2014年1月30日
The manuscript of survival – part 393
https://aishanorth.wordpress.com/2014/01/30/the-manuscript-of-survival-part-393/
Channeler:AIsha North
このいつ終わるともしれないエネルギーの変動はずいぶん 皆さんの中に流入していますから、そろそろこのエネルギーに慣れ親しんできたことでしょう。これまで未開だった内なる領域にも、何らかの形でアクセスできたのではないですか? そんなことは大したことではないと思っている人がいるかもしれません。内に広がっている、終わりなき情報の大海からほんの一口ほどしか飲めていない場合がほとんどでしょうから。ですが、それでも、皆さんの興味をかき立ててもっと飲みたくなっているはずです。親愛なる皆さん、これからまだ先にもやって来ます。時時思い出したように、巨大な塊でやってきたりほんの少しだけ欠片で来たりします。それも、思いもしないタイミングでね。このプ ロセスは、皆さんを前進させようと強引に押し進めてもあまりうまくいきません。このプロセスを思うようにコントロールしたいという欲求を手放し、ただ身を任せれば、皆さんはこの未来という海におしみなく入ってゆくことができるようになります。ですから、何が合ってもこのプロセスを進める方法について計画を立てるといった間違いだけは決しておかさないでください。
覚えていますか、人類にはリストを作成する癖があります。「to do リスト−やることリスト」と呼んだりして。そしてこの念入りに作成された紙の記録をたどってゆく限り適切なスピードで前進し、計画通りに目指すゴールに着くはずだと思い込むように自己訓練してきました。ところが、これはそんな古くて単次元的な旅ではありませんから、そのようには行きません。家具を、梱包された説明書にしたがって組み立てるのとは訳が違います。皆さんは全く違うことに従事しています。ですから、そもそもこのプロセスのこなし方などといった先入観は一切手放してくださいと何度も何度も言っているのです。
このプロセスで「しかるべき」方法を求めれば求めるほど、皆さんは自分の邪魔をしているのです。そして、これまで優れたツールとして学んできたこと…例えば前もって計画したり、ゴールに向かって進むために一 連の行動を念入りに計画して実行するなど、そのようなツールに従おうとすればするほど、いわば自分自身が良き意図の中で迷子になってしまいます。ですから繰り返しますが、用心は勇気を持ってかなぐり捨ててください。何かを「しよう」とするのをやめてください。ただ、「皆さん」であってください。幼稚で単純化し過ぎたやり方に聞こえるのでしょうが、以前お伝えしたように、子供に戻ったかのようになってください。いいですか、私達は厳重に築かれた制限の中に人間として収まるという古い拘束から皆さんを自由にするプロセスの間、皆さんを導こうとしているのです。そのための唯一の方法は、あたかもそうであるかのように振舞うのをやめることです。おわかりでしょうか。皆さんは生まれてこの方、正しいことをピッタリふさわしいタイミングで行うように念入りに教え込まれてきました。そして既成概念にとらわれないで思考するように勧められると、一見したところ自由に解放されたような行動をとりますが、それでも根本的にとても厳重なルールで律されています。人間であるということ自体、とても型にはまった存在のあり方です。特に、何かをする時に型にはまった行動をとります。このパターンが皆さんに徹底的に染み込んでいて、とても深い溝が皆さんの中にできています。この溝から抜け出すことがなかなかできないのです。皆さんは自分は自由だと「思って」いるかもしれませんが、あらゆる形でまだあの古い考え方・振舞い方が身にしみついていて、それに基づいて行動しています。ですから、その古い溝から解放されるためにはかなりの努力が必要です。ただし、最大の難関はこうです: 努力と言いましたが、実際には努力の反対、つまり努力しない ということです。あのすべての古いルールや指示が無効となるように、一切の努力をなくして楽になる必要があります。
また複雑な言葉で話しているように思えますか。ですが皆さんに言いたいのは、このプロセスは多くの人が思い込んでいるよりも遥かにシンプルなのだということです。忘れないで、私達は人類をよくよくわかっています。私達は皆さんを「遠くから」見ているだけじゃないか、と批判を受けることになろうと、私達にはよく見えるのです。あの古いパターンが何度も繰り返されています。無限に続くかのようです。ただ、そうではない瞬間もあります。誰かが私達のメッセージの主旨をふと理解し、喜びと活力を感じている時です。その主旨とはつまり、自由になるとは、ただ皆さんが自由であるかのように振舞っているかどうか、これについて言っているのです。言い換えると、皆さんは日々の生活で何も変える必要はありません。ただ、それを本当に幻想としてあるがままに見ればよいのです。この現実が本当にわかった時、すべての古いパターンは溶けていくことでしょう。真昼の太陽の熱を受けてアイスクリームが溶けていくように。
単純化しているように思いますか。こうして、くっきりと 簡明にお伝えしようとしているのです。「皆さん」は障害物を見ています。何度も何度もそれに衝突し、それを破って進もうとしています。壁に何度も頭を打ちつける頑固な動物のようにね。ですが視線を上げれば、壁などないことがわかります。壁は皆さんの想像の産物に過ぎません。ただ一歩後ろに引けば、脇を通って楽にまた前進して行くことができます。皆さんと全創造物とをずっと長い間遮っていた難攻不落の障壁だと思っていたものは、もう皆さんを邪魔しません。おわかりですか、皆さんのマインドはいまだに想像上のバリケードを設定するのに大忙しです。ですからどこにも出口サインが見えずフラストレーションはどんどんふくれ上がる一方です。それでも何も見えてきません。それで、あの壁をより激しく打ち壊そうとしています。それも無駄に終わります。ですが、なんとかほんの少し後ろに一歩引き下がることができれば。そして皆さんの中の子供に対してただ心を開くことができれば。皆さんの中の「大人」には灰色の刑務所の壁が見えていても、その内なる子供には青空が見えています。この青空のもと、存分に飛び回ることでしょう。もうあの古くて投獄されたかのような考え方から解放されます。まだそれが多くの人にとってはとても自然な考え方のようですが。
もう皆さんは刑務所の中にはいません。ただ、自分は投獄されていると「思って」います。自動実行が起動し、昔と変わらぬままにフラストレーションと疲労にまみれながらひたすら走り回るのです。ですが、シンプルな抜け道はあります。この刑務所から苦労して脱け出そうという、その古い観念はすべて手放すことです。「苦労して」という概念こそが、そもそも皆さんをそこに閉じ込めています。ですからもう一度言いましょう、手放してください。そして待ち焦がれていた自由に向かって崖から飛び降りるのです。自由はそこに待っています。皆さんが一生懸命にそれに手を伸ばそうとするのをやめたその瞬間に、皆さんの元に転がり込んでくるでしょう。
(翻訳:Rieko)