2013年９月２日
今、当たり前の日常の光景で気にも留めないことが、少し前まではちょっとこれではと思うような悪習慣がたくさん身近にありました。
たばこのポイ捨て〜古い映画を見ると俳優がたばこを格好よく吸う場面が必ず出てきました。そして「ポイ！」と道端に捨てるのです。これがたばこ会社の世界戦略だったとは思いもよらず、その映画に世界中が食い入っていました。
それから、町中はどこに行ってもたばこを吸う人で一杯です。プラットホームなど公衆の場ではたばこの吸い殻とゴミが散乱していました。今はご覧の通りで公衆の場からごみ箱も消え、煙草も吸う場所が決められ、きれいな街並みに変わりました。
毛皮製品が減少〜古い映画でもそうですが、社交世界では毛皮のコートを競い合い、今の感覚でいえば「魔女のファッション」的なバージョンが流行していて、庶民も革ジャンパーや革のバッグを好んでいました。通勤電車に乗ると車内はたばこと革独特の臭いを避けるのに苦心しました。流行には疎いのですが、最近はあまり革ジャンパーを着たり、特に女性・男性に限らず革のバッグあるいはカバンを持っている人はまれなように思います。動物愛護精神の普及より、もっと別の感性の意味で変化してきたように感じています。
化粧品・洗剤・健康食品をはじめ生活の周辺に様々な変化が起きています。ひとりひとりの趣向がたばこや毛皮のように、小さな思い付きや発想がいつの間にか社会に定着してさらに一歩進んだ意識改善につながってゆく様子を知らず知らずたくさん経験しています。
服装の生地も、今まで石油製品が圧倒的でしたが、木綿や麻が見直されてきています。住宅や寝具など生活用品も自然の素材の傾向が出ています。体に良いかどうかは使ってみるとすぐわかりますが、生活意識に余裕がないとなかなかその気になれません。
世界の大きな変化を目前にして、圧倒的な企業の押し付けに対し様々に葛藤しながらどうにか成果を上げてきました。十分とは言えませんが、こうして自分の健康に気を遣い、自分の身体がソウルメイトであることを感じはじめ、少しずつ自然の美しさや宇宙のマスターのメッセージに対して感動がよみがえってきています。
進化に添った住まい・服装・食生活をイメージしていると、あちこちで始まっているようにも思いますし、すでに古代からたくさんあったものが、このわずか数百年に間に変えられてしまったものを発見することも楽しみです。
悪習慣に注意を払い、本来の自分を回復（アセンション）すれば、昨年からこの９か月余りで経験している身の回りの小さな変化がより鮮明になってくることが実感できそうです。
聖なるシンプルな ファッションへ
