パート1 ”ハチの巣状の地球”
2015年9月23日
コーリー・グッド(Corey/GoodETxsg)
Ancient Earth Break-Away-Civilization Subterranean Council Meeting & SSP
Alliance Debrief Part 1 – “Honeycomb Earth”
秘密宇宙プログラムの存在はアメリカ民衆から、そして世界中から75年以上ものあいだ念入りに隠されてきました。このサイトを読んだり、Gaiam TVが毎週おこなっているコズミック・ディスクロージャーという番組を見た人なら御存知の通り、私が育ってきた環境はたいていの人の想像の域をはるかに超えています。聞いた人は即座に作り事だ、と思うことでしょう。
熱心なUFOファンの人達は、アメリカ政府は1947年のロズウェル墜落事件の際にETの宇宙船を入手したと思っています。ほぼ70年前のことです。そして、これを元にうまく「リバース開発」を進め、太陽系やその向こう側まで容易に移動する能力を得たはずだ、と思っています。
1960年代の粗野なロケット技術でさえ、月に人を送り、月の表面にシップを着陸させて探査車を走らせることができました。
だが、リバース開発したシップが月や火星、その他どこかに飛ばされ、その地域の材料を使って基地を建てるために使われているとはまだ誰の想像にもつかないことでしょう。
秘密宇宙プログラムが私達に隠し通されたまま進行していた可能性はあるか?といえば、当然あります。
マンハッタン計画(Manhattan Project)は核兵器を開発しました。7年間の運営、雇用者
は12万人以上、アメリカ中に複数の秘密施設が用意されていながら、雇用者は核兵器が爆発するまで自分たちが何を作っているかを知らずにいました。
お忘れなく:マンハッタン計画に関わった人々の中で、内部告発をした人は誰もいません。一人も、です。それを公に話した場合、あまりにも恐ろし過ぎるペナルティが課されるためです。確実に「言いなりになる」ようにできているのです。ということは、もっと先進的なプログラムがもっと大きな規模で行われている可能性は当然あります。そして、いまも行われているかもしれません−−誰も気づかないところでね。
確信を持って言いましょう。秘密宇宙プログラム(SSP)は絶対的事実です。基地は実在します。規模、活動範囲、テクノロジーともに巨大なプログラムです。いま、この地球は大不況で弱体化していますが、これはこの巨大で惑星どうしを繋ぐインフラを築くために私達の富が横流しされているからです。
1年の間に数回、NASAがスペースシャトルを打ち上げるのに、本当に2090億ドルも費やしたのでしょうか? NOです。ステルス爆撃機を1機作るのに、本当に20億ドルかかったのでしょうか?NOです。ドナルド・ラムズフェルドが9.11の前日に発表したように、ペンタゴンは本当に2.1兆ドルを費やしたでしょうか?NOです。
私達のお金は、この巨大できらびやかな施設の建設費用になっています。この目で私は見ました−− 先端のスペースクラフトの窓や透明パネルから見たのです。私はクラフトに乗り、そういった基地の中を歩いてきました。そこに住み、働いている人達にも会いました。いまこうして皆さんに話しているように、そういった人達の顔を見ながら話しをしたのです。
この地球に生まれ、私と同じ経験をしてきた人は何百万といます。残念なことに、ここまでそれを公表する人はほとんどいません− 公表すれば死に直結するという脅威もあります。この世界にいったん足を踏み入れると、もう地球に戻ることはほぼ不可能なのです。
大勢がこの世界に踏み込み、「白紙化」されました。隠蔽記憶を植込まれ、あとはつまらない仕事に就くのです。
そして一旦この世界に入り込むと、地球に戻るのはほぼ不可能なのです。
大勢の人がこの世界に入った結果「白紙化」され、隠蔽記憶を埋め込まれて元の日常に戻され、それで終わりです。ここでの素晴らしい記憶や経験を剥奪され、その結果このような話題を非常に疑うようになる人達もいます。
私達は、この太陽系には知的文明がうじゃうじゃといることをすぐに発見しました。起源も実に様々です。非常に善良な文明もあれば、極めてネガティヴな文明もあり、またどちらともつかない、ただ訪ねてきているだけの文明もいます。
ありとあらゆるUFOが目撃されているのは、私達の領空で多種多様の文明が活動しているからです。彼らはとてつもなく多様性に富んだテクノロジーを利用しています。
SSPは、長らくこの地球のダークな面に所有されコントロールされてきました。あらゆる世代を通して続いてきたカルトで、少なくともローマ帝国の頃には始まっていました。多くの人が「秘密地球政府シンジケート」(Secret Earth Government Syndicates)、イルミナティ、カバルと呼ぶものです。
彼らの主活動は超先進テクノロジーを築くことで、かなりの腕前を示すまでになりました。有り得ないと思うでしょうが、彼らは今や900以上の知的文明を相手に定期的な取り引きを行っています。
もし従来よりも新しいもの、より良いものを持つ者が現れると、彼らはすぐにそれを入手し大量生産する方法を突き止めます。それがいかに非倫理的・冷酷な手段を要しようと構いはしません。
この秘密地球政府シンジケートは極めてネガティヴな霊的信念を備えているので、ついには最も邪悪でパワフルなETグループと同盟を組むまでに至りました。レプティリアン・ヒューマノイド種、集合的にドラコ(Draco)として知られている種です。
悲しくも紛れのない事実として、SSPに加わった人々の大多数が残酷かつ恐ろしい状況に置かれました。決して逃げる事は出来ず、もし逃げられたとしても決して公表する事は出来ないようになっていました。私の場合、かなりトラウマ的な状況に多々おかれ、現実というものに対する私の見方が元に戻ることはもう二度とありません。
数年前、このグループ内で、私達の地球に平和と自由を再建し、秘密にされていた素晴らしいテクノロジーを解放するためにある同盟が結成されました。しかし、山のような障害に直面しました。
長年の間、同じ企業利益を共有する企業の資金援助を受けたハリウッド映画は次から次へと「エイリアンの侵略」の映画を世に送り出しました。そのように地球にやって来るのはすべて残忍で恐ろしい悪者として描かれ、何がなんでも破滅させねばならないと伝えるものです。
これらの映画は私達の集団意識に不安と恐怖を植え付けることを意図したものです。自分達以外の、よそからやってきたすべての知的文明を憎悪するように、です。
計画では、最終的には「エイリアンの9/11」、リバース・エンジニアリング(分析・模倣)で開発した巨大な宇宙船艦隊を使って集団レベルで私達を襲うことになっていました。こうすればいかなる反対領域も反対国も一掃する、つまり完全に破壊することができます。こうして焼け落ちた灰からどんな不死鳥を生みたかったかというと、いわゆる「エイリアン」の脅威に対抗するための世界的「新世界の秩序」を欲していました。
当然、彼らがすべてを所有し支配することになったでしょう。しかし善意のET文明が彼らをしっかりと抑えていた事には気づけませんでした。そんな計画を実行に移すなど決して許される事はありませんでした。
1980年代に、ある巨大な海王星サイズの球体がこの太陽系の外惑星を訪ねてきました。わが人類はそこに立ちはだかって退去を求め、その球体は進んでそれを受け入れました。1990年代から2000年代初期にはさらに球体がたくさん現れました。
そして2012年頃にはさらに100を越える球体がやって来ました。巨大サイズの球体で、円周で言うと月や海王星、木星に値する大きさです。
この球体には極めて先進的な存在達が関わっています。彼らは宇宙を移動する時も、何らかの目的を遂げるにも、テクノロジーを要しません。SSPが接触している最先端のET達にとっても、彼らは全く別のレベルで遥かに先を進んでいる存在なのです。
SSPは、善意のET達は干渉をしてはいけないという「最重要の指令」の制限を受けていると考えていました。長年の間、それは確かに真実でした。最重要の指令は常に私達を守るために存在していました。このお陰で、ネガティヴなグループが私達の地球を完全に征服・崩壊する事は出来ませんでした。
デイヴィッド・ウィルコックは1990年代半ばより私達の住むこの現実には「これ以上の何か」がある、と広めてきました。それと共に、あらゆる高レベルのインサイダー達と接触していました。こういった機密情報に驚くほど通じている人達です。
彼に私の知るところを伝えてゆくと、彼はそれまでに他のインサイダー達から聞いた事との繋がりをいくつも見出しました。そして思いもかけないイベントが荒々しいローラーコースターのように立て続けに起こり、私は本名と素性を公表するに至りました。個人としては多大な犠牲が伴いました。
そのほんの数ヶ月後、この球体の中にいる存在達がSSPにコンタクトしてきて、私を名指しで要請してきました。私はSSPから離れてかなり経っていました。初めてブルー・エイビアンズからコンタクトを受けたのが四年ちょっと前で、それ以来、これ以上ない程に人生を変えてしまう出来となりました。
手続きや事務処理は省略され、私は1980年代以来ほとんど接触していなかった世界に連れ戻されたのです。
いきなり、私はこのスフィア・アライアンス(Sphere Alliance)という存在の代理人として話をする役割を任されました。その役割にはSSPに向けて話をすること、また40以上の知的文明からなるスーパー・フェデレーション(Super-Federation)という連合にも話をする役割がありました。これは何千、何万年もの間、人類に対して22もの遺伝子プログラムを操作しているグループです。
こんな話は有り得ないと思うでしょう、わかります。公表するにあたり、私はすべてを失うことになりました。千万円単位の年収も含めてです。代わりに手に入るものもありません。
GaiamTVの出演料では家族を養うことはできません。皆さんからの善意による寄付のお陰でこうしてこの活動を行うことができているのが現状です。
SSP アライアンスのチーム・メンバーにゴンザレス中尉と呼んでいる人物がいます。彼はスフィア・アライアンスと4年間ほどコンタクトを続けています。ほぼ私と同じくらいコンタクトをしていることなります。
ゴンザレスは、SSP側が選んだ代理人です。私は外部者、かつての関係者でしかなく、このような役割を引き受けるための訓練も専門知識もありません。SSPはそのように思っています。ですから私が彼らの世界に戻った頃は馬鹿にされ、嫌がらせを受けました。
彼らは私の弱点を探してはこの役割に不釣り合いだと言い、どんどんストレスは溜まってゆきました。他者の性格的な短所を探すというのは人間の本性なのでしょう。特に権威ある地位を与えられた人に対しては、その地位につきたかろうとなかろうとそうするものなのでしょう。
私の全経験の背景を完全に理解するためには、このサイトのこれまでの記事やコズミック・クロージャーシリーズを見ていただかねばなりません。
SSPアライアンスの評議会とは何度かミーティングを行いましたがかなり白熱し、個人攻撃にもなったため、ここ数週間、私はとても気まずい立ち位置にいるように感じていました。
SSPの人達はきっぱりと言ったのです。今後の代理人ミーティングには関わってほしくない。ゴンザレスの方がはるかに代理人として熟達していることが判明しているのだからと。
さらに、私は最近のGaiam TVのコズミック・ディスクロージャーの収録(未公開)でスーパー・フェデレーションのメンバーに関する詳しい情報を話したため、そのメンバー達の気分を損ねてしまいました。彼らははっきりと、私をこの役割から力ずくで降板させようとしていました。そしてゴンザレスに交代させようとしていました。
最近、スフィア・ビーイング・アライアンスは私を降ろそうとするSSPアライアンスの評議会やスーパー・フェデレーション評議会からの要請を受け入れはしない、と表明をしました。これにより、次のミーティングでの緊張は爆発寸前まで高まり、私も彼らも冷静さを失いました。怒鳴り声、敵意、罵り声が飛びました。私は決して霊的に優れているわけでもなく、私にとっても彼らにとってもかなりのストレスでした。
この爆発寸前のミーティングの後、2回のミーティングを行い、いろいろな事が落ち着いてゆき私達は互いに謝罪をしました。突き詰めれば、私達はみな同じこと– 人類の自由、この太陽系全体の自由を望んでいます。それは腐敗した秘密地球政府シンジケートの支配と、彼らを支配している極めて邪悪なグループからの解放です。
一つのグループとしてSSPはいま、私自身の未来や人類全体の未来を築くためにもっと建設的な方法でアイデアやガイダンスを共有してくれています。長らくの間、何が起きてきたか、その全体像を暴露するために名乗り出るインサイダーはたくさん出てくることでしょう。私はその一人目に過ぎません。
かつてお伝えしたように、NSAは脅迫をするためにSSP関係書類という巨大な宝の山を隠していました。スノーデンは歴史的なハッキングを行い、この全データを掴みました。つい最近になってようやく解読されたところです。
転覆のごとく経済崩壊が起き、いったん民衆が真実を知って目覚め、怒った時、この書類は大規模なデータ・ダンプという形で公開されるでしょう。そうすれば私達の知る現実は完全に転換することでしょう、それは時間の問題です。
AD、つまり「開示後」(After Disclosure)社会は劇的に変わるでしょう。イベント前のすべての映画、テレビ番組、ブログ、YouTube動画、書物、記事など、すべては古くさい骨董品と化すでしょう。カリカリと音を立てながら弾むようなピアノのサウンドトラックが流れる、白黒のサイレント映画さながらです。
何百年どころではありません、何千年もの間私達をだまし続けてきた策略のすさまじい全体像を私達は知ることになります。自分達の過去の真実を受け入れざるを得ませんから、悲しみと癒しの時を迎えることになります。そして、より壮大で明るい未来を共同創造するべく方向を転換させてゆくのです。
このミーティング中に、ゴンザレスは私の知らないところでスーパー・フェデレーションの会議に二度ほど出席していたことがわかりました。彼は他にも、新たに結成された古代地球離脱文明の評議会にも出席していました。
はるか昔、地球上には先進文明がやってきて去っていったことは知っていました。彼らは自分達の先進テクノロジーを使って地球の内側の巨大ポケットに地表と同じ環境を作り、故郷の快適さをそっくり整備しました。こうやって地表で起きたあらゆる脅威– 自然の大災害や地球外生命体からの脅威に対して保護バリアを獲得したのです。
私がSSPに任務していた頃、私はアイパッドに似た「スマート・グラス・パッド」を使っていました。それで得た情報に、地球の内側で生活したり戦争したりしている文明のことが載っていました。人間に似ていて親しみやすい存在もいれば、レプティリアンもいました。特に厄介な種がいて、レプトール(Raptors)と呼ばれていました。おぞましいレプティリアンの容貌で、背中には貧相な羽根が縦一列に並んでいました。
それに比べ、古代地球評議会はもっと人間に近いグループで成り立っていました。彼らは反対勢力がいることは知っていましたが、アライアンスを組んではいませんでした。人間に似たグループは他のあらゆる地下グループとの衝突が高まったため、彼らの違いを知ることを決めました。
この古代地球評議会とのミーティングに、私も近い将来出席することになるだろうと言われました。とてもワクワクし、好奇心がかきたてられました。と同時に、このようなミーティングではドラコの『ホワイト・ロイヤル』(White Royal)を含む極めてネガティヴなグループと直接顔を合わせることにもなります。こういった新たな経験に直面する時には決まって恐れの感覚が生じるのです。
この予測もつかない新たなグループに会うことになるとわかって間もなく、その日程と時間が知らされました。どんなグループに会うのか、どんな内容になるのかなど、それ以上の情報はもらえませんでした。私もそんな状況に慣れてきました。
そのミーティング当日、私はいつも通り青いオーブを使って移動するのだろうと思っていました。SSPの人達は、このような移動はまず行いません。
これはスフィア・アライアンスが使用しているポータルシステムで、意識を持った生命体– 青いオーブ– を使って、何処にでも私が行くべき所にほぼ一瞬で連れて行ってくれるようです。
真夜中の適切な時間に私は起き、ベッドから出ておきました。この移動プロセスも今となっては普通の事となっていて、今回も同じだろうと思っていました。10分経ちましたが何も起こりません。私はリビングルームに歩いて行きました。
リビングルームで何分間か立っていましたが何も起きません。過去に、ミーティングが予定されながら何も起きなかった事はありました。そのような場合は後になってから、何か障害や問題が生じて止む無く延期になった事を知りました。
もう目が覚めてしまったので、ミーティングがないのならコンピューターに向かってメールやFacebook投稿を読む事にしました。
ソファの端に立っていた時、明るい光が一瞬輝きました。一瞬奇妙な静電気のような感覚がして、私はもう自宅ではない所に居ました。早朝だったのと、予期せぬ眩しい光のせいで両目は朧げになっていました。
私がいたのはとても大きくてピカピカに磨き上げられた花崗岩の部屋でした。丸い部屋で、天井はドーム状になっていました。
美しいシルクのローブを着た二人の男性がいました。シルク生地のサンダルを履いてそこに立っています。二人はアーチ型の扉の両側に立っていました。同じような扉口が壁四面にあり、二人の男性が見張りとして立っていました。二人ずつの男性は、それぞれに少し異なる民族性や体格をしていました。みな大きなゴールドのペンダントを着けていて、一人一人異なるシンボルになっていました。
私はそこに立ったまま、扉一つ一つをみました。どの男性も私がそこにいることを認識しておらず、私が何処からともなく現れたことすら気づいていないかのようでした。
黙って立ち尽くし、彼らに声をかけようか質問をしようかと思いあぐねていました。ここでもまた私は心の準備もなし、どうなるか、またどうすればいいかという前もっての情報もありませんでした。
間もなくして、扉の一つの向こう側から廊下のような所を人々が歩いてくる音がしました。そして扉口から五人の人が現れ、私の方へ歩いてきました。みな一斉にフードを取りながら私に近づいて来ました。
すぐにゴンザレスが目に入りました。やや背の高い、白髪の美しい女性の後ろを歩いていました。彼女は細い顔に大きな青い目をしていました。30歳くらいに見えます。
ゴンザレスはニヤニヤ笑っていました。これは役割が逆転し、私の方が不利な立場にいるからだとすぐわかりました。よくあることですが、兵士は究極の状況に置かれると相棒同士のような仲になります。互いの緊張を晴らし、助け合うためにこのように皮肉ぽくからかい合ったりするのです。
以前、私の方が注目の的となり彼は混乱を感じながらも陰の存在でいたことがありますが、いまは逆転していました。今度は私がゴンザレスのいた、あまり心地良くない立場に置かれていました。
そのグループは私から20フィート(6メートル)離れた辺りで立ち止まりました。ゴンザレスは彼らと話してから、一人で私に近づいて来ました。
女性とあとの二人は向こうを向き、元きた方向に帰ってゆきました。一人残った男性はほぼその女性と同じような姿をしていて、私から20フィート離れた所に立っていました。
ゴンザレスが近くまで来たので私は握手をしようと手を伸ばしました。彼は両手を上に上げ、一歩後ろに下がりました。
『まずは君を洗浄して着替えさせないといけない。私まで同じ事をしなきゃならなくなるのは嫌だからね。』
そして彼は振り返ってそばに立っていた男性の方へ歩み寄り、私に「ついて来い」という仕草をしました。
とうなっているのか、彼に尋ねました。彼らにとって『Isis の子宮』に入る前の洗浄の儀式はとても深刻なのだ、と言われました。私はおかしな表情になりそうなのを抑えながら彼の後について行きました。
私達は、彼らがやって来た扉口に向かいました。そこを入ると、アーチ型の入口にレーザーで刻んだかのようにあるシンボルが精密に刻まれているのが見えました。このシンボルは、私達がいたエリアのすべての扉口にありました。楕円の中に二つの円が混じり合っている図でした。
扉の向こうは長く滑らかな廊下で、同じ花崗岩を掘って造られていました。トンネルのようなこの廊下にいる間、水が岩の上を流れている音がエコーしているのが聞こえました。真ん中辺りらしい地点に着くと、左側に扉があり、その向こうは明るい光が灯された部屋でそこから水の流れる音がしていました。
この扉には両側に8ポイントの星がついていました。左にはゴールド、右には赤い星です。ゴールドの星のほうがやや大きく、赤い星よりやや高い位置についていました。
私達の後ろを歩いていた男性が扉のところで立ち止まり、背を向けました。私達が中に入ると、天井に舷窓のような穴が開いていてそこから美しい滝が流れていました。
その穴からはオフホワイト色の鍾乳石が垂れていて、乳白色の水のようなものが下にある女神の像に流れ落ちていました。そしてその水は池のようにたまっていて、像はその中に立っていました。
女神像は鉱物が堆積したもので出来ている様子が見てとれました。周りの水たまりには穴があり、もう一つ小さな滝が出来ていました。その滝からの水はもう一つの床に近い大きな水たまりに流れ出ていました。
水周りを眺めた後、ゴンザレスの方を見ました。彼は私に服をすべて脱いで彼の服の隣に置くように言いました。磨かれた石の床から15センチほど高くなった石の台座に彼の服が置いてありました。
他にも台座があり、あらゆる色の衣類が畳んで置かれているのに気づきました。ゴールドの細い王冠かティアラが、その衣類の上に載せてありました。
私は彼の方を見て、一体どうなってるのかさっぱりわからないよと言いました。何故そこで服を脱ぐように言われたのか、その場で説明してくれたら本当に有り難かったのですが。他にもどんな奇妙な事をやらされるのか、それも知りたい気持でした。
ゴンザレスは私の様子をあまりにも楽しみ過ぎてる気がしました。私は気分があまり良くありませんでした。
すると彼は微笑んでリラックスしろ、と言いました。この地下に住んでいるグループは金星と女神をたいそう崇拝している、彼らは自分達の神聖な場所を『地球の子宮』と呼んでいるのだ、と言いました。そこは聖なる地であり、私達は彼らの文化的・霊的慣習を尊重せねばならない、と。
ただでさえ涼しい所で私は黒い運動用の短いショーツと青いTシャツを着ていたので、もう身体は震えていました。ゴンザレスは私の顔を見て躊躇しているのがわかりました。恥ずかしがるな、と言いました。背を向いているから、と。ただ、洗浄のプロセスを教えなければいけないから、と言いました。
もし彼が私の裸を見るのが心地悪いのなら、彼は部屋を出て行って他の人に来てもらい、手順を指示してもらおうか、と言いました。私は頭を横に振って服を脱ぎ、折り畳んで台座の上に置きました。完全に恥をかかされたまま、そこに立っていました。ゴンザレスはクスクス笑って私を真っ直ぐ見ないようにしていました。
もう最悪だ、と思った時に女性が入ってきました。手には畳まれたローブとサンダルとタオルを持っていました。
私は腹が立ち、大きくため息をついてゴンザレスを睨みつけました。それでも彼は私が苦境にいるのを面白がっていました。彼は、女性が私に歩み寄れるよう一歩下がりました。
彼女は微笑んで私に衣類とタオルを差し出しました。頭を下げて礼をし、振り向いてゴンザレスにも頭を下げ、部屋を出ていきました。彼女が出てゆくとゴンザレスは大声で笑い出しました。歩み寄って私の手から衣類とタオルを取り、置きました。部屋が寒いことをジョークにしました。それから水浴びと洗浄の手順を示しました。水は氷のような冷たさでした。
ローブとサンダルを乾かして台座の上に置くと、この初めての訪問の間は静かに尊重の態度でること、そしてただ観察するだけにしなければならないと言われました。
このグループは必要に駆られて最近この評議会を結成したところだと言いました。中には、とても長い間、互いに複雑な歴史を経てきた者同士もいるとのこと。さらに、このグループは地表の文明との関係となるとさらに複雑な歴史があるのだとも言われました。何千年にも渡る歴史だと。それほど私達にポジティブな見解は持っていないとも言われました。また、地表の住民に対してはエリート主義者のようなところがあり、偏見も持っていて、私は自分の意見は自分の中だけにとどめておかねばならないと言われました。
私は自分のエゴのせいで均衡を崩すようなことのないよう努めていました。ですが、人前で水浴びをしたり笑われたり、さらに前回のミーティングで私がやったように自分の立場をわきまえないで話したりはしないかとゴンザレスに心配をされたりして少し疲れきっていました。そのミーティング時は私の家族に対して不明瞭ながら脅迫を受けていました。これは城に200の委員会が集まって行ったミーティングで、前の投稿に詳細を載せています。
ゴンザレスに悪気がないのはわかっています。これも彼の性格です。ですが、まだ時機尚早でした。私がSSP同盟評議会と行ったここ2回のミーティングはかなり白熱し、その時の傷はまだ癒えていませんでした。
私は深呼吸し、この前からの感情的なしこりをマインドからぬぐいとりました。私達のような普通の人間よりもはるかに直感能力があるホストには気づかれないようにせねばなりません。わかった、他に言いたいことがなければもう準備は整っていると伝えました。
彼は私がいかに疲れきっているかを読みとり、少し心配気でした。彼は私を見つめ、頭をもたげて私に何かを言いかけました。
ちょうどその時、女性と3人の男性が入ってきて数歩のところで止まりました。彼らは頭を下げてお辞儀をし、私達を見ました。ゴンザレスは振り向いて彼らの方へ歩み寄りながら、私についてこい、とまた身振りをしました。
もうあと1メートルほどの所まで行くと、彼らは向きを変えて扉から出てゆき、私達は後について行きました。左に曲がり、廊下を進んでゆきました。
すると廊下は下り坂になり始め、右にカーブしていました。そこで広くなって天井の高い四角い部屋になっていました。正面にはこれまでよりも大きな扉があります。
その時、私はこの光がどこから入ってきているのだろうと不思議に思いました。廊下も部屋もとても明るいのですが、光源となるものは何も見ていません。
私達は部屋で立ち止まりました。誰も話しません。私が周りを見回して光源を探していると、女性が振り返って私に話しかけてきました。彼女の声には聞いたことのないアクセントがありました。
彼女は英語で「可視光は周波数で出来ているのです」と言いました。
私は驚いて彼女を見ましたが、答える間もなくもう一人の女性が大きな扉を通って歩いてきました。同じ白いシルクのローブを身につけ、頭にはフードをかぶっていました。
彼女は私達をそれぞれに見て、一人ずつアイ・コンタクトをしました。そして向こうを向き、一言も発さずに扉口を出てゆきました。
なんとなく私はすぐにフードをかぶるべきだとわかりました。他の人はみなかぶっていたからです。
私達は扉を通り、曲線状の石の階段を下りて一つ下の階に行きました。階段は左に曲がっていました。一番下にはまた扉口があり、アーチには同じシンボルがついていました。
私達は二人ずつ列になって扉口を通り、部屋に入りました。
同じローブを着た人達が楕円形のテーブルを囲んで座っていました。他に立っている人や石のベンチに座っている人もいて、みな同じローブを着ていました。
その時、一人一人がペンダントを着けていることに気づきました。見た目も様々で、そこについているシンボルも様々でした。
それは彼らのグループのシンボルだと気づきました。数人は自分のペンダントに触れたり軽くたたいたりしていました。そしてホログラムとしか言いようのない、何かを見下ろしていました。
このペンダントは単なる宝飾品ではなく、彼らの文明もしくはグループを象徴していました。さらにテクノロジーでもあったのです。
ゴンザレスと私に、部屋の前の席が示され、私は石のテーブルをよく見ました。
中心には大きなゴールドの8ポイントの星があり、小さな8ポイントの赤い宝石の星がその右下についていました- これは私達が座ったところから見た図ですが。
私達をここまで案内してくれた人達がこのミーティングの司会をするようでした。彼らはみなペンダントを着けていて、輪のついた土星のイメージを図案化したもののように見えました。
それぞれのペンダントには、惑星の表面のあらゆる位置に宝石が一つ配置されていました。ゴンザレスに後で聞いたのですが、宝石が配置されている場所は、地球の下のどの地帯から彼らが来たのかを示しているとのことでした。
土星のペンダントを着けていた人達のうち、ローズ色の宝石がついていた人がテーブルの向こうで立ち上がりました。
彼はゴンザレスと私を紹介し、またテーブルについている人達の名前や称号、グループ名も紹介しました。
紹介された人はフードを外してゆきました。
いくつかの理由があり、ゴンザレスからこの名前や称号、グループ名は公表しないでほしいと頼まれました。主な理由は彼らの信頼を維持したいからです。また誰かを動揺させたくなかったのです。最近、私がスーパー・フェデレーションの会議で地球外生命体のタイプについて詳しく説明した時のこともありました。
それによってスーパー・フェデレーションのメンバーは今後のミーティングで私の代わりにゴンザレスが出るようにとリクエストしてきたのです。そのリクエストは却下されましたが。
この情報を伝えるな、と言われたわけではありません。ですが後のSSP同盟評議会とのミーティング中に、それが彼らに私をゴンザレスと交代させたいと思わせた理由の一つなのだと言われました。
ゴンザレスの方が、私よりも外交に向いているし公の場で話すにも向いています。これを認めたくなかったことなど一度もありません。
ですが、それを決めるのはSSP同盟評議会でもゴンザレスでも私自身でもなかったのです- 初めに私が招待を断っていれば別だったのでしょうが。
このミーティングに出席していた人達のペンダントについていたシンボルはお伝えします。帰宅したら私はすべてのシンボルを紙に書いてグラフィックの得意なウェブ管理者にメールで送りました。
その一枚の紙から彼はここにあるイメージを作り、または探し出してきました。あらゆる地下グループのペンダントについていたものがとても上手に表現されています。
この様々な人々は明らかに人間でしたが、地表で見かけるどんな民族からも異なっているようでした。
頑丈な体格の人々、アフリカ人の外見にブロンズ色の肌。アジア人やインド人のような外見の人もいましたが肌の色が違っていました。薄いブルーもありました。そして身体のタイプは地表の民族グループとあまり関連性がありませんでした。
地中海人種そっくりのグループがありました。地表にいる普通の白人種そっくりのグループもありました。さらに背が高くて肌が白く、髪の色は白、ブロンド、黒、茶色の人がこのイベントを開催していました。
以前のレポートで記述したマヤの古代離脱文明はこのミーティングには参加していませんでした。
土星のペンダントを着けているグループの中には、似ていながらも少し違った身体タイプの人々もいました。
土星のシンボルの他に、シルバーの星やゴールドで「曲線の」スバスティカ(ナチの離脱グループとは別のもの)、オメガのシンボルで中心に8ポイントのゴールドの星がついたものや砂時計のようなシンボルもありました。これはオリオン座の象徴として図案化したものかもしれません。
スバスティカのシンボルを見たり、他にもいくつかの表現やシンボルの組合せを見るのは心穏やかな事ではなく、正直なところこのレポートそのものを葬り去ろうかと思いました。私は決して反ユダヤ派ではないし、このグループも違います– とはいえ、彼らは程度の差はあれ地上にいる私達を蔑視しているようですが。
デイヴィッド・ウィルコックにスバスティカの事を言うと、ドイツ人は20世紀初めにグルジエフが行った衝撃的な講義でこのシンボルを見て、それを使い始めたのだという話をしてくれました。
グルジエフはその時、このシンボルは驚くほどに世界中に蔓延していると伝えたのです。ヒンドゥー、ホピ、日本、エスキモー、ギリシャ、ローマ…南極大陸以外のすべての大陸で使われていました。
これは、彼らの「神々」から神のしるしとして与えられたシンボルの一つだったのです。グルジエフはこれが世界中に広まった先進的な知的文明の明確な証拠と捉え、ドイツ人はそこに引きつけられたのです。
グルジエフは、かなり議論の的となった1898年のエール大学の研究を持ち出していました(http://www.richardcassaro.com/tag/1898-yale-university-study)が、後にナチスが政権を取り、研究は禁止されました。この研究を学術的記録から排除しようと大規模な働きかけがありましたが、いまでもこの研究記録は残っています。
テーブルの人が紹介をし、そこには7つの異なるグループが出席していることがわかりました-そのうち3つのグループは同盟しているかもしくは遺伝的に関係があるようでした。
グループごとに3人の代表者が来ていました。私達がいた部屋は何度も「Isisの子宮」と呼ばれていました。後でわかったことですが、ここは寺院で霊的・政治的イベントのために使われていました。
ほとんどのグループに一人か二人の女性がいましたが、ギリシャのオメガの形の中に8ポイントの星をつけていたグループだけは全員男性でした。
このグループのリーダーらしき人は「金星のプリンス、明けの明星と光の運び手」という言葉を何度か口にしていました。これらの言葉は明らかにルシファーと関連しており、私はまったく落ち着きませんでした。
他のグループのエネルギーを拾ってみましたが、どのグループもこのグループのことを心地良くは思っていませんでしたし、当然だろうと思いました。他のあるグループは強力な、ある有名な宇宙船艦隊を所有していました。秘密宇宙プログラムはこの宇宙船に対して敬意を持っており、私は彼らのことや彼らのシンボルがすぐに見分けられました。
グループ間の話し合いが始まりました。ゲストのために英語を話すように、と紹介をした人から言われていましたが、長くは続きませんでした。
英語を話していても、途中から他の言語に変えて話していました。ゴンザレスから後で聞いたのですが、それはアッカド前の言語で地球の表面上ではもうずいぶん前に廃れてしまった言語とのことでした。そしてまた英語に戻ったりしていました。
他にも、廃れて長らく経った言語が2~3交わされていました。個人間ではテレパシーでの交信も行われていました。当然ながらとても混乱するもので、私はなかなかついてゆけませんでした。
あらゆる地下都市に対して行われた攻撃のこと、そしてその犠牲者について討議されていることはわかりました。
さらに、以前は彼らの支配下にあると思っていた地表の秘密結社やグループに裏切られたという話題についても討議していました。
彼らの地表の敵はいまやテクノロジーを保持し、彼らの都市の位置を把握したり彼らの防御を回避することができたようです。地表の人々は外来の兵器を開発し、それが深層部まで貫通して膨大な損害を与えることができたようです。
これは、すべての準備が無駄になったことを意味していました。地表のグループはいまや彼らにとって共謀で容赦なき敵になったのです。地下人種は脅威を受けて自分達を脆弱に感じ、保護を得るために互いに頼り合う必要がありました。
また、地表の人達が地下に都市をどんどん建造していて、その過程でとても繊細な地下都市のエコシステムを汚染しているという話もありました。
そして、とても不快なありとあらゆる非人間地下住民グループと最近いざこざがあり、それに対処せねばならないとも話していました。彼らはたいへん懸念していました。
こういったプレッシャーが山積みとなり、彼らは互いに同盟を組まざるを得なくなりました-これまでなら、とても想像すらできないほどあり得ないことだったようです。
この話し合いは2時間ほど続きましたが、私達はそのほんの一部しかついていけませんでした。そして「オメガ/8ポイント・スター」グル―プのリーダーがゴンザレスに話すよう言いました。
ゴンザレスに後で聞いたのですが、このように言うことは司会をきちんと尊重した行為ではなかったそうです。ゴンザレスはグループ間の礼儀作法を知っていたので、出来る限りその作法に従おうとしていました。
ゴンザレスがローズ色の宝石のついた土星のペンダントを着けた女性の方を見ると、彼女はうなずいてどうぞ、と促しました。そこで彼は立ち上がり、座っている私の隣で話しました。彼が話している間、私は彼を見上げることもできず、私は部屋を見渡していました。
ゴンザレスはそれぞれのチームを名称で呼び、同盟の代表者として招待を受けたことにお礼を述べました。この評議会ミーティングを開催したグループにも感謝を伝えました。
さらに、彼らの代理団が数週間前にたいへんなリスクを負いながらカイパー・ベルト(Kuiper Belt)にあるSSP同盟の前哨基地まで来てくれたこと、その代理団の受け入れができた名誉について伝えていました。
視点については大きな相違点があれども、そして以前の同盟はこれから私達全員で達成しようとしている内容とは真っ向から対立しているけれど、SSP同盟はすべてのグループが理解に達せるであろうと期待しており、その希望を伝えに来ている、とゴンザレスは言った。
その過程ではいま彼らがコンタクトしている地表の政府・文明との彼らの関わり方も変化するだろうと。
彼はスピーチの締めくくりに、私達は新たな時代に差し掛かっており、心を開いて協力し合い、誠実に接し合いましょうと言いました。彼がそう言った時、突然部屋の中で緊張が高まり、あらゆる感情やエネルギーが行き交っているのがわかりました。
ゴンザレスは頭を下げて礼をし、テーブルについている代理人達を見つめたまま私の横に座りました。
彼らはあらゆる言語を使って自分達の間で話し始めました。離れたところにいる人と話したり、その間は何度もゴンザレスと私の方を身ぶりで示しながら話していました。
穏やかに話していましたが、明らかにゴンザレスが言ったことを少なくとも喜んではいませんでした。
そして一人一人から、私達を見下したような講義を受けました。私達の狭い理解と知識でもって彼らに判断を下す権利など、私達にはないと言われました。
地表にいる私達のことを、病的で遺伝的に不純な、がさつな野蛮人だと思っている、と各自から言われました。
彼らだけが初代地球人からのあらゆる血筋を守ってきているのだ、と言いました。
近隣の惑星からどんどん避難者がやってきてこの惑星オリジナルの人間と遺伝的に混じり合っていったため、疫病が広まるごとく地表世界は乗っ取られたのだと。
彼らによると、2000万年前にオリジナルの人間の血筋が生まれて以来、地球の地軸・自転・太陽周りの公転軌道を変えるほどの地殻大変動は4回起きたとのことでした。
そのようなイベントが起きるたびに、「エリート」もしくは指導者階級は自分達の純粋な遺伝血筋を守るために地下で自ら隔離してきました。その小さなグループは生き残り、その間に地表文明は廃れていきました。
何万年という時を経て小規模な破壊的イベント、つまり大惨事が地表で繰り返され、以前の文明のしるしとなるものはほぼすべて生存者の記憶から消えてゆきました。そして先進的な神の神話や伝説だけが残りました。
彼らは比較的自分達の遺伝にもっとも近い生存者の元に時折姿を顕わしては、文明の開始を促してきたのだと言いました。
このような生存種族は彼らのことを古代伝説に聞いている神だと推測したそうです。彼らは自分達の地下文明を秘密にし、安全に保つため、人間が彼らを神と信じてもいいことにしようと決めたそうです。
また、この太陽系には他にも生命体の住む惑星がいくつもあり、同様にずっと究極の地殻大変動に悩まされていたとも言いました。
この信じ難いストーリーの他にも、そういった大変動のイベントの間やイベント後に太陽系外からどんどん先進的なグループがやってきていると言いました。
その新たなグループはこの状態を利用し始めた、つまりこの太陽系の先住民の遺伝子を養殖したり操作し始めたそうです。
地球は、そのような他の惑星からの避難民の目的地となったそうです。先進的なET達は、故郷の惑星で地殻大変動が起きるたびに波が押し寄せるように避難民をここに連れてきました。
避難民族は遺伝的にはオリジナルの地球人に似ていましたが、かなり攻撃的な面がありました。
これら避難民の多くはかなり先進的な文明から来ており、戦争やハイテクの結果自ら破壊してしまったのだということが判明しました。
その兵器使用によって惑星間規模の破壊を生じただけではなく、独自のエネルギー・シグネチャー(エネルギー信号)を生み出しました。
このエネルギー・シグネチャーはいま大量にあり、それがこの太陽系に押し寄せてきているETグループの注意を引き付け、遺伝子の養殖や実験を始めたのです。
この地下住民グループは、何十億年もの間、ある古代文明がこの銀河領域を守ってきたのだと言いました。
彼らは「ガーディアンズ」(The Guardians-守り手の意)と呼ばれていました。秘密宇宙プログラムは彼らのことを「古代ビルダー人種」(Ancient Builder Race)と呼んでいます。これについては以前のコズミック・ディスクロージャーのエピソードで説明しています。
このガーディアン種族は最先端です。いかなるETグループも、ガーディアンズの宇宙領域を侵犯するなど想像すらしないことでしょう。
ガーディアンズが私達の周波数域から姿を消してから、もう長らく時が経っています。彼らは自分達の領域内に保護フィールドもしくは保護テクノロジーを作り、物理的に姿を消した後も兆大な時間の間、安全を保てるようにしました。
このストーリーを語った人によると、この太陽系に住む他の惑星の住民たちは、ガーディアンズが設置した保護テクノロジーを知らず知らずのうちに破壊したそうです。
彼らが先進兵器を他の種族を侵害するために使った時、大規模な破壊イベントが連鎖的に起きました。そのため、保護と生存確保のために設置してあった保護フィールドは残念なことに効力を失いました。
フィールドが壊れると、これが合図となって宇宙全体にサインが送られました。