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サウル〜「人生はこんなもんじゃない筈だ」というしつこい感覚

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2016年3月27日 ジョン・スモールマン経由

 

Sunrise
復活祭(イースター)は、「『神』と一つしたがってお互いと一つ」であるというあなた方の「一体性」を思い出させるものです。復活祭とは、「分離」という幻から目覚める方向へ人類全員を大きく動かすステップであった「イエス・キリストの復活」の年次記念なのです。「『無関心』というマント(外套)を装って」か、あるいは「自らが課す『無知』というヴェールで覆って」か、あなた方が永劫にわたって隠してきた「私たちは『神と一体』である」という知識、その知識を思い出す可能性を人類の「気付き」にもたらしたのが、イエスの「復活」なのです。

 

その「記憶」が今、人類の集合意識に起こりつつあるのです。そしてその思い出されつつある「記憶」が、「Reality / 本当の現実」に帰りたいという願望(あなた方が自分達の聖なる「ソース」から分離する体験をしようと選択した瞬間以来定着して来た「幻」または「悪夢」から、目覚めたいという願望)に繋がりつつあるのです。本当のところ、その選択(「ソースから分離しよう」という選択)の瞬間は、ほんのちょっと前のことであったのです。ところが、あなた方が発明した「分離」という環境でゲームを遊ぶためには「遵守されなくてはならない決まり/ルール」があった、あるいはお望みなら、ゲームが確立した環境(幻想)を支配するように見えた「自然法」があったということであり、そうした「自然法」の一つが、「線形時間(直線的時間軸)」であったのです。

 

それで、あなた方が「神」から分離しようと決めてから「ほんのちょっとの瞬間」しか経っていないのに、あたかもそれが「過去永劫にわたって過ぎ行いた時間」のように見える、というわけなのです。あなた方のほとんどの人達は、あたかも「今までもそしてこれからも、私たちは常に個々に切り離された存在である」と感じますー 事実あなた方のほとんどにとっては、「数百万あるいは数十億人もの他人と一体である」と考えることですら、全く不快であるようです。その一方で、自分達の一体性の状態を覚えている/思い出した「小さな小数派の人間達」が、集合意識にこの記憶に対する「気付き」をもたらそうとしています。現代の科学的研究も、「何から何まで繋がっている」つまり「全く分離がない」という「万物の連結性」を確証しつつあります。

 

と同時に、幻想である「ゲーム」は非常に明白に、知的面でも肉体面でもー 宗教的、政治的、経済的、人種的、文化的、そして勿論、軍事的にも ー暴力的な性質である無数の「対立」に人類が従事する「分離という現実」を、あなた方に突きつけるようです。それが原因となって、「一方が正しく」て「反対側にいる人々は間違っている」ということを証明するためだけのために、言い表せない苦しみを引き起こします。そして、勿論、「幻想を構築すること」の肝心要の核心は、「それ(幻想)を全く現実/本物のように見えさせること」でした。そして、「線形時間/直線的時間軸」はその性質上変更不可能な一方方向にしか進まないので、その「現実」をますます確固たるものにする、というわけです。

 

「人生が私を素通りした」というこのしつこい感覚は、「あなたの進化のこのポイントで何故あなたは『地球』に転生したのか」の目的と理由をあなたに思い出させようとしている、あなたの「高次の自己/ハイアーセルフ(「本当のあなた」)」からの「呼びかけ」なのです。あなた方のある人は、セラピーに行くことによって、「何が自分の邪魔をしているのか」を理解しようと努めます。また、スピリチュアルな覚醒に対処するセラピストを見つけることが出来れば、それが役に立つこともあり得ます。ですが、あなたが本当にそうするように呼びかけられていることは、「何もするな」ということなのです! その「呼びかけ」は、「内側に入って静かにして、あなたのスピリチュアルな性格(「本当のあなたその人」)に心を開いてそれを認めてあげてください」と、内側からあなたに求めている呼びかけなのです。それが意味するのは、「あなたが他人に対してかぶる『仮面』、自分の最も近しい最愛の人に対してでも見せているその『仮面』(自分が持つ「無能感」「不十分感」を隠すために世界に顔向けする仮面)を、落としてください」ということなのです。

 

隠すか偽る必要のあるこの「無能感」で誰もが苦しんでいるので、誰もが「仮面」をかぶっています。そして、生涯にわたって発達する「表向きの顔」が、自分の表面上の「素っ裸」あるいは「無能」を隠すために装う「ペルソナ/人格/人物」になってしまうというわけです。その結果、大部分の「関係」は、自分の最も親しい者との関係ですら、「仮面」と「仮面」のやり取り ー 「幻想」と「幻想」のやり取りです! 誰も「家」に寛いでいません! あなた方が不安定に感じるのも、不思議ではありません。 

 

家路/帰り道は、あなたの「内なる聖域」経由、つまりあなたが安全に感じて無事である、「内面の平和の場所」を通じたところにあります。誰しもが毎日そこで「何もしない」時間を過ごす必要があります。西欧世界でこの数十年の間「瞑想」についての多くの話題があり、「定期的に瞑想する人は日常生活が課すストレスにはるかに良く対処できる」ということが分ったので、携わり得る色々なメソッドまたは種類について話題にされてきました。医者が瞑想を推薦しています。

 

ですが通常、提案されることは、「毎日静かに、ただ自分の思考を観察しながらそれらと付き合わないで座る20分」です。それは確かに良いことです。ですが、それだけでは、「しつこい感覚」は残ります。ですから、瞑想または静観の実行に制限時間を設ける代わりに、自分の思考が消えるまで(あなたのマインドがより静かに、ほとんど「空」になるまで)ただ座ってください。そうすれば、あなたは「本当の自分」の優しい「気配」を感じることでしょう。それが起こる時、あなたは自分が感じている「不満」、またあなたが自分自身に正直であれば「自分を怖がらせる」しつこい「不満」の感覚について、「本当のあなた自身」に質問することが出来ます。そうして、少しでも長めに静かに座って、傾聴してくれる「本当のあなた自身」に感謝を示し続ける事が出来るならば、あなたの平和が強まります。

 

その後、あなたの質問に対する答えが浮かび上がる場合もあれば、答えを提供する状況が起こったりする場合もあります。十中八九、それは予想外の答えであることでしょう。それは「本当のあなた(永遠に「神と一体」のあなた)」から来る答えなので、賢くて優しい答えなのです。それは疑う余地なくあなたを驚かせます。ですが、その種の賢くて博識な「ガイダンス(案内)」なり「答え」を二〜三回味わえば、あなたは「本当のあなた自身」を信頼する自分自身を信頼するようになります。そして、あなたの人生が滑らかに穏やかに流れます。そう、常にあなたとともにあるこの「英知」に乗じてください。そして、「傾聴」の練習のために毎日内側に入って、その結果を楽しんでください。

 

とてもとてもたくさんの愛を込めて、サウル。

 

https://johnsmallman.wordpress.com/2016/03/27/the-nagging-feeling-that-there-must-be-more-to-life/

翻訳 ソウルカメラ


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