第2章 生きた図書館をふたたび夢にみて
◎ 図書館という概念があなたのなかに浸透してくれにつれて、あなたは感情がいかに大切なものであるか、そして、そこに貯蔵されている膨大な知識を開く鍵はあなたであることを理解しはじめるでしょう。
私たちが現在駆使しているエネルギーをまかされるにあたっては、私たちはそれなりの努力をしなければなりませんでした。
口に黄金のスプーンをくわえて生れてきたわけではありません。
進化をとげ、学んできたのです。
私たちはあなた方から学びますし、いうなればあなた方から非常に多くのことを学ぶことによって、私たちの現実における自分自身をつくり直しているとも言えるのです。
私たちはユーモアのセンスと朗らかさをつちかってきましたが、それはこのような性質が絶対に必要だからです。
私たちの仕事をあまりにも真面目に受けとめたりすれば、私たちは滅びてしまうでしょう。
それはあなた方も同じです。
もっとも大切なポイントを見逃してしまうことになるでしょう。
あなた方と私たちは相互に依存しあっています。
あなた方がやってくれたさまざまな仕事のおかげで、プレアデスでは大きな違いが生じています。
これを理解してほしいと思います。
これは交換であって、一方的なやりとりではありません。
それは限りのない関係です。
あなた方の生活のなかで明らかな変化が起き、あなた方が明確な意図をもってエネルギーを投資すれば、他の場所でもそれと同じような結果が生じるのです。
あなた方がこのような波及効果を目撃し感じるようになることこそ、私たちの意図することであり、心の底から願っていることです。
すなわち、あなた方の多次元の自我が地球とプレアデスの2つの世界にまたがっていることを知ってほしいと心からねがっているのです。
私たちは仲介者です。
つまり、門を開け、紹介し、道を教えるのが私たちの役割です。
巨大な知性の力があなた方を待ち受けています。
彼らはこういっています。
「人間に会いたい。人間と一緒に仕事がしたい。私たちはこのプロジェクトに参加したい」。
そこで私たちは彼らにこういいました。
「ちょっと待ってください。あなた方は現時点では彼らの生活にどっと入ってゆくことはできません。彼らはまだ、か弱い存在です。彼らがあなた方に会っても大丈夫なところに進むまで辛抱してください」。
生きた図書館や12の概念というのは、現在のあなた方の理解をはるかに超えたものであることを理解してください。
それはあなた方が人間として今後20年の間に自分自身を活性化していくプロセスとなるでしょう。
途方もない考えを夢に見てそれを現実化するというあなた方の想像力と能力が、生きた図書館を建設することになるでしょう。
生きた図書館をあなた方が再び夢に見て、新たな生命力に満ちた新しい図書館を創造する手伝いをしたいのです。
生きた図書館がすでに活性化されている場所が何ヶ所かあります。
土地そのものが生き生きと生きているだけでなく、そこに住む人間の意識が解釈する力をもち、生き生きと活動することが必要になります。
それによってはじめて生きた図書館が可能となります。
なぜなら、あなた方を通してはじめて生きた図書館にアクセスすることができるのですから。
人間のいない生きた図書館は完全ではありません。
あなた方人間は生きた図書館の不可欠な要素なのです。
あなた方の一人ひとりが、この地球の大地を歩くとき、一葉一葉の草に、砂の一粒一粒に、一枚一枚の花びらに、一匹一匹の昆虫に、アリに、鳥に、ミツバチに、水の一滴一滴に、露のひとしずくひとしずくに語りかけ、あなたの存在を宣言してほしいと思います。
こういってみてください。
「私はここにいます。生きた生命体としてあなたのなかに貯蔵されている知識を、あなたが私に解放してくれるよう私は意図します。私はその情報を受けとり、翻訳し、さらにそれを変換して世界に知らせるためにここにきています。私はこの惑星の生きた図書館を活性化したいと願っています」。
これをあなた方の日々の瞑想と、意図にしてほしいと思います。
愛の周波数で生き生きと息づいているこの大地、すなわち生きた図書館を、あなたの身体のなかに入れてください。
生きた図書館をふたたび夢にみながら、地球がいかに大切なものであるかを想像してみてください。
あなたが図書館のこのイメージを保持すると、あなたをサポートし、あなたが光の家族のメンバーであることを知っている人々はすべて、あなたが獲得しつつあることを感じとるでしょう。
というのは、あなた方はみなつながっているからです・
あなたは、「はい、私は光の家族のメンバーです」とはっきりいいきることにコミットしている事実によって、光の家族であることを認知されるのです。
あなたはいまこの瞬間に知っていることによって、すべての人々に衝撃的な刺激を与えます。
すると光の家族の人々は、手をのばして他の人々にふれることが可能になるのです。
これは実に壮大な夢です。
さまざまな世界が解放され、現実が転換するこの時代を、あなた方がスムーズに切り抜けることを願っています。
あなた方の身体にはさまざまなエネルギーのパターンが細胞の記憶として蓄積されています。
私たちはあなた方が成長できるスペースを静かにつくらなければなりません。
第2章おわり・・・