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9月8日15時から24時ごろ地球に到達。 2017年09月07日 18時15分 JST | 更新 23時間前 Image may be NSFW.Clik here to view.

米航空宇宙局(NASA)が9月7日、太陽の表面で起こる爆発現象「太陽フレア」を日本時間6日午後8時ごろに2回観測したと発表した。
爆発の規模はともに最大クラスで、2回目に発生したフレアは通常の1000倍以上、11年ぶりの規模だという。
総務省が所管する情報通信研究機構は、フレアに伴って発生した放射線や高エネルギー粒子が8日にも地球に到達し、通信機器やGPS(全地球測位システム)に影響を与える可能性があるとして、以下のように注意を呼びかけている。
この現象に伴い、高温のコロナガスが地球方向に噴出したこと及び高エネルギーのプロトン粒子の増加が確認されました。コロナガスは日本時間9月8日(金)15時から24時ごろにかけて、到来することが予測されています。
この影響で、地球周辺の宇宙環境や電離圏、地磁気が乱れる可能性があり、通信衛星、放送衛星などの人工衛星の障害やGPSを用いた高精度測位の誤差の増大、短波通信障害や急激な地磁気変動に伴う送電線への影響などが生じる恐れがあり、注意が必要です。
("通常の1000倍の大型太陽フレアを観測" 国立研究開発法人情報通信研究機構 2017/9/7)
▼NASAが公開した太陽フレアの画像や動画
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NASA公式サイトより
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NASA公式サイトより
北朝鮮、9日のミサイル発射断念も-太陽フレアで電子機器影響の恐れ9/8(金) 15:48配信
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北朝鮮は弾道ミサイルの発射を遅らせる可能性がある。太陽表面での強い爆発(太陽フレア)によって電子機器が影響を受ける可能性があるからだ。
ミサイルは通常、放射エネルギーに対して厳重に保護されているが、金正恩朝鮮労働党委員長は太陽フレア発生中の発射によってデータや装備が失われるのを懸念して発射を控える可能性があると、ネクシアル・リサーチの航空宇宙コンサルタント、ランス・ガトリング氏が述べた。
日本と米国は太陽フレアの環境下でミサイル防衛システムを試験することができるので北朝鮮が発射することを期待しているかもしれないと付け加えた。
韓国の李洛淵首相は7日に、北朝鮮が建国記念日に合わせて9日に次回のミサイル発射実験を行う可能性があると述べていた。
原題:Solar Storms May Deter Kim From Launching Missile on Anniversary(抜粋)
Isabel Reynolds
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Bloomberg