観音菩薩伝をお読みいただき大師の生き方に共鳴する方へのメッセージです。
時代こそ違いますが、お釈迦様もしかり、観音様も解脱の道を求めて修道をしていました。
「観音菩薩伝~第22話 大師、貧民を救済し、布施の義を説く、 第23話 大師、坐行の極地を教えられる」の中で、“一瞬、大師の眉宇は悲しそうに曇り「私は、未だ得道していません。人心を明師から直指(じきし)されていないので、未だ明心見性の境に達していません。悟っては迷い、迷っては悟りして未だ究竟(くきょう)の般若(はんにゃ)を開かれていません。得道するまでに三千の功徳を積み、八百の果を重ね、数多くの魔障を受けてもなお不退転の意思を持ち続ければ、何時か必ず得道の機会が訪れましょう」” と、おしゃっておられるように、3千年前からつい最近の百年ほど前までは、聖人から聖人にのみ伝えられていたため求道し得道することは至難の技でした。
しかし、聖人・仏など高次元の聖霊が天地造物主へ働きかけ、私達凡人でもこの「道」を得ることができるようになっています。今日は偶然このことについて、アルクトゥルス・・・惑星の次元上昇 (大天使ミカエル)で、7次元以上の道が開かれていること語っています。
このことが、この時期人類にとって最も重要な課題です。70年間、安全で豊かな軌跡の生活環境で育ってきた日本人が、これから経験する自己との対面と経済社会の激変の中で、何を求めなければならないかが明確になってゆきます。
どんな高度な情報でも手に入りやすくなっている情報社会で、優秀な人ほどその情報で自己を確立していますが、それは入口を狭め、落とし穴を深く掘ってしまうことになってしまいます。「道」は情報や知識ではなく、天命を果たすため天地造物主(母親)から離れたあなたが母の元に無事に還れるよう、母親が持たせてくれた「お守り」です。それを道といい、真理ともいいます。
道は、あなた自身によって真の気づきの真の(縁)をもたらします。