http://8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2015/01/post-0e59.html
石油を燃料に使うというのは、ただ暖をとるためだけに暖炉でピカソを燃やすようなものだ。これは以前、ある油田所有者から言われたことである。熱源だけのために消費す るには石油はあまりにも貴重である。私たちの、数十万年は存続するはずの将来の文明のニーズに目を向けるなら、私たちは石油を必須の目的のために節約し、 保存すべきである。たとえば合成物質や潤滑油、プラスチックなどのためだ。もし人類が賢く使うなら、”地球”は先進文明が数千年から数百万年にわたって必 要とする資源を蓄えている。しかし現在のような愚かな使い方をしていたのでは、”地球”は私たちを支えきれない。
この話は論理的な人なら、誰にとっても意味のあることだ。
しかし、最終決定が狂気じみた恐怖と貪欲、また(キリスト教的)終 末論的な信念体系にもとづいているとすれば、数千年先のことなどどうでもいいことだろうし、たかだか20年先のことすら気にすることはないだろう。石油と いう化石燃料に代わるテクノロジーが抑制されてきたために、より適切に保存されていれば、人類の子孫が長期的に使用可能な資源を、私たちは文字通りただ燃 やすことだけに使い続けてしまった。
私の父親は半分チェロキー族(米国先住民族)だが、チェロキーはあらゆる行為は、まだ生まれて いない何世代も先を見越して行なわれるべきであると信じていた。そして人類は歴史上のこの時点において、これから50万年も持続する一つの周期に入ったの だ。ゆえに私たちの為すことはすべて、まだ生まれていない2万世代を見据えて実施されなければならない。1990年代に私が一緒に仕事をした人は、レーガ ン政権の国家安全保障会議の職員だったが、この会議の長期計画はわずか6ヶ月先までだったと言った! それも危機また危機に対する反動で行なわれるに過ぎ ず、それがすべてだった。
新エネルギーと推進テクノロジーに関しては、それが兵器化されかねないという議論があるがそれには一理あ る。そしてどんなものであれ兵器化することはできる。私が救急医師として見てきたことは、ただのビール瓶で殺された多くの人々だった。だからといって、私 たちはこれらの新テクノロジーを用いるべきではないというのだろうか? 愚かさゆえに人類が虐げられ、撲殺されるにまかせておいていいのだろうか?
その代わりに私たちは、国際協力にもとづき集合的な安全保障を設け、そのようなテクノロジーの安全使用を確保し、保障し施工することができる。そうし た制度のもとでは、そのテクノロジーを戦争や暴力、危害の目的に使う企てを制止することができる。今日私たちは、そういった事態を監視する手段を持ってお り、また安定した平和を強制する手段も持っている。闇の世界にすでに存在する新テクノロジーが、平和を切望する人々によって使われるなら、新エネルギー・ システムの有害な使用を監視し、常時制止することができるだろう。
教訓を学ぶまで繰り返し戦争を経験したいのか
それは現実的に対処しなければならない。
誰もがたちまち悟り、非暴力で平和な人間になれるわけではなく、私たちはしょせん互いにそれほど変わらない凡人だ。しかし世界には多くの善人がいるの も確かであり、必要な統率力を発揮できる指導者が充分いるのだ。職権を乱用するような人物や、あるいは潜在的に危険な人物が現れた場合、地球上のあらゆる 文明国が立ち上がり、問題発生の前にその人物を制止するという政策が採られるべきだろう。
こうした政策が現実に採用されていたなら ば、第一次世界大戦も第二次世界大戦も断じて起こらなかったはずだ。今日、私たちの社会には通信と監視の手段はあるものの、問題は平和を強制する目的と意 図がそこにあるのかどうかという点である。たとえばサダム・フセインの場合だが、誰が彼にテクノロジーと化学薬品を供給したのか? それはアメリカ、ドイ ツ、フランスが提供し、ロシアも多少手助けした。ラムズフェルド(前米国防省長官)自身も、このテクノロジーをサダムへ渡すことに関わっていた。
私たちにできるか否かということとは関係なく、一般の人々がこの教訓をより早く学ぶほど、事態はより改善される。現在の世界情勢というのは、紛争から 最大の利益を得る人たちによって操作されている。なぜなら第一次世界大戦以後、私たちがこの教訓を学ばなかったことは確かであり、第二次世界大戦において も学ぶことがなかった。そして今、私たちはこの状況にいる。
私たちはこの教訓を学ぶために、もう一度何かを体験する必要があるのだろうか?
私たちは文明世界にふさわしく法の支配のもとに暮らすのか、それとも悪徳無法者の違法な活動と”殺人会社”が人々の利益を踏みにじる時、これ迄のようにそれを見て見ぬふりをする臆病者になりたいのだろうか?
平和を築くことなしに、これ以上の進歩はあり得ない
石油生産のピークは過ぎた。
私たちは今こそ正当なことを行い、私たちの文明を次の段階へ移行させる時に至っている。ひとたびこれらのテクノロジーが存在することが公開されると、 それが引き起こす社会的な影響力のいくつかは避けられないが、しかし必然的に私たちはそれを歓迎するだろう。私たちは構造的問題と環境問題という大きな問 題への対処を、もはやこれ以上延期できないと誰もが認める時点に至ってしまった。そこで、出される解決策に大衆は注目し、ついには私たちが実際にはすでに 数十年も前に、すべきであったことを行なうように要求される。
平和がなければこの地上に、これ以上の進歩はあり得ない。
そして非常にはっきりした真実がある。それは人類の進化段階においてただ一つの可能な将来は、「平和な将来」だという理解の時点に私たちが到達したこ とである。しかし一方で、人間は平和な存在ではなく、いつも殺し合おうとしていると主張する人々がいる。だが実際には、大多数の人々は互いに殺し合うこと を好んでいるわけではない。約60億のうちのほとんどの人々は、気立てのいい平和な人たちなのだ。
しかし不幸なことに私たちは、定 期的に家畜の群れを襲う「少数の狂犬」を積極的に抑制してくることがなかった。闇の超極秘プロジェクト関係者の中には、「映画スター・ウォーズ」のように 銃を撃ちまくりながら宇宙へ向かい、これらのテクノロジーを使うことを夢想している人々がいる。だが水爆を爆発させることで人間が生き残れないのと同様 に、光の交差点を超えたテクノロジーは兵器には使用できず、それを使えば生き残れる者は1人もいない。
闇の秘密プロジェクトの一部 の連中は、地球に対するETの一定の活動を誤解している。たとえばかつてアメリカがソ連に対して、自分たちがいかに優勢であるかを誇示するために、月で核 兵器を爆発させようとしたことがあったが、そのときUFOがそれを阻止して核兵器を破壊したことがあった。このことをもってETたちが、米国に対して敵対 している証拠と解釈することも可能だが、実際には彼らは月にある施設を保護し、さらに宇宙空間を大量破壊兵器に侵されない、神聖な空間として保護しようと していたのである。
そしてまさに月で核兵器を爆発させたがっていた人間たちが、自らの欲求不満から、このETの行為を自分たちに対 する敵意の証拠と見なしたのだ。こうした出来事はこれまでにも何回か発生しており、そうしたETの活動を敵対的であると一部の人間は誤解したが、それこそ が実は、ETたちが啓発された存在であることの証拠であった。彼ら地球外文明は、地球上の未だ未熟で手にあまる軍国主義の文明を、地球生命圏を脱出して宇 宙空間へ進出させないよう、封じ込めようとしているに過ぎないのだ。
だが起きた状態だけを見るならば、観点によっては攻撃とも、そ うではないともどちらにでも解釈できる。だからレーガン大統領や”スター・ウォーズ”支持に傾いた人々は「ほら、攻撃される脅威はある。だから宇宙軍備を 拡充して奴らをやっつけないと」ということになる。私は別に理屈を述べているわけではなく、これらは実際に起きたことであり、その結果こうした解釈が、 UFOを狙うために宇宙に武器を配備するための正当化に用いられたのだ。
大陸間弾道弾16機から18機がETによって、即座に完全 にオフラインにされたことがあるが、その出来事の証人たちを、情報開示プログラムは確保している。(本書29章のボブ・サラスの証言を参照) しかし偏執 病的な考え方に立ち、軍事予算の増大に駆られているなら、その出来事にまた別の解釈をつけられるだろう。
地球にやってきたUFOの ETたちは多くの機会を通して、もし地球上の生命を危険に陥れる行動をするなら、彼らはそれに介入して停止させることを私たちに示してきた。しかも彼らは 非常に迅速にそうする。こうしたことが何度も何度も繰り返され、たとえばヴァンデンブルグ空軍基地での発射は阻止され破壊された。そしてまったく同時に同 様の出来事がロシアでも起きていたことを多くの人は知らない。彼らがソ連でも同じことをしているのであれば、彼らはソ連や米国のどちらかの味方になってい るわけではない!
ETたちは宇宙の平和秩序を乱す人間たちの行為を許さない
宇宙の地球外文明は、人間たちがこうした兵器を宇宙へ持ち込むことを決して許さない。闇の秘密政府の作戦本部が、人造の模造UFOやその他の超先進 UFOで宇宙へ出ようとした時、それらのUFOは差し止められた。国防情報局の証人が私たちに語ったところでは、米国は数個の高性能衛星システムを宇宙か らソ連に向けてではなく、宇宙空間へ向けて配置していた。こうしたシステムは宇宙空間でUFOを追跡し、狙うために使われていた。それでETたちは自衛の ために、これらのシステムをいちいち決められたように閉鎖して回ったと彼は言う。
そうしたETたちの行動は、当然、計画の挫折に不 馴れな”宇宙の支配者”ならぬ闇の人間たちを怒らせることになった。その結果、軍国主義に傾く偏執病的人間たちにとって、話を作り上げることは実に簡単 だったに違いない。かくしてその捏造話の洗脳が過去60年にわたって行なわれてきたのだ。しかしETたちは、私たちの機能障害を私たち自身で解決すること を望んでおり、世界核熱戦争や地球物理学的な大規模崩壊が起こるような場合にのみ、あるいは人間が宇宙の平和秩序を乱すような行動をとる場合においてだ け、彼らは必ず公然と介入するだろう。
地球外文明が地球にやって来て、何か新しい秩序を押し付けるというような考えは妄想に過ぎな い。それは人類という人間の集団が、何とか精神的子ども時代を脱し、成熟して大人になろうとする過程で、私たちが学ばねばならない教訓である。地球外文明 は遥かな長い以前から、私たち人間の発達段階を観察してきた。それはおそらく数千年以上、あるいは数百万年昔から行なわれているのだ。彼らは数十億年をか けて生成されてきたこの地球という生物圏が、あるいはこの先数十万年から数百万年にわたり、知的生命の発展と進化の場所として予定されている世界が、まさ に正道を踏み外した「狂気の一世代」によって破壊されることを決して許さないだろう。
地球は、一種の宇宙隔離状態のもとにある。
手に入れた先進技術とともに宇宙空間へ出ていくには、私たちはまだ社会的に精神的に充分に進化していないということが知られており、そのために私たち の両翼は、今のところ切り取られている状態にある。宇宙から歓迎される鍵は、まず平和の達成である。宇宙には高度に発達を遂げ、私たちのレベル以上に科学 技術的に完成され、戦争という観念すら持っていない完璧な世界が存在する。そうした中に、私たちのような平和に反する世界観を持つ人間を出すことは、途方 もなく危険なことになる。私たちはまだ余りにも凶暴で未発達な存在なのだ。
秘密のうちに開発されたテクノロジーを利用しようとする 闇の人間たちの能力は、地球外文明による隔離のような強制によって切り詰められてしまった。彼らETたちは、精神的社会的未発達のままに、テクノロジーだ けが突出してしまった人間たちの振る舞いから、宇宙を保護するように任されている。これはわかりきった宇宙の正義であるし、未だ軍国主義に固執する人間た ちに宇宙攻撃を許すことは、まさに狂気であり愚の骨頂でもあるだろう!
かつてアポロ11号が月に着陸した時、月面のクレーターには 無数のUFOがいて私たちを監視しており、最終的には私たちは立ち去るように警告されたと、ニール・アームストロングは話している。それについて考えてみ よう。冷戦真っ只中の時代には、宇宙計画というのは実際には軍事遺産だった。それは米ソによる月へ向けた競争であり、軍事遺産を月面へ設置する計画だっ た。しかし地球外文明の人々は、人間たちが他の世界に進出してそうした対立のために領土を分割し、人間同士の衝突を宇宙にまで拡大することを嫌うので、そ れが許されることはないだろう。
1969年の月着陸以前から、月には人工的な構造物のあることがわかっており、それらのいくつかは 非常に古いが、他のものはもっと新しく機能しているように見える。宇宙にはかなり恒久的基盤の地球外文明の資産があり、火星の地下には広大な地球外文明の 施設がある。月と火星のこれらの古代の施設や、ETが地球に来ていたという古代のさまざまな証拠から、人間は進化途上において彼らの遺伝子によって、部分 的に助けられてきたと考える人々がいる。それはあり得ることであり、人間進化の時間的途上においては確かに失われた環(ミッシング・リンク)があるので、 先進文明が私たち人類を助け、私たちの遺伝子を増大させたということはあり得ただろう。
ところで私がこう言う時、同時に私たちは ETによって「創られた」とは言わないように非常に気を配っている。私はすべての生命の源とも言うべき、無限の創造主の存在を信じている。だからと言っ て、私が医師として人を助けたり障害を治したりすることができないということではない。科学と宗教の原理主義者を除けば、こうしたことは相容れない問題で はない。
それは相対的な世界やチャネルや媒介を通して働き、動き、作用する創造主の力があってもおかしくはない。そして私たちは誰 もが創造主のチャネルであり媒介であり、宇宙に存在するすべての生命がそうなのだ。私はジェット推進研究所にコネがあるが、その人から聞いた話では、月と 火星の構造物が非常に古いことを彼らは知っているが、実は(キリスト教的)宗教上の理由からこの情報は伏せられているのだという。もしそれが明かされれば、従来の宗教教義の正説はひっくり返るに違いない。
無限の”創造主”が存在するということと、そうした神の計画の一部としての助けがあり、人類の進化が促進されたという可能性は矛盾しない。いかにぼん やりとであれ、私たちに神の計画や意図が理解できるならば、どうして他の惑星に住む人々にそれが理解できないことがあろうか。しかも、どうして彼らがその 知識において行動できないことがあるだろうか?
私たちの意識である思考、想念、想像力は地球を超えて宇宙にまで影響を及ぼす
知的生物の普遍的形態というものがある。
それは1つの頭部と2つの腕と2つの脚を持つ対称系で直立する形態であり、ノン・ローカル(場所を限定しない)で 伝播をするのが普通である。それはシェルドレイクの説く形態発生の場についての理論だが、いったん機能が可能な原型が現れると、その原型は同じ型を作り出 す傾向を持ち、単に一般的な方法で複製するだけでなく、場所を限定せずノン・ローカルな繋がりを通して、遠隔地でも同時的に複製するという。
それはある知恵を学習している猿の集団が島にいると、突然、遠く離れた場所でも直接的な接触なしに、他の猿たちも同じことをやり始める100匹目の猿の現象に似ている。(さつま芋を塩水で洗って食べる行為) だ から進化の原型と知識の転移は、ノン・ローカルに起こる。ゆえに意識の力を理解し、意識というマインドは普遍的で常に偏在しているという事実を知り、そし て究極的な普遍性の統合者はマインドであることを理解するならば、私たちの思考や想念や祈り、想像力は地球全体に、さらには宇宙の至るところに場所を限定 せず、影響を与える得るという事実をはっきり理解できる。
地球外文明研究センターの探検の中心的目的の一つは、グループ全 体を統一意識状態の中に置き、平和な状態にある一つの宇宙を視覚化し、それを共同で作り出すことにある。統一された意識の状態は、同じく物質にも影響を及 ぼす。遠隔治療のことを聞いたことがあると思うが、それはいかにして起きるのだろうか? 2人の人間が距離的に離れた場所にいながら、それでも治療効果が 現れるのだ。
つまりあらゆるものが場所を限らず非局所的に存在することから、この現象が生じている。私たちは認識してはいないが、 実際には物質でさえが覚醒であり、マインドの材質であり、異なる共鳴周波数の位相の表れである。よって空間や物質、時間は、意識と常に密接に繋がってい る。だが意識は単一であり、分割できない。私たちは意識を知性でもって分割しているように思うが、これは(そのように思い込む)人為的な概念だ。実際には意識は完璧に統合されており、しかも偏在している。
だから遠隔治療が可能であり、テレパシーが可能なのだ。
だから時間や空間の枠外へ出ることが可能であり、空間や時間の遠い地点を見ることができ、距離に関係なく影響を及ぼすことができる。私たちのマインド自体は常に偏在するものであり、それは常に自足状態にあり、いつでもどこにでも、偏在性を現すやり方で存在するのだ。
HIDDEN TRUTH FORBIDDEN KNOWLEDGE
『UFOテクノロジー隠蔽工作』 スティーヴン・グリア著 めるくまーる 抜粋
石油を燃料に使うというのは、ただ暖をとるためだけに暖炉でピカソを燃やすようなものだ。これは以前、ある油田所有者から言われたことである。熱源だけのために消費す るには石油はあまりにも貴重である。私たちの、数十万年は存続するはずの将来の文明のニーズに目を向けるなら、私たちは石油を必須の目的のために節約し、 保存すべきである。たとえば合成物質や潤滑油、プラスチックなどのためだ。もし人類が賢く使うなら、”地球”は先進文明が数千年から数百万年にわたって必 要とする資源を蓄えている。しかし現在のような愚かな使い方をしていたのでは、”地球”は私たちを支えきれない。
この話は論理的な人なら、誰にとっても意味のあることだ。
しかし、最終決定が狂気じみた恐怖と貪欲、また(キリスト教的)終 末論的な信念体系にもとづいているとすれば、数千年先のことなどどうでもいいことだろうし、たかだか20年先のことすら気にすることはないだろう。石油と いう化石燃料に代わるテクノロジーが抑制されてきたために、より適切に保存されていれば、人類の子孫が長期的に使用可能な資源を、私たちは文字通りただ燃 やすことだけに使い続けてしまった。
私の父親は半分チェロキー族(米国先住民族)だが、チェロキーはあらゆる行為は、まだ生まれて いない何世代も先を見越して行なわれるべきであると信じていた。そして人類は歴史上のこの時点において、これから50万年も持続する一つの周期に入ったの だ。ゆえに私たちの為すことはすべて、まだ生まれていない2万世代を見据えて実施されなければならない。1990年代に私が一緒に仕事をした人は、レーガ ン政権の国家安全保障会議の職員だったが、この会議の長期計画はわずか6ヶ月先までだったと言った! それも危機また危機に対する反動で行なわれるに過ぎ ず、それがすべてだった。
新エネルギーと推進テクノロジーに関しては、それが兵器化されかねないという議論があるがそれには一理あ る。そしてどんなものであれ兵器化することはできる。私が救急医師として見てきたことは、ただのビール瓶で殺された多くの人々だった。だからといって、私 たちはこれらの新テクノロジーを用いるべきではないというのだろうか? 愚かさゆえに人類が虐げられ、撲殺されるにまかせておいていいのだろうか?
その代わりに私たちは、国際協力にもとづき集合的な安全保障を設け、そのようなテクノロジーの安全使用を確保し、保障し施工することができる。そうし た制度のもとでは、そのテクノロジーを戦争や暴力、危害の目的に使う企てを制止することができる。今日私たちは、そういった事態を監視する手段を持ってお り、また安定した平和を強制する手段も持っている。闇の世界にすでに存在する新テクノロジーが、平和を切望する人々によって使われるなら、新エネルギー・ システムの有害な使用を監視し、常時制止することができるだろう。
教訓を学ぶまで繰り返し戦争を経験したいのか
それは現実的に対処しなければならない。
誰もがたちまち悟り、非暴力で平和な人間になれるわけではなく、私たちはしょせん互いにそれほど変わらない凡人だ。しかし世界には多くの善人がいるの も確かであり、必要な統率力を発揮できる指導者が充分いるのだ。職権を乱用するような人物や、あるいは潜在的に危険な人物が現れた場合、地球上のあらゆる 文明国が立ち上がり、問題発生の前にその人物を制止するという政策が採られるべきだろう。
こうした政策が現実に採用されていたなら ば、第一次世界大戦も第二次世界大戦も断じて起こらなかったはずだ。今日、私たちの社会には通信と監視の手段はあるものの、問題は平和を強制する目的と意 図がそこにあるのかどうかという点である。たとえばサダム・フセインの場合だが、誰が彼にテクノロジーと化学薬品を供給したのか? それはアメリカ、ドイ ツ、フランスが提供し、ロシアも多少手助けした。ラムズフェルド(前米国防省長官)自身も、このテクノロジーをサダムへ渡すことに関わっていた。
私たちにできるか否かということとは関係なく、一般の人々がこの教訓をより早く学ぶほど、事態はより改善される。現在の世界情勢というのは、紛争から 最大の利益を得る人たちによって操作されている。なぜなら第一次世界大戦以後、私たちがこの教訓を学ばなかったことは確かであり、第二次世界大戦において も学ぶことがなかった。そして今、私たちはこの状況にいる。
私たちはこの教訓を学ぶために、もう一度何かを体験する必要があるのだろうか?
私たちは文明世界にふさわしく法の支配のもとに暮らすのか、それとも悪徳無法者の違法な活動と”殺人会社”が人々の利益を踏みにじる時、これ迄のようにそれを見て見ぬふりをする臆病者になりたいのだろうか?
平和を築くことなしに、これ以上の進歩はあり得ない
石油生産のピークは過ぎた。
私たちは今こそ正当なことを行い、私たちの文明を次の段階へ移行させる時に至っている。ひとたびこれらのテクノロジーが存在することが公開されると、 それが引き起こす社会的な影響力のいくつかは避けられないが、しかし必然的に私たちはそれを歓迎するだろう。私たちは構造的問題と環境問題という大きな問 題への対処を、もはやこれ以上延期できないと誰もが認める時点に至ってしまった。そこで、出される解決策に大衆は注目し、ついには私たちが実際にはすでに 数十年も前に、すべきであったことを行なうように要求される。
平和がなければこの地上に、これ以上の進歩はあり得ない。
そして非常にはっきりした真実がある。それは人類の進化段階においてただ一つの可能な将来は、「平和な将来」だという理解の時点に私たちが到達したこ とである。しかし一方で、人間は平和な存在ではなく、いつも殺し合おうとしていると主張する人々がいる。だが実際には、大多数の人々は互いに殺し合うこと を好んでいるわけではない。約60億のうちのほとんどの人々は、気立てのいい平和な人たちなのだ。
しかし不幸なことに私たちは、定 期的に家畜の群れを襲う「少数の狂犬」を積極的に抑制してくることがなかった。闇の超極秘プロジェクト関係者の中には、「映画スター・ウォーズ」のように 銃を撃ちまくりながら宇宙へ向かい、これらのテクノロジーを使うことを夢想している人々がいる。だが水爆を爆発させることで人間が生き残れないのと同様 に、光の交差点を超えたテクノロジーは兵器には使用できず、それを使えば生き残れる者は1人もいない。
闇の秘密プロジェクトの一部 の連中は、地球に対するETの一定の活動を誤解している。たとえばかつてアメリカがソ連に対して、自分たちがいかに優勢であるかを誇示するために、月で核 兵器を爆発させようとしたことがあったが、そのときUFOがそれを阻止して核兵器を破壊したことがあった。このことをもってETたちが、米国に対して敵対 している証拠と解釈することも可能だが、実際には彼らは月にある施設を保護し、さらに宇宙空間を大量破壊兵器に侵されない、神聖な空間として保護しようと していたのである。
そしてまさに月で核兵器を爆発させたがっていた人間たちが、自らの欲求不満から、このETの行為を自分たちに対 する敵意の証拠と見なしたのだ。こうした出来事はこれまでにも何回か発生しており、そうしたETの活動を敵対的であると一部の人間は誤解したが、それこそ が実は、ETたちが啓発された存在であることの証拠であった。彼ら地球外文明は、地球上の未だ未熟で手にあまる軍国主義の文明を、地球生命圏を脱出して宇 宙空間へ進出させないよう、封じ込めようとしているに過ぎないのだ。
だが起きた状態だけを見るならば、観点によっては攻撃とも、そ うではないともどちらにでも解釈できる。だからレーガン大統領や”スター・ウォーズ”支持に傾いた人々は「ほら、攻撃される脅威はある。だから宇宙軍備を 拡充して奴らをやっつけないと」ということになる。私は別に理屈を述べているわけではなく、これらは実際に起きたことであり、その結果こうした解釈が、 UFOを狙うために宇宙に武器を配備するための正当化に用いられたのだ。
大陸間弾道弾16機から18機がETによって、即座に完全 にオフラインにされたことがあるが、その出来事の証人たちを、情報開示プログラムは確保している。(本書29章のボブ・サラスの証言を参照) しかし偏執 病的な考え方に立ち、軍事予算の増大に駆られているなら、その出来事にまた別の解釈をつけられるだろう。
地球にやってきたUFOの ETたちは多くの機会を通して、もし地球上の生命を危険に陥れる行動をするなら、彼らはそれに介入して停止させることを私たちに示してきた。しかも彼らは 非常に迅速にそうする。こうしたことが何度も何度も繰り返され、たとえばヴァンデンブルグ空軍基地での発射は阻止され破壊された。そしてまったく同時に同 様の出来事がロシアでも起きていたことを多くの人は知らない。彼らがソ連でも同じことをしているのであれば、彼らはソ連や米国のどちらかの味方になってい るわけではない!
ETたちは宇宙の平和秩序を乱す人間たちの行為を許さない
宇宙の地球外文明は、人間たちがこうした兵器を宇宙へ持ち込むことを決して許さない。闇の秘密政府の作戦本部が、人造の模造UFOやその他の超先進 UFOで宇宙へ出ようとした時、それらのUFOは差し止められた。国防情報局の証人が私たちに語ったところでは、米国は数個の高性能衛星システムを宇宙か らソ連に向けてではなく、宇宙空間へ向けて配置していた。こうしたシステムは宇宙空間でUFOを追跡し、狙うために使われていた。それでETたちは自衛の ために、これらのシステムをいちいち決められたように閉鎖して回ったと彼は言う。
そうしたETたちの行動は、当然、計画の挫折に不 馴れな”宇宙の支配者”ならぬ闇の人間たちを怒らせることになった。その結果、軍国主義に傾く偏執病的人間たちにとって、話を作り上げることは実に簡単 だったに違いない。かくしてその捏造話の洗脳が過去60年にわたって行なわれてきたのだ。しかしETたちは、私たちの機能障害を私たち自身で解決すること を望んでおり、世界核熱戦争や地球物理学的な大規模崩壊が起こるような場合にのみ、あるいは人間が宇宙の平和秩序を乱すような行動をとる場合においてだ け、彼らは必ず公然と介入するだろう。
地球外文明が地球にやって来て、何か新しい秩序を押し付けるというような考えは妄想に過ぎな い。それは人類という人間の集団が、何とか精神的子ども時代を脱し、成熟して大人になろうとする過程で、私たちが学ばねばならない教訓である。地球外文明 は遥かな長い以前から、私たち人間の発達段階を観察してきた。それはおそらく数千年以上、あるいは数百万年昔から行なわれているのだ。彼らは数十億年をか けて生成されてきたこの地球という生物圏が、あるいはこの先数十万年から数百万年にわたり、知的生命の発展と進化の場所として予定されている世界が、まさ に正道を踏み外した「狂気の一世代」によって破壊されることを決して許さないだろう。
地球は、一種の宇宙隔離状態のもとにある。
手に入れた先進技術とともに宇宙空間へ出ていくには、私たちはまだ社会的に精神的に充分に進化していないということが知られており、そのために私たち の両翼は、今のところ切り取られている状態にある。宇宙から歓迎される鍵は、まず平和の達成である。宇宙には高度に発達を遂げ、私たちのレベル以上に科学 技術的に完成され、戦争という観念すら持っていない完璧な世界が存在する。そうした中に、私たちのような平和に反する世界観を持つ人間を出すことは、途方 もなく危険なことになる。私たちはまだ余りにも凶暴で未発達な存在なのだ。
秘密のうちに開発されたテクノロジーを利用しようとする 闇の人間たちの能力は、地球外文明による隔離のような強制によって切り詰められてしまった。彼らETたちは、精神的社会的未発達のままに、テクノロジーだ けが突出してしまった人間たちの振る舞いから、宇宙を保護するように任されている。これはわかりきった宇宙の正義であるし、未だ軍国主義に固執する人間た ちに宇宙攻撃を許すことは、まさに狂気であり愚の骨頂でもあるだろう!
かつてアポロ11号が月に着陸した時、月面のクレーターには 無数のUFOがいて私たちを監視しており、最終的には私たちは立ち去るように警告されたと、ニール・アームストロングは話している。それについて考えてみ よう。冷戦真っ只中の時代には、宇宙計画というのは実際には軍事遺産だった。それは米ソによる月へ向けた競争であり、軍事遺産を月面へ設置する計画だっ た。しかし地球外文明の人々は、人間たちが他の世界に進出してそうした対立のために領土を分割し、人間同士の衝突を宇宙にまで拡大することを嫌うので、そ れが許されることはないだろう。
1969年の月着陸以前から、月には人工的な構造物のあることがわかっており、それらのいくつかは 非常に古いが、他のものはもっと新しく機能しているように見える。宇宙にはかなり恒久的基盤の地球外文明の資産があり、火星の地下には広大な地球外文明の 施設がある。月と火星のこれらの古代の施設や、ETが地球に来ていたという古代のさまざまな証拠から、人間は進化途上において彼らの遺伝子によって、部分 的に助けられてきたと考える人々がいる。それはあり得ることであり、人間進化の時間的途上においては確かに失われた環(ミッシング・リンク)があるので、 先進文明が私たち人類を助け、私たちの遺伝子を増大させたということはあり得ただろう。
ところで私がこう言う時、同時に私たちは ETによって「創られた」とは言わないように非常に気を配っている。私はすべての生命の源とも言うべき、無限の創造主の存在を信じている。だからと言っ て、私が医師として人を助けたり障害を治したりすることができないということではない。科学と宗教の原理主義者を除けば、こうしたことは相容れない問題で はない。
それは相対的な世界やチャネルや媒介を通して働き、動き、作用する創造主の力があってもおかしくはない。そして私たちは誰 もが創造主のチャネルであり媒介であり、宇宙に存在するすべての生命がそうなのだ。私はジェット推進研究所にコネがあるが、その人から聞いた話では、月と 火星の構造物が非常に古いことを彼らは知っているが、実は(キリスト教的)宗教上の理由からこの情報は伏せられているのだという。もしそれが明かされれば、従来の宗教教義の正説はひっくり返るに違いない。
無限の”創造主”が存在するということと、そうした神の計画の一部としての助けがあり、人類の進化が促進されたという可能性は矛盾しない。いかにぼん やりとであれ、私たちに神の計画や意図が理解できるならば、どうして他の惑星に住む人々にそれが理解できないことがあろうか。しかも、どうして彼らがその 知識において行動できないことがあるだろうか?
私たちの意識である思考、想念、想像力は地球を超えて宇宙にまで影響を及ぼす
知的生物の普遍的形態というものがある。
それは1つの頭部と2つの腕と2つの脚を持つ対称系で直立する形態であり、ノン・ローカル(場所を限定しない)で 伝播をするのが普通である。それはシェルドレイクの説く形態発生の場についての理論だが、いったん機能が可能な原型が現れると、その原型は同じ型を作り出 す傾向を持ち、単に一般的な方法で複製するだけでなく、場所を限定せずノン・ローカルな繋がりを通して、遠隔地でも同時的に複製するという。
それはある知恵を学習している猿の集団が島にいると、突然、遠く離れた場所でも直接的な接触なしに、他の猿たちも同じことをやり始める100匹目の猿の現象に似ている。(さつま芋を塩水で洗って食べる行為) だ から進化の原型と知識の転移は、ノン・ローカルに起こる。ゆえに意識の力を理解し、意識というマインドは普遍的で常に偏在しているという事実を知り、そし て究極的な普遍性の統合者はマインドであることを理解するならば、私たちの思考や想念や祈り、想像力は地球全体に、さらには宇宙の至るところに場所を限定 せず、影響を与える得るという事実をはっきり理解できる。
地球外文明研究センターの探検の中心的目的の一つは、グループ全 体を統一意識状態の中に置き、平和な状態にある一つの宇宙を視覚化し、それを共同で作り出すことにある。統一された意識の状態は、同じく物質にも影響を及 ぼす。遠隔治療のことを聞いたことがあると思うが、それはいかにして起きるのだろうか? 2人の人間が距離的に離れた場所にいながら、それでも治療効果が 現れるのだ。
つまりあらゆるものが場所を限らず非局所的に存在することから、この現象が生じている。私たちは認識してはいないが、 実際には物質でさえが覚醒であり、マインドの材質であり、異なる共鳴周波数の位相の表れである。よって空間や物質、時間は、意識と常に密接に繋がってい る。だが意識は単一であり、分割できない。私たちは意識を知性でもって分割しているように思うが、これは(そのように思い込む)人為的な概念だ。実際には意識は完璧に統合されており、しかも偏在している。
だから遠隔治療が可能であり、テレパシーが可能なのだ。
だから時間や空間の枠外へ出ることが可能であり、空間や時間の遠い地点を見ることができ、距離に関係なく影響を及ぼすことができる。私たちのマインド自体は常に偏在するものであり、それは常に自足状態にあり、いつでもどこにでも、偏在性を現すやり方で存在するのだ。
HIDDEN TRUTH FORBIDDEN KNOWLEDGE
『UFOテクノロジー隠蔽工作』 スティーヴン・グリア著 めるくまーる 抜粋