2015年4月3日
貧困を解消し、環境破壊を止めさせるという目標のため、国連の安全保障理事会が七つの主要地域グループによる構成に換えていこうとしていることと、官僚的将来計画機関の設立する構想は、世界が進むべき具体的な方向といえますが、アメリカ合衆国の建国も戦後の国連構想も、そしてNWO(ニューワールド構想)も当時の状況を反映して同じような目的で実施されてきました。
AIIBに日本が参加していないのは、当時ユーロ圏構想に英国が参加しなかったことと重なって、金本位と基軸通貨、そして歴史的債権債務の問題が背景にあって、これらを協議するミーティングテーブルの準備をしているのが現状です。
さまざまな廃棄物を除去し汚物を浄化するためしばらくは有為曲折が続きます。
人間の体で言うと瀕死の重病人が長い間寝込んでいて、治療のかいがあって熱が出で楽になり、ようやくお粥を食べ、自分で立ち上がろうとする気が起きてきて、その意識が日々強くなってきたので体の免疫力が高まってきた段階です。
心配して回りで看病している家族や親戚の中の多くは、この病人がオーナーである会社の経営を任されていたりして恩恵にあずかっていたのですが、死んだあとの財産や権力が目当てですから、健康が回復してきたのは望ましいことではありません。それでも現状が維持できれば、又チャンスはあると考えるでしょう。
しかし、人類の「再生(復活)」と言うのは、この病人がまるで聖人君子のようになって、すべての財産を公のものとみなし社会に還元してしまいます。
欲にまみれていた者にとって宝物は「焼き芋」に変わってしまいます。
つまり、争いのもとになる相続財産・隠し金、株や債権など、競争や搾取の道具は一切消滅する時代に入ります。
世界の皇族や王族、そしてそれにつながる大企業などが今音を出して崩れ始めています。
人類はこの時代の流れを体感しながら、真心によって新しい社会の創造者になってゆきます。
One Personalへ、すべてが私たち自身の課題であること、それが自然な流れです。
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