2014年6月13日
The manuscript of survival – part 419
http://aishanorth.wordpress.com/2014/06/13/the-manuscript-of-survival-part-419/
Channeler: Aisha North
人類はいつまでも同じ轍の中で身動き出来ないまま、それが古い習慣となっていましたが、その轍からためらいながらも人類は初めの一歩を踏み出しました。それは偶然起きたことではありません。正確に言うと、自らをこの世界の真の支配者と考える勢力同士の長く激しい戦いが最高点に達したのです。そして到来した光の力により、ありとあらゆる形でそれがはっきりと具体化しました。人類はあまりにも長い間、自分のことだけを重要視する勢力から束縛を受け続けてきました。この美しい惑星に住む人類という存在を自らの利益のために利用し、人々を操作し服従させるかっこうの的として人類を扱ってきました。しかし物事はエスカレートしてゆき、光の力をもはや抑えることが出来なくなりました。自らについた目隠しを手放すという形で武装する人が一人、また一人とこの惑星にどんどん現れたのです。影に潜むのをやめて姿を見せ、光に全てを尽くすと決めた時、人はある限りで唯一なる真の武器を身につけました。愛が生み出す、恐れ知らずの勇敢さという不屈の武器です。
光が入ってくれば恐れは消散し、愛だけが残ります。愛が君臨する時、愛以外の支配は不可能となります。他人を奴隷、さらには自らの所有物としてあの手この手で制圧を加えようとも、支配などできません。人類は自らの故郷で生きているにも関わらず、その主とならぬままあまりにも長い年月を過ごして来ました。ですが皆さん一人一人が、そして他にも何千人もの人々が恐怖という古い牢獄から外に出て、真の自分、権限を持った自分というバージョンへ足を踏み入れるにつれ、古い支配者達は皆さんのハートや魂を抑える力を失ってゆきました。皆さんのマインドを抑える力も、少しずつですが失われつつあります。ハートの声は、何に抑えられようが必ず突き抜けるものです。ですがマインドの声も強力なので、ハートが送るメッセージを掻き消してしまいます。そのため、ある事実が姿を表しても、大勢の人がまだそれを虚構と捉えるのです。
いいですか、皆さんはもう以前の皆さんではありません。 もう、人類全体を統治していた古い恐怖のシステムの奴隷ではないのです。とはいえ、人類の大部分はまだ過去に自分達を統治していたあの古いルールに従っています。ですがもう皆さんは眩しく輝くあの炎をもう内に隠すことなく、一歩一歩踏み出すごとに皆さんの自信も確かなものとなっています。それにつれ、彼らにも光が見え始めることでしょう。彼らの目にも古い世界の真の姿が見え始めるのです。時代遅れでもう役には立たないということ、それはゆっくりと死を迎えており、その行く手には底知れぬ断崖絶壁が待っているということを。自らこの崖から身を投じようとは誰も思いませんね。
皆さんはこの断崖絶壁の瀬戸際まで連れて来られていましたが、一人、また一人と上を見上げてこう言ったのです。他にも方法はある。その方法なら、このひどい場所からまったく別の所へ皆を導いてくれるぞ。私達はいま、生きる屍の地をさまよっているけれど、この方法ならこの世界のすべてを高みへと上昇させてくれる。私達はもう、人間の仮面をかぶった機械化された存在ではなくなったのだ。私達は自由なソウル、この惑星のすべての束縛を解くためにここにいる。化石化しているすべての人間の内には荘厳な生命フォースが備わっている。いまだにそれを抑えようとする人やものから、束縛を解くぞ。とね。人類を種として見ると、皆さんはまさに石化しつつありました。皆さんには生命鮮やかな核があるのですが、その周りに抑制と恐れがたくさんの層を成して堆積していたからです。そう、どんなに頑なで非情な人の内にも鮮やかな核はあるのです。
皆さんは全員、同じです。皆さんは初め、あの小さくチラチラ輝く光を皆さんの奥深いところに埋めこんでこの中にやって来ました。そこは、外界からはまったくアクセス不可能な場所なのです。この惑星にいる魂はすべて、あの永遠の炎を携えています。絶対に消え去ることのない、あの炎です。そして皆さんはあの炎に風を送って燃え立たせ、生命を吹き込みました。いま、炎は天上のコーラスとしか言いようのない音を大きく鳴り響かせ始めています。皆さんに備わるパワーは本当に荘厳です。そのパワーは優しさに包まれているのですから、威力はさらにパワフルです。外界からのいかなる介入も、皆さんが発散する光を止めることなどできません。このフォースのパワーを遮ることのできる壁などありませんし、どれだけ深かろうとこの光が届かぬ穴などありません。皆さんはすべての意味において夜明けの予兆そのものであり、いま、黄金色に輝く地平線が夜明けを伝えています。もう皆さんは光を隠さなくてもよいのですから。昔、皆さんは「主人」に仕え、使い走りをすることで人生を保持させていました。「主人」もまた光を恐れるあまり、皆さんの内にもその恐怖を植え付けていたのです。
覚えていますか、皆さんが内なる光を表すためにここにいるのは、これが初めてのことではありません。ですから、闇となった世界で眩しく光輝くと何が起きるかは皆さん十分にご存知です。以前なら、明るく輝く光はすべて、皆さんの仲間が即座にかき消しました。光はパワーのサインであり、何よりも恐ろしいものであると教え込まれていたからです。この暗い世界では何としてでもぼんやり薄暗い状態を保つようにと皆さん全員にプログラミングがなされていましたから、皆さんの中で誰かがここに来た目的を行うと、つまり輝くと、皆さんはたいてい即座に消されてしまいました。力による制圧、もしくは恐怖による制圧です。いずれも同じものです。
しかし、もうこの世界は闇の世界ではありません。皆さんがこの世を転換させ、もう一度完全な光の世界へと戻したのですから。いま、光は恐れるべきものではなくなり、受け入れられ抱擁されています。しかも大多数の人々が受け入れています。天秤は傾き、闇を成立させていた人々よりも光の軽さの比率の方が遥かに大きく上回っています。そして大多数の人々のハートも転換しました。もう人類は恐怖によって動かされる種ではなくなったのです。周囲を見ると恐怖の表情を浮かべている人はまだ大勢いるかもしれませんが、皆さんの仲間の目の奥をよく見つめれば、そこにも光があるのが見えるはずです。これは以前にもお話しました。輝く魂が他の魂達に向かって信号を放っています、その信号を探してください、とね。以前お話した時はハートが閉じられていて他者を寄せ付けない状態でしたが、いまならこれが真実であるという証拠がどんどん見えてくることでしょう。
いま、人類の中を大きな光の川が流れています。川は古い堤防を少しずつ浸食し、光はより大勢の人のハートへと流れ続けています。この川に皆さんがハートを寄せてくださったことに感謝いたします。まず一番初めにこのソースを泉のように湧きださせてくれたのは皆さんなのですから。皆さんがハートを開いてくださったからこそ、それがきっかけとなってこの光の川はこの 惑星へ向かって出発することができました。皆さん一人一人が光の滴を寄せ合い始めた頃は、クリスタルのように清澄な小川でしかありませんでした。それが時を経るにつれ、人が集まってゆき、光がどんどん集まっていったのです。何千もの支流が集まってこの広大な素晴らしい川を作っています。このPONDで始まった川は、他にも無数にある川のうちの一つに過ぎません。皆さんがここに集まり始めた頃、文字通り皆さんは自らの光をここで出し合いました。それがいくつもの流れとなって増加していきました。おわかりでしょう、光同士が出会うと、効果は何倍もに増幅し、ワット数は幾何学級数的に増加します。ですから小さな滴の集まりとして始まったものが何千もあり、それがやがて喜びと活気に満ちた光の流れへと育っていったのです。
いま、この滋養と生命のソースはこの惑星中の皆さんの同胞達の生命を蘇らせています。皆さんは共に力を合わせ、皆さんのその惑星が完全に元通りになるまで助け合うのです。この生命フォースを止めることは不可能です。ですから皆さん一人一人がかつて自分の故郷と呼んでいたあの闇の地から一歩ずつ遠ざかるたびに、皆さんは自分の身近なところだけではなく惑星中を包みこんでいるこの生命フォースを増大させています。かつては不寛容と破壊によって朽ち果てていた領域が、すべての生命・愛・潜在力によって再びハミングを歌っています。これから皆さんは考えられる限りの方法で、それにさらなる方法も加わりますが、この潜在力に生命を吹き込もうとしています。制限はもう存在しません。皆さんが自由に創造フォースを行使できるよう、裁量権は皆さんに与えられています。協力し合い、夢にも思わなかったような方法で皆さんはこの惑星を生き返らせることでしょう。
(翻訳:Rieko)