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愛知ソニア〜イナンヌが語るアヌ一族の物語ー1

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2013年02月03日

ニビル星

 

1.ニビル星 
ニビル星は、プレアデス人が太陽系調査用に作った人工衛星機であり、宇宙連合総司令官ソ・ラーラが、利用可能な資源が太陽系にあるかどうかを調査するために作ったものだった。宇宙連合とは、ソ・ラーラを中心に、大勢の宇宙の存在の代表から成る機関であり、クリエーターの指令を受けて、広い宇宙の秩序を保つ存在でもあった。

ある日、ソ・ラーラの指示で一部のプレアデス星人が、次元を超えてニビル星に移住することになった。その星は、宇宙連合によって開発された星であり、アン一族により王権制度の下で支配されることが決まった。その星はニビル星に移住した宇宙人が支配する星となり、アンの息子の「アヌ」が王となった時代になってから、「地球」という星が発見された。

「ニビル」という星の大きさは、地球を四倍ほど大きくした球体で、しかもその球体は地球と同じように有機体であり、さらにはプレアデスのテクノロジーを結晶化させたような、地球とはまったくちがう、不思議な力に満ちた惑星だった。

なぜ、彼らは、「地球」という星が、太陽系に存在するとわかったのだろうか?

それは、銀河系の惑星の常識ではとうてい説明がつかないことなのであるが、ほとんどの星は、「バイナリースター(伴星)(双子、あるいはそれ以上でセットになっている星)から成っている」という、簡単にいえば、銀河のしくみを彼らは熟知していたからである。いわば、同じ銀河系のどこかに、ニビルと同じように居住可能な条件を備えた星が存在する、ということをニビル星人たちは知っていたのだ。しかしながら、まさか、それがニビルよりはるかに優れた星であるとは、彼らも当初は気づかなかった。それはまったく予期すらできないことだった。しかも、彼らが一番必要としている、金(ゴールド)が豊富にあるとは、夢にも思っていなかった。それが地球だったのだ。

地球とニビル星は、バイナリースター(伴星)の関係にあるが、もともとニビルは太陽系には存在していない。ニビル星は楕円を描きながら軌道するようプログラムされている人工衛星でありながら、その謎めいた有機体の惑星という特徴を宇宙のどの惑星よりも知り尽くし、それを思う存分利用できるすばらしいテクノロジーを彼らは持ち合わせていた。

ニビルは、地球年の3600年毎に、太陽系に接近するようプログラムされていた。太陽系に接近してから交差するように移動して、また銀河の果てに消えていく人工衛星だった。そんな貴重な人工衛星を、宇宙連合総司令官ソ・ラーラに任され、その「ニビル星」を王権制度で支配する「アン」王。そして、彼の皇子として、アヌは生まれた。金が豊富に採れる地球が発見されたのは、アヌが王位の座につく、少し前の時代だった。アヌの時代になると、一族の地球移住計画が着々と実現することになった。・・・続く

次回「ニビル星人のヒエラルキー」

 


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