2013年02月16日
ニビル星の大気圏の崩壊と地球の金
ではまた、イナンナの故郷に戻ることにします。
ニビル星の大気層は、はじめのうちは有害な宇宙線から守られていたが、
年月が経つと次第に大気圏に亀裂が生じ始め、
惑星内部まで宇宙線が侵入してくるようになった。
そして、ちょうどその頃から、
平穏の日々が続いていたアヌ一族にも亀裂が入り地球を巡る領土争いで、
一族は二手に分かれて戦い、その危害は地球にも及び始めた。
地球への移住が始まるまでは、アヌの一族は統治者であるアヌの元で
団結した社会を築き、進化したテクノロジーを享受して、
創造というネクターを飲み干しながら平和に暮らしていた。
しかしながら、ニビル星の大気圏の亀裂が広がることで、
ニビル星にも異変が起きはじめた。
これが、人工的に造られた星の不自然さであろう。
いわば、どんな星であろうとも、
この銀河には永遠に存在することは許されないのだ。
白色矮星は褐色矮星に移り変わり、いずれは銀河の塵となる運命にある。
命あるものはすべて、惑星でさえも死と再生を繰り返すのが宇宙の掟だ。
ニビル星の大気の成層圏を修復できる唯一残された方法は、
鉱物である金を単原子まで微塵に粉砕し、大量に大気圏にばら撒くことだった。
そこで、豊富な金が眠っている地球を発見した彼らは、
地球から彼らの「シェム」と呼ばれる宇宙船に金を積んで、ニビルまで運んだ。
そこで金は精製され、me(メ) の装置を使って大気圏にばら撒かれた。
金は、大気圏に放射されると、放射能を含む有害物質を打ち消すことができる。
これによって、再びニビル星はいつもの機能を取り戻すことが可能になるのだ。
これも、プレアデスのテクノロジーの1つだった。
要するに、地球はニビルにとって、金を提供するための星だったのだ。
こうして生まれたカルマを、今、ニビル星人は地球に向けて援助の手を差し伸べることで、
完全にカルマを解消させようとしていることは確かである。
その時がやってきていることを彼らは知っている。
このようにして、地球がニビルの植民地になったのは、地球時間軸でおよそ50万年前のことだった。
次回からいよいよおもしろくなっていきます。
「ニビル星の王「アヌ」の子供たち」
の章に入ります。
ニビル星を故郷とする神さまたちがどうやって地球に辿り着いたか?
詳しくお伝えします。
次回は「ニビル星の王アヌの子三神」