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小池知事、見直し意義強調「頭の黒いネズミがいっぱい」 2016年12月02日18:58

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小池知事、見直し意義強調「頭の黒いネズミがいっぱい」 2016年12月02日18:58

小池氏が怒りあらわに 記者質問に「それは失礼じゃないですか?」

フジテレビ系(FNN) 12/2(金) 20:08配信

東京オリンピックのバレーボール会場の見直しで、候補に挙がった神奈川・横浜市が、その考え方を示した文書。文書の日付は、「平成28年11月25日」となっている。この日に、横浜から東京都に届けられたが、小池都知事は、2日の会見で「この文書は、きのう(1日)見ました」と発言した。さらに会見では「大きな黒い頭のネズミがいっぱいいる」との発言もあった。
都知事就任から12月2日で、ちょうど4カ月。
午後2時からの定例会見に臨んだ、小池知事。
小池知事は「残った横浜アリーナか、有明アリーナかという話につきまして」と話した。
一方、大会組織委員会の森会長は2日、IOC(国際オリンピック委員会)のコーツ副会長とタッグで共同会見を開いた。
東京2020組織委員会・森会長は「わたしにはわかりません。知事の気持ちを聞かないと」と話した。
有明アリーナ新設に期待を寄せる森会長と、横浜アリーナ活用を模索する小池知事の空中戦。
2日の2人の会見の焦点は、バレーボール会場の見直し問題。
横浜市が11月25日、東京都などに提出していた競技団体の意向を重視するといった内容の文書。
小池氏が推す「横浜案」には逆風となる内容で、11月29日に行われた4者のトップ級会談の前に、小池氏が読んでいたのではとの臆測もあったが、2日午後の会見で小池知事は「私自身が、それを目にしたのは昨日の話でございます。この点については、私の方にちゃんと情報を上げるようにということを先ほど、局のほうに通達をした」と話した。
都の担当者は「紙そのものは見せていなかった。伝え方が悪かったと感じている」とコメントしている。
先日、会場の見直しについて「横浜市が迷惑している」と発言していた森会長は、横浜市の文書について、「わたし宛ての書類ではないので、横浜市が東京都に渡した文書であって、一部メディアでは、いじわるなことをわたしが言っていたとか書いてあったけど、わたしはそれを知っていたからですよ」と話した。
また、小池知事からは、2日の会見で、横浜市の林市長との親密さを表す発言があった。
小池知事は「(林市長は)私の長年の友人でございます。ゴルフ友達でございます」と話した。
ゴルフ友達の林市長と、引き続き情報交換し、課題の整理を進めていくとした。
一方、有明アリーナについて、小池知事は「整備費のさらなる縮減、それから収支計画の見直しを追及することを進めていく」と話した。
あくまでも、両方の会場の可能性を探るスタンスを取る小池知事。
都の調査チームが提案した3会場の見直しをめぐっては、現在、すでに2つが現行案の会場で進められることが決まっている。
定例会見の終盤、フラストレーションがたまっていたのか、こんな、ひと幕があった。
記者が「結局、有明で行うとなれば『大山鳴動すれどもネズミ一匹』といいますか...」と話すと、小池知事は「ちょっと、それは失礼じゃないですか?」と話した。
「大山鳴動してネズミ一匹」、大騒ぎした割には結果が小さいという意味のことわざをぶつけられると、小池知事は、せきを切ったように話し始めた。
小池知事は「このままいきますと、豊洲ではないけど、どんどん(費用が)膨らんでいったと思う。誰が歯止めをかけるんでしょうか? IOCでしょうか? 組織委員会でしょうか? 結局は、都民の皆さんに負担がかかる。私であれ、誰であれ、都に責任があるものがやらなければならなかったのではないでしょうか。ですから、ネズミどころかですね、大きな黒い頭のネズミがいっぱいいるっていうことが、これでわかったじゃないですか。入札の方式はどうなんでしょうか。そういったところを見なければいけないんじゃないでしょうか。これから『黒い頭のネズミ』を、どんどん探していきたいと思う」と話した。
黒い頭のネズミと、人間に悪さをするネズミを引き合いに出し反論した、小池知事。
静かな怒りが爆発した瞬間だった。
森会長は「東京都が見直し作業をし、そのことを提案してくれたことについては、トータルで400億円くらいの削減になっている。そういう意味では、わたしは知事にも敬意を表したい」と話した。

最終更新:12/3(土) 8:06

 


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