿を確認します。

皆さんの内部で生きるものが、皆さんの外部と周りにあるものを決めます。

少しの間、それを感じてください。

姿を与え、皆さんにそういった経験を引き寄せてそれを創り出す皆さんの内部に在るものとは、何でしょうか?

 

明らかに皆さんはその姿でも、皆さんの身体でもありません。

何故なら、それはこれほど数多くのやり方に際して異なる姿で現れることがあるからです。

皆さんは、皆さんが生きる場所あるいは皆さんが演じる役割でもありません。

何故なら、それでさえ非常に柔軟で動的なものになるからです。

そのままでいるものは、ここで皆さが皆さんのこころと呼ぶものです。

少しの間、皆さんのこころを感じてください。

その反対側の異なる趣の中で、皆さんのこころが自由に発見し、探索し、遭遇する姿を感じ、そしてそれがもたらす歓びを感じてください。

次に、皆さんがどれほど認識していたか、皆さんの中にどれほど沢山の知識が存在したかを、感じてください。

それが今、今回のために適切な、幸せで自由で歓びに溢れた姿で皆さんに現れることを望むかどうかを、皆さんの魂に尋ねてください。

あるいはもしかすると皆さんの魂は、ひとりの賢明な老女あるいは老人として、またはひとりの子供として、皆さんに現れるかもしれません-それは問題ではありません。

その魂は今、皆さんに対するひとつのメッセージの最適な伝達にとって適切な、ひとつの姿を選択します。

少しの間、皆さんの魂が皆さんに明らかになるようにしてください。

そしてもしも皆さんが何も聞かず確認しないなら、その時は、それを感じてください。

皆さんが属するその永遠の次元を感じ、そしてそれが皆さんを包み込むことを、許してください。

ひとつの時代に、皆さんは、その自由な鳥でした;皆さんは、本質的にその歓び、その創造的な自由でした。

それが皆さんの身体に、皆さんの腹部に降下することを許してください。

自由になり、そしてその内面の自由から生きてください!

 

その魂の地上の目的は何でしょうか?

何故それがここにあるのでしょうか?

その魂は、この次元の中の目覚め方を学ぶことを望みます。

ここは、その中で皆さんがとても深遠なやり方で皆さん自身を簡単に忘れることができる、ひとつの次元です。

そこで皆さんは、皆さんの本質から徹底的に疎遠になることができます。

 

皆さんの魂は、ここにいることを望みました;皆さんの魂は、ひとりの神の使者であり、皆さんが神と呼ぶこのすべて強化するエネルギーの、ひとつの粒子です。

皆さんの魂は、その無限で創造的な根源に属する、ひとつの固有な粒子です。

皆さんの魂は、時間を超えて働いていますが、しかし皆さんが地上で認識する種類の時間ではありません。

魂の世界は、皆さんが地球の尺度で測定できるよりも、遥かに宏大で計り知れないものです。

 

わたしが話したように、魂の水準に接する時間と空間はとても流動的でとても機動性があり、そして外部の物事よりも内部の物事からより多く形成されます。

皆さんの魂は、すべての種類の人生を通した発展によってこの魂の中で浮上している、そしてそうした人生のひとつは皆さんによって形作られる、と皆さんは話すことができます。

皆さんは、この地球の個性と皆さんの魂とのひとつの固有の融合であり、そのため皆さんにそっくりな者など、誰ひとりいません。

 

また皆さんは、皆さんの魂に対しても固有です。

今回の人生は、ひとつの身体の中でここにいて、またそれ自体を献身的に捧げることが意味するものを、皆さんの魂がその中で発見し、深く理解することを望む、ひとつの固有な環境です。

皆さんの魂が素晴らしくそして勇敢な姿を感じてください。

それでも、それは本質的に、これを引き受ける皆さんです。

皆さんはこの次の段階の危険を引き受けます。

 

皆さん自身を尊重してください。

皆さんは、ひとりの大いなる存在であり、奪うことができない神のひとつの部分ですが、しかし皆さんは、日常的に皆さん自身を余りにも過小評価します。

皆さんは、社会的な偏見と善悪の概念の弊害で、苦悩します。

わたしが皆さんに皆さんの魂と結び付くように求める時、わたしは皆さんに、皆さんの光そしてまた皆さんの炎と融合することを求めています。

光はまた炎であり、そして炎は、情熱、熱意、閃きを象徴します。

 

皆さんは、強い魂達です。

そして地上の転生という冒険に入るためには、皆さんは勇気を持つ必要があります。

皆さんが危険性を負う理由は、皆さんは、考えも及ばない深みにはまることがあるからです。

そして今まで皆さんはそういった深みを経験してきました。

何故なら、皆さんは初めてここにいる訳ではないからです。

皆さんはすべて、皆さんの地上の人生の中で想像を絶する深みを経験してきました。

そしてそれにもかかわらず、皆さんは再びここにいます。

そのため、皆さんの中にはひとつの深い確信、情熱そして炎があり、それが、皆さんがここにいて、皆さんの光を輝かせることを決断させます。

 

その炎と結び付くためには、皆さんもまた、皆さんの暗い情緒、皆さんの暗い側面-あるいは皆さんがそのように分類するもの-を直視することが必要になります。

そういった情緒の中で存続するあらゆる物事は、皆さんのためのひとつのメッセージを持ちます:その怒り、怖れ、憎しみ、抵抗です。

否定的だと烙印を押されてきたあらゆる物事は、それ自体の内部に生命力を持ちます。

その情緒の溜め池と結び付き、それを呼び出してください。

それは、暗くそして不鮮明に見えることが許されます。

 

ひとりひとりの皆さんの中には、ひとつの根本となる威力があり、皆さん自身の奥深くからそれを感じてください。

その威力が皆さんの根のチャクラを通して地球から現れて、それが感じられるようにしてください。

この地球の中に根付いた状態にして、皆さんの強さに自信を持ち、皆さんの力を地球上に降ろし-そして躊躇わないでください。

皆さんは、依然としてそれを行うには、余りにも巨大で、余りにも美しく、余りにも内面の宝石に恵まれています。

わたし達は、ひとつの光の灯台として、地上で皆さんが必要になります。

そしてそれを行う際の第一歩は、皆さんが皆さんのありのままの姿を思い出し-認め-て、皆さんの日々の生活の中、皆さんの中で、皆さんの魂の次元をもう一度活気付かせることです。

 

わたしはこの話を、わたしは皆さんを尊重する、わたしは皆さんの前に跪く、と話すことから始めました。

そしてそういった話は、空疎な言葉ではありません。

皆さんは、この世界の中で光の灯火を持ち運び、既存の窮屈な世界観に反して進む人々です。

そして皆さんは、言葉と格闘することによって、またさらには威力によってではなく、皆さんのありのままの姿との内面の結びつきによって、それを行います。

皆さんは、魂の次元を最初に置くことによって、それを行います。

それは、今回の世界への旅を始める前に皆さんがそういった他の世界の中にいた時に、皆さんが自然にそうすることに慣れたものです。

もう一度その現実性を思い出して、それがこの世界の中で完全に確信して、放射することを許すことによって、皆さんは文字通りここに光を運びます。

 

わたしは、今日ここそしてこの世界の中にいる皆さんの隣席に対して、感謝します。

皆さんのありのままの姿に疑いを持たないでください。

今の皆さんである鮮やかで美しい魂になってください。

皆さんにとても感謝します。

Translation by Maria Baes and Frank Tehan.
» Source http://jeshua.net/ – Channel: Pamela Kribbe

http://sananda.website/sananda-via-pamela-kribbe-june-26th/

 

翻訳★森のくまさま...ありがとうございます。

転載される場合には、出典を明記してください。


バシャール:自分で選択を

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2017-07-27 00:35:34 NEW !
テーマ:

貴方が物質界で体験する人生の目的は、とても精巧にデザインされています。多くの場合、複数の目的が関連付けられているのです。例えば大抵の人たちは”無条件の愛”を体験する目的を持っているほかに、自分の価値を見出し愛する事、覚醒の過程を体験しつつ軸を自分に戻してゆく事などが挙げられます。

また大抵の場合、達成したい目的と真逆の人生から私たちの人生は出発してゆきます。例えば”無条件の愛”を体験する目的を持つ貴方は、愛情が欠落した家庭を選んで誕生し、そこから自分の力で”無条件の愛”を体験してゆきます。ですから貴方の目的によって生まれてくる環境や育つ状況を予め決めてやってくるので、全てが貴方の意思と責任の元に決定されている事を意味しているのです。

こんな両親を選ぶはずがないだとか、こんな状況を好き好んで選択するわけがないと言う人がいます。しかし貴方が誕生するタイミングも、天界に戻るタイミングも貴方が困難やチャレンジを体験するタイミングも自分で選んでいるのです。自分で選んでいる事に対して、自分が体験したいと計画した事に関して、誰も何も文句を言う事はできません。何故ならば、全てが貴方にとってベネフィットがある事だからです。そして更に貴方の成長は、宇宙にとって源(ソース)にとって大きなベネフィットがあるのです。だからこそ私たちは、常に前進して成長してゆくのです。

安倍首相「苦悶のステーキ」内蔵ボロボロで検査入院へ

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7/27(木) 16:00配信

SmartFLASH

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「目のまわり、口元などの粘膜の周辺に発疹と思われる赤みがある。こめかみ周辺にはむくみが見受けられる。とても健康そうには見えない」

 安倍晋三首相(62)の顔の明らかな異変を皮膚科の専門医が指摘する。健康不安説がやまないなか、7月19日夜、安倍首相は「銀座 ひらやま」に姿を現わした。

「ワイン込みで一人4万円はくだらない高級ステーキ店。安倍首相は気の置けないメンバーを集め、定期的に会合を開いている」(政治部記者)

 同席したのは、麻生太郎副総理、高村正彦自民党副総裁、古屋圭司党選対委員長、河村建夫衆院議員、萩生田光一官房副長官という“お馴染みの”お歴々。だが、店を出た表情からは、ステーキは、安倍首相にとっていつもの味ではなかったように見えた。

 健康不安説の発端は、安倍首相と昭恵夫人の結婚30周年パーティがあった6月9日に遡る。この日の深夜、安倍首相が体調を崩し、慶應義塾大学病院の主治医チームが私邸に駆けつけたと報じられ、安倍首相の健康不安説が一気に広まった。G20サミットから帰国して、4日後の7月15日には入院説が駆け巡ったほどだった。

「加計学園獣医学部新設問題への批判が集まった6月半ば以降、安倍首相は居眠りが増え、明らかに顔色が悪い」(総理番記者)という。

 安倍首相は10代のころに発症した潰瘍性大腸炎という難病を抱えている。完治が難しく、症状を落ち着かせる「寛解」が治療の目的となる。そのため、「アサコール」という治療薬を以前から服用している。

「首相はいま、アサコールが効かなくなってきています。吐き気や下痢を抑えるために、炎症を抑える薬効があるステロイドを多用せざるをえなくなります。すると、強い副作用が出てしまうのです」

 安倍首相が治療を受ける慶應病院の関係者は、声を潜めてこう語る。顔のむくみや赤みの真相は、ステロイドの影響だったのか。

「副作用の緩和ケアのために、皮膚科や漢方の専門医が治療チームに加わりました。ただ、内臓はボロボロになっているかもしれません。ただちに精密検査が必要な段階です」(同前)

 潰瘍性大腸炎をもっとも悪化させるのは、ストレスだ。相次ぐ不祥事に、内閣支持率が20%台まで急降下。強いストレスがのしかかる状況が続く。できるだけ早い検査入院が検討されているという。入院する現実的な日程は、8月3日の内閣改造直前になりそうだ。

 安倍晋三事務所に、体調悪化と入院説を問うと、「そのような事実はまったくありません」と否定した。すでに満身創痍の安倍首相。最悪の状態で、政権最大の危機を迎えている。
(週刊FLASH 2017年8月8日号)

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SmartFLASH

民進・蓮舫代表「一議員に戻ります」 代表辞意を表明

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動画:民進・蓮舫代表辞意を表明会見 

https://thepage.jp/detail/20170727-00000002-wordleaf?utm_expid=90592221-74.59YB6KxJS6-oVPGhgabD7Q.0&utm_referrer=http%3A%2F%2Fblog.goo.ne.jp%2Fadachi4176

7/27(木) 15:04配信

THE PAGE

 民進党の蓮舫代表は27日午後、国会内で会見し「民進党の代表を引く決断をしました」「一議員に戻ります。足りないところを補います」などと話し、代表を辞任すると表明した。

【中継予定】民進・蓮舫代表が午後3時から定例会見 代表「辞意」報道も

[画像]辞意を表明する蓮舫代表

 蓮舫代表は、「(両院議員懇談会などを経て)仲間の思い、直言を耳にして、深く深く胸に思い入れ、昨日一日人事にむけてゆっくりと熟考させていただきました。どうすれば遠心力を求心力に変えることができるのか。その時考えたのは、人事ではなく、私自身をもう一度見つめなおさなければならない」などと説明。

 「民進党を新たな執行部に率いてもらう。これが最善の策だ。民進党のためでもない、私のためでもない、国家の民主主義のために、国民の選択肢の先である二大政党制の民進党としてそれを作り直すことが国民のためになるという判断だとご理解いただきたい」などと述べた。

 民進党は、今月2日の都議選で惨敗。野田佳彦幹事長が責任を取るとして辞任することを表明している。

 公式ホームページなどによると、蓮舫代表は1967年生まれ。青山学院大在学中に芸能界デビュー。キャスターなどを経て2004年、当時の民主党から参院選に出馬し、初当選。10年、菅内閣で内閣府特命担当大臣(行政刷新)に。その後、同党代表代行などを歴任し、昨年9月に民進党代表となった。

【関連記事】 【中継予定】民進蓮舫代表が午後3時に定例会見 自身の進退を表明か 【中継録画】民進党代表選に立候補を表明の蓮舫氏が会見 【中継録画】民進党・野田幹事長が定例会見 都議選負け辞意報道も 蓮舫氏の二重国籍問題 昨秋まで気づかず日本国籍選択を宣言 民進党・蓮舫代表代行「批判しかしない政党だと言われるが、まったく違う」 最終更新:7/27(木) 16:11

大天使サンダルフォン : 2017年6月25日 [大天使サンダルフォン]

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きらきら星へようこそ...☆

大天使サンダルフォン

Archangel Sandalphon

 

2017年6月25日

June 25th, 2017

 

June 27, 2017

 

ジョン・カッスル経由

Via John Kassl

 

 

 

最愛なる人間、

それは完全に皆さんに委ねられていて、そして今後皆さんは、神と皆さん自身の光を確認することになるでしょう。

 

わたしは大天使サンダルフォン。

 

地球はわたしの故郷であり、そして人類はわたしの兄弟姉妹です。

 

何故なら、まさに皆さんが今日生きるように、わたしはひとりの人間として皆さんに囲まれて生きたことがあるからです。

 

わたしは、生身の人間としてひとつの人生を生きること、そして欺瞞に満ちたひとつの世界を克服することの意味を、認識しています。

わたしは認識し、そして皆さんも認識しています;そしてこれは、このメッセージが目的にするものです。

 

人類は、この古い世界の中の最後の段階を踏んでいます。

そして一部の人々は、この世界を“啓発されて”離れることになるでしょう。

わたしは皆さんに言及しています。

何故なら、皆さんの理解への希求、皆さんの光と神への切望こそが、今まで皆さんをここに導いてきたからです。

人類は、この世界の中の最後の段階を踏んでいます。

 

“利己性”は罪ではない

“Selfishness” is not a sin

 

今問題になることは、大多数の人間が個人的に目覚めることです。

以下のように描写される、ひとつの目覚めです:

 

皆さん自身と皆さんの自己の奉仕者になってください。

“利己性”は罪ではなく、無条件の愛に通じる道です。

何故なら、皆さんが皆さん自身を充分に認めた瞬間に、皆さんは同時に神と人間になるからです-皆さんは完全になります。

 

このことを認識してください:“皆さん自身の庭の中で働くこと”は今、極度に重要になります。 

何故なら、個人的な人間のこころの中で、素晴らしい世界の大改革が起こるからです。

 

より多くの人々が自分自身を有害な慣習や間違った見解から抜け出すほど、人類はより深く情緒の傷を癒し、精神的な欺瞞を放棄し、今後これがより効率的にこの“地上の現実性”の基盤を取り除くからです-基礎がない一軒の家のように、それがそれ自体で崩壊するまで。

今日、とても重要なひとつの疑問が、変容に関与する皆さんのために、人間にそれ自体を提起します:“ひとりの個人として、わたしはどうすれば最も効率的にその変容を支えることができるのか?”

 

その答えは単純ですが、それにもかかわらず、数多くの人々にとって簡単ではありません。

その答えは:ひとりの神聖なる光の存在への変容を完了することを通して、完全になることによって。

それは、皆さんが皆さんの起源と使命を充分に気付くことを意味します。

繰り返すと:現在の変革は先導者を必要とせず、その個人の内部で生じます。

 

古い世界をひとつの幻影として見抜き、既にそれに対する個人的な執着を手放している、あらゆる人間の内部です。

今、“自己認識に病みつき”になることが不可欠になるのは、これがその理由です。

それで皆さんは、疑いを超えた完全に新しい人生の意味を、創り出すことができます。

 

今、世界規模で人間の困窮が高まっていて、皆さんの魂の核心部分から残っているあらゆる悲哀を取り除くことが不可欠になります。

 

与えることができるようになるためには、皆さんは、与える物事を手にすることが必要になります-そして効果的になるためには、皆さんが存在することが必要になります。

あらゆる物事が簡単になった後、皆さんは極めて自然に生きて、無条件の愛を放つことができます。

 

無条件に愛することの難しさ

The difficulty to love unconditionally

 

何故数多くの人々にとって無条件の愛が驚くほど難しいのでしょうか?

その理由は、自己の意識と言うよりも、むしろ、自我の観点から論じられるからです。

自己は“無条件の愛”で構成され、それが、“自己認識”を実現することが非常に重要になる理由です。

 

現在、皆さんが皆さんのすべてを以下に注ぐことが特に不可欠になります

a.) 自己治癒、

b.) 自己認識、

c.) 自己支援、そして

d.) 自己との遭遇

 

人類のすべてが要求を持つように見えるこうした日々の中で、皆さんは、根本的に皆さん自身に目を転じて、皆さん自身の要求を認めることが必要になります。

現在の時間の質に関するメッセージは、本質的に:皆さん自身を癒すこと、それで皆さんは、世界を癒す、というものになります!

 

特定の習慣が皆さんらしいやり方になっている、まさにここから始めて、また、皆さんの意見に注目して、最終的に、皆さんに強要された行動パターンを認識してください。

そして最後に、高位の霊的指導者達、大天使達、啓発された光の存在達、そして神との密接な結び付きを確立することによって、熟達性を獲得してください。

そのようにして皆さんは、あらゆる障害物を克服し、あらゆる閉塞を取り除くことができます。

 

最愛なる人、今まで以上に、現在-時間の終わりと人類のための路の終わりの時点で-それは(すべての)皆さんひとりに委ねられています。

 

皆さん自身に責任を負う

Take responsibility for yourself

 

政治活動に夢中にならないでください。

何故なら、教会も政治も、ひとりの目覚めた存在には何ら意義を持たないからです。

 

もしも人々がもはや投票に参加せず、この世界の教会や寺院を回避したとすれば、僧や政治家達は自分達の資格を失い、もはや彼らが霊的に導いている振りをする者達や政治的に代表を務める者達に対するどのような力も持つことはないでしょう。

もしも個人達、自分達自身ひとりひとりが、自分達自身を規定することによって、TV番組を消費することを止めたとすれば、このマトリクスの権力は、終わりを迎えます。

 

もしも大多数の個人が同時にそのようにする決断を下したとすれば、皆さんは、それが意味する内容を非常に良く思い描くことができます。

 

この具体例は、その個人の個人的な責任と自己強化の特質を、実証します。

皆さんは、皆さんをそういった断固たる措置から遠ざけるあらゆる物事に疑問を呈するべきです。

皆さんが自己認識を獲得するやり方、そしてただその時だけ、人類は、自由に対する隷属から抜け出すために必要な段階を踏むことができます。

皆さん自身に対する完全な責任の定位置を皆さんに告げるこのメッセージで、わたしは皆さんを祝福し、そして皆さんにこれを伝えます:皆さんが皆さんの真の自己を充分に達成すると直ぐに、皆さんはその現状を確認することになり、そして皆さんの人生は完全なものになるでしょう。

 

数多くの人々が、拡大的な変化と深い認識の瀬戸際にいて、ただ獲得すべき最後の段階だけが、その人々にとって困難なものになります...

 

何故か?その理由は、最も永続的な誤解と最もお気に入りの習慣は、まだ精査されたことはなく、そして全面的に新しい人類と世界の観点は、まだ創り出されていないからです。

天は、それについて皆さんを支援します。

もしも皆さんが望むなら、わたし達は、その光に向けて皆さんに同伴します。

そしてもしも皆さんがそれを求めるなら、わたし達は、皆さんが皆さんの自己を獲得する支援をします。

 

もしも皆さんの神への切望が皆さんのこの世界に対する愛よりも大きければ... その時皆さんは、既に正しい場所に来ています。

 

ひとつの旅を終えるためには、皆さんは、その最後の段階を踏むことが必要になります。

それを選択してください。

わたし達と伴に。

皆さんは、決してひとりではありません。

 

終わりのない愛を込めて、

With endless love,

 

 

大天使サンダルフォン。

ARCHANGEL SANDALPHON.



» Source http://lichtweltverlag.at/en/2017/06/23/its-up-to-you-archangel-sandalphon/ – 
Channel: John J Kassl

http://sananda.website/archangel-sandalphon-via-john-kassl-june-25th-2017/

 

翻訳★森のくまさま...ありがとうございます。

転載される場合には、出典を明記してください。

シェルダン・ナイドルニュース特集~2004年3月9日:歴史に聖人が実証した道徳的規範を再度皆さんに吹き込む時がきます

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Original URL : http://www.paoweb.com/sn030904.htm


スピリチュアル・ハイアラーキーと銀河連邦

PAO : プラネタリー・アクティベーション・オーガナイゼーション[惑星活性化協会]から

シェルダン・ナイドルからの最新版
[ 5 Ix, 7 Ceh, 12 Manik ]

[銀河暦:黒い手の協調の年,ケーの月の7日め,白い魔術師の輝きの日,聖なる魔術]
(地球西暦:2004年 3月 9日)

 皆さんにご挨拶を!心から愛しい子たち、皆さんにお伝えすべき多くの情報とともに、私たちはもどってきました!マザーアースは、新たなマントを身にまとうためにその地表の準備をステップアップさせています。その間、我らが地上の同盟者たちは、彼らの待ちに待った「びっくりパーティー」の準備を終了しています。このパーティーは、今皆さんに最後に残る暗黒秘密結社がコントロールする政権による支配を終わらせるでしょう。この活動は軍と民間セクター間での共同作戦となるはずです。これを私たちが監督することで、すべて成功裡の発生が保証されるでしょう。この目的のために、我らがリエゾン(連絡員)および外交チームが、これら多数の活動をコーディネートするポジションにつきました。私たちは、軍事上トップの地位に就く者たちのもとへ、この手続きに必要なアクション・コードを送信しました。また、私たちの銀河防衛軍から特殊リエゾン人員を大勢アサイン(割り当て)して、我らが地上の同盟者の指揮下にある軍事セクションにも活用可能としました。彼らが負う責任は、このミッションの成功に必要と考えられる如何なる艦隊活動も遂行することとなるでしょう。彼らの支援のために、我らがファースト・コンタクト司令部は数多くの特別防衛スカウト(偵察)艇に指示を出し、地球周辺の様々な要衝につけました。

    我らが艦隊の主要ミッションは、どんな秘密兵器システムも展開されないよう保証し、このオペレーションの成功を妨害する通信をすべて抑えこむことです。これらの警戒体制は必要であると考えられます。このミッションをできるだけ慈悲深いものに終わらせることが、私たちの意図するところであるからです。したがって、このオペレーションの第一の目的が速やかに達成されることが肝心です。時間と驚きの要素が不可欠ですから。私たちに言えるのは、このイベントがほとんど皆さんの身にふりかかりつつあるということだけです。青信号が灯れば、それは私たちのジョイントによる成功に帰着するでしょう。この目的のために、私たちは可能性ある様々なシナリオを検討しました。一旦このジョイント・ベンチャーが進行するなり、私たちは科学観測艦隊を指揮してより活発な役割をさせるかもしれません。彼らに、私たちと地上の同盟者たちの間での情報交換をサポートさせるためです。私たちは、この最後の秘密結社をしっかりと捕らえ、その不法に奪取した政治的権力の地位をもぎ取るつもりです。その後、我らが地上の同盟者たちが、皆さんのグローバル社会に先例のない繁栄を確保し、皆さんの新たな現実をマニフェスト(顕現)するのに必要な基盤を保証できるでしょう。 このセッティングは、私たちの存在の正式な認知と、このファーストコンタクト・ミッションの次なるステップに道を開くことができます。

    我らがリエゾン・チームは、今、この最後に残る暗黒の秘密結社がコントロールする現在の政府人員と(短期的に)交替する人々と連絡をとっています。この臨時の人員たちには、政権交替後90~100日内に、全国、州、および市町村レベルでの選挙を行なう計画があります。さらに、国の法律制度を再度確認し再教育する手続きが、政権切り替え後数時間内にも発効する準備ができています。この初期60日間の猶予期間は、弁護士と裁判官の全員を評価し、全国慣習法システムの導入を可能とするでしょう。これに合格した人々が資格を与えられ、次に、新たな法律制度をインストールすることができます。特殊訓練を受けた我らがリエゾン要員が、刑務所のシステム内に捕らえられた人々をすべて査定し、彼らが通常の生活に戻れるよう光のヒーリング技術を用いるでしょう。私たちの目的は、豊かな社会が誰もに本当の自由を与え、創造主より私たちすべてが授かる不可譲の権利を責任を持って行使する機会を提供できるよう確かめることです。 思い出してください。 皆さんはすべて一体であり、皆さんの新たな銀河社会を成功させることに責任を負います。

    法律制度に加え、重要官庁がすべて厳密に評価されることが不可欠です。莫大な数の強力な特別利益団体の不法な干渉によって生まれた皆さんの政府は、不明瞭で混乱させる法規の悪夢となっています。いったんN.E.S.A.R.A.や、他のまだ明かされていないいくつかの条約がこれらの規制を無効にすれば、皆さんの社会の需要に合わせたシステムに取り替えることが必要になります。これを念頭において、これらの問題に対処するため、ほぼ10年前ですが、我らが地上の同盟者たちによってある委員会が組織されました。老齢者や貧困層は、その現状に即刻の処方箋を必要としています。その解決策は、やがて来たるとてつもない豊饒(ほうじょう)、素晴らしい集団としての思いやり、そして数多くの卓越したニュー・テクノロジーにあります。これらの要因がまとまって、皆さんの現在の医療/福祉システムの悪を是正し、貧困や薬物依存、暴力その他関連する苦悩の種を、皆さんの都市エリアから即座に除去することができます。

    これには、皆さんに個人としての自分自身の責任と、集団としての共同責任に関する新たな見解を要求します。アセンデッド・マスターは、皆さんが根深く抱える偏見と信念を改革することに、断固とした支援を授けるつもりです。それが皆さんを分割させ続け、その偏見が、互いに助け合い本当に結集するのを妨げてきたコアなのですから。時は今、何世紀も前にイェシュアや主(ロード)ブッダおよび主マホメットが初めて実証した道徳的規範を、再度皆さんに吹き込む時です。この目的のために、アセンデッド・マスターは、神の意志に適う時に、皆さんの間に公然とその姿をマニフェストするつもりです。彼らの「実際の手による」レクチャーと洞察力あるガイダンスは、モラル刷新の時代にインスピレーションを与えるでしょう。皆さんの新たな銀河社会は、誰もがその最も完全なポテンシャルを発揮したレベルで働く必要があるでしょう。ニュー・テクノロジーが、生計を立てるための骨折り仕事から皆さんを解放し、それによって、皆さんの関心が肉親を越えてコミュニティーにまで拡張することが可能となります。

    マザーアースは、彼女自身の数多くの変化を通じて、皆さんが彼女を助けてくれることも望みます。これは、皆さんが異なる光の中で現実を知覚する必要があるだろうということを意味します。皆さんは生命(いのち)も意識もある宇宙に住まいます。現実の中のすべての部分、あらゆるものが生命を持ちます。物質界を創造するものを反映する生命エネルギーに満ちています。皆さんは本質的に『肉体をまとう天使』です。皆さんに健忘状態を課した経験を、今はただ通過しているだけです。皆さんが自分は実は誰なのか思い出し始めると、そのかっての責任を再開することが皆さんの責務になります。マザーアースはその変化を通じて支援され、彼女の脆弱なエコシステムはサポートされ強化される必要があります。抑圧されてきた多くのテクノロジーが、皆さんの大気や水をきれいにし、多くのごみ埋立地を農地や森林の適切な肥料に変換することを可能にするでしょう。不和を生ずる現在の社会を、愛に基づくそれに変えることができます。

    もうおわかりのように、皆さんの現在の政府の交替は、厖大な数の変化の始まりにすぎません。皆さんに与えられる豊饒は、元秘密の支配者たちの過剰消費を繰り返させることを意図したものではありません。それは聖なる介入の一部として提供されるものであり、それが最終的に皆さんをフルコンシャス(完全なる意識)に復帰させます。フルコンシャスの存在は完全に意識的な現実に住まい、それは生命に対する公然とした敬意と、あらゆる所に豊饒を顕現する深いコミットによって特徴づけられます。皆さん自身を、ある集合的な経営チームの一員として見てください。そのミッションは、物質界全体に生命を行き渡らせ、これを維持することです。このミッションが、皆さんを無数の天体へ連れて来ましたが、その中でも特別に美しく重要なのがマザーアースです。この惑星は選ばれたごく少数の者たち、すなわち皆さんに託されています。したがって、彼女が値する相応の尊敬をもって対することが肝要です。

    私たちの責任は、皆さんの聖なるミッションの遂行を助けることです。私たちはある巨大な艦隊の一部です。この艦隊は、マザーアースの民とのファースト・コンタクトを探る神のガイダンスの下にあります。主(ロード)スーリア配下の幾多のセラフィムもここにあり、神のスケジュールに従って聖なる勅令を遂行しています。まもなく、多くの驚異的なイベント(事象)がマニフェストする時期が接近しています。その結実には長く時間をとりましたが、私たちは今とても幸せです。この瞬間がついに近づいているのですから。したがって、最も重要なことは、不可避なる勝利にフォーカスを保つことです。この時を利用して皆さんのコミットを堅め、かつ前方に控えるものに備えてください。多くが適所に配されつつあり、皆さんを大いに驚かせるでしょう。私たちはその展開を待ち、皆さんの全員とついに出会う機会をとても楽しみにしています。私たちは、ともに勝利する者です!

    今日、私たちは再び、マニフェストに接近している出来事について議論しました。私たちは皆さん全員に要請します。集合的なポジティブな意図を発揮し、我らが地上の同盟者たちへの支持を公に表明してください。私たちは今、皆さんの歴史の大きな分水嶺に接近しています。それは皆さんの霊的家族やスペース・ファミリーとの再会に道を開くことができます。さあ、私たちは今おいとまします。可愛い子たちに天恩あれ!ハートの中のハートで感じください。天の永遠(とわ)の繁栄と無限なる豊饒が皆さんのものです!
かくあれかし!Selamat Gajun!Selamat Kasijaram!(シリウス語で「ひとつであれ!愛と歓喜にて祝福を!」)

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