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最初に地球にやってきた「エルダー・レース」

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2014年11月09日

ムー大陸の破壊と水没は、すでに約3万年前から始まっていた。



最後に残った一部分だったレムリアが激しい地殻変動によって海中に沈み、ムー大陸が完全にこの世界から姿を消したのは、約1万2000年から1万4000年前のことであった。かつて大西洋に存在したアトランティス大陸の最後の一部であるポセイドニスもまた、その直後に水没した。

レムリアが海中に沈むころ、この地球は激しい地殻変動に見舞われていた。

今の南米大陸の海岸線もその影響をもろに受け、外観を大きく変化させていった。現在のアンデス山脈が出現したのはその頃のことである。ボリビアの古代都市「ティアワナコ」は、かつては南米大陸の西海岸沿いにあり、レムリアの貴重な植民都市だった。



しかし、温暖な気候と自然の幸に恵まれたその豊かな港湾都市も、当時の激しい地殻変動の影響ではるか高地に押し上げられてしまい、極寒の荒涼とした環境の中に追いやられるに至った。現在世界最高位で標高3814メートルにある湖として知られる「ラゴ・チチカカ」、つまり「チチカカ湖」もその頃に誕生したものである。

大陸の最期が近づくと、「聖なる道」を歩んでいた賢者たちは、レムリア中の図書館から古代の知恵が記録された巻物を集めた。彼らは「白色同胞団・大聖者会議」の決定に従い、世界中のさまざまな場所に分散して移り住むことで、レムリアの古来の科学的、霊的知識を安全に保管し続け、またその知識を少数の進歩した生徒に教えるために、それぞれの場所で修院を設立することになった。

しかしそれらの修院、つまり学校の存在は、何千年もの間、人類の一般の人々には秘密にしておくことが義務付けられていた。それが今なおそれらの学校が、ミステリー・スクールと呼ばれている所以(ゆえん)である。

沈みゆくレムリアを発った賢者アラム・ムルが目指したのは、チチカカ湖であった。
その後彼はその近くの巨大な渓谷に、「7つの光の愛」の総本山として後々まで重要な役割を果たし続けることになる修院を建設している。その渓谷もまた、アンデス山脈とともに当時の地殻変動によって造られたものであった。

しかしそこは極寒の山岳地帯のど真ん中という環境にありながら、その高低差ゆえに穏やかな亜熱帯気候を有し、木の実や果物などが巨大な大きさに成長する山間の別天地であった。しかしそこにもまた「ティアワナコ」と同じく、かつての南米大陸の海岸都市が山間部に押し上げられて、廃墟として横たわっていた。

アラム・ムルは最初の修院を、その廃墟の上に建造した。

その修院は、光エネルギーだけを用いてカットされた巨大な石を組み合わせたもので、現在でもまだ、そこにそのままの状態で存在しており、レムリアの古来の「秘密の知恵」の保管所としての役割を果たし続けている。レムリアの他の賢者たちもアラム・ムルと同じく、それぞれがしかるべき場所に飛び、地球人類が霊的に十分な進歩を遂げる日が訪れるまで、「秘密の知恵」の保管場所として世界各地に学校を設立している。

よって、ムー大陸の知恵は失われたのではなく、それは隠されているだけなのである。それらのミステリー・スクールの図書館には、今では「アドマ」や「アトランティス」その他のさまざまな高度文明が所持していた知識も収められている。

「7つの光の愛」の根本理念は、「エルダー・レース」として知られた種族がまだこの地球に住んでいた頃で、今からおよそ10億年前からあるもので、それが実践されていた。我々はみな、「偉大なる生命の7つの光線」のどれか一つを通じてここに生まれてきた。それぞれの修院においては、7色の糸を混ぜ合わせて織られた色彩豊かな織物が、そこでの霊的生活の象徴として飾られている。これが「輝く光の愛」という名でも知られる友愛の組織「7つの光の愛」の起源である。

「7つの光の愛」と「黄金の太陽」に関する理解を深めるためには、10億年前の地球に戻る必要がある。この地球が十分に冷え、生命体の居住が可能になったとき、宇宙の彼方からある種族がやってきた。それは「サイクロップス」、すなわち「一つ目族」として知られる種族で、「秘密の資料」の中では、「エル(L)・レース」または「エルズ(Els)」として紹介されている。(Cyclopsサイクロプスは、ギリシャ神話にも登場する「一つ目の巨人」のことで英語読み。ギリシャ語でキュクロープス)



彼らはあらゆる巨大な周期に乗り、常により快適な宇宙の住処を求めて限りない星の道を旅する「巨人」たちであった。今でも彼らは時空の別の次元の旅を続けている。「神の種族」また「エルダー・レース」とも呼ばれているこの種族こそが、我々に先駆けてこの地球に最初に住み着いた知的生命体である。

エルダー・レースの一部の人々は、真のサイクロップスであった。
つまり目が一つしかなかったのである。その他の人々は我々と同じように二つの目を持っていたが、それとは別に「三つ目の目」である「心眼」というもう一つの目を発達させていた。彼らの身長は平均して3・7メートルもあり、男性女性と別れてはいたが、それは今日の我々が理解しているような性別とは異質なものであった。

彼らは地球にやってくる前に、銀河系宇宙内のあらゆる空間を旅しており、そこに存在した数限りない太陽や惑星にことごとく自分たちの影響を与えてきた。ある天体が居住可能な状態になると、他の知的生命体に先駆けていち早くそこに住み着き、やがてその天体を去るときには、いくつもの巨大な都市からなる自分たちの地底王国に、膨大な資料を残していく、というように彼らはそれを延々と続けていた。

宇宙の歴史やその他の情報を満載したその資料は小さなクリスタルに記録されており、ある種の電磁場に囲まれた状態で保存されているが、後にその天体に住んだ敏感な人々によって感知され、時々日の目を見ている。



アンデスに封印された「ムー・レムリアの超秘密」(徳間書店)
ジョージ・ハント・ウイリアムソン著より
                          

Posted by 愛知 ソニア at 10:31 │書籍紹介(和本)

 

Deshi説

達磨大師の「七転八起」という一句があり、8つで起きることを伝えています。達磨の7の数字もエルダー・レース種族の「7つの光の愛」と同じ「聖なる道」の修道の過程を意味し、8(横にすると∞無限・逍遥自在)に至る前の最後の段階が7で、7の数字がラッキーと言われてきた所以です。7の次の8は神秘の領域で、その形象は今でも仏像などの額に第3の目を印して伝えられていますが、道(真理)の真実からは遠ざかっています。

「聖なる道」は荘厳な修道領域であり、生まれ変わってきている普通の人の中に聖なる役割を担っている人がうもれていて、その普通の生活の中に徐々に道が浸透し、やがて聖なる道を求めてこの領域に入ってゆきます。 そして誰に知られることもなく市民が人類の主役になる準備をしてゆきます。「聖なる道」のエルダー・レース種族物語は3~5次元が一体となった壮大な物語ですが、「一つ目」になった体験を活かし、宇宙や地球の地域に「聖なる道」を伝えながら存在の意義を証しています。

今3~5次元の一体化を肉体次元で体験できる理由は、8つ目の神秘が明かされ体得する機会が地球上の3次元に隠されているからです。3~5次元の一体化は宇宙においても平和と統合を意味し、アトランティスやムーの問題もエルダー・レース種族の神々も、この時を待ってこの時に役割を果たすため長い宇宙の旅をしてきています。旅は聖域で人もまたこの旅の聖域に入ります。神々が勇気ある者を賞賛し共に祝賀の時を迎えようと、そして宇宙で選ばれ肉体というパートナーを伴いこの世に生を受けた70億人類の平和への偉大な躍動が期待されています。

既にこの領域の種は日本にも世界各地にも蒔かれて準備は整っています。この時空を超越した道の領域に入るには、人それぞれの時期があります。決して焦らず閃と縁に従ってください。それが過ちのように思えても前進のために必要な一時の経験です。全ての人が霊の故郷に帰れるように、その機会は必ずあなたを訪ねてきます。辛抱づよく焦らず待ってください。

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真っ白い北国から、トナカイに乗った赤い服を着たサンタクロースがあなたの家の黒いススの煙突から入ってきます。眠っている間にあなたの枕元の靴下にあなたが一番欲しいと思っていたプレゼントを…そっとおいてゆきます。あとにはかすかに鈴の音が聞こえています。これは夢ではありません。いや夢の中なのかもしれません。

ーこの物語の続きは12月24日にー

「道」 Deshiより転載


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