2015年 1月26日
RememberIceland's Economic Woes? Well, Turns Out They Found The Secret... That MSM Won't Tell You
Posted By: Watchman
Date: Monday, 26-Jan-2015 09:59:35
2008年に遡ると、アイスランドは経済的な苦境に陥っていた。彼らはある異常なことを行い、銀行家を投獄し、デリバティブをなくした。その結果どうなったのだろうか?今日では、アイスランドは生き残り、失業率は2%以下になった。おそらくこのプランはギリシャに受け継がれ他の国々も雪崩を打って採用するだろう。
友よ、これがまさにカバールが大人用のおむつを濡らしている理由なのだ!
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アイスランド経済の安定化は驚くべき成功物語
アイスランド経済は2008年には破綻に至っていたことは聞き及んでいる事だろう。最もひどい経済状態にあり、この国の実際の経済破綻からの立ち上がり方法は当時ひどく批判された。
経済破綻の可能性に直面したアイスランドは足下を見直さなければならなかった。米国式の銀行救済の代わりに、この国は人々の住宅ローンを免除し、完全なゼロから再スタートを切った。
約32万人の少ない人口のこの国の銀行構造は2008年の不況の初期に破綻した。アイスランドが回復の道筋にあるという事実がり、この国は政治的にも経済的にも高位のレベルにある。彼らの過去数年間に亘る成功は大いに過少評価されているが、物語の背後は極めて興味深い。
回復への人間性の配慮
アイスランド人はタフである。彼らは全く孤立しており、凍結したツンドラの中に住み、適切とは言えない天候条件の中で暮らしている。彼らは美しい自然の中で暮らしていて、へこたれず、粘り強い。
銀行詐欺を犯した犯罪者たちを何年にも亘って野放しにするのではなく、アイスランドは実際に経済崩壊の原因となった深刻な金融犯罪銀行家たちを訴追した。消費者たちの為にローンを支払い、資産価格の110%までの住宅ローンを免除し、これに対する反対者たちを投獄した。その結果アイスランドは回復の過程をたどることが可能になった。今ではこの国の経済は回復し、米国やヨーロッパ経済よりも成長速度が大きくなっている。
アイスランドの大統領オラフー・ラングナール・グリムソンが特にヨーロッパの他の国々がアイスランド式の銀行破産政策を取ったとしたらどうなるか、との質問を受けたときに、以下のように答えた。:
「近代経済で何故銀行は神聖な教会のように考えられているのだろうか?何故私的所有の銀行が航空企業や通信企業のように扱われずに、無責任な経営をしても許されるのだろうか?銀行を救済しなければならないと言う理屈は銀行家に自分だけの利益追求、自分だけの成功を楽しませ、一般の人達を課税や緊縮財政によって苦しめるだけの結果をもたらすのだ。目覚めた民主主義の下にある人々は長い目で見た場合には、このようなことを許しはしない。」
”何がアイスランドの回復の原因なのか?”という質問に対するグリムソンの”有名な”答えは、最も目覚ましく、次の通りである。
「私たちは賢明で、過去30年の間に西側の金融社会が採用していた伝統的な手法には従わなかった、ということだ。私たちは通貨管理を行い、銀行の破綻を許し、貧乏人を支援し、ヨーロッパで行っているような緊縮政策を採用しなかった。」
回復途上の幾つかの話題
もちろん、全てがバラ色ではなかった。多くのアイスランド人たちは2008年以降、一家を支えるために二つないし三つの仕事を抱え、銀行破綻の当然の結果として税金が突然上がり、これまでよりも厳しい重荷を背負うことになった。
失業率は低下し、全稼働人口に対して5%以下になったが、”アイスランドは自らの成功の犠牲になった”、とも言えよう。非常に高い生活水準で週に60~70時間の労働では懐に余裕はない。困難な挑戦が控えているが、どのみちアイスランドは避けがたいと思われていた災厄を免れたのである。焦点はアイスランドが銀行を破綻させ、今では痛烈な批判によって軽蔑するには早すぎるという事が分かる。
2008年以来アイスランドは観光産業とグリーンエネルギー部門の仕事を増した。実際アイスランド観光局によれば、外国人観光客は昨年15.9%増になり、旅行部門はGDPの5.9%を占めている。
しかし、その方法が通常ではないにもかかわらず、アイスランドの”破綻させろ”政策は祝賀という結果になった。世界金融崩壊の後の年では完璧を求める事は出来ず、規範を維持した国がよいと認めることが出来よう。
翻訳:Taki
20世紀末にスエーデンやフィンランドの福祉モデルがありました。アイスランドモデル(総人口32万人)は、もう過去の部類のモデルと見るべきです。何も知らない大多数の国民はアイスランドモデルを高い目標だと考えます。一部が実現するごとに成功したと考え、それが後退してもなすすべがなく、肝心の根本的な改革が何か分からなり何十年も過ぎてしまうように思えます。根本的な改革と言うのは、国全体の財政も含めて市民が完全に評価・管理する統治システムを確立することです。自分の家族のことを考えるように、市民の評価による暖かい統治システムが本当の改革です。
お金さえあれば何とかなる、好きなこともできると言う生き方が習慣になっています。そこに甘んじていた結果がどうなるか体験させられる前に成功と言う美名を見抜かなければなりません。