コズミック・ディスクロージャー:ウブンツとブルー・エイビアンズのメッセージ パート2
シーズン3、エピソード9
デイヴィッド・ウィルコック、コーリー・グッド Cosmic Disclosure: Ubuntu and the Blue Avian’s Message Part 2
Season 3, Episode 9
David Wilcock, Corey Goode
http://www.spherebeingalliance.com/blog/transcript-cosmic-disclosure-ubuntu-and-the-blue-avians-message-part-2.html DW: ようこそ『コズミック・ディスクロージャー』へ。私は司会のデイヴィッド・ウィルコックです。インサイダーの中のインサイダー、コーリー・グッドをお迎えしています。彼は秘密宇宙プログラムと協働しているとのこと、このプログラムはとても興味深い未来像を持っています。彼らが保有するテクノロジーがあれば、我々には金融システムが不要となります。何か必要な時はボタンさえ押せば、レプリケーターが作りだしてくれるのです。 今回は特別版でマイケル・テリンガー(Michael Tellinger)にも来ていただいています。彼は秘密プログラム同盟が指名している人物です。というのも、彼が提唱するウブンツ貢献主義システムは地球上に調和をもたらすまったく新たな方法の青写真となるとのこと、我々が必要とする商品やサービスは愛と共同創造に基づいて提供されるというシステムであり、破壊的な競争とは無縁なのです。ではマイケル、ようこそ。 MT: デイヴィッド、素晴らしい紹介をありがとう。 DW: さて、私はこれからしばし弁護士の役に徹しようと思います。 MT: どうぞ。 DW: あなたから愛という煙がもくもくと出ているので、煽いで散らしてしまいますよ。 MT: はい。 DW: それと、あなたを嫌っている人達からの攻撃的な発言もしていきます。あなたはこれから裁判を受ける設定ですからね。 MT: いいですとも、デイヴィッド、そういうことを聞き続けてもう11年になりますからね。 DW: そんな人達にも発言権を与えてあげないとね。 MT: 裁判へようこそ。 DW: カメラの向こうから話せませんからね。私が彼らの声になりましょう。 MT: ええ、どうぞどうぞ。 DW: アメリカの子供達は皆、ジェームスタウン( Jamestown)の洗脳を受けています。初めてアメリカに来た人達はこう考えていました– 皆でここで食物を育てて、素晴らしい世界にしよう、って。ところが、アメリカに来たのは裕福な地主達で、土地を耕すことを拒否した。そして餓死したんですね、誰かが働いてくれるだろうと言いながら。自分は働きたくなかったからです。 これが私達の洗脳の論拠です。吹き込まれたんですね。ですが人は信じている。もし競争のある資本主義システムがなければ、お金の必要性、お金を稼いだり獲得しないと飢えてしまうというシステムがなければ人間の身勝手さ・強欲はとどまるところを知らないだろうと。この資本主義が唯一の手段で、これがなければ人間は他人を食いものにし、システムに貢献などしないだろうと。この信念にあなたはどう対処します? MT: これもですね、その発言は資本主義の発想なんです。お金がなくなれば、その仕組みの中にはもう居ない。すべてがまったく違うところにいるんです。共同制作と協力による構造の中、競争のないところで作業を進めていくと– CG: 権利も。 MT: そう、権利も。私のために働く部下を持つ権利があるとか、そういう仕組み。それはすべて何千年も洗脳されてきたものです。だから、普通の人達の考え方、マインドコントロールを解くんです– 私達は皆、生まれた時から資本主義システムで生きている。 私達は、民主主義が救済だという考え方の世界に生まれてきます。違う、民主主義は脅しの戦略なんです。救済、恩恵などではない。民主主義も問題の要因です。私達は、民主主義の国に生きているから…なんて思っている。違うんです。それも問題点です。虚偽を担っている。資本主義、民主主義、競争、貨幣制度– これらはすべて無くさねばならない。これを排除しないうちは、条件を公平にしてすべての人の恩恵を実現させるような、協力し合う共同体を 創ることはできません。これを行うために、実に長い年数がかかりました。言いましたように、もう私は11年間これに携わっています。そしてその11年は、私自身にとっては最高の自己発見と解放の道のりでした。 そして他の人達にこれを伝えると、すぐに共鳴する人達がいます。少し時間がかかる人達もいます。また、拒絶し続ける人達もいます。ですが、いったん心を開いてこういう概念を理解し、そこに共鳴し始めたら、もう元に戻ることはありません。 DW: マイケル、ちょっと待って。相手はスマホをいじっている人達ですよ。こちらの目さえ見ない。何もしたくない人達。じっと座って待ってる人達ですよ。現実的とは思えないんですが。 CG: 移行の期間は必要です。それに– 人を洗脳する、の反対は何ですか? MT: 人を解放する。 CG: 人のマインドを解放するんですよね。 DW: 「やりたい」と誰かに思わせるのは無理ですよね? 人は自分の思うようにしか行動しないんですから。どれだけ大勢の人がスマホに没頭してることか。相手の目を見て会話すらできないんですから。 CG: きっかけとなるイベントは必要です、秘密宇宙プログラムで言われてきたこと、あなたも言っていますが世界レベルの経済崩壊です。人々はとても動揺するでしょう。そして、これまでずっと犯罪者に大がかりな仕組みの中で騙されてきたのだと気付くのです。人は民主主義という形のもと、こういう人達に票を入れましたが、私達はずっと支配されていたんです。もう、ひどい詐欺ですよ。 眠れる大衆がこれに気づいたら、それがきっかけとなってもっと知りたい、と思うでしょう。こうなった時に、大量文書のダンプを起こすのです。もっとたくさんの情報が公開されます。そうなると人は新たな概念を受け入れようとするとは思いませんか? DW: ええ。それで、ジェームズタウン・モデルについて– ちょっと話しましょう。広く知られているように、ごく少人数の人達が何も知らない外国の地に来たのですが、みな本質的にスキルもなく、汚ない作業に手を出したくもなく。他に方法はないのだから、生き残るためには働かなければならなかったんですが。でもいまの社会はもう違いますよね? MT: ええ、違います。 CG: 奴隷労働精神の時代もね。 MT: まったくその通り。 DW: そうですよね。 MT: 奴隷が堂々と市場で売られていた時代もありました。ええ。いま、私達はとても興味深い時代を生きています。この惑星に住んでいるほとんどの人達は、何かがおかしいとわかっています。町で普通の人に聞いたとします。いまの世界のあり方に満足していますか? 政府が私達のためにやっていることに満足していますか?あなたは人生に満足していますか? あなたはいまの人生は完璧ですか、この人生を生きるために生まれてきたんだって思えますか? 夢見た人生を生きていますか? 答えは100%、NOです。保証します、100%ですよ。 DW: そうでしょう。 MT: みな、NO、ぜんぜん満足していないと言います。明らかに何かが劇的におかしい。それで、新たなシステムを見つけるための出発ホームはもう仕上がっています。いまは新しいシステムを提示してゆく時です。私達はかなりうまくやってこれたと思っています。だからこそウブンツ運動はこんなに急成長しているのです。
私の期待や想像を遥かに上回る速さです。運動や世界的運動を始めるつもりなんてありませんでした。私はそんなことを思いもしていなかった。いくらかの情報を伝えるだけの予定でした。それがこういう事になった。 DW: ヒッピー的で、心地良さそうな決まり文句が多いですね。実践的な話は聞こえてきませんが。いまのところ、理論ばかりですね。 MT: 実践的なことこそ、早く着手せねばなりません。大切ですからね。皆、そこが聞きたいのです。素晴らしい。いいですね。でもどうやって? いまのこの状態から、どうやってそこに到達するんですか? と。だからこそ、実践的なステップを伝えることがとても大切なんです、そうすれば皆、自分のものにしますから。確信を持ちます。ただ、そうそう、そうだよね、では進まない。でしょう? それで、コミュニティはすでに存在している、ということを認識することです。大都市や首都エリアのシステムを変えるつもりはありません。困難ですから。私は、小さな町や小さな村に普及させるのがよいと思っています。全員の人に声が行き届くくらいのね。彼らに新しい概念を伝えて、自分の未来についての捉え方を変えて、どうすれば協働できるかを伝えてゆく。そして新しい考え方、新しい行動のし方、自分を豊かにするための新しい方法を自らが手本となって見せるのです。 どうやるか? 小さな町に多額のお金を持ち込めばできます。もう一つ重要なのは、私達はお金から解放されるためにお金を使わねばならない、ということ。他に方法はありません。世間の人達は言ってます、あっ テリンガー、それはイカサマだ。これをやるのにお金が欲しいのか。自分が説いてることを実践して、お金無しでやらないのか?妄想はやめてくれ。と。 この体制は少なくとも6000年の間、お金を使って私達を奴隷化してきたんです。これからの私達はこの体制を逆手に取り、変えてゆくべきです。私達のためになる体制にね。それから、先ほどコーリーの言ったことに話を戻しましょう、忘れないうちに。ウブンツ活動の原理は誰とも対立しないこと、流血の革命のようなものは起こさないことです。暴力や乱暴な対立の時代は終わっています。 私達は、自分達のための新しい現実を創り出しています。いま使われている既存の体制やエネルギー–人類を抑えるためにネガティブなエネルギーが使われていますが– それを私達の利益となるように変えて、穏やかに転換させてゆきます。実際に人類のために機能させる形でです。気づかぬうちに、思いもしなかった形で私達の役に立ってくれます。私がその方法を皆さんに示しましょう。とてもシンプル、あっという間に移行させることができるのです。 私達は、いくらでもコミュニティ・プロジェクトを創り出すことができます。まずこれを認識すること。ウブンツ貢献主義そのもののベースは、小さなコミュニティ内でその町の利益となるあらゆるコミュニティ・プロジェクトを確立させることです。コミュニティというのは、町、村、人々が集まる共同体のことです。コミュニティ一つ一つがプロジェクトを立ち上げ、取り組みます。すべての人が、週に2~3時間このプロジェクトの作業にあたるのです。 どうやって?ですが。 たとえばうまくこれを進めている町があるとします。食物を育てたり、技術に携わったり、思いつくことは何でも着手して創り上げています。ですが、支配階級が脅威を感じると直ちに武装した人々が送り込まれて活動は停止させられます。これでは解決になりません。 もう一点重要なのは、世界中にある自立コミュニティに目を向けて見ること。これらのコミュニティが他の地域に影響を与えた事がありますか? NOです。彼らは自立したコミュニティを機能させています。自立コミュニティは『私、私、私』の大きいバージョン。それが、『我々、我々、我々』になっている。この壁を越えて来ないで。招待していない人は入ってこないで。あなたは外部の人だから、私達の活動をシェアするつもりはありません。と。これでは解決になりません。それでいつも強調して伝えているのですが、私達が作るのは自立コミュニティではありません。まったく新しい考え方から生み出しています。周りのすべての人が利用できるものばかりを創ってゆきます。それを売るか、もしくは無料で提供するのです。 DW: 宇宙プログラムには、どんな原料の品、もの、食物でも欲しいものを作り出す技術があります。これをもし宇宙プログラムがリリースしたら– ボタンを押すだけで手に入るんですが– この技術をどのように取り込んでいけるでしょう? もうそういう技術はあって、使われていると知ったら– ある人は宇宙船に乗っていた時にこれを使って食べた煮込み料理が美味しかったと言ってました。この技術はどう取り入れていきますか? この技術が我々のものになったとしましょう。大々的な情報開示が起きる。我々がその技術を使えるようになる。このモデルはどう役に立つでしょう? MT: とても良い質問です。それについては私もかなり広く検討してきました。そうなった時こそ、一人一人の人間らしさが活かされる時です。煮込み料理を作るのに、そのレプリケーターを使いたい気持ちもありながら、私は実際のところ料理するのがとても楽しいんです。木製の棚を作るのも楽しい。木材の香りが大好きだからです。釣りも好きなんです。生まれ持った才能、特技を気に入っているので、それを表現したい場合があります。でなければ、自分は何をすればいいんだろう?と悩み、自殺を考えるかもしれません。 この地球上で、私達はすべての密度を味わうために生きていると私は思っています。酸素、水、重力、この惑星そのものを経験するため。ここは美しいもので満ち溢れています。そういうことをすべきです。私達はそれぞれに特別な、個性的な才能をもって生まれてきています。そういう事をすべきです。 だから、ズボンが欲しければレプリケーターを使ってもよい。けれど、あなたが皆と一緒に麻や生分解性の生地を作り、お母さんやおばあちゃん、もしくは仕立屋さんにお願いして新しい素敵な服を作ったらもっと楽しいのではないでしょうか。この惑星のこの現実、リアリティを活かして作る無毒性、リサイクル可能な生地。この地球を私達の現実として経験するために私達はここにいるのですから。 十分にそれをやり尽くしたら、その後はどうするかまた決めるのです。 CG: このテクノロジー、大規模な都市部での話を聞いたのですが、その多くは不足を補うという意味で役立つかもしれません。 MT: ええ。とても面白いことが起こるかもしれません。こうして、私は次第にコミュニティ・プロジェクトをウブンツ活動とウブンツ党派で用いるに至りました。人々が一つとなり、新しい豊かなシステムを作る、新たな社会構造を作るという理論を活かすためには政治レベルでこれをサポートせねばならないことが明白になったんです。なぜならいまの私達の生活は政治にコントロールされ、破壊されているからです。 人は言います、テリンガー、裏切ったなって。政治に手を出すのか。あいつらと同じだ、って。違います。政治に参加するのは人間のこのむかむかする、不道徳、不愉快で汚いところを変えたいからなんです。これが私達の人生を破壊しているんです。私達はこれを変えなければならない。傍観者として政治を無視しても何も起きません。解決にはならないのです。 それでは何をしたらいいでしょう? 何か行動を起こさねばねりません。だから私達はまったく新しいことを実際に発信する政党を立ち上げました。私達は政府を分権してゆきます。連邦準備制度をシャットダウンさせ、暫定的に人々のためにお金を発行する人民銀行(People’s Bank)を立ち上げるつもりです。非課税、無利子です。税金もインフレもありません。暫定期間、人々の環境を整えるために実際に役に立つことでしょう。私達に必要なコミュニティ・プロジェクトや公共事業などを整えれば、大都市部の人々をその牢屋のような生活から解放することができます。 その人達は自分の小さな町や村に戻ればよい。人民銀行がお金を提供するので、何かすることがでてきます。これは暫定期間の間だけですが。 DW: ものごとはすでにそのように向かっているとは思いませんか? 自分でYouTube動画を作っている人達がどれだけいることか。それでお金が入ってくることはまずない、それをわかってやっている。記事を書いたり。それでお金を貰うことはまずない。無料のソフトを作ったりするんですから。 皆、なぜそういうことをしているか? それは、自分は社会に役立つ存在と見られたいからです。社会的地位を求めている。この社会競争や社会協働も含まれることになるんでしょうか? MT: もちろんです。デイヴィッド、あなたが言っていることは本当に重要なことです。コミュニティで働き始めると– ここでも実践的なステップに繋げていきますよ、実践できることが大事だと考えていますから。毎朝起きた時から、コーリーが言ったように、必要なものはすべて供給されるとわかっています。どうしてか?というと、それが私達コミュニティの行いだから。食糧もテクノロジーも布地も、何もかも溢れるほどあります。 すべては豊富にあるんです。すべきことと言えば、ただ週に数時間だけコミュニティ・プロジェクトのために働くこと。あとの時間はあなたのものです。その先どうなってゆくか、それは私にはまだわかりません。それをどう発展させるかはコミュニティが決めることです。ただ結果として、ほとんどの時間はあなただけのものになります。そうすればあなたの才能を発揮すればよい。画家であろうと彫刻家であろうと、音楽家、馬のブリーダー、エンジニア、科学者、なんでもいいんです。あなたが何をするかは関係ありません。すばらしい能力があるということ– CG: やっていて幸せになるようなこと? MT: やっていて幸せな気分になることです。 CG: すごい。 MT: でしょう。 CG: 素晴らしいですね。 MT: 朝目覚めると、もうニッコリと笑顔になります。起きてスーツやネクタイを身につけなくていい、雨や寒い日や強風の中を電車やバス、自転車に乗ってひどい仕事場に行かなくてもいいんですから。その仕事も、毎月ローンや電気代、牛乳やパンを買うお金を稼ぐため。子供の教育費も払っているけれど、結局はまさにおんなじシステムの奴隷にさせる教育です。それが毎月のことなんですから。 DW: それにグラハム・ハンコック( Graham Hancock )は言ってましたね、人は耐え忍ぶために頭をアルコール漬けにして、ただそんな生活を続けている。 MT: その通り。もうそんなことはしなくていいんです。どのコミュニティに住むか、自分で選びます。あなたが何をしたいか、強制はされません。すべて無料で手に入ります、コミュニティ・プロジェクトのために週に数時間の労働で貢献するのですから。そうして皆の協力が集まれば、私達はとてもパワフルな労働力となります。労働力という言葉を使っていますが、この言葉もやがて姿を消すことでしょう。 あっという間に– 本当に見る見るうちに– あなたのコミュニティはとてもパワフルになり、どんな企業・地方自治体、政府も敵わないものとなります。これが具体的なステップです。いま、今日という日から豊かさの中で生きるコミュニティ、豊かさを生みだすコミュニティへと移ってゆく– DW: もし、ナイフを持ってうろつく男がいて女性をレイプしたりしたら、どうなるんですか? あなたならそういう男にどう対処しますか? MT: それもよく尋ねられる質問なんです。ここで尋ねてくださり、ありがとう。面白いなと思うんですが、これまでの11年の間にいろいろな質問をされましたが、その質問内容からいかに私達は同じようにプログラミングされているかがわかるのです。私達は同じ問題、同じような障害のことを思いつくように現体制によってプログラミングされている。いいですね。どの問題を解決すべきか、わかっているということですね。 ですがいいこともあります、ウブンツ・モデルでは中央集権型政府から離れます。自分達でコミュニティを治めるのです。どれが自分にとっていいコミュニティだろう、どのコミュニティに入ろうか– コミュニティは自分達なりのあり方を決めます。行動についてのガイドラインなど、新しい法律制度を制定します。基本的なこと、慣習法も– 殺してはいけない、盗んではいけない、恥ずかしくない行動をすること、などです。 CG: つまり、そういう面では中央集権政府のような観念的システムとは違うんですね。地域ごとに独自の道徳的指針があって– MT: いろんな面で都市国家だったころに戻るようなものです。都市国家にはどのコミュニティも独自の規則やガイドラインがあります。話しあうことは当然、たくさん出てきます。ただウブンツ・モデルでは、コミュニティの人達で選出する部族議会を見直しています。公開選挙なので、もし私が長老議会にデイヴィッド・ウィルコックに投票したとしたら、すべての人が私が誰に投票したかわかる仕組みの中でね。 CG: 長老たちは再び尊敬を得るかもしれませんね。 MT: そうあるべきなんです。いまは長老たちは脇に追いやられ、老人ホームに入れられます。老人達を排除しようとしているんです。なぜなら– CG: 見えない所へ消えてもらっている。 MT: そう。長老たちの智恵を活用しなくなっています。それでコミュニティは長老議会を選出し、コミュニティのガイドになってもらいます。長老たちは日々、いつでも逐一、コミュニティにとって最善になることを決めるのです。自分にとって最善のこと、ではありません。私がやっているのは少数派による運営システム。多数派運営システムではありません。人はこれに動揺します。人は、どういうことだ?って言いますね。 なぜなら私達はあまりにも民主主義と多数派ルールに毒されているからです。だから少数派が運営するシステムです。なぜそんなことが可能か? 多数派よりも、少数派の数の方がはるかに多いからです。少数派は無限にいます。蝶々の世話をしたり桃の木を世話したり土や雲のことを気にかける人がいたり。そして遺伝子組み換え食品を摂取しないように計らう人達とか– ありとあらゆる少数派は実に大勢います。 貢献主義のシステムでは、すべての少数派に対応します。どの少数派にもすべてのツール、テクノロジー、サポート、研究環境、研究内容、コミュニティで一人一人が行っていくために必要なものはすべて与えられます。だから少数派運営システムと呼びます。多数派システムではない。多数派では51対49になった時、49の人達は自分達のやり方を放棄させられますからね。
シーズン3、エピソード9
デイヴィッド・ウィルコック、コーリー・グッド Cosmic Disclosure: Ubuntu and the Blue Avian’s Message Part 2
Season 3, Episode 9
David Wilcock, Corey Goode
http://www.spherebeingalliance.com/blog/transcript-cosmic-disclosure-ubuntu-and-the-blue-avians-message-part-2.html DW: ようこそ『コズミック・ディスクロージャー』へ。私は司会のデイヴィッド・ウィルコックです。インサイダーの中のインサイダー、コーリー・グッドをお迎えしています。彼は秘密宇宙プログラムと協働しているとのこと、このプログラムはとても興味深い未来像を持っています。彼らが保有するテクノロジーがあれば、我々には金融システムが不要となります。何か必要な時はボタンさえ押せば、レプリケーターが作りだしてくれるのです。 今回は特別版でマイケル・テリンガー(Michael Tellinger)にも来ていただいています。彼は秘密プログラム同盟が指名している人物です。というのも、彼が提唱するウブンツ貢献主義システムは地球上に調和をもたらすまったく新たな方法の青写真となるとのこと、我々が必要とする商品やサービスは愛と共同創造に基づいて提供されるというシステムであり、破壊的な競争とは無縁なのです。ではマイケル、ようこそ。 MT: デイヴィッド、素晴らしい紹介をありがとう。 DW: さて、私はこれからしばし弁護士の役に徹しようと思います。 MT: どうぞ。 DW: あなたから愛という煙がもくもくと出ているので、煽いで散らしてしまいますよ。 MT: はい。 DW: それと、あなたを嫌っている人達からの攻撃的な発言もしていきます。あなたはこれから裁判を受ける設定ですからね。 MT: いいですとも、デイヴィッド、そういうことを聞き続けてもう11年になりますからね。 DW: そんな人達にも発言権を与えてあげないとね。 MT: 裁判へようこそ。 DW: カメラの向こうから話せませんからね。私が彼らの声になりましょう。 MT: ええ、どうぞどうぞ。 DW: アメリカの子供達は皆、ジェームスタウン( Jamestown)の洗脳を受けています。初めてアメリカに来た人達はこう考えていました– 皆でここで食物を育てて、素晴らしい世界にしよう、って。ところが、アメリカに来たのは裕福な地主達で、土地を耕すことを拒否した。そして餓死したんですね、誰かが働いてくれるだろうと言いながら。自分は働きたくなかったからです。 これが私達の洗脳の論拠です。吹き込まれたんですね。ですが人は信じている。もし競争のある資本主義システムがなければ、お金の必要性、お金を稼いだり獲得しないと飢えてしまうというシステムがなければ人間の身勝手さ・強欲はとどまるところを知らないだろうと。この資本主義が唯一の手段で、これがなければ人間は他人を食いものにし、システムに貢献などしないだろうと。この信念にあなたはどう対処します? MT: これもですね、その発言は資本主義の発想なんです。お金がなくなれば、その仕組みの中にはもう居ない。すべてがまったく違うところにいるんです。共同制作と協力による構造の中、競争のないところで作業を進めていくと– CG: 権利も。 MT: そう、権利も。私のために働く部下を持つ権利があるとか、そういう仕組み。それはすべて何千年も洗脳されてきたものです。だから、普通の人達の考え方、マインドコントロールを解くんです– 私達は皆、生まれた時から資本主義システムで生きている。 私達は、民主主義が救済だという考え方の世界に生まれてきます。違う、民主主義は脅しの戦略なんです。救済、恩恵などではない。民主主義も問題の要因です。私達は、民主主義の国に生きているから…なんて思っている。違うんです。それも問題点です。虚偽を担っている。資本主義、民主主義、競争、貨幣制度– これらはすべて無くさねばならない。これを排除しないうちは、条件を公平にしてすべての人の恩恵を実現させるような、協力し合う共同体を 創ることはできません。これを行うために、実に長い年数がかかりました。言いましたように、もう私は11年間これに携わっています。そしてその11年は、私自身にとっては最高の自己発見と解放の道のりでした。 そして他の人達にこれを伝えると、すぐに共鳴する人達がいます。少し時間がかかる人達もいます。また、拒絶し続ける人達もいます。ですが、いったん心を開いてこういう概念を理解し、そこに共鳴し始めたら、もう元に戻ることはありません。 DW: マイケル、ちょっと待って。相手はスマホをいじっている人達ですよ。こちらの目さえ見ない。何もしたくない人達。じっと座って待ってる人達ですよ。現実的とは思えないんですが。 CG: 移行の期間は必要です。それに– 人を洗脳する、の反対は何ですか? MT: 人を解放する。 CG: 人のマインドを解放するんですよね。 DW: 「やりたい」と誰かに思わせるのは無理ですよね? 人は自分の思うようにしか行動しないんですから。どれだけ大勢の人がスマホに没頭してることか。相手の目を見て会話すらできないんですから。 CG: きっかけとなるイベントは必要です、秘密宇宙プログラムで言われてきたこと、あなたも言っていますが世界レベルの経済崩壊です。人々はとても動揺するでしょう。そして、これまでずっと犯罪者に大がかりな仕組みの中で騙されてきたのだと気付くのです。人は民主主義という形のもと、こういう人達に票を入れましたが、私達はずっと支配されていたんです。もう、ひどい詐欺ですよ。 眠れる大衆がこれに気づいたら、それがきっかけとなってもっと知りたい、と思うでしょう。こうなった時に、大量文書のダンプを起こすのです。もっとたくさんの情報が公開されます。そうなると人は新たな概念を受け入れようとするとは思いませんか? DW: ええ。それで、ジェームズタウン・モデルについて– ちょっと話しましょう。広く知られているように、ごく少人数の人達が何も知らない外国の地に来たのですが、みな本質的にスキルもなく、汚ない作業に手を出したくもなく。他に方法はないのだから、生き残るためには働かなければならなかったんですが。でもいまの社会はもう違いますよね? MT: ええ、違います。 CG: 奴隷労働精神の時代もね。 MT: まったくその通り。 DW: そうですよね。 MT: 奴隷が堂々と市場で売られていた時代もありました。ええ。いま、私達はとても興味深い時代を生きています。この惑星に住んでいるほとんどの人達は、何かがおかしいとわかっています。町で普通の人に聞いたとします。いまの世界のあり方に満足していますか? 政府が私達のためにやっていることに満足していますか?あなたは人生に満足していますか? あなたはいまの人生は完璧ですか、この人生を生きるために生まれてきたんだって思えますか? 夢見た人生を生きていますか? 答えは100%、NOです。保証します、100%ですよ。 DW: そうでしょう。 MT: みな、NO、ぜんぜん満足していないと言います。明らかに何かが劇的におかしい。それで、新たなシステムを見つけるための出発ホームはもう仕上がっています。いまは新しいシステムを提示してゆく時です。私達はかなりうまくやってこれたと思っています。だからこそウブンツ運動はこんなに急成長しているのです。
私の期待や想像を遥かに上回る速さです。運動や世界的運動を始めるつもりなんてありませんでした。私はそんなことを思いもしていなかった。いくらかの情報を伝えるだけの予定でした。それがこういう事になった。 DW: ヒッピー的で、心地良さそうな決まり文句が多いですね。実践的な話は聞こえてきませんが。いまのところ、理論ばかりですね。 MT: 実践的なことこそ、早く着手せねばなりません。大切ですからね。皆、そこが聞きたいのです。素晴らしい。いいですね。でもどうやって? いまのこの状態から、どうやってそこに到達するんですか? と。だからこそ、実践的なステップを伝えることがとても大切なんです、そうすれば皆、自分のものにしますから。確信を持ちます。ただ、そうそう、そうだよね、では進まない。でしょう? それで、コミュニティはすでに存在している、ということを認識することです。大都市や首都エリアのシステムを変えるつもりはありません。困難ですから。私は、小さな町や小さな村に普及させるのがよいと思っています。全員の人に声が行き届くくらいのね。彼らに新しい概念を伝えて、自分の未来についての捉え方を変えて、どうすれば協働できるかを伝えてゆく。そして新しい考え方、新しい行動のし方、自分を豊かにするための新しい方法を自らが手本となって見せるのです。 どうやるか? 小さな町に多額のお金を持ち込めばできます。もう一つ重要なのは、私達はお金から解放されるためにお金を使わねばならない、ということ。他に方法はありません。世間の人達は言ってます、あっ テリンガー、それはイカサマだ。これをやるのにお金が欲しいのか。自分が説いてることを実践して、お金無しでやらないのか?妄想はやめてくれ。と。 この体制は少なくとも6000年の間、お金を使って私達を奴隷化してきたんです。これからの私達はこの体制を逆手に取り、変えてゆくべきです。私達のためになる体制にね。それから、先ほどコーリーの言ったことに話を戻しましょう、忘れないうちに。ウブンツ活動の原理は誰とも対立しないこと、流血の革命のようなものは起こさないことです。暴力や乱暴な対立の時代は終わっています。 私達は、自分達のための新しい現実を創り出しています。いま使われている既存の体制やエネルギー–人類を抑えるためにネガティブなエネルギーが使われていますが– それを私達の利益となるように変えて、穏やかに転換させてゆきます。実際に人類のために機能させる形でです。気づかぬうちに、思いもしなかった形で私達の役に立ってくれます。私がその方法を皆さんに示しましょう。とてもシンプル、あっという間に移行させることができるのです。 私達は、いくらでもコミュニティ・プロジェクトを創り出すことができます。まずこれを認識すること。ウブンツ貢献主義そのもののベースは、小さなコミュニティ内でその町の利益となるあらゆるコミュニティ・プロジェクトを確立させることです。コミュニティというのは、町、村、人々が集まる共同体のことです。コミュニティ一つ一つがプロジェクトを立ち上げ、取り組みます。すべての人が、週に2~3時間このプロジェクトの作業にあたるのです。 どうやって?ですが。 たとえばうまくこれを進めている町があるとします。食物を育てたり、技術に携わったり、思いつくことは何でも着手して創り上げています。ですが、支配階級が脅威を感じると直ちに武装した人々が送り込まれて活動は停止させられます。これでは解決になりません。 もう一点重要なのは、世界中にある自立コミュニティに目を向けて見ること。これらのコミュニティが他の地域に影響を与えた事がありますか? NOです。彼らは自立したコミュニティを機能させています。自立コミュニティは『私、私、私』の大きいバージョン。それが、『我々、我々、我々』になっている。この壁を越えて来ないで。招待していない人は入ってこないで。あなたは外部の人だから、私達の活動をシェアするつもりはありません。と。これでは解決になりません。それでいつも強調して伝えているのですが、私達が作るのは自立コミュニティではありません。まったく新しい考え方から生み出しています。周りのすべての人が利用できるものばかりを創ってゆきます。それを売るか、もしくは無料で提供するのです。 DW: 宇宙プログラムには、どんな原料の品、もの、食物でも欲しいものを作り出す技術があります。これをもし宇宙プログラムがリリースしたら– ボタンを押すだけで手に入るんですが– この技術をどのように取り込んでいけるでしょう? もうそういう技術はあって、使われていると知ったら– ある人は宇宙船に乗っていた時にこれを使って食べた煮込み料理が美味しかったと言ってました。この技術はどう取り入れていきますか? この技術が我々のものになったとしましょう。大々的な情報開示が起きる。我々がその技術を使えるようになる。このモデルはどう役に立つでしょう? MT: とても良い質問です。それについては私もかなり広く検討してきました。そうなった時こそ、一人一人の人間らしさが活かされる時です。煮込み料理を作るのに、そのレプリケーターを使いたい気持ちもありながら、私は実際のところ料理するのがとても楽しいんです。木製の棚を作るのも楽しい。木材の香りが大好きだからです。釣りも好きなんです。生まれ持った才能、特技を気に入っているので、それを表現したい場合があります。でなければ、自分は何をすればいいんだろう?と悩み、自殺を考えるかもしれません。 この地球上で、私達はすべての密度を味わうために生きていると私は思っています。酸素、水、重力、この惑星そのものを経験するため。ここは美しいもので満ち溢れています。そういうことをすべきです。私達はそれぞれに特別な、個性的な才能をもって生まれてきています。そういう事をすべきです。 だから、ズボンが欲しければレプリケーターを使ってもよい。けれど、あなたが皆と一緒に麻や生分解性の生地を作り、お母さんやおばあちゃん、もしくは仕立屋さんにお願いして新しい素敵な服を作ったらもっと楽しいのではないでしょうか。この惑星のこの現実、リアリティを活かして作る無毒性、リサイクル可能な生地。この地球を私達の現実として経験するために私達はここにいるのですから。 十分にそれをやり尽くしたら、その後はどうするかまた決めるのです。 CG: このテクノロジー、大規模な都市部での話を聞いたのですが、その多くは不足を補うという意味で役立つかもしれません。 MT: ええ。とても面白いことが起こるかもしれません。こうして、私は次第にコミュニティ・プロジェクトをウブンツ活動とウブンツ党派で用いるに至りました。人々が一つとなり、新しい豊かなシステムを作る、新たな社会構造を作るという理論を活かすためには政治レベルでこれをサポートせねばならないことが明白になったんです。なぜならいまの私達の生活は政治にコントロールされ、破壊されているからです。 人は言います、テリンガー、裏切ったなって。政治に手を出すのか。あいつらと同じだ、って。違います。政治に参加するのは人間のこのむかむかする、不道徳、不愉快で汚いところを変えたいからなんです。これが私達の人生を破壊しているんです。私達はこれを変えなければならない。傍観者として政治を無視しても何も起きません。解決にはならないのです。 それでは何をしたらいいでしょう? 何か行動を起こさねばねりません。だから私達はまったく新しいことを実際に発信する政党を立ち上げました。私達は政府を分権してゆきます。連邦準備制度をシャットダウンさせ、暫定的に人々のためにお金を発行する人民銀行(People’s Bank)を立ち上げるつもりです。非課税、無利子です。税金もインフレもありません。暫定期間、人々の環境を整えるために実際に役に立つことでしょう。私達に必要なコミュニティ・プロジェクトや公共事業などを整えれば、大都市部の人々をその牢屋のような生活から解放することができます。 その人達は自分の小さな町や村に戻ればよい。人民銀行がお金を提供するので、何かすることがでてきます。これは暫定期間の間だけですが。 DW: ものごとはすでにそのように向かっているとは思いませんか? 自分でYouTube動画を作っている人達がどれだけいることか。それでお金が入ってくることはまずない、それをわかってやっている。記事を書いたり。それでお金を貰うことはまずない。無料のソフトを作ったりするんですから。 皆、なぜそういうことをしているか? それは、自分は社会に役立つ存在と見られたいからです。社会的地位を求めている。この社会競争や社会協働も含まれることになるんでしょうか? MT: もちろんです。デイヴィッド、あなたが言っていることは本当に重要なことです。コミュニティで働き始めると– ここでも実践的なステップに繋げていきますよ、実践できることが大事だと考えていますから。毎朝起きた時から、コーリーが言ったように、必要なものはすべて供給されるとわかっています。どうしてか?というと、それが私達コミュニティの行いだから。食糧もテクノロジーも布地も、何もかも溢れるほどあります。 すべては豊富にあるんです。すべきことと言えば、ただ週に数時間だけコミュニティ・プロジェクトのために働くこと。あとの時間はあなたのものです。その先どうなってゆくか、それは私にはまだわかりません。それをどう発展させるかはコミュニティが決めることです。ただ結果として、ほとんどの時間はあなただけのものになります。そうすればあなたの才能を発揮すればよい。画家であろうと彫刻家であろうと、音楽家、馬のブリーダー、エンジニア、科学者、なんでもいいんです。あなたが何をするかは関係ありません。すばらしい能力があるということ– CG: やっていて幸せになるようなこと? MT: やっていて幸せな気分になることです。 CG: すごい。 MT: でしょう。 CG: 素晴らしいですね。 MT: 朝目覚めると、もうニッコリと笑顔になります。起きてスーツやネクタイを身につけなくていい、雨や寒い日や強風の中を電車やバス、自転車に乗ってひどい仕事場に行かなくてもいいんですから。その仕事も、毎月ローンや電気代、牛乳やパンを買うお金を稼ぐため。子供の教育費も払っているけれど、結局はまさにおんなじシステムの奴隷にさせる教育です。それが毎月のことなんですから。 DW: それにグラハム・ハンコック( Graham Hancock )は言ってましたね、人は耐え忍ぶために頭をアルコール漬けにして、ただそんな生活を続けている。 MT: その通り。もうそんなことはしなくていいんです。どのコミュニティに住むか、自分で選びます。あなたが何をしたいか、強制はされません。すべて無料で手に入ります、コミュニティ・プロジェクトのために週に数時間の労働で貢献するのですから。そうして皆の協力が集まれば、私達はとてもパワフルな労働力となります。労働力という言葉を使っていますが、この言葉もやがて姿を消すことでしょう。 あっという間に– 本当に見る見るうちに– あなたのコミュニティはとてもパワフルになり、どんな企業・地方自治体、政府も敵わないものとなります。これが具体的なステップです。いま、今日という日から豊かさの中で生きるコミュニティ、豊かさを生みだすコミュニティへと移ってゆく– DW: もし、ナイフを持ってうろつく男がいて女性をレイプしたりしたら、どうなるんですか? あなたならそういう男にどう対処しますか? MT: それもよく尋ねられる質問なんです。ここで尋ねてくださり、ありがとう。面白いなと思うんですが、これまでの11年の間にいろいろな質問をされましたが、その質問内容からいかに私達は同じようにプログラミングされているかがわかるのです。私達は同じ問題、同じような障害のことを思いつくように現体制によってプログラミングされている。いいですね。どの問題を解決すべきか、わかっているということですね。 ですがいいこともあります、ウブンツ・モデルでは中央集権型政府から離れます。自分達でコミュニティを治めるのです。どれが自分にとっていいコミュニティだろう、どのコミュニティに入ろうか– コミュニティは自分達なりのあり方を決めます。行動についてのガイドラインなど、新しい法律制度を制定します。基本的なこと、慣習法も– 殺してはいけない、盗んではいけない、恥ずかしくない行動をすること、などです。 CG: つまり、そういう面では中央集権政府のような観念的システムとは違うんですね。地域ごとに独自の道徳的指針があって– MT: いろんな面で都市国家だったころに戻るようなものです。都市国家にはどのコミュニティも独自の規則やガイドラインがあります。話しあうことは当然、たくさん出てきます。ただウブンツ・モデルでは、コミュニティの人達で選出する部族議会を見直しています。公開選挙なので、もし私が長老議会にデイヴィッド・ウィルコックに投票したとしたら、すべての人が私が誰に投票したかわかる仕組みの中でね。 CG: 長老たちは再び尊敬を得るかもしれませんね。 MT: そうあるべきなんです。いまは長老たちは脇に追いやられ、老人ホームに入れられます。老人達を排除しようとしているんです。なぜなら– CG: 見えない所へ消えてもらっている。 MT: そう。長老たちの智恵を活用しなくなっています。それでコミュニティは長老議会を選出し、コミュニティのガイドになってもらいます。長老たちは日々、いつでも逐一、コミュニティにとって最善になることを決めるのです。自分にとって最善のこと、ではありません。私がやっているのは少数派による運営システム。多数派運営システムではありません。人はこれに動揺します。人は、どういうことだ?って言いますね。 なぜなら私達はあまりにも民主主義と多数派ルールに毒されているからです。だから少数派が運営するシステムです。なぜそんなことが可能か? 多数派よりも、少数派の数の方がはるかに多いからです。少数派は無限にいます。蝶々の世話をしたり桃の木を世話したり土や雲のことを気にかける人がいたり。そして遺伝子組み換え食品を摂取しないように計らう人達とか– ありとあらゆる少数派は実に大勢います。 貢献主義のシステムでは、すべての少数派に対応します。どの少数派にもすべてのツール、テクノロジー、サポート、研究環境、研究内容、コミュニティで一人一人が行っていくために必要なものはすべて与えられます。だから少数派運営システムと呼びます。多数派システムではない。多数派では51対49になった時、49の人達は自分達のやり方を放棄させられますからね。
ー以下に続きますー