2014年1月24日
The manuscript of survival – part 391
https://aishanorth.wordpress.com/2014/01/24/the-manuscript-of-survival-part-391/
まったく進展がないという幻想にたびたび苦しんでいるようですね。今のこの段階は皆さんにとって重い負担であることを私達はよくわかっています。幻想、と言いましたが、この言葉を使っているのは意図があってのことです。なぜなら皆さんは進展がないからと苦しんでなどいませんから。人間のマインドはまだ能力に限界がありますから、進展という概念も人類史上使ってきた意味のままでしかとらえることができないのです。停止や後退と見なされるものも実は大きく前へ跳躍しているのですが、それを皆さんに理解していただくのはいまだに困難を伴います。
説明しましょう。以前お伝えしましたが、人類はありとあらゆる形でとても厳重な制限を受け、内側に拘束されてきました。もうよくご存知でしょうが、人間の能力域は皆さんが学んできた存在の領域と比較するときわめて浅いものです。概念を一つ、視力という概念を挙げてみましょう。よくご存知の通り、人間の目と人間の脳は光の帯域幅のうちほんの一部しか処理することができないようです。まぁそれに加えて作用域自体、人類が究明してきた幅よりももっと広いのですが。皆さん方の科学者は複雑な構造の機器を作ってきましたが、それでも何が放射されて光波となっているか、本当の領域まで究明するほどの機能はありません。おわかりですね、皆さんは「これを見るのだ」とプログラミングされていて、それしか見ていないのです。今まで、きわめて制限されてものを見ていたのです。同じことが、皆さんの他の全ての感覚能力に該当します。ですから皆さんは実際にあるもののうち、ほんの極微量の部分だけを見ているに過ぎません。そのようなわけで、皆さんが周りを見てもあまり気づくことができず何も起こっていないのだと考えていても無理はありません。皆さんにも、既知なる世界中も、つまり皆さんがその感覚を通して察知できるものは何もないというわけです。そうやって皆さんは簡単に失望し、忍耐力はいつでも低いままです。
お断りしますが、皆さんを非難しているわけではありません。ただこのプロセスで皆さんをもっとサポートするために2〜3の事実を指摘しているに過ぎません。そこで、皆さんのほとんどが察知できずにいるいくつかの事実をもう少し挙げましょう。やがて時がくれば、皆さんは日頃からいつでもチューニングできるようになることです。しかし前に言いましたように、皆さんが経験している「妨害」は、つまり一連のイベントが皆さんのシステム内に完全に入り込むまで時間がかかるということです。ですから、生じる変化はいかなるものでも、とても深いレベルで起こっていても、皆さんの意識に浸透するまではある程度の時間がかかります。人間のマインドは執拗ですから、明らかに定義された変化が目の前で起きてもなお変化そのものの概念に尻込みをするものです。そしてかなり長い間、同じ調子で以前のやり方を続けようとします。やがて新たな自然の法則にならうようになるまでね。この概念についても意図があって話しています。皆さんは不変の法則と思っているもので全面的に統制された生き方に慣れています。例えば「重力の法則」や時間という概念、光の速度、その他まるで変えられないことであるかのように皆さんが思っているありとあらゆる「ルール」や「法則」のことです。ですから、これらの概念をまさに変えようという変化が起きると皆さんの人間マインドはそれを不可能として切り捨て、提示されている事実について時間を割いて思案しようとすらしません。
これも人間として生きるうえでは自然なことです。ですから、私達にとっては驚きでも何でもありません。むしろ、このプロセスが始まった時からそれは明確に定義された要素でした。ですから本当に変化が起きていると私達から皆さんに知らせる必要性があることは初めからプランに書かれています。変化は起きていても、そのほとんどを皆さんは見逃します。ただ単に皆さんの脳が変化を拒否するからです。そのように訓練されてきましたからね。そこで皆さんがすべきことは、脳がこれまでピックアップしてきた古いトリックの知識をいくつか捨て去ることです。これはあらゆる形で、あまり使っていない体の一部をトレーニングするようなものです。例えば、自分の身体にあるとは全然知らなかった小さな筋肉をトレーニングするようなもので、あまりにも長い間使わずに休止していたのでその筋肉も全く使われない状態に慣れきっています。そのため、もう一度身体の必要不可欠な部分となってもらうためにうまくなだめる必要があります。常のごとく、初めは相当な代償を払うことになるかもしれません。皆さんはよくよくご存知でしょう、使わなければ衰えてゆきます。眠っていた筋肉をもう一度使おうとすると不平不満を言い、大騒ぎします。のんびりと長い休暇のあとにもし皆さんが能力を発揮してくれとお願いすれば、同じ反応が起こることでしょう。
無礼に聞こえるでしょうか。しかし皆さんを劣等生扱いするつもりはありません。皆さんにはまだ見つけられていないツールがあり、自由に使えますよとお伝えしているに過ぎません。全てそこにあります。その古くてクモの巣だらけの箱に長い長い間入ったままで、そこから取り出してもらうのを待っています。皆さんは必要なものを持っているのです。ただ、自分が持っているものは本当は何なのか、理解できるまで少し時間がかかるかもしれません。皆さんの周りにも皆さんの内にも情報は溢れており、皆さんはその全情報にアクセスしてゆくために必要なものはもう手に入れています。アクセスを始めれば皆さんには全く新しい方法で見え始めます。聞こえ、知り、理解し始めます。そうなれば、人間的概念で言うところの見るという概念を遥かに超越して皆さんには見るのです。そして人間の耳では決して識別できなかったものを聞き、これまでとは全く違った方法でものごとを理解し始めます。そうなれば知識を頭にとりこむために使われるバイウェイ(裏道)は上書きされ、知識にアクセスするための経路はもっと格段に速度が上がり、さらに格段に正確となります。そうすると皆さんは目を使わなくても見ることができます。脳が信号を処理してマインドが知覚する何かに変換するからです。耳を使う必要もなくなります。脳が外界のソース(情報源)が発する微妙な信号を拾い上げるからです。そうなれば「外界のソース」はなくなります。皆さんはこれらの古いツールを再発見し、さらに皆さんがいかに「全てあるもの」と繋がっているかを再発見することになります。ですから、皆さんの耳は全てを満たしている微細な信号やコミュニケーションを聞きとります。そして至るところで起きている変化の細部までピックアップできるようになり、私達の言っている変化を知覚できるようになるというわけです。
その時がくれば、皆さんの優しいお隣さん、太陽から地球の大気を通ってやってくる光も以前見ていた光とは異なって見えることでしょう。途轍もない大変化が起きましたから、太陽光の構成要素はかつてのものとは別物となっています。あまりにも変わりましたから、光が触れるもの全てを変えていっています。ですが「地球温暖化」やオゾン層破壊とは何の関係もありません。光の粒子そのもののことです。相互作用を通じて光の構成も「温度」そのものも変わったのです。温度といっても、皆さんが温度計で計る温度のことではありません。波長のこと、つまり光が属するスペクトラム部分のことです。とても微細な変化を経たのですが、この変化は皆さんに遠大な結果をもたらすことでしょう。
もちろん有害な結果ではありません。皆さんの眠っているDNAのいくらかを起動させるのです。この引き金効果のほとんどは、毎日皆さんの太陽から放射される太陽光を通じて皆さんに降り注いでいます。皆さんには見えている部分もあれば見えない部分もあります。地球の大気や核まで貫通するこの光の粒子は皆さんの中で眠っているDNAに埋め込まれた眠っているスィッチをONにします。実際のところこのプロセスはもうずいぶん長い間進行しています。ですが最近、このプロセスが強化されましたから、連鎖効果となってプロセス全体を飛躍的に加速させることでしょう。これに加え、ここでも他の要因が作業進行中で、皆さんを「伝統的な」人間から新しい人間へと変えるプロセスにおいて皆さんを大いに助けています。限界のないバージョンの皆さんですから、自分の周りにあるもの全てと交流し理解する力は大きく増進します。確かに、皆さんはこのプロセスをもうずいぶん長い間やってきました。ですが、皆さんがどんな情報にアクセスできるかとなると、古い人間の感覚がまだまだ主導権を握っています。それで皆さんは新しいものを知覚することができません。過去からの信号にまだ浸かりきっているからです。だから新しいものは存在していないかのように感じています。実際には古いものは全て姿を消しつつあるというのに、です。ですが言いましたように、最後の最後、扉から出て行く時には大騒音を巻き起こすものです。
ですから皆さんはもう新しさの中にすっかり浸かっていることをわかっていてください。ありとあらゆるワクワクする情報に浸っています。もう蚊帳の外でもありません。ただし全ての情報を取り入れるためには、隠喩ですが耳に栓をしてこの古くて騒々しい迷路から脱け出す道を見つけ出さねばなりません。そうすれば新しい全てがよりもっとよく見え、聞こえることでしょう。まだ皆さんは訓練されてきた通り古い音や情報を拾いがちです。脳の自然な傾向としてそのカテゴリーに該当しないものは無視します。ですから皆さんと創造物全てとの間で交わされる真新しい会話の一番初め、かすかなやり取りを拾い上げるのは困難なことでしょう。そう、皆さんはもう既にこの会話に参加しています。皆さんの肉体と意識の一部、人間の部分の皆さんがまだ明確に定義していない意識の部分ですが、この両者はすっかりこの新しい声の巨大な集会のメンバーとして活動しているのです。
ですから、皆さんの多くは時折この進行中の議論と交流から小さな断片を拾い上げることでしょう。ただ、かつて参加していたものとは全く質が異なりますから、ほとんど気づかなかったり夢の断片かただの幻覚に過ぎないとだと思うことでしょう。ですが、本当なのです。実際、皆さんが日々目にしているいわゆる現実よりもずっと遥かに本物です。
私達が言っているのは振動または光の周波数という形をした終わりなき情報の流れのことです。皆さんはもうすっかりその情報に浸りきっています。この情報はいつも皆さんを苦境に立たせる低次な密度の濃い恐れをベースとしたコミュニケーションとは大違いです。私達が言っているのはとても軽い「会話」のことで、その情報はシンプルに光なのです。ありとあらゆる形をしていて、皆さんが思いつく限りの全ての色、さらにはそれ以上の色とニュアンスを持っています。以前に言った幻想の世界と同じくらい薄っぺらく聞こえるかもしれませんね。ただ忘れないで、質量があるということが現実のしるしではありません。質量は意識を通して具現化したエネルギーのしるし、という方が適切です。これからは皆さんのいる地ではかつて具現化したことのない現実にチューニングしていただくことになります。ですから幻想であるかのように見えるのです。しかし幻想ではありません。皆さんにはまだ見えないだけで、確かな現実なのです。光輝く現実として存在しています。ただ人間ですから、皆さんの全てをもってこれが見えるようになるまで少し時間を要するのです。皆さんの目はまだ人間の目ですから、これまでは大昔に創造された幻想の悲惨な状態を見ていました。既にそこにある真実ながら皆さんの目には見えないので、まだ昔からの見方を重視しています。
繰り返しますが、皆さんに見えないからと諦めないでください。だからといって存在していないことにはなりません。むしろ、皆さんに見えているものは全て古い幻想のただの名残であり、消えつつあるのですから、その事実を喜んでください。それから、必要となれば耳を塞ぎ目を閉じることです。でなければこの古い幻想の最後の名残は皆さんの新しいものを本当に見ようというクエストを邪魔し続けることでしょうから。過去が発してくる信号を無視するためには時間と専心が必要です。ですからただ、まだ見えないものを信じようとしないこと、それをやめていただきたいのです。そして皆さんは全てを見る真の力がありますから、それを信じ始めることです。そうすれば切り口が見つかり、ツールが見つかります。このツールが、全てを見る者となるために長らく失われていた能力の鍵を開けてくれるのです。
翻訳:Rieko