2013年8月19日
エドワード・スノーデン、ネット上のすべての通信を国が検閲できることを告発
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米国スノーデン氏の命を保障 しかしロシア引渡に応じず
すでに大分以前から元CIA職員エドワード・スノーデン氏のできるだけ早い本国帰還を求めている米国当局は、ロシアに対し書簡を送った。米国法務省はその書簡の中で、スノーデン氏が拷問にかけられたり死刑になったりする恐れはないと請け合い、もしスノーデン氏が、米国の裁判所に出廷する事になっても、市民としてのあらゆる権利は守られると約束し、本国帰還のため、先に無効になったパスポートの代わりに直ちに臨時のパスポートを彼に発行する用意のある事をロシア側に伝えた。
一方ロシア政府は、スノーデン氏を米国に引き渡すつもりはない。ドミトリイ・ペスコフ大統領報道官は「プーチン大統領は、スノーデン氏の問題を検討していない、これを扱っているのはロシア連邦保安庁及び米連邦捜査局(FBI)の指導者達だ」と指摘し、さらに「ロシア指導部は、プーチン大統領がスノーデン氏に対しロシア亡命の条件として示した、米国に対する活動を止めるという条件を彼が遂行する事に疑いを持っていない」と述べた。
また27日明らかになったところでは、スノーデン氏の父親(ローン・スノーデン氏)は、オバマ大統領に手紙を送り、息子の訴追を止めるよう求め、米国市民の権利を侵す国家安全保障局(NSA)の極秘プログラムをすべて閉じるよう求めた。