2015年 04月 23日
【ウイングメーカー・サプリメント】#10 13年3月号よりhttp://wingmakers.jimdo.com/
ジェームズQ&A 項目別ソート集
(John Berges氏の分類および監修による)
Christ
キリスト
Mission and Work
使命とその仕事
Question 17-S2:
ウイングメーカーとの関係の中では、イエス・キリストはどのような人物ですか?
A: この言葉をお読みになり、キリスト教に染まっている方々へ。私の返答を寛容に受け止めてくださるようお願いします。私は自分の真実を話す時、上品に伝える人間ではありません。
イエスは宗教を興す目的で転生したのではありません。彼は、ファーストソースにアクセスする非凡な霊的次元のヴィジョンを表現したに過ぎません。彼の仲間の人間たちは、あまりに預言の成就を熱望していたが故に、彼にメシアというマントを押し付け、彼はそれを纏うことを渋々承知したのです。イエスは現在、私が前に話した教示者集団で指導的役割を果たしています。その組織は、地球における正当なる精神的指導者から構成されています。
ジェームズは、ヒエラルキーにしばしば関連付けられる地球の教師たちの同胞団について言及しています。「Lyricus Teaching Order」の「Description」のQuestion 6-S2, Earth’s SOA(Earth’s Hierarchy of Masters)、Question 31-S3、「Hierarchy of Masters」を参照してください。
イエスは、ウイングメーカーとリリカスの両方を大変良く知っています。ある興味深い脚注があります。“宗教組織が人間の信者の獲得競争に明け暮れるその一方、宗教の元となった張本人の教師たちは人類の進化という壮大な旗印のもとに協力して活動している。”
物質界から多次元の領域まで解釈してきたその教師たちは、人類の強力な教師でありつづけています。彼らは個人的な任務から協調的な任務へと焦点をシフトしており、この協調の精神のもと、人類の状態の変革推進者として徐々に強力になっています。イエスは別格であり、その教示者組織の代表者として活動しており、この役割においてグランド・ポータルの計画とその分析についてリリカスと協調しています。
その教師集団のコア・メンバーの間には、科学、芸術、宗教の統合は必然であり、それは魂の科学的発見に極まるという共通の理解があります。それは、もっと具体的に言えば、人間の魂がどのように設計されているかという発見です。それは、物理的な肉体がヒトゲノムを持っているのと同じように、精神的な肉体、つまりホールネス・ナビゲーターが精神的なゲノムを持っているようなものです。そして、そのゲノムはヒトゲノムを理解するよりも遥かに重要です。何故なら、それは原因となる要素であり、その一方ヒトゲノムは受容体に過ぎないからです。
組織的に展開されるこの取り組みには、6つの構成要素があります。
1.リリカスは、ギャラクティック・トリビュタリー・ゾーンを惑星システム用へと設計し、転送し、インストールします。
2.非物理的な地球の教師たちが、種族をグランド・ポータルの受容へと準備させます。
3.物理的な地球の教師たちが、トリビュタリー・ゾーンを経由して、グランド・ポータルへの道を発見します。
4.物理的な地球の教師たちが、グランド・ポータルの知識を普及させ、保護します。
5.非物理的、及び物理的な地球の教師たちが、サヴァリン・インテグラル・ネットワークへと人類を結び付けます。
6.ソース・インテリジェンスとリリカスは、グランド・ユニバースの至る所で、このプロセスを支援しています。
現時点でのイエスの役割は、第2段階に重きを置いており、約80年後には第5段階に入ります。彼は実質的に、非物理的な進化した教師たちからなる教示者組織全体の協調的な支援と共にこのプロセスを指導しています。[First published July 9, 2001]
Christ’s Return to Earth
キリストの地上への再臨
イエス・キリストの再臨は一般的に、あるキリスト教の宗派と関連性がありますが、この宗教的な考えは同様に、アリス・ベイリーとDKの本の霊的哲学の中核をなしています。実際に、それらの本のひとつは『キリストの再現 The Reappearance of the Christ』というタイトルが付けられています。
しかし、この考えは、スタンダードなキリスト教の見方とは極めて異なるものです。ベイリーとDKのシナリオの中では、世界へのキリストの再臨は、西洋文化では霊的な次元からのアバター、あるいはメッセンジャーという意味合いが強いです。そのような再臨は、特定のどのような宗教からも支持されていませんが、キリストの再臨とは、すべての人類に対する愛と叡智の宇宙的な流出なのです。付け加えると、そのようなイベントが起こる特定の日付は提示されていません。何故なら、それは神が判断を下すのではなく、人類自身の霊的な成長と成熟によって決定されるからです。
Question 15-S3:
キリストの帰還は、当初は2025年頃と予定されていました。その日付は幾らか前倒しになったのでしょうか?もしそうなら、大よそのタイミングはいつになるのでしょうか?
A:キリストの帰還のタイミングは、「見えない教会」の出現のタイミングと関係があります。その2つは切り離せません。リリカスのボキャブラリーの中では、見えない教会とはグランド・ポータルの出現と、旧来の宗教と信仰ベースの想念システムを統一するプラットホームがグランド・ポータルによって優位を占めることを指します。キリスト意識は人間のハートと高次マインドの中に君臨するため、見えない教会を準備するだけでしょう。そして、キリストは結果的にその後に続く進化を奉仕しながら上昇していくでしょう。
タイミングについてのあなたのご質問に関しましては、人間が決定する複雑なイベントについて特定の時期を規定することは不可能です。それは本当に最終的には人間が決定するものであり、ヒエラルキーによって強制されるものではありせん。
Question 40-S3:
ウイングメーカー・プロジェクトと、他の5、ないし6つのプロジェクトは、キリスト、或いは世界教師の再来とどんな関係を持っていますか?
A:聖別されし者ではなく、ヒエラルキーが最初に出現するでしょう。そしてそれは21世紀に新しい心理学と形而上学をもたらすことに集中するでしょう。ウイングメーカーのティーチングは、その具現化プロセスのファースト・ステージの一つであり、それは世界市民のコミュニケーション・ネットワークにトリビュタリー・ゾーンの触媒的な力を伝達することから成り立っています。聖別されし者は、それらのティーチングと、グランド・ポータルの発見という目的意識を加速させる意図を持ってトリビュタリー・ゾーンに没入する人々と同行するエネルギー・フィールドです。(これは第4室の哲学で、より詳細に説明されています)
聖別されし者は、グランド・ポータルの発見が確認された後でさえも戻らないでしょう。それは、惑星と人類種の意識のシフトのことです。特定のテクノロジー群によって、キリストの確認が可能となり、それがマスターたちの帰還として言及されてきたのです。現実には、グランド・ポータルが世界教師になるでしょう。
Anti-Christ
アンチキリスト
Question 19-S2:
あなたの宇宙論の知識から、私たちは近い将来、反キリストの台頭を予期することができるでしょうか?もしそうなら、反キリストの性質とはどんなものなのですか?それは、個人ですか?考え方ですか?態度ですか?エイリアンですか?アニムスですか?または国ですか?
A:反キリストの概念は、神話と予言の中に深く浸透しています。これは非常に複雑な主題であり、厳密に取り組むには十分な時間が取れない主題です。反キリストを理解するには、まずキリストのことを理解する必要があり、ここが反キリストの定義や予測が最も失敗するところなのです。
キリストとは非個性化された存在であり、人間をサバイバル・モードの意識にさせている抑圧的なエネルギー・システムの手から人類を救済するものです。キリストとはグランド・ポータルです。従って、反キリストとは、変化を恐れる為にグランド・ポータルの発見に抵抗する集合的な力として表されます。皮肉にも、この力は主として宗教の中から発生し、その結果として、多くの場合政府がそれに従うことを強制されるでしょう。
仮に私が反キリストとは、宗教組織であると言ったならば、それはあまりにも大雑把な説明でしょうか。私に言えることは、人類の主要な宗教組織の背後にある権力が最終的には結合し、全身全霊をもってグランド・ポータルの発見に抵抗するということだけです。これは多くの予言において予示されてきましたが、宗教の権力者たちは、それを認めようとしませんでした。この予言は宗教界で一般的に理解されていませんが、地球上の宗教活動の主要な権力中枢には権力者の内部組織が存在し、それらの個人は少なくてもその予言をぼんやりと理解しています。そして、ある場合においては、21世紀において何が未来を支配するのか明瞭に理解しています。
The Seven Universes
7つの宇宙
Question 73-S3:
私の理解では、それぞれの宇宙は、前の宇宙から得た知識をもとに、一つずつ創造されました。もし、そうであるなら、未来には8つか、それ以上の宇宙が存在することになるのでしょうか?
A:それは確かに可能性はあります。しかし、私はそれが確実に起こることなのか、それが神の計画の一部であるかのかは分かりません。私は、“分かりません”と答えなくてはなりません。
Question 74-S3:
地球の神話の中には、他の6つの宇宙に関する言及はありますか?
A:いいえ。物理的な宇宙が単一であるという考えは、全ての時代と文化に影響を与えている最も普及した根強い神話の一つです。*7つの宇宙は、しばしば意識の内的な次元と混同されますが、その内的な次元は物理的な宇宙に対応しています。すなわち、それぞれの宇宙は、外的及び内的な次元から構成されており、そのマルチプル・ディメンションは、生命形態が一番集中しているところに最も効果を及ぼします。
*【ここでジェームズが言及している‘次元’とは、フィールド・オブ・ヴァイブレーションを指していると思われる。shima’s Note 「The Grand Universe」を参照のこと】
例えば、木星は地球の10.7倍の大きさがありますが、地球の内的な次元は木星の周りに存在する内的な次元よりもずっと発達しており、多面的です。生命形態の集中と、その生命形態のジェネティック・マインドやソース・インテリジェンス、エンティティの意識への可触性は、その織り交ぜられた、世界の多次元的なマトリックスを形成します。多重性を持つ“世界”や“平面”や“領域”が神話の中で描写されるとき、現代の描写ですら、それはその内的な次元の言及であり、物理的なグランド・ユニバースの7つの宇宙ではありません。
Question 75-S3:
また、地球の神話の中で言及されている存在は、他の宇宙から来た存在ですか?それとも、単に私たちの宇宙からきた者たちですか?例えば、天使は他の宇宙からの来たのでしょうか?
A:他の6つの宇宙の物理的な知覚生命体の身体インストゥルメントは、私たちの宇宙にやってこられません。逆もまた同じです。7つの宇宙は、振動的に(空間的に)、遺伝子的に(生物の構造上)孤立しています。これにより、ある宇宙の種族の進化の道が、他のものと衝突したり対立したりしないことが確約されています。これが多様性を可能とするのです。
これが殆んど無限の進化の拡張を可能とします。物理的なインストゥルメントが宇宙間を交差できないその一方、個別化された意識はそれが可能です。そして、その程度により、ある宇宙から別の宇宙へと“移動する”存在が幾つか存在します。これは、アセンション・プロセスと類似したものではありません。天使に関するあなたのご質問に関しては、天使は第7宇宙(私たちの宇宙)の外側から来ているのではありません。実際、私たちの銀河の外からでもないのですから。
Extraterrestrials
地球外生命体
Question 4-S1:
あなたは、反ゼータ・レチクルの銀河連合の一員ですか?銀河連合は存在しますか?
A:いえ、違います。そして、銀河連合は存在します。これが簡潔な答えです。
ゼータ・レチクルに関しては、全く人類と同じように複雑な事情があります。ゼータ・レチクルは、多様な行動をとっています。種族を定義する単一の人格などないのです。ゼータ・レチクルのある派閥、つまりある小グループは、人類の基準では好ましいものではありませんが、彼らの行動には彼らなりの理由があり、私はそれを理解しています。私は彼らを理解していますので、彼らを支持したり、賛同したりしないその一方で、敵として彼らと敵対していないのだということを誠実に報告するだけです。私は単に自分の支援を撤回しており、そしてそのことを私が付き合っている人々に対して公然と認めています。
銀河連合に関しては、階層的な指揮統制の組織であり、私はその任務に共感し、その目的を支援してはいますが、個人的には銀河連合のルールに束縛されているわけではありませんし、その階層的機構に従属しているわけではありません。しかしながら、私は銀河連合の意見を尊重しますし、私の個人的な使命に銀河連合が影響を及ぼす限りにおいて、彼らの提案を慎重に考慮します。
Note:「Source Organizational Alignment (SOA)」のセクションの中で、銀河連合のような階層的な組織が存在することが述べられています。シュメール、エジプト、アジアなどの古代文明によって記録されている階層的な神の集合体は、銀河連合のような宇宙的SOAの地上における反射なのかもしれません。このことについては、地球における教師たちのヒエラルキーに関するSOAのセクションの中でジェームズによる更なるコメントの中で暗示されています。
Question 12-S2:
いつになったら、私たちはETが公然と地球の上を歩き回り、地球人と交流するのを見ることができるのでしょうか?当然、最初に政府によるETの情報公開が起こると想定されますか?これらの出来事に対して、ウイングメーカーはどのような役割を演じるのでしょうか?
A:少しだけ、あなたのご質問と戯れることをお許し下さい。あなたがいるところでは、どこにでも宇宙人がいます。あなた方の科学者にとって、人間の原子構造が星の微粒子に由来していることは周知の事実です。つまり、ヒューマン・インストゥルメントは本質的には宇宙人なのです。
少しこの話は置いておきましょう。何がヒューマン・インストゥルメントに生命を吹き込んでいるのでしょうか?何が肉体に魂を宿しているのでしょうか?それは、ファーストソースという魂のアーキタイプから生まれた意識であると理解できないでしょうか?それは地球外起源ではないでしょうか?
生命の源も、そのフォースが表現する身体も、この地球起源のものではないのです。あなたが人間と呼んでいるものを、私たちはサヴァリン・エンティティ・オブ・ザ・セントラル・ユニバースと呼んでいます。(SECU、シー・キューと発音します。)*SECUはアルファでありオメガです。SECUは時間に縛られませんし、肉体という装飾品によって抑制されません。SECUは、すでに完成された根源的な形態フォームであり、その創造主の極地をもって仕上げられています。この意味において、私たちは全て同じなのです。
*【ヒューマン・インストゥルメントに宿るすべてのものは、ファーストソースから生まれ、ファーストソースへと還る。それこそが、あなたの真のアイディンティ、すなわちSECUである】
ここで、あなたのご質問に移りましょう。宇宙人は、もう既に地球の上を歩き回っています。ただ、多くの宇宙人の遺伝子が本質的に地球人のものと同じなので、地球人は彼らを宇宙人と認識できていないだけなのです。次の10年間で、異なった外観をしたETが存在することが知られるでしょう。しかし、彼らは社会秩序に干渉しないでしょう。
グランド・ポータルが人間の手によって解き明かされた時、人類は銀河連合の注意を引き付けるでしょう。そして人類は銀河の家族の諸問題に携わるように銀河連合に招待されるでしょう。ヒューマノイド型種族の多様性が認識されるのはその時です。そして、これこそが人類が自身をSECUとして考えることが第一で、人間であることは二の次であると理解しなくてはならないことの理由です。
Question 36-S3:
ETやUFO現象についてはどうなのでしょうか?私は、全部ではないとしても、その多くがエーテルのディーバに関係していると思っています。そして、何故このような大きな問題が神秘学の教えの中で曖昧にされるのでしょうか?もしDKがそれについて言及していたとすれば、ものすごく曖昧なヴェールに包まれていることになります。多くの神秘学の研究家は、このET現象と永遠の智慧を統合しておらず、ここに私は何か大きなことが見落とされているように思われます。私はこの2つの領域の統合に興味を持っており、5月4日にフィラデルフィアで、あるUFOグループにプレゼンテーションを予定しています。もし可能であれば、私はその領域を統合し、架け橋を作りたいと思っています。
ディーバとはサンスクリット語で、キリスト世界の中で天使と呼ばれているものです。ディーバは、重要な役割を持っているのですが、私たちの銀河の中の生命表現に対する役割は謎に包まれています。天使に関しては、ネルダ・インタビュー3に言及があり(*)、インタビュー4にも非常に短い言及がなされています。
A:ET現象は、それを扱い消化するには多くの人にとってあまりにも複雑すぎます。あなたがこの難問の一端を持ち出すならば、あなたは他を知らないという認識を強いられるでしょう。これは等しく、メディア、科学、政治家、軍隊、産軍複合体、宗教にも当てはまります。地球上には地球外の存在と交流した豊富な証拠が存在します。しかし、その証拠は大衆がこの現象を欺瞞や脅威を感じることなしに理解できるように、唯一の分かりやすい“コラル(家畜の囲)”へと導くのは困難です。それを行おうとしているグリアー博士(Dr. Greer)のような人も何人か存在しますが、それらは概して成功しないでしょう。何故ならば、その証拠はETのアジェンダや長期的な目的ではなく、陰謀論に焦点が向けられているからなのです。
ディーバの点につきましては、それをETやUFO現象と混同してはいけません。稀な場合のみ、人々はそのアイデンティティのエラーを起こします。しかしながら、ETと諜報機関の両方によって展開されている、ある非常に洗練された教化プログラム(刷り込み)が存在します。それが、アブダクション(誘拐)事件のような、頻繁に発生するET/UFOの事件に関して責任があります。私が実質的にはETであるということを心に留めておいてください。広い視点でいえば、私たちは全員ETです。私たちは皆、地球外起源なのです。私たちの内の何人かが、ただ他人より上手く思い出せるだけなのです。
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