(14/11.11) 自分の変化を観察して「その日」の近いことを知る 前半
(14/11.11) 自分の変化を観察して「その日」の近いことを知る
(Q) 小松英星 さま
とても貴重な情報・メッセージの共有をいつも有難うございます。
もともとエネルギーや気に対して、感覚的にはあまり敏感ではない私でさえ、ここ最近は、何か切迫した感覚を覚えたり、何か差し迫る感覚のようなものを体験したり、またはそういった感覚をパタッと落として、フッと楽になるような感覚があったりします。
友人で、日々、自己浄化に努めてきた女性などは、以前からいろいろと感じていたようですが、私はそういうことはなかったので、「私は知識だけあっても、体験に結びついていないタイプかな~」などと言っていました。
今でも、自分が鋭くなったというよりは変化の状況がどんどん強くなっていっているので、いやが応でも気づかずにはいられない、という感じだと思います。
周りの人々を見ていても、何か、膿出しのようなプロセスがますます強烈に行われているように思います。
それらに巻き込まれることなく、「すべてはなるようになっている、なるべくしてなっている、なるようになる」と思いながら過ごしていますが、ドロドロしたメロドラマのような生活を送る人々とそうでない人々の生活に対して、なんと言いますか、乖離のようなものを感じることも頻繁にあります。
自分自身としては、どんな場合であっても他人や周りの出来事に対して批判的行動に走らないように自制しています。
また、気を散らさず、自分自身のプライオリティに立ち戻るように心がけています(未だに簡単ではないですが)。
アセンションを意図して生活していますが、まだまだ足りない部分も多くあって、フルレベルではなく、いくつかの段階の中に入り込めれば幸いかな、という感じです。
ここしばらく、目の前の生活を立て直すのが最優先だと思い、転職しようかと考えているのですが、会社勤めという形態に漠然と「今さらやりたいか」 というような拒否反応をする自分がいます。
しかし、これが単に転職活動に臆病になっているのか、会社という生産性重視、利益計上必須という場に戻ることは時代遅れだと感じているのか、単なる現実逃避なのかは分かりません。
もしかしたら私に必要な変化から逃げているのでは、と思います。
今いちど、神様・宇宙の力・全てを信じ、自分がやるべきことを淡々とこなしていこうと思います。
(A) 拝見しました。
あなたのご感想は、こういう状況に関係しているとみられます。
――実際のところ、アセンションしつつある人々は、光とヤミの狭間で「緊迫状態」の日々を過ごしているでしょう。
それは、神の波動が持つ軽やかで安楽な知覚と、多くの人類と時局の排出物から発せられるダークで鈍重な基本波動との、相克(そうこく)です。〔惑星アセンションへの最終調整―サナンダ〕
――人々が気づくこと、直ちに気づくことは波動の上昇が新段階に入ったこと、そして地政学的な出来事の凝縮が新段階に入ったことでしょう。〔巨大な完結プロセスの開始〕
これに関連して、これまでの延長ではない大きな変化を、個人的に気づく要素は色々あると思います。
例えば、こんなことが。
・夢の内容が変わってきて、非常にリアルに感じられるようになった。
・夢の内容を、かなり詳しく思い出せるようになった。
・夢と現実との境界が薄れてきて、それらがオーバーラップしているように感じることが増えてきた。
・夢で見たことが、間をおかず現実化することがある。
・直感が当たることが多い。行動の途中にふと湧いて出た、少し先の予見が現実化することが多い。
・相手の考えていることが分かることが多い。
・何かの折に同じ感想や同じメロディーを同時に口にすることや、自分の考えを一瞬先に相手が口に出したり、自分が心で歌うメロディーを相手が声に出すこともある。
・からだが微妙に変化してきたのを感じる。若返りの(かすかな)兆候があるとか。
・この3次元世界の決め事や約束を、自分が設定したものを含めて、簡単に忘れて行動することが増えてきた。
・その結果として、ちょっとした「ドジを踏む」ケースが日常茶飯事になっている。
――この種の「3次元的ドジ」が増えれば増えるほど、必要な変化が進行している指標にもなるわけです。
このように外からの知識が無くても、自分自身の変化を観察して、アセンションが近いことを確信することがあるわけですね。
このような変化の進展は、個人の意識や環境によっても違ってくるでしょう。
「その日」に向けて自分の波動を整えていくのに、これまでのパターンにとらわれず、日々をどう過ごすかを真剣に検討して軌道修正することが大切だと思います。
出来るだけ自然に親しむ機会を多くすることは、前進への効率のいい手段です。NYでも、公園などを利用してそれは可能でしょう。また適切な音楽や絵画に親しむという手もあります。
これまでの3次元世界の在り方や物質的なものへの執着を手放すことも非常に大切だと思います。
いつでも、どんな瞬間にでも、「徒手空拳で飛び立つ」ことが出来るようにしておくことが望まれます。
「引っ掛かり」を持たない、作らない、そして整理する必要があるでしょう。これが、知恵の使いどころですね。
その意味で仕事に関しては、見かけや収入の多寡ではなく、基本的にサバイバルモードで臨むのがいいでしょう。
そして自分の身の処し方については、常に自分が主体性を持てるようにしておくことです。
どのみち「その日」には、どんな形にしろ皆が同時にこの世界を離れるわけですが、日常的に「後顧の憂いがない」状態を維持していれば、その先の精神的メリットにつながるでしょう。
私たちは誰もが、何らかの体験を求め使命を持ってこの世界へやって来ています。
また同時に、過去生からのカルマも抱えてきています。
例えばお金や富に関して、それがエゴや権力に関わることが多いので、お金やお金持ちに対する拒絶的な姿勢を生まれつき持っているケースもあるでしょう。
それは自己拘束の一つになります。真の豊かさはお金の多寡に関係がないとしても、です。
したがって「目覚め」を選んだ人は、真の豊かさに至る前に、少なくとも自分が持ち込んでいるかもしれないカルマ的な拘束を探し出して、それを解いておく必要があります。
お金や富を貯め込むばかりで「回す」ことをしないのも最悪です。それは「自分を節約する」ようなもので、「いのち」の流れを妨げる大きな自己拘束の一つです。
お金は、少ない中からでも効果的に回して、流れを造り分かち合うのが正解だと心得ておきましょう。もちろん、気まぐれに使うのではなく。
その先は、宇宙のサポートも得て臨機応変に、どうにでもやっていけると確信していればいいでしょう。
なお、〔いまだに確信が持てないでいるあなたへ―サナンダ〕にある「行」を丁寧に実行して、次に至るようにするのもいいかと思います。
――浄化の方法 3.)神に献身すること―その決意の重要性を完全に自覚した上で。
神の愛、神の恩寵にわが身を沈めることです。この段階を越えれば、あらゆるものが存在しなくなるでしょう―神を除いては!
そうなると、人生を有りのままに受容れるのが容易なことになるでしょう。
そして人生の多くの曲がり角が、それを認識して正しく解釈するための神からのヒントだと、簡単に自覚できるようになるでしょう。
(Q) 詳細なお返事をいただき、ありがとうございます。
ごくごく、わずかではありますが、夢に関してのご説明で、「もしかしたらそうかな?」と思うようなことが最近、あります。
夢の中での感覚(夢の中での温度、痛み、音、臭い、など)が以前よりも鮮明にリアルに感じられる気がします。
温泉に入っている夢の場合ですと、お湯の温度が以前よりもリアルに感じられるのか、その後パッと目が覚めて、夢だったと分かっていてもまだ体に温泉の暖かさが残っているような感じです。
香水をつけている誰かの夢の場合、目覚めた瞬間もその香りがまだ鼻に残っているような感覚です。
それ以外のことは、残念ながらあまり体験していませんが、私の友人は小松様のおっしゃるようなことを次々に体験しているようです。
彼女は昨年末にニューヨークから故郷のプエルトリコに引き上げ、畑仕事をしながら生活していて、まさに自然にどっぷりと浸かっています。
ニューヨークで会計士をしていた頃とは真逆の生活です。
さすがの彼女も「若返り」は体験していないようで、「若返りがあったら、いいよね~」などと話しながらも、「それって、(俗的な若さへの)執着心だよ~」と自制し合う状態です。
「ドジを踏む」に関して言えば、(私自身は単にだらしない自分だと思いますが)時間の流れの速さについて行けず、気づいたら締め切りだった!忘れていた!などというドジはあります。
通常は忘れたりしないのですが、「本当に大切なこと」以外はどうでもいい、という思いもあるからか、昔ほど、ちゃんとしていない自分がいます。
ご指摘のとおり、NYにも(NYということを覚えていてくださって驚き、感激しました)、公園はありますし、音楽や絵画に親しもうと思えば、いくらでもあります。
私自身もまた昔のようにクラリネットを始めようかと思ったりしています。クラリネットの先生を探している際に、ある先生から音の周波数は体を癒すという話を聞かされました。
「引っ掛かり」を持たない、作らない、もしあれば手放す、というのが一番の難関かもしれません。
物質的なものに対しては比較的スムーズにできますが、精神的な面では難しいものがあります。
「今だ!」という瞬間に体ひとつで何も考えずにスッキリといられる自分でいたいですが。
普通の会社勤めになれば、自分の主体性を保つことは困難だと思います。
日々の会社勤めのサイクルに入り込んで、その繰り返しの毎日というものに抵抗を感じながらも、「これは引きこもりか、単なる怠け者か?」と自問は続きます。
しかし、小松様のご指摘どおり、その日が来れば、こういったゴタゴタは無意味になるわけですが、それまで、どうやって三次元世界の生活状態を保ちながら準備するかということだと思います。
話は戻りますが、知り合いに面白い人がいて、観察させてもらっているのですが、「この人は何かに守られているのかな?」という印象を受ける人です。
音楽家の人ですが生活のための仕事もやっているようで、いつも家賃などの支払いに苦労されているご様子なのですが、なんとか借金をしながらも、できる範囲で返しながらやっていっているような方なのに、ご本人は心配や不安を感じても、そこに留まらず、音楽に気持ちが戻るようで、先日も思わぬ臨時収入があって金銭的に困難な期間を乗り越えたり、仕事を休んで帰省したい気持ちはあっても仕事をすべきだという気持ちが勝っていたら、仕事場が一ヶ月弱の改装工事のため休みを取らざるを得ない状況になったり、本人が決められなくても状況が決めてくれるというようなことが頻繁に起こっているそうなのです。
このような方は、一切の不安や恐れを消せば、今を生きて、(もともと物欲などはないご様子なので)きっとスムーズにアセンションへ向かえるのだろうな、と思いながら観察させてもらっています。
私自身の「引っ掛かり」のひとつは、この世界へやってきた使命・目的が不明なままであるということだと思います。
しかし、目的が分からない自分を生きるということが目的かもしれないので、このことで自分の首を絞めるのはやめました。
カルマの浄化は難しいですね。
カルマ自体がなかなか的確に見つけられない気がします。自分の反応や行動を観察して、「なぜ私はいつもこういうパターンで反応するのか?」と見つけられることがもっと頻繁にあればよいと思いますが。
お金に関してですと、お金そのものには善悪はないのに、なぜかお金やお金持ちに対して拒絶的な姿勢を持つ人たちを見かけることは頻繁にあります。
私は父から「お金は回す、回っていくもの」と聞かされていたので、そう思って育ちましたが、気まぐれ散財の傾向も若いときはありました。
読みもしない本を大量に買ったり、飲みもしないサプリメントを大量に買ったりして自己満足していました。
「どうにでもやっていける」 という確信は頭では分かっていても、なかなか心からそう思えない自分がいるので、残された時間でやるしかありません。
「浄化の方法」を読んで、今いちど、基本に立ち返ろうと思います。
(A) 拝見しました。
たいへん順当な状況の受け止め方をされていると思います。
お金の問題は、背後にヤミ勢力に支配された犯罪的な金融システムがあり、社会システムがその支配とコントロールの下に動いているので、こればかりは日々の生活の問題として、目覚めた個人としても選択の幅が極めて限られるという状況があります。もう少しの辛抱だけの問題ですが。
サバイバルモードと言ったのは、そういう意味です。
――ゲームを反転させようとする「死に物狂いの行為」は、失敗するでしょう。
そして金融システムを通じた犯罪の本質が、人類に明らかにされるでしょう。
たまたま本日ThriveのFosterから連絡があり、その犯罪的なシステムの歴史から説き起こして、もうシステム自体が「持たなく」なっているので大きく変わる(変える)以外に手立てがなく、すでに表面的にも水面下でも変わり始めているという最新の状況についてレポートしてくれています(【注】)。
http://www.thrivemovement.com/is-value-of-your-money-about-to-change
(約24分、FosterとKimberlyのメッセージがあります)
これは文章として読むことも出来ます。
http://www.thrivemovement.com/is-value-of-your-money-about-to-change#transcript
(Audio Transcription)
【注】このレポートは、国際金融の詐欺的な仕掛けと、その崩壊が進行していることを詳細にわたって鮮明にえぐり出しています。
国際金融をめぐるロシア・中国同盟やBRICSの矢継ぎ早で大々的な動きを背景として、これまで基軸通貨とされてきた米ドルの危機が迫っていることに触れています。
そして、金など実物資産の裏付けのないまま乱発(印刷)されてきたアメリカ国債(財務省証券)を根拠とする米ドルは、最善のケースでも「評価替え(devalue)」が避けられないとしています。
1944年のプレトンウッズ機構によってIMFと世界銀行が創立され、米ドルが唯一の国際決済貨幣と宣言されたことが、アメリカの傲慢につながっています。
さらなる遠因としては、そもそもアメリカで「法定不換紙幣」の発行が認められたことがあり、リンカーンとケネディの両大統領が、それに替わるものを追求したという一般には知られていない歴史もあるようです。
いずれにしても、アメリカを中心とする超インフレの到来は避けられないでしょう。
そして日本は、アメリカの「忠実な僕(しもべ)」として外貨準備の大半をアメリカ国債で保有しているだけでなく、最近は「異次元の金融緩和」などと称して、日銀(中央銀行)による国債引き受けという世界のどの国もやったことがなかった「禁じ手」をなりふり構わずやっているので、アメリカと「共倒れ」になることは避けられないでしょう。
日本のマスメディアが提供する「ご馳走」に踊らされないように注意して、この先の惑星地球と世界の動きを注視しましょう。
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