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光の経済~トランス・システムへ挑む―その1、その2

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2014年1月23日(再)

光の経済~トランス・システムへ挑む―その1

経済のもともとの成り立ちは、シリウス・プレアデス・アヌンナキと宇宙の気運がくだり、アヌンナキが地球の黄金を二ビル星のシールド補修の材料としてもちかえることになったことにも起因し、その支配機構として地球に古代4代文明を築き、ピラミッド型の階級制を如き、人類を黄金採掘の労働力として永々と奴隷化してきました。人類は黄金を集積するため侵略や虐殺を行う歴史を宿命的に負ってきました。

また近代、地球でもオゾンホールの補修に数万トンの金が使用されました。オゾンホールが温暖化の影響といわているのは方便で、実際は闇の軍事公害や公にされていない宇宙開発による自然破壊が圧倒的な環境破壊をもたらしています。二ビル星が黄金を必要としたミニ版とも言えます。

地球の黄金はレイラインを始め、地球全体が黄金に覆われており、海水に含有されている量などを考えると、全部で数万トンしかないという経済のプロパガンダは、支配のための戦略にすぎず、隠匿された黄金は地球の各所に大量に保管されています。

つまり経済価値の裏付けとされてきた金・銀・プラチナなどの財宝は実質経済を遥かに超えた量があることになります。金本位制経済という原則は、人類からすべてを搾取するため物質的欲望を煽りたて、傲慢や怠惰の隙をついて心象を操ってきました。

黄金はもともと空気に触れたままでは500年ぐらいで風化してしまいますから、保管には特殊な技術が必要です。自然の状態にしておけば自然に還るものを、古代アステカ文明でおきたスペインの黄金略奪のように、それまでは神秘で神聖な世界との橋渡しの神事に使用していた黄金を、権力維持の原資として略奪した歴史は、大航海時代から世界的な規模になりました。

このようにアヌンナキ以来、黄金が宝物であると洗脳されてきた人類の歴史、そして経済のあり方を、根本的に人類のための経済(自然な生活環境)に切り替えるためには、貨幣や財宝に依存してきた意識が、自らに最悪な環境をもたらしていたことに気づくこと、世界の金融が確実に崩壊し変化を始める時期、経済を見守ってゆくには、史実を正しく理解し、黄金に対する移入観念を白紙に戻し、ゼロスタート地点に立つことが、最も効率的な機会を齎します。

地球の健全な環境を取り戻すには、黄金を自然に還元しなければなりませんが、風化して水に溶け蒸発し、地球環境の改善に伴って、適切な雨となってバランスよく再配分されます。また次元上昇に伴い「五風十雨」と言って,地球全体が温暖な地中海気候に移行して,5日に一回適当な風が吹き10日に一回適当な雨が降る、理想的な気候になることが古代から予言されています。

一方では、現在の金融システムや交易、そして個々の生活を維持しながら新しい地球社会へひとり残らず超脱することを目的として、そのための物々交換、そして貨幣のない経済を「光の経済」と称して、その本質に挑んでみたいと思います。

 

光の経済~トランス・システムへ挑む―その2

2014年1月23日(再)

経済を原理的にあるいは歴史的に考えてみたいと思います。「経済」は、漢字文化圏では、世の中を治め人民を救うことを意味する「経国済民」の略語として使われました。今でも国家が国民から付託され、国民のために国家が経済を発展させるものだと錯覚させる伝統的な標語ですが、もともと経済の「経」は、「経緯」の「経」で、織り成すための経(たて糸)と緯(よこ糸)の意味でした。

 経の持つ意味「たて」社会、つまり王朝など階級制度を基本とした社会の仕組みの中で経済は発展してきました。近代になってようやく世界はアメリカの自由民主主義という名のもとに縦社会への挑戦、非営利の横社会への転換が始まりましたが、実態としては「革命」や「チェンジ」は名ばかりで、今の今まで自由民主主義という看板を掲げながら、万古から引き継がれ君臨してきた世界の王朝を隠れ蓑に、世界を支配下に置いた金融マフィアによる軍事独裁体制が敷かれていました。

 なぜこのような先鋭な社会のシステムが堂々とまかり通ってきたのか、分断による人類の奴隷化はどのように築かれてきたのか、その根本原因は、この「経緯」の中にありました。アヌンナキがどのように人類を奴隷化したかは、本編―その1で述べましたが、宇宙の仕組みは決して陰陽の原則から離れません。アヌンナキによる超科学的戦略による縦社会構築の反面、歴史の中には確かな横糸の希望の光が輝き続けていました。それは宗教の中にも「真理」として「道」として、あるいは「性(いのち)」として秘密の内に伝承され、そのエネルギーは人々の良心(スピリチュアル)と呼応して脈々と生き続けてきました。

 中国の漢の時代で緯書(いしょ)という書物がありました。現代も学者の世界は、経書中心の学問社会ですから、このように緯書は「儒家経書神秘主義的に解釈した書物」として扱われています。しかし実際には神秘主義的というのは存在の根源を探求しているため、人の尊厳をあらたにし、独裁王朝の存立を危うくするため、事につけて迫害され抹殺されてきたのが人類の歴史そのものと言えます。今、終わろうとしている16000年の歴史が、その戦いの歴史でした。

ちなみに儒家では、七経(春秋孝経)に対して緯書が作られ、これを七緯(しちい)と総称しました。緯書は、天文占など未来記の内容を含むものも含んでいます。緯書の原本は煬帝により禁書処分されて散逸しましたが、神話や伝説、迷信などの由来を明らかにする一方、天文や暦法、地理などの至理を豊富に含んでいました。主な緯書として易緯乾鑿度・書緯考霊曜・詩緯含神霧・礼緯稽命徴・楽緯動声儀・春秋元命包・孝経援神契・尚書中候握河紀・論語讖比考・河図括地象・洛書霊準聴・緯済などがあり、今、宇宙から伝えられている数や幾何の真理に至る奥妙な性理が、当時すでに天人一体となって伝えられていました。しかし、これら人類の貴重な遺産は、為政者によって異端とみなされ歴史から葬られていたのです。

西洋の神秘主義も、創造主と自己との合一体験、すなわち必然的に自己からの脱却(悟りや解脱)、あるいは自己という枠を突破する(次元上昇・進化)ことを意味していました。日々の精進によって「経」から「緯」へ進化できる空間は古代からあり、弾圧を避けるため隠され、一方ではカバールやイルミナティのように、聖なる光のものが人類を支配する闇へと落ち込んでゆきました。真理への道は歪められ、人々は安楽を求め物質欲へ奔らされ、壮絶な世紀末を演じてきました。

縦社会の行き着いたところ、それが2012年までの地球の歴史でした。2013年から180度変わって横社会が浮上しました。経済は市民自らの手によって営まれる生活の仕組みに変わり、言うならば、横の「緯済」の時代、真理への道にはいりました。「緯済」は横一線の平等な仕組みで、搾取するための仕組みである金融、あるいは道具としての貨幣も必要ありません。物々交換は本来の生活様式で、豊かな感性の中で物を分別したり執着する必要もなく、自然に生活が営まれるよう源に回帰してゆく世界です。

いま世界が標榜する新しい経済の仕組みはあくまでも一時的なもので、いかに早く物々交換を実現させるか、そのためには今の経済をどのように導くかの知恵を持ち寄ることが最も大切です。そのコミュニティの形成から始めます。やがて物々交換も必要としなくなり、超科学の生活必需品のコピー装置も普及します。このような宇宙の技術は将来人類に齎せられるものではなく、もう30年以上前に日本の研究者も参加しアメリカの研究所で宇宙人から伝えられて実験が終わって実在するものです。

あるフランスの哲学者がこう言いました。人類の歴史を動かしてきたものの根本は、宗教の次が哲学思想、そして現代は経済であると、つまり経済も宗教や哲学思想と同じような心の分野で人々を家畜から隷属化へ転換する資本だと考えてきたのです。

私たちは現実からかなり隔離された環境に閉じ込められています。めまぐるしく変わる電化商品、通信機器、車、同じところをぐるぐると回され、目先を変えて日々の糧を搾取される仕組み、詐欺的幻想世界で意識は朦朧とし、それが経済だと思い込んでいます。身近な環境に惑わされることなく、すべてのシガラミを避けて、鍵のかかっていない門を開き、その先にある実のある豊穣世界に踏み込みたいと思います。

 

 


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