転載:MILLENNIUM「地を従えよ」(創世記1章 28 節)
http://www.millnm.net/cgi-bin/page.cgi?url=../qanda4/63R3krPWsX1C246111.htm
「神宮」という称号を持つ神社は「伊勢神宮」であるが、「延喜式」には他にも2つだけ「神宮」と呼ばれる神社がある。
それは、「香取神宮」と「鹿島神宮」である。
このうち香取神宮には、門外不出の神器がある。
それは、マナの壺だ。
その数12個。
香取神宮の秘祭で使用する。
興味深いことに、その壺には、古代文字で「ヤー」と記されているという。
もちろん「ヤー」とは、ヘブライ語で絶対神を表す御名である。
契約の箱に入れたアロンの杖には、レプリカがあった。
「イスラエル人に告げて、彼らから、杖を、父の家ごとに一本ずつ、彼らの父祖の家のすべての族長から十二本の杖を、取れ。その杖におのおのの名を書きしるさなければならない。
レビの杖にはアロンの名を書かなければならない。彼らの父祖の家のかしらにそれぞれ一本の杖とするから。(民数記17・2-3)
同じように、契約の箱に入れたマナの壺は12個あったのかもしれない。
天皇家には、代々、絶対に開けることを許されていない黄金の壺が伝えられている。
第21代雄略天皇のときに、その壺が開けられたとの記録が『日本書紀通釈』にある。
天下に朕が開き見られざるものなしと宣(のたま)いて、この黄金のつるべ、すなわち甕(かめ)の口を開かせ給いたるに、中より白い煙が出でたるより、畏みてこれをもとのごとく密閉しめたり」
まるで浦島太郎である。(飛鳥昭雄・三神たける著『失われたイエス・キリスト「天照大神の謎」』pp184-185)
日本にはマナの壺が伝えられてきたのではないだろうか。