◇昔から飯が食えれば一人前と云われてきました。親兄弟の世話にならず自立した生活が出来れば立派なものだということでしょうが、昔も今も人は飯を食う事だけで四苦八苦です。生きて行くために、ブラック企業の耐えがたく辛い仕事でも歯を食いしばって働き、飯の種を稼がねばならんからです。
しかし、ブラック企業で働けば鬱病を患い自殺者が出ます。飯など食わなくても死なないのなら、誰も好き好んで厭な職場で我慢して働く者は居ないでしょうが・・・
◇道教の仙人は霞を食って生きているそうですので、仙人に弟子入りして自分も不食になりたいと何度も思ったことがあります。ところが、その仙人と同様、本当に何も食べずに生きている人々が居るようです。
続々と出現する「不食人類」!! 彼らの身体で何が起こっているのか?
巷には女性をターゲットとした様々なダイエット法が溢れ返っている。太らないよう、日々ストイックに食事を制限している読者もいるかもしれない。しかし昨今、少食どころか、ほとんど食物を摂取しない「不食人類」なるものが話題になり始めた。
彼らは食物エネルギーを摂らず、太陽と大地からのエネルギーのみを糧に生活しているという。さらに「不食になってから病気が治った」という報告も数多くあるようで、これは大変興味深い事態である。今回は、そのような「不食人類」の代表的存在である2名を紹介し、なぜ彼らが食べずにいられるのか、その謎に迫ってみよう。
■世界の不食人類たち
ジャスムヒーン
画像は「Jasmuheen 公式サイト」より
ジャスムヒーンは、1957年オーストラリア生まれの美人不食人類だ。
光を栄養源にしているという彼女は、1992年から母国を拠点に不食のためのセミナーやワークショップを開催している。「食べても食べなくても良いが、食べるという行為から自由になる事が重要だ」というのが彼女の主張だ。ジャスムヒーンにとって「食」とは基本的に社交のための行為であるが、味覚を楽しむこと自体は否定しておらず、彼女自身もコーヒーを飲んだりスイーツを食べるなどし、1日に300kcal程度の食事は摂っている。
長年の活動が認められ、ジャスムヒーンは2000年にイグ・ノーベル文学賞を受賞した。現在、彼女は公式サイトを通して、“人類の霊的成長のための”情報やスピリチュアル・メッセージを発信しており、世界中に多くの信奉者を持っている。また、何度か来日も果たしている。
Divine Gifts and Self Knowledge - Jasmuhee
ギリ・バラ
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=iONUl3nnzxM
画像は「I AM University」より
1868年生まれのインド人女性。1880年から不食人類となった。ヨガの行者である彼女は、そのテクニックを駆使してエーテル・太陽・空気などからエネルギー身体に取り込んでいたそうだ。
子ども時代の彼女は、食欲旺盛でよくつまみ食いをしては叱られていた。9歳で結婚の誓約のもとに夫の家へと嫁いだが、そこで全てが変わってしまう。ある日、旺盛な食欲をひどく叱責する姑に向けて、ギリ・バラは「もう一生何も食べないでやるわ!」と叫んだのだ。そして泣きながら村を走り抜け、祈ったところ「光だけで生きる」啓示を授かったのだという。
その後、ギリ・バラが世界的に知られるようになる前、この話を不思議に思った村の首長が、彼女を宮殿に閉じ込め厳しく監視した。その結果、「確かに彼女は何も食べず、光だけで生きているようだ」というお墨付きを得て解放されたと伝えられている。
さらに、前述のジャスムヒーンのセミナーで学んだ不食を実践した結果、血清ガン、糖尿病、右足麻痺などの症状が消えてしまったポーランド人女性カミラ、飲まず食わずで74年間を健康に過ごしたインド人プララド・ジャニ、他にもロシアのジナイダ・バラノワ、イリナ・ノヴォジロヴァなど、いまや「不食人類」の実例は枚挙にいとまがないのである。
■不食人類のエネルギー摂取法とは?
では一体、彼らは食物から栄養を摂取することなく、いかにして生き長らえて(むしろ、より健康的に暮らして)いるのだろうか?
実は、細胞中で体内のエネルギーを作り出す役割を担うミトコンドリアは、太陽光によって活性化するという説がある。さらに、食物から栄養を摂取することを止めると、体内で新たなエネルギーの補給システムが目覚め、それによって不食状態でもエネルギーを得ることができるのだという。
また「β3アドレナリン受容体」という遺伝子に変異があると、中性脂肪の分解が抑制されて基礎代謝量が少なくなる。この遺伝子変異は、特にアメリカ先住民の間で多く見られるというが、不食者の中にもこうした人々がいたのかもしれない。ちなみに、日本人では3人に1人の「β3アドレナリン受容体」が変異しているとの指摘もある。
■1日3食は不健康だと述べる書物
平安時代の『枕草子』には、一日一食を二食にしたから疫病にかかる人が増えた、という伝承が記されている。また、岡本天明が神の啓示を自動書記したとされる『日月神示』には、「食べる量、今の半分でいいぞ」という記述もある。
実は、「朝食は食べないと不健康」「1日の食事は3食」という習慣は、最近になって出てきたものなのである。そして、それとともに生活習慣病も増加してきた。
現代、私たちが摂取する食物には、添加物や化学調味料など、人体には有毒なものが含まれていることも忘れてはならない。「不食人類」となることで、それらの毒素がデトックスされる――。故に、「不食になって病気が治る」ケースがあるのかもしれない。
完全な「不食人類」となるには、相当な修行が必要であろう。しかし、私たち人間の身体には、まだまだ計り知れぬパワーが秘められているということだけは、少なくともお分かりいただけるだろう。
深月ユリア
ポーランドの魔女とアイヌのシャーマンの血をひき、魔女占い師・魔女優・オカルトライター・ホラー映画プロデューサーとして国内外で活動。深月事務所代表、TR総合探偵事務所で心霊捜査担当。
http://tocana.jp/2014/11/post_5228_entry.html
◇光だけで十数年間生きている女性が語る、光(プラーナ)で生きるための理論と実践の本。人類の新たな光への進化が見えて来るような気がします。こういう人は既に5次元以上の存在で、波動を変調することで肉体を自在に変化させることが出来るのかもしれません。
ジャスムヒーンだけではなく、日本でも不食を敢行している人たちがいて、本を出しています。
山田鷹男と言う人は沖縄で130日の不食をやったそうで、この本には次のような内容説明があります
本書にあるのは単に無人島の冒険談ではない。現代生活とはまったく対極なる生き方を提示している。
「食べるものがない」「お金がない」、さらにいえば「やることがない」「助けてくれる人がいない」という暮らしは本当につまらなく、不幸なことであるのか?
無人島暮らしはいったいどんなものであるかということは、皆さんの現代生活を見直す視点と刺激を与えるだろう。
◇嘘か本当か知りませんが、1日3食を習慣付けしたのは、トーマス・エジソンの陰謀だと云う説があります。エジソンは発明したトースターや電気冷蔵庫の販売促進のためだったと云うのですが・・・お陰でメタボが増えてます。
アセンションしてライトボディになれば不食になるかもしれませんが、今はせめて2食は頂かないと・・・・w