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進化の役割

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2013年6月30日

今までは、問題やテーマに対し、こちらが正しいとかこの点が問題だとかいう判断が加わります。日常の生活や仕事ではこういう思考は当たり前のことでしたが、新しい世界は、こういうものの見方は無くなってしまいます。AもBもC・・・も、それぞれが自分にとって必ず必要な情報で、すべてを受け入れることができる世界です。

 突然、知人が夜中に訪れて苦情を言って帰ったとします。今までなら、なんと礼儀を知らない常識はずれの人だろうと憤慨し、この行為に対しいくつも問題点をあげ葛藤して何日も何日もこのことが頭から離れなかったでしょう。

 しかし、彼の苦情の原因を手繰ってみると、まわりまわって自分がほかの人に話したことが原因だとわかり、彼が苦情として言ってくれたことで問題点がはっきりして、しかも急いで対処しなければならないことだったと言う結果になりました。

 まさか何事もそううまくはいかないだろうと、また以前の感覚でとらえようとしがちですが、ところがすべてのことがそういう世界に変わっているのです。以前の感覚で考えれば今までとなんら違わない混乱の坩堝ですが、相手の立場に立って考えることができ、相手の気持ちがどうすれば開放されるか自分の気持ちのように受け容れることができるのです。

 相手の無謀を拒否したり反発したりする気持ちはなくなり、無謀と感じなくなっていました。「平らな気持ち」と言う表現が浮かんできました。

 つらい境遇だったとき、最後の土壇場でも感情を抑え、すべてを自分の責任としてどん底に突き落とされるようなことがあっても耐え忍んだことを思い出しました。

 その事を思い出し気がついたとき、あの人もあの方もみんなそういう信念のような火種を抱えここに来ている。それがはっきりとわかったのです。

すべてがよい循環になり、何も心配がなくなり、世の風はこの火種に息を吹きかけるように勢いづき、人々はあの光を放ち始めているようです。

 

 


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