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評論だけ、反省だけなら!~<プライムニュース>(第2部)片山さつき+山田恵資「都議選大敗北の要因と浮揚策」

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日本の深い闇に光をあてなければならない時期がきました。自民党が最大派閥になってきた最大の要素は派閥の締めつけではなく”闇資金”の配布にあります。つまり闇がお金を渡して締め付けるわけです。かって田中角栄の金脈といわれた派手な闇資金の流れの問題があったように、体質的にこれらの集団は国の予算分配の利権にたかるゆすりたかりの乞食のような集団でした。

その習性、欲望の所産が民意から離れた権力意識をうみ選挙民は先生先生と崇めていました。元凶は実質的な植民支配といわれたアメリカとの関係、さらには東南アジア、アフリカ諸国への海外援助資金の膨大な予算措置と、その見返りという国家間を介した闇の搾取システムにもあったわけです。

それでもそれは表面的な部分で、この20年間で改善され、もうそういうことが無いかのようにマスコミで最近は取り上げない状態が続いていました。しかし政局が動くときには浄化されたはずの実体が見えてきます。

もともと東京都の銀行やオリンピックや東京築地の移転問題は石原知事時代がピークで利権をあさっていた輩(自民党・暴力団など)が問題の本質でした。それらをうやむやにして(波及する問題が大きすぎる)小池知事にバトンタッチさせこのような都民ファースト圧勝選挙を展開した背景に選挙終盤に週刊誌による印象操作が行なわれたのは歴然としています。

"印象操作"と連発する安倍総理が、かつて自分たちがその手をつかって政権をとったプロパガンダの手法がよくわかるわけです。

数々の中東問題で膨大な国費をつぎ込み、その戻しで金を配って権力集中し党を磐石なものにしたかのように見えました。パホーマンス派集団の内政はお友達システム(自己保身:権力的:いばりや)で、自分中心なものの特徴は国民の生活は官僚にまかせていつでも責任転化できるようにし、その見返りとして公務員給与を上げお手盛りを続けてきました。

餌をばら撒くという田中角栄時代と同種の手法をとってきたのです。これらを潰してきた闇の勢力は、同じ闇のもう一方です。これで政局をコントロールできるわけです。

また今回も、この時代にしては悪い面(昔は政治というのはそういうものだという暗黙の了解があった)で分りやすい進歩のない政治をしてきたきました。さすがに時代が変わり自民党を支持する取り巻きも自らに弁解ができなくなるわけです。

包括的には選挙民は1票を入れる権利しかない議会制民主主義という理屈の通らない政治にはうんざりしています。一本の鉛筆を持たされ名前を書くマジックに気がつかないはずがありません。マスコミのニュースもその場しのぎで、闇社会の触れない部分が多くもちろん信用に値しません。

しかし、しかし生活に影響するという恐怖感から、そういうわけにもいかないと自己弁護する1票が投じられているわけです。選挙民個々には断片的な情報がたくさん集められ、投票して結局は空しく混沌の思いを味わった過去とちがって、ひとり一人ではなく全体の流れの中で一票が重要な役割をしていることをより強く感じるようになります。

早速、北がミサイルを発射するなどパホーマンスは相変わらずです。人間の尊厳について理解していない政治システム自体はすでに老朽化していますが、選挙民の意識は全体として今後もさらに明確に機能しそうです。闇に光をあてる力は自分が信じることに進んでいくとがゆるされる時代になったということのようです。結果が出る時代です。闇が互いに切磋して、泥沼から蓮華を咲かせるもの、地に落ちて逃げ惑うもの、いろいろな現象を観ることになりそうです・・・。

 

<プライムニュース>(第2部)片山さつき+山田恵資「都議選大敗北の要因と浮揚策」


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