2016年8月30日
宗教の目的
バチカンは、10年以上前に内部改革で1000名を超える多数の牧師が児童虐待などで逮捕され、日本の新聞にも掲載されました。しかしそれ以降、金融や政治などバチカンの闇の中枢の浄化まで、多くの犠牲と年月を要しました。
巨大な闇が白日にさらされ明るい兆しですが、問題となるのは、世界中のキリスト教の信者に与える影響です。どんな時でも真心で神を信じている人にとっては、不正が根本から正され、目の前の曇りが払われれば、瞬く間に浄化が進むことになるでしょう。日本でも各宗教みな同じように浄化が進み、人類は神を信じ、そして全ての人達が宗教を超えてお互いを信じる機会が与えられています。
聖書や仏教の経典の解釈が歪められてきたことは、すでに相当の研究がなされています。中世のキリスト教の絵画には、UFOが描かれているものが数多くあり、宇宙の真実を隠すことによって権力を維持しようとした画策は、真実の公開によって、すべて明らかになります。キリストが言った「我は道なり真理なり、命なり・・・」の教義の核となる「道」すなわち「真理」の解釈と実践の場として新たな集合的コミュニティへと変遷します。そして調和とともに宇宙と一体となり、それを超越する偉大な進化が始まります。
さらに真実の公開が進むことによって、キリスト教のクラス、仏教のクラス、イスラム教のクラス、儒教のクラス、道教のクラスなど各クラス3000年来の宗教の壁が取り除かれ、それぞれの教義の整合も相互に参入できるようになり、マヤ暦のように時代的、あるいは時間的な役割が明確に認識され、その後必然的に宗教からの脱皮が始まることになります。宗教という船に乗ってきた善男善女がついに目的地に到着し、彼岸を達成しました。その彼岸とは、キリスト教で言う神の幕やが降りて千年王国へ入ることであり、仏教で言う弥勒の世、儒教の大同世界の世をこの地上世界の現実で実現することにほ他なりません。
宗教は、私たち人類を無事「彼岸」という目的地に運んでくれた方船でした。もうその目的地についているのに、カルマの荒波と長旅の疲れでまだ気がつかない人が大勢います。互いに励ましあい、体をいたわりあってこの喜びを享受し、新天地の創造を始めましょう。