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結婚願望20代で低下=子供の希望も、「経済格差影響」―青少年機構

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時事通信 11/1(火) 18:49配信

 結婚したい、子供を欲しいと思う20代の割合が大きく低下していることが1日、分かった。

 国立青少年教育振興機構が実施した2015年度の調査結果を、08年度調査と比較した。同機構の明石要一青少年教育研究センター長は「経済格差や貧困の問題などが、新しい家族をつくる足を引っ張っているのではないか」と分析している。

 今回の調査は15年12月、インターネットを通じて全国の20~30代の男女に実施。4000人の回答を分析した。前回08年度調査は18~29歳の男女2400人が対象だった。

 15年度調査で未婚者に結婚願望を聞いたところ、全体では「早くしたい」が16.9%、「したくない」が20.3%だったが、20代は「早くしたい」18.0%(08年度調査20.2%)、「したくない」17.8%(同10.1%)で、「したくない」が急増した。

 子供がいない人への質問では、子供を「結婚したらすぐにでも欲しい」が全体で18.2%だった一方、「欲しくない」は24.8%。20代は「すぐにでも欲しい」が16.5%(同17.0%)で微減だったが、「欲しくない」は21.9%(同11.1%)と倍近くになった。

 未婚者で交際相手がいる人に結婚しない理由を尋ねると、「とても」と「やや」当てはまると答えた合計割合の多い順に、「経済的に難しい」63.8%、「一人が楽」50.4%、「仕事が忙しい」48.3%だった。 

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