
ユダヤ人の元祖は「アブラハム」という預言者でした。
アブラハムの長男「イシュマエル」からはアラブ人が生まれ、
次男の「イサク」の子である「ヤコブ」からユダ人が生まれます。
ヤコブの別名をイスラエルということから、
彼の子孫をイスラエル人と呼ぶようになります。
ヤコブには12人の息子がいて、名前はそれぞれ、
「ルベン」、「シメオン」、「レビ」、「ユダ」、「ダン」、「ナフタリ」、「ガド」、
「アシェリ」、「イッサカル」、「ゼブルン」、「ヨセフ」、「ベニヤミン」と言いました。
この息子達から「イスラエルの12支族」が誕生。
ただし、変則的な点がいくつかあります。
レビの子孫がレビ族として聖別され「レビ人」と呼ばれるようになります。
彼らは特定の領域を持たず、他の支族の中にあって祭祀を行うため、
基本的にはイスラエル12支族には数えないのです。
残る11人の息子は、皆、支族を形成します。
それぞれ「ルベン族」、「シメオン族」、「ユダ族」、「ダン族」、「ナフタリ族」、「ガド族」、
「アシェル族」、 「イッサカル族」、「ゼブルン族」、「ヨセフ族」、「ベニヤミン族」を形成。
このうちヨセフ族は、抜けたレビ族の席を埋めるために、二つに分割。
二人の息子「エフライム」と「マナセ」の子孫を独立させ、
それぞれ「エフライム族」と「マナセ族」を誕生させます。
これが正式なイスラエルの12支族なのです。

イスラエルの12支族
12支族の中で、イスラエルの三種の神器の一つ「マナの壺」を継承したのは「ガド族」でした。
彼らは、日本列島に渡来し、マナの壺を王権のシンボルとして掲げたのです。
その証拠ともなるものが「前方後円墳」です。
これは、古代日本の天皇家の古墳ですが、その形状はとてもユニークです。
前方後円墳の中でも代表的な「大仙陵古墳」を見てみましょう。
普通、こうした前方後円墳の写真を見る場合、後円部を上にし、前方部を下にする傾向があります。

大仙陵古墳
ですが今回は、この写真を通常とは逆にして見てみましょう。
このシルエット・・・何か見えてきませんか?
そうです、これは正しく「壺」です。
しかも、取っ手がついた壺です。
底が丸みを帯びて幅広の口です。
これは古代イスラエルの三種の神器の一つ「マナの壺」がモデルとなっているのです。
当時はマナの壺を王権のシンボルとして考えていました。
これは京都にある籠神社にあった「真名乃壺」と名前も同じです。
マナの壺=真名乃壺
しかも、両者は陶器ではなく黄金製です。
こうしたことからもわかるように、
マナの壺を継承したガド族の首長が日本の天皇となったのです。
その証拠とも言えるのがミカドという言葉にあります。
天皇を意味する「帝(みかど)」はガドに尊称の意味で「御」をつけたものです。
つまり「御ガド」⇒「ミカド」となったのです。
さらに、族長ガドの長男の名前は「ゼッフォン」でした。
これが訛って「ニッポン(日本)」となったのです。
他にも、ガド族と日本の関係を示すものが紋章です。
日本の各家系に代々と伝わる家紋です。
このガド族は、ある時、なぜか歴史上から消えてしまいます。
それまで住んでいたパレスチナ地方並びに中東全域から忽然と姿を消したのです。
姿を消したのはガド族だけではありません。
イスラエル12支族のうち10支族がどこかへ消えたのです。
その理由はまた別の機会にお伝えします。
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