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愛知ソニア〜イナンヌが語るアヌ一族の物語ー9

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2013年02月12日

アヌンナキの誕生

地球に現在生きている私たちの祖先を辿っていくと皆アヌンナキです。



世界最古の古代シュメール文明では、遥か遠い星から神々は地球に降り立ったと記録されている。そして、その星こそがニビルであると言われている。古代シュメールに関する研究は、ゼカリア・シッチン博士他、宇宙考古学の専門家によって研究が進んでいるが、ニビル星人に関しては、ほんの少ししか解き明かされていない。

シッチンが12番目の惑星と呼んだ星はニビル星のことであり、別名“惑星X”とも呼ばれているが、その星が3600年毎に太陽系に接近すると、地球を含む太陽系に大災害が引き起こされるということがわかっている。そして地球は、破壊と再生を繰り返すことになるが、これがニビルと地球というバイナリースター(伴星)であることも記されている。また、ニビル星にイナンナが生まれたのは、約4000年前(古代バビロニア時代)に書かれた『エヌマ・エリッシュ叙事詩』や『ギルガメッシュ叙事詩』といった古代文献に見ることができる。

「神々は、ニビル星をプラットホームにして地球に降りたった」

という表現がある。古代シュメールではニビルのことを「アヌンナキ(天から地上に降りてきた者たち)」と呼んでいたが、ヘブライ語でアヌンナキは、「エロヒム」と訳され、特にアヌの息子のエンリルのことを指すようになった。

イナンナは、古代シュメールの時代に叙事詩にも登場している。古代シュメールとは、チグリス川とユーフラテス川を挟んだ地域で誕生した地球最古の文明であるが、その時代の女神がイナンナであったとされている。その地域は、古代から異次元の秘密のポータルが存在するという、“地球のへそ”にあたる場所であるが、そのエリアの所有権を巡り、アヌンナキ同士の戦いが太古の昔から絶えなかった。そしてイナンナは、その地から人類のすべてが始まり、その地ですべてが終わるということを知っていた。

粘土板や銅板にくさび形文字で残されている数少ないイナンナの記録の中は、彼女に捧げられた叙事詩や、彼女の官能的な恋愛物語についてがほとんどだ。けれども、彼女はすでに開拓計画が進んでいた地球で生まれていたということは明記されている。

人間はイナンナのことを「戦争の女神」として畏れ敬った。ギリシャ時代になると、イナンナは女神アテナとなり、鎧姿で両手にヘビを握る逞しい女神のスネークゴデスとして知られるようになった。また、恐ろしい「メドューサ」のような魔女として扱われることもあったが、どちらにしても、人間たちから恐れられた荒神であることは確かだ。しかし、そんな彼女でも、ある大切なメッセージを人間たちに伝えいと思っていた。


今こうして、あなた方と繋がるチャンスが巡ってきました。今の地球には、私のような異次元の存在が沢山集まってきています。さあ、いよいよ、クライマックスを迎える地球は、これからどう変身するのでしょう? まるで地球というステージで行なわれるショーを見る観客のように、あらゆる存在たちが集合しているのです。

けれども、はっきりいっておきます。余計なシナリオを考える必要はありません。なぜならば、その行く末を知っているのはクリエーターだけなのですから。そして、あなた方は、自分たちからコンタクトをとっていると勘違いされているようですが、実際には、私たちがあなた方にコンタクトを求めているのです。今まで、私たちのことは、オープンにされないように仕組まれてきました。

私は、「ゾーム」という壁の中に、閉じ込められてきました。ときどき、あなた方のことが恋しくてたまらなくなります。私がこうしてあなた方に語りかけられること自体が奇跡なのです。それは、私にかかっている魔法が、溶け始めているということなのです。つまり、この壁も溶けていくということなのです。今はまだゾームに囲まれて不自由な私ですが、もうそれもあとわずかです

イナンナは語る


次回 「ニビル星の大気圏の崩壊と地球の金」です。


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