時事通信 1/20(金) 17:16配信
文部科学省の再就職あっせん問題で、政府の再就職等監視委員会が国家公務員法違反に当たるとの調査結果を公表したのを受け、早稲田大は20日、吉田大輔・元同省高等教育局長(61)が同大教授を辞職したと発表した。
同日付で辞表が提出され、受理したという。
吉田元局長は1979年に文部省(当時)に入り、文科省官房人事課長、研究振興局長などを経て、2014年1月に高等教育局長に就任。15年8月に退職し、約2カ月後の同年10月に早大大学総合研究センターの教授に再就職した。
高等教育局は大学の設置認可や私学への補助金交付なども所掌。一方、同センターは教育、経営の質的向上などを研究している。
同センターのホームページは、吉田元局長について、専門分野として高等教育政策などを挙げ、「文部科学省等の各種事業関係に関する連絡調整等への関与(大学への助言)を行う」などと記していた。
最終更新:1/20(金) 17:35