コーリー・グッド(Corey/GoodETxsg)
Ancient Earth Break-Away-Civilization Subterranean Council Meeting & SSP
Alliance Debrief Part 1 – “Honeycomb Earth”
(3)
かつてもそうでしたが、今ほど地下住民達が自らの文明を秘密に保ち、遺伝的統合性を守り、大切な何百もの地下寺院や地下都市を守らねばならないと感じたことはありません。
彼らにはETグループから身を隠し、守るための先進テクノロジーがあります。彼らはETグループを相手に長期戦略的なゲームをプレイし始めました。ETが関心を向けている、この地表の人種はゲームの駒です。
地表にいる、遺伝的には彼らの遠い親戚にあたる人々のところに神や次元上昇した導師として現れ、彼らの文明開発をサポートし、霊的にも助けるのです。こうすれば彼らの遺伝子プログラムの攻撃的な部分を克服できるかもしれないという希望で行われているのです。
彼らの試みは、いま現在まで続いています。
地表の人間のテクノロジーが以前より洗練されてきたら、今度は他の星系からきたETとして姿を現すことにしました。
人々が地下を見ないで星を見続けるように、そのためにこうしてゆく、と言っています。
さらに、彼らの活動を私達が最近開示していますが、彼ら自身も地表にコンタクトし、それに矛盾した情報や通信を伝え、対抗作用が起きるだろうとのこと。
植え付けの虚報は、実際に偽物がいると語るであろう、だが彼らは本物のETグループとコンタクトしている場合もあれば、詐欺師と交信しているコンタクティーもいるだろうと言っています。
(完全にはっきりさせておきますが、すべてのコンタクティーがそうだと言っているのではありません。ですが該当者は相当大勢います。何百人もの地下住民がマインドを通じて地表の人達にコンタクトしており、その地域を教えてもらったので、パート2でそれについて説明します。彼らは宇宙船に乗って市民と物理的コンタクトをとるという一連のプログラムを行っています)
ある程度の条件が整うまで、彼らはこの実践を続けると言いました。
その条件の一つは、地表人が現在の支配システムを除去せねばならない、ということです。それは地下住民達が対抗している、同一のETグループが運用しているシステムです。
二つめは、地表人が野蛮でがさつな振る舞いや遺伝子プログラミングを克服せねばならない、ということ。
彼らは私達がそれを達成できると思うほど楽観してはいないと言いました。継続的なエネルギーの変化やガーディアンズの復帰、サポートがあっても、です。これを聞いてとても驚きました。彼らは明らかに、スフィア・アライアンスのことをガーディアンズとして話していたからです。
[デイヴィッド・ウィルコックによるとOneの法則では彼らの文明は私達の惑星・金星で12億年前に起源から高次先進状態にまで進化した、と言っていたそうです。
私は個人的にスフィア・アライアンスからOneの法則を読むように言われていたので、これは非常に興味深い関連性だなと思いました。デイヴィッドは、この法則はあらゆるストーリーの未決事項を解決する「大変革」だと言っていました。
古代ビルダー人種は、多数にのぼるピラミッド、オベリスク、その他構造物を太陽系全体に残しています。ガラスのような透明アルミニウムを使って作られたものも多々あります。多種多様の人工物が、地球の巨大な地下洞窟にはいまも存在しています。
この地下住民グループは、完全開示イベントが起き、操作しようとするETを太陽系から除去した後も、私達は何代もの世代をかけて自らを癒し、文明として進化せねばならないだろうと思っています。
そうしてやっと、私達は同等の文明としてオープンなコンタクトをとることができるのだろうと。
彼らはこの新たな評議会の結成について、もしくは新たに戻ってきた「ガーディアンズ」とのコンタクトをとるためにSSP同盟評議会にコンタクトをとるにしても、ワクワクしてなどいません。
ガーディアンズは自ら地下住民にコンタクトすることはなさそうです。地下住民がガーディアンズにアクセスしたいのであれば、彼らは私達とチームとなり共同作業をせねばなりません。
私達は強要されてこのようにしているのだ、ときっぱり言いました。彼らには様々な問題があり、そのために無理やり同盟を作らざるを得なかったのです。地下ET避難民や「古代前地球民族」による壊滅的抵抗運動も起きています。
その上、最近は地表人秘密結社や王政からの裏切りまで起き、問題はさらに増えています。
彼らはSSP同盟にいるあらゆるメンバーはあらゆるETグループや混血人種グループの活動に抵抗したくて離脱したけれど、離脱前には人類に対して犯罪を犯していたこともよくわかっている、と言いました。
彼らは私達を判断せずにいました。私の視点から言えば、私達も彼らのこと、彼らの視点に判断を下してはいけないのと同じことだと思います。
この話題は膠着状態のままで、もう何も言うことはありませんでした。ゴンザレスは立ち上がり、テーブルで話していた一人一人に頭を下げてお辞儀をしました。
そして座り、こちらに身を寄せて「上手くいったな?」と囁きました。私は答えませんでした。頭の中はいま聞いたばかりの情報がぐるぐる回っていたので、ただ座っていました。スマートグラスパッドの情報や他のグループとのミーティングから得た情報といま聞いた情報を結びつけようとしていました。
初めて聞く情報がたくさんあったし、少なくともこれまで聞いたどの情報よりもはるかに詳しい内容です。どれほど正確なのだろうとも考えていました。何せ、何千年もの間、地球の表面の人達を騙してきたグループの情報ですから。
いま、私達は各自で既成の信念体系をさらに掘り下げ、より深いレベルから新しい情報を見分けてゆくべきです。私達を騙し、自分達が滅亡の恐れがあるから同盟を組んだだけだと言っている人達を、ただ口頭での話や約束だけでは信頼できません。
私は思索にふけり、皆の話し声は何キロも彼方にしか聞こえませんでした。皆が立ち上がってフードを被ったので、私も素早くそれにならいました。
7つのグループそれぞれが、前アッカド言語で短い文章を唱え、この『Isisの子宮』という部屋の唯一の扉のところで列をなしました。
誰も話さず、司会が退室の合図を出すまで足やローブの擦れる音だけが聞こえました。
間もなく、皆が扉をゆっくりとくぐり抜けてゆきました。私はその間も頭の中で聞いたばかりの情報を振り返っていました。
皆、来た道を戻りました。曲がっている階段、ねじれたり角を曲がったりしたところを戻り、元いたメインの廊下に出ました。
そして水の儀式を行う部屋に向かう、わずかに上りになっている坂道を進みました。そこから私が一番初めに到着したドーム型の大きな部屋に繋がっています。
洗浄の部屋に戻ると、また裸にさせられるかもしれないと、心の準備をしました。今回はずいぶん大勢の見物客がいます。
すると私達の前のグループはこの部屋への扉を通り過ぎ、別の大きなドーム型の部屋に向かいました。
少しホッとしたところで、ゴンザレスが私の左腕をポンとたたきました。
振り返ると、彼は私の2歩ほど後ろで立ち止まっていました。彼は開催者グループにいた二人の魅力的な女性と一緒にいました。
彼は私の前にいる他のグループを見ながら、指を唇のところにあてていました。何も言うな、という合図です。
振り返ると、他のグループが入っていった大きなドーム型の部屋から明るい光がフラッシュのように輝いていました。
私はゴンザレスの横に行きました。彼は片手でもう一方の手首を持ち、ゆったりと静かに立っていました。
その前から、女性の一人が私を時々見ているのに気づいていました。何か私に言いたそうでした。
廊下の突き当たりで光のフラッシュがなくなると、到着時に洗浄室に衣類を持って挨拶に来てくれた女性が一歩前に出ました。
『私について来てください。個人的なお願いがあるのです。』と言いました。別の使節団が彼らの領域を一つ一つ訪問していて、浄化や洗浄にまたその使節団が戻ってくると聞かされ、私はその人達の衣類を取りに行くのだろうと思いました。
ゴンザレスは混乱した面持ちで私を見ていました。女性は私に直接話しかけてきたので、お願いを聞きましょう、と彼女に言いました。
彼女は微笑んで言いました。『一緒に来てください。』そして私が到着した大きな部屋に入りました。
ゴンザレスともう一人の女性は私達の5歩ほど後ろを歩いていました。説明か、お願いの内容を聞かせてくれるだろうと思ったのですが、ただ黙ったまましばらく歩きました。
廊下突き当たりの大きなドーム型の部屋を通り抜け、向こう側の扉をくぐり抜けました。
もう部屋は空っぽでした。4つの扉の両脇にも誰も立っていません。私達は別の廊下を進みました。前の廊下よりもたくさんの扉がありました。私は歩数や扉を数えるのをすっかり忘れていました。他にも、新たな施設に入った際には標準行動手順 ( standard operating procedure – SOP) という情報収集メソッドがあるのですが、すっかり忘れていました。
彼女は真剣に尋ねることがあるようでした。私はありとあらゆる事を考えていました。この先どうなるのだろう、と緊張していました。そのお陰で、つい先ほど受け入れようとしていた新しいデータはすっかり頭の中から消え去ってしまいました。
この廊下のどの部屋にも、『硬い光』のエネルギーフィールドのようなものがかかっていて、それで中が見えないようになっていました。
私達は廊下を何度か曲がり、ある扉の所で立ち止まりました。彼女がペンダントをたたくと、扉口が透明になりました。すると中が見えました。
扉口から見る限り、そこは個人のプライベートな部屋のラウンジのようでした。
彼女はゴンザレスと彼のエスコートを見て『ここで待っていてください』と言いました。そして中に入り、振り返って私を見ました。
私がゴンザレスの方を見ると、さらに混乱しているようでした。そして私は彼女のいる部屋に入りました。彼女がペンダントをたたくと、エネルギーバリアがまた現れ、扉口を覆いました。
私は内向的な性格で、知らない女性の前では恥ずかしがりでもあり、緊張して少し自意識過剰になりました。
すると彼女はテレパシーで話してきました。リラックスして、と言われました。私の子供時代の体験を教えてもらえないだろうか、と言うのです。
彼女のグループの人達にとってとても特別な場所があるのだけれど、もう何百年も立ち入ることができないのだと言いました。
非人間地下住民グループがその場所を乗っ取ってしまったそうです。
それは地球の古代の先住種で、『ダル-アザグ』(Dal-Azag- 羽の生えた蛇)と呼んでいました。
その姿をイメージで送ってくれました。私は一度も会ったことはありませんが、スマートグラスパッドのデータベースで見たラプトールであることは分かりました。
前に伝えましたが、私達が直面する地下住民グループの中でも最も頑強で危険な存在です。ぞっとする姿をしています。肉食性で極めて攻撃的で、人間を見ると攻撃し、食べてしまいます。
彼女は支配階級にいるラプトールのイメージを見せてきました。この種は頭と首の後ろにふさふさとした羽毛が縦に生えていて、鳥の鶏冠のようになっています。
私の読んだ情報には、鳥によく似た、ぎくしゃくした動き方をすると書いてありました。彼女の頭の中のイメージは、彼らの外観や動き方がかなりハッキリとしたビジョンを見せてくれました。確かに、動揺させられるイメージでした。
彼女によると、この人種は地表の人間文明のいくつかの派閥と共に頑強な同盟を組んだそうです。
彼らはその地表グループを自分達の領域に探検してくるのを受け入れましたが、人肉を捧げるように要請したそうです。ちょうど、スペインが土地を征服した頃、その土地の下辺りでのことです。
その人間の秘密結社にはそんな贈り物を提供するのを咎めるような倫理観はまったくありませんでした。
これは前に聞いたことがありました。恐ろしい話ですが、ショックではありませんでした。
他にも同様のことを行うグループはあります。
ようやく、私に関係する話になりました。私が青年だった頃、私は奥深いクリスタルの洞窟に連れて行かれました。そのクリスタルは生きていると言われました。彼女は、その私の体験のことを知っていました。私はその頃、他の子供達とグループとして行動していました。
クリスタルに触るな、クリスタルが傷つくし私達も傷つくかもしれないと言われました。そしてテレパシーでクリスタルと交流するように言われたのです。
私は、大勢の子供達と同じくクリスタリンの生命体とうまく繋がることができました。
[デイヴィッド・ウィルコックはこれもまたONEの法則に通じる興味深い点だと言っていました。ONEの法則シリーズによると、地球が人間という生命のために初めに環境を整えた際、超先進的なクリスタルが地球の内側に配置されました。そのクリスタルは感覚を持った存在です。
このクリスタルは、いまでいうインターネット・サーバーのような働きをします。人々が目覚め始めると、スピリットが呼び掛け、このクリスタルが答えてくれます。
このクリスタルは、人々がもっと愛し、瞑想をするようにと促すようプログラミングされています。このメッセージは夢、シンクロ、ビジョンなどあらゆる形で現れます。
その指示に従っていると、クリスタルはもっと進化した善良なグループにサインを送り、もっと細部に渡った詳しい霊的指導をその人に与えるよう、受け継いで続けるように伝えます。
デイヴィッドにこの話を聞いた時、このような情報はそれまで聞いたことはありませんでした。私達が話し合うようになってから、いくつもの魅惑的な関連性を発見しましたが、これもまたその一つでした。]
私はその経験を覚えている、と彼女に伝えました。その洞窟のイメージやクリスタルの周りにあった変わったオーラのイメージを彼女に送りました。
彼女は眼を閉じ、微笑みました。大粒の涙が頬を伝って流れました。
彼女は、その経験のすべての記憶を分かち合ってもらえないか、と聞いてきました。それがどういうことなのか、私にはよくわかりませんでした。どういうことをするのか、尋ねました。
彼女は私の手を握る必要がある。そして私はマインドを彼女に向かって開かねばならない、と伝えてきました。
そうすると、彼女のマインドも私に向かって開くと。彼女のグループの人々の間では、これはとても親密な行為と見なされていました。
私は誰に対してであろうとそこまで完全にマインドを開ききるのはあまり心地良くない、謹んでお断りします、と伝えました。
彼女は高位の聖職者であり、もしあなたが分かち合ってくれるならそれは贈り物として彼女は人々と分かち合うことができる、と説明しました。
私達の人々とあなた方の信頼関係を長く築くことにもなるでしょう、これまでの交渉からするとあなた方から分かち合えるものはそれほどないのですから、とも言われました。
私のこのクリスタルに関する記憶の名残は、彼らにとってとても重要な意味を持っているのだと伝えてきました。
私は背を向け、部屋を歩き回りました。頭の中ですべてを振り返って、これが間違った結果に結びつく限りない可能性を必死で計算し挙げてゆきました。
会ったばかりの知らない女性にそんな風に自分をさらけ出すなんて、しかも私達側とこれまで敵対してきたという文化を持ち、いまとなって共通の敵に対抗するために同盟をやむなく組んだという背景を持っている相手なのに、将来を左右するような微妙な情報を分かち合ってどうして私に信頼が得られるというのでしょう?
私のSSP同盟に対する評判はよく見積もっても乏しいものでした。スフィア・ビーイング他の誰よりもはるかに私を信頼していたようです。
答える前にゴンザレスに相談してもよいか、と礼儀正しく彼女に尋ねました。
彼女は即座に向こうを向き、扉のバリアを取ってゴンザレスを部屋の中に招き入れました。そして彼女は部屋を出て外で立っていました。
「それで、どうなったんだ?」とゴンザレスが尋ねました。そう言いながら、一心に辺りを見回していました。
私はリクエストされた「個人的なお願い」の内容を詳しく伝えました。そして私の活動上の安全(OPSEC)と個人的主権に関する懸念事項も伝えました。
彼は私の懸念もわかる、と言いました。SSP同盟は安全対策上、作戦の詳細について一定以上のことは私に伝えていませんでした。
SBA(スフィア・ビーイング・アライアンス)の情報やロー・ティアー・エーに関する個人的な体験で私が言いたくないこと以外であれば、進めてもよい、承認を与える、と彼は言いました。
私は、このお願いの内容がかなり不快なのだとゴンザレスに伝えました。けれど、彼女の人々にとってはとても重要なことだと言っていました。
現時点では、これがどうも私達から提供できる唯一の情報らしい、と伝えました。これが私の頭の中に入り込み、別の内容を探しだすための策略でもなければ、の話ですが。
ゴンザレスは、これ以外にも私達側から提供できるものは確実にある、と言いました。
私達が彼らにとって無価値なのであれば、新しい評議会をつくってわざわざ私達を招待することはないはずだ– 彼らは認めたくないかもしれないけれど、と。
私は彼に報告義務はない、と言いました。もし報告するにしても、私が抵抗感を感じるのであれば彼女の願いに答える必要はない、と言いました。
すべては君次第だ、だが情報を一方的に与えるのではなく、こちらにも提供してくれるのであれば役立つかもしれない。と言いました。SSP同盟にとって極めて有用な情報を得られるかもしれないと。
私はため息をつきながら、彼女と話すよ、と言いました。出て行く時に彼女を中に呼んでくれ、と頼みました。
彼女は足早に部屋に戻ってきました。さっと頭を下げてお辞儀をし、一心に私の目を見つめました。
信頼のしるしとして、そして私達の間に誠意を示すために彼女の言う「ヴァルカンのマインド融合」をやりましょう、と伝えました。彼女は見るからに喜んでいました。
彼女は壁の方へ歩いてゆき、クリスタルのゴブレットを持って戻ってきました。琥珀色の液体が入っていました。
彼女は一口飲んで、私に差し出しました。薬か何かなのか、と尋ねました。
これは「イシスのエリクサー(不老不死薬)」で、地中領域にしか育たない珍しい花から作られたワインだと言いました。
彼女はもう一口すすり、ゴブレットを私に渡しました。手順として飲む必要はない、ただこの儀式の習慣とされている、と伝えてきました。
もしお断りしてもどうぞ気を悪くしないでください、と言いました。そして彼女にゴブレットを返しました。
彼女は微笑んであと2~3口飲み、テーブルに置きました。テーブルは2脚の椅子の隣にあり、そばにはベンチのような一種の小さなベッドのようなものがありました。
座って心地良い状態になってください、と彼女が伝えてきました。
見るからにアルコール度数の高そうなエリクサーを飲んで、彼女はずいぶんリラックスしているようでした。
私は座りました。彼女はもう一つの椅子を動かし、私の椅子の正面に向かい合う所に置きました。
そして椅子に座りました。座面の前端まで身体をずらしました。
私にもっと近づくよう言いました。私が近づくと、彼女は私の両手をとりました。
お互いの手のひらどうしを合わせ、指をしっかり組みました。彼女は目を閉じました。
彼女の肌はとても柔らかでとても温かく、普通よりもかなりの温かさでした。
私にも目を閉じるように、そしてすべての思考を除くように伝えてきました。
私は以前に学んだマインドのクリアリング手法を使い、深い意識状態に入りました。
すると、私の全身がピリピリとしてきました。
「アストラル・セルフ」が彼女の方に引っ張られていました。彼女のエネルギーと私のエネルギーが互いに混じり合ってゆくのがわかりました。
どのように進められたのかはよくわかりません。ライトボディが混じり合っているかのようでした。
それはマインド、身体、スピリットのレベルでとても深遠で強力な経験でした。
彼女は精神的にきわめて先進し、成長していましたから、明らかに自分を不利に感じました。彼女は人々の間では高位の聖職者です。他の誰よりもパワフルな意識を持っていたに違いありません。
彼女が私の記憶の一定の部分に意図を向けているのが分かりました。と同時に、彼女の130年以上にわたる記憶と思われるものが私に溢れ込んできました。
シュン!シュン!シュン!と彼女の人生のあらゆる場面が現れ、私は一つからまた別の場面へと飛び回っていました。
彼女が聖職者となる訓練や仕事をしている場面を一瞬とらえました。アメリカやヨーロッパの秘密結社どうしを結ぶ連絡の役割を果たしていた頃の経験も味わいました。
あらゆる時代にアメリカやヨーロッパの軍関係者や政府役員に会うというのがどういうものだったか、私は彼女の立場でそれを感じていました。
彼女は他の星系からの使者としてその役割を果たしている事がハッキリわかりました。ずっとここ、地球に住むグループの一人だとは明かしていませんでした。
彼女が大好きだった幼馴染みも見かけました。この友達は、地球からではない『インセクトイド』(insectoid-昆虫系)による地下奇襲で悲惨に殺されました。
彼女が私のクリスタルの洞窟での経験にフォーカスすると、私のフォーカスは自動的に彼女がその年代だった頃に一致してゆきました。
その経験はわずかな間に過ぎませんでしたが、とても深い時間の流れを感じました。視界、音、体感の旋風の中で、時間が静止したかのようでした。
すべて終わると、私の身体は震えていました。
目を開けると、彼女にも同じ事が起きていました。
私達はそれぞれに椅子に背中をもたれさせ、静かにしていました。そのパワフルさに動転していました。
私の身体は、まだ全身がジンジンしていました。エンドルフィンが放出し、とても心地良かったのですが、性的な感覚は全くありませんでした。
肉体的もしくは性的な体験を想像したり、そういうものだと特徴づけようとする人がいますが、これはまったく別の体験でした。
私は彼女の感情を感じ、彼女は私の感情を感じました。この分かち合った経験が彼女にとってどれほど大切かを私は知り、二人とも涙を流しました。
そのように少し過ごしてから、私達は立ち上がりました。彼女は私をしばらく抱きしめました。そして私が自分をシェアしたことに感謝をしました。
これが感情的にいかに深遠で美しい経験だったか、とてもこれを説明できる言葉はありません。
こういう一度の経験は、自分自身の経験は永遠に、壮大に変えてしまう力があります。地球での人生も、永遠に変わってしまうのです。
この後、私達は互いを深いレベルで知っているという深い絆の感覚が確かにありました。
地表からきた『混血の人間』とこういう事を行ったことについて、彼女の人々の中には認めない人もいるだろう、と言いました。
それでも、大半の人は私が彼らに贈ったギフトをとても喜ぶはずだと確信していました。
これは、私達の文明を何万年も隔てていた分離を癒すための大事なステップでした。
地表の社会を何とかするために彼らがどうしてあのような事をしたのか、理解してもらえたでしょうか、と彼女は言いました。
誰でもそう思いたいものですが、私達は汚れのない平和な存在なのです。と。
彼女らはかつて、地表の秘密結社やオカルトグループと交渉し、条約を結ぼうと試みましたが、無作法に、徹底的な残忍性をもって攻撃されました。
このグループは、男女・子供まで一人残らず皆殺しにします。安全、幸福、遺産などまったくお構いなしです。
私達の文明は歴史上、何度も妥協を強いられてきました。同様に彼らも、大義のため– つまり自分達の人口を守るために困難な選択を迫られました。
これをネットで読んで、すべては軍の心理作戦だとおもう人もいることでしょう。全部、嘘だ。罠だ。誰も、何も信じてはいけない。何であろうと、真実とは逆のことを言われているのだと。
そして、すべては私の作り話だとか、私達皆を破壊するためのトロイの木馬だろうなどとどこかに書きこむことでしょう。
正直に言いますが、これほどまでに深遠な経験をすると、彼女が私に対してネガティブな策略を持ちかけている可能性など考えられないのです。
この経験は、完全なる透明性と誠心誠意の領域へつながる水門を開いたのです。
すべてがさらけ出された状態です。あの神聖な、シェアのスペースで本来の自分以外でいるなど不可能です。
この人々は、私達を恐れています。私達は、あらゆるグループからとても攻撃的な遺伝子を受け継いでいます。この惑星に再配置された避難民グループ、あらゆる「大実験ET]などのグループやドラコからも遺伝子操作を受け、彼らにもない遺伝子が私達には備わっています。
地球の表面でもっともネガティブなグループは、自分達の神聖なシンボルを選び、拷問、生贄、大量虐殺戦争など忌まわしい実践の中で使用しました。彼らも神のふりをしたり、あらゆる連合、司令部、星系から来た善良な地球外生命体を騙って私達をだましてきました。
こうすることで秘密地球政府シンジケートは井戸に毒を盛ろうと意図していたのです。私達人類が和解し、さらに大きなファミリーとなるのを不可能にしてきたのです。
このエネルギーの変化が彼らが思っているよりもさらに深く、急速かつポジティブに進めば、私達の遺伝的・霊的変化も促される可能性はあります。
少なくとも、将来はきっと興味深いものとなるに違いありません。私達がポジティブな未来を求めるなら、一人一人がそれを実現させる責任があり、救世主ETや人間のグルや何かの団体がそれをしてくれるわけではありません。今ほど、それが明確なときはありません。
続く・・・
翻訳 Rieko