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日本人は天の公務員

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2015年1月  元旦   謹賀新年   北海道 羊帝山  

2015年はアメリカ合衆国が共和国宣言します。日本もそうなった場合の準備は相当前から進められているはずです。内閣府認証のNPOも地方へ管轄が移されましたが、一見淡々と行われている法改正や事務処理に思わぬ変化の兆しが感じられます。

新しい時代は日本から世界に発進されると良く聞きますが、一体何を発進するのでしょうか。工業や科学技術で世界に貢献していた高度経済成長期もこの15年間低迷したため国民は自信を失っています。高度成長期とかその時に培った日本らしさ日本人のプライドとは一体何だったんでしょう。

夢から覚めて振り返ってみると、そのころの価値観はすっかり消えうせてしまっています。今世界で行われている金融・統治の改革は個々の価値観からかなり遅れていて、若い人たちも戸惑っています。社会の仕組みになじめないのです。

20世紀に世界が目指してきたのは〝Personal”でした。よく〝個人主義“と言われ自分勝手の代名詞に使われたり、”能力主義“とすりかえられ軍隊や企業の合理化に利用されてきました。

本来の〝Personal”は、「個の尊厳」で、憲法などでは自由・平等などと曖昧に扱われてきました。もちろん人の意識が高められ、さらに覚醒しなければ「個の尊厳」は現実化できない崇高な世界です。

いよいよその時期が来たとき.〝Personal”を妨げ塞いできた社会の仕組みが崩壊して新しいシステムに変わってゆきます。今までもそのために歴史は動いてきました。見方を変えてみてください。それには「国家から何かをしてもらおう」と言う習慣を180度変えて市民が社会のすべてを見直す必要があります。

教育・福祉・医療・産業・経済・金融など生活にかかわるすべてのことを市民が直接評価・管理・運営する時代に入りました。

これから5~10年で日本は市民が運営する世界のモデル国家にしてゆくようになります。

国も地方自治体もそういう社会が理想だというように市民に働きかけてきます。

市民がみんな天の公務員になる時が到来しました。

 


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