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愛知ソニア〜イナンヌが語るアヌ一族の物語ー11

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2013年02月18日

近親相姦

 これは人間の世界では、当然のように堅く禁じられている行為です。
それは、モラル的にも、
けして許されないというだけでなく、
遺伝的な危険が絡みます・・・


 しかし、ニビル星人にとっては、
地球人がタブーと認めている行為は、
実は、そこに彼らの秘密が隠されているのですね。

 あからさまにも彼らは人間のDNAに、その著明すぎるちがいを残した。
その神々の行為のうちには、アヌの血の濃さを競う、
ときには醜くもみえる神さまたちのエゴがからんでいた。

 「だからその能力を私たちは自然に広めて、地上にルネッサンスを開花させることも、
地球を破壊することもできるのです。

 これが、神と人間との究極的なちがいであり、
それがいつ地球上に現れたか、
神々の神話以外に、
そこにたどりつく急所急所がわかりません。

 そのようなことが、我々神々の業であり、
同時に私たちアヌンナキの、

 人間に対するカルマの解消であり、
ときには両刃の剣のような戦いとなって、
バイナリースターシステムが辿る運命をともにするのです。

 じっさいにこの神々の秘密が、
つまり彼らの特権が、人間たちには譲られなかった
・・・こういうところです。

 こんな遺伝子操作の背景には、やはり、ニンマーが深く関わっていました・・・。

 ニビルから地球にやってきた、私たちのようなアヌ一族(アヌンナキ)の女神も、
やはり、血を分けた男のアヌンナキを地上で産むことが、
アヌに寄って暗黙の了解として課せられていたのです。

というか、アヌンナキの女神たちは、それを地上でいちばん望んでいた、

という事実なのです」

イナンナは語る



 アヌの血を、どれほど濃く受け継いでいるか、どうか、それによってアヌンナキの開拓地である地球にどれだけの領土が分け与えられるか? つまり、アヌ一族に実際に存在するヒエラルキーがはっきりしていた。

 それにしても、いちはやく地球に降り立った彼らは、地球で人間たちと、いずれは結ばれることになる。彼らの血を引く“半神半人”が、たくさんいたという、地球の歴史を思い出さねばならない。


 彼らはアヌンナキに比べて、寿命は短いものの、現在の人間の寿命と比べれば、比較にならないほど長く、その生命力を持続させる力をもっていた。

 人間と比べて、寿命は永遠に近いアヌンナキの、はたして彼らのタイムラインは?

 それは地球とは別の星にあったからだ。つまり、別のタイムラインからやってきた、ということがいえるわけで、聖書に登場するアブラハムやノアにしても何百年間も生きたという不思議な記録が残っている。

 なかば彼ら半神半人は、地球で多くの子孫を産み、どんどん人口を増やしていった。

 当然、人間の寿命だけでなく、肉体や魂のさまざまな可能性を封印してしまったのも彼らなのである。

 しかしながら視点を変えれると、
かりに人間に、イモータリティが許されていたら、地球の資源は、とっくの昔に枯渇していたはずだ。それに人間が、アヌンナキのような、オムニパワー(全能力)をもて遊んだとしたらどうだろう。

 彼らと同じように、エゴにまみれて人間たちは、互いに戦い合い、とうの昔に滅亡していたにちがいない。
そのシナリオもあるということを、彼らは今、人間たちに思い起こしてほしい。

 「すべてアヌンナキの仕業だ!」

 と、こういうこともいえるわけだが、イナンナとしては、ここを、すべてのあなた方といっしょにできる、そして共有できるパラダイスを創造してみたい。なんといってもアヌンナキの女神たちは皆、人類を愛しているからだ。


 「それで、それぞれの神々がもっている計画ということを、
地上のみなさん、ぜひ今、理解してほしいのです。

 それは神さまの計画にゆだねるという意味です。
それが今あなた方に求められていることです。

 このようなことも含めて、
すべてがクリエーターの意に沿って進んでいる、
ということにもっと自信をもってください。

 人間はそれぞれ、自分の道でたどりつく、
ということをここで念をおしておきます。

 さて、アヌ一族に、もめ事が多いというのも、
実は神々の個性の豊かさがゆえに起きたことです。

 結局のところ私たちは、
戦争を地上で、いや銀河のあらゆる場所で繰り広げました。

 私たちアヌンナキは、親子兄妹同士が結婚することによって、
確実に自らのパワーを手に入れてきました。

 特に、アヌの息子たち、兄弟の神々は、つまり、エンリルとエンキは、
ちょうど二手に分かれ互いに対立する運命にありました」

イナンナは語る


 彼らは互いに競い合いながら、出来るだけアヌンナキの血を濃く受け継ぐ女神たちと結ばれようとした。このように、血族関係を巡る醜い争い、というのも彼ら宇宙人が地球に運んできたものである。やがて彼ら神々が起こした戦争によって、彼らの領土である地球のあちこちが、大混乱に落とし入れられた。彼らは事実それを予測できなかった。

 彼らはその感情体においては、その肉体が人間のより、3倍から4倍大柄というだけあって、彼らは時にしては、激しい流星のように大粒の涙を落下させる。彼らの感情体も人間からするとオバケみたいに大きい。

 なにごとにも大げさなのがニビルの神々である。よって、そのいちばんの頭の神さまである、ゼウスのようなアヌと、その妃偉大なるアンツのスケールの大きさは桁外れであるということと、その他大勢のアヌンナキの神々の特徴もやはり多分にアヌと重なり合っている。

 そしてアヌンナキが、いくら性に関して自由奔放であっても、しかし、一つだけ彼らにとって許されないことがある。それは、「殺人(殺神)とレイプである。それだけは許されない。それは宇宙連合ソ・ラーラのもとに決められた、この宇宙全体にいきわたる秩序なのである。

 よって彼らにはそれに関しては、人間以上に厳しい罪が課せられた。

次回「ニンマーその2」
 


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