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Dig’s Pleases Bask -4

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2014年10月15日

日向ぼっこしていると暖かい馨りを感じます。

人の心も、人生も、社会も、地球も宇宙も、すべてスパイラルの中で上昇しています。ひとつのサイクルは、種を植えると芽が出て、葉が出で花が咲き、枯れて種を残します。

ある一人の男性が金持ちの家に生まれました。成長すると女や酒に溺れ、麻薬や博打に夢中になり家の財産を食いつぶし、あげくに一番心配してくれた母親に暴行してついには刑務所に入ります。出所すると家族や友人もなく孤独な晩年は掃除夫として過ごし振り返る間もない人生を終えます。普通の人とはかけ離れているように見えるこの男性の一生は、何百世の輪廻の中である時期誰もが同じような経験学習をしていて、一区間のスパイラルの始まりと終わりの循環モデル的と言えます。

春・夏・秋・冬の自然も、天変地異を幾度となく繰り返し無常な世界でした。

佛という字は、「人=亻」という字と「弗=はらう」という字を合わせた字ですが,「弗」という字は、スパイラルと、縦に陽中の陰と陰中の陽の2つの点の部分がスパイラルを貫いている形象です。自らプランした因果応報の「無常」の人生を経験学習する人が、すなわち「佛=悟る者」と言い伝えられてきました。

「上昇するスパイラル」というポジテイブな個々は、「無常」(3~5次元)を脱するというシンプルな目的(天命)にそって、進化の軌道上の新しい生活や遷移の真実を観察しています。この秋もたくさんの豊穣に恵まれましたが、優雅で微妙なこの規範を観察しながら、古い種をすべて捨て、さらに新しい種を新しい畑に蒔く準備をはじめます。

経済成長が持てはやされた物質的世界から一転して、「心の時代」が到来しましたが、消費経済や個人主義などの欲望の浮遊物が今なお一面に漂っているため、まさかこの課題の本質が5000年あるいは数万年をさかのぼらなければならないなどとは、懐柔された近代の宗教・哲学・科学では予想も公開もできませんでした。

しかし、今までの世界は今までの価値観と意義があり整理することによって、人類の大半を引き上げる機会に改編されます。一方新しい道は、宇宙や人類創生の「原点に還る」「母の懐に還る」という自ら熱望したシンプルな最終ステージの入口に到達しました。

「真の貨幣なしの社会のため、新しい金融システムは一時的な方策にすぎない」

なぜ「一時的な方策」なのか、この入口に立って「性命(霊)の尊厳」と「人類の生存」にとって欠くべからざるものは一体何だったのか、為政者・邪な者達が忌み嫌い排除してきたもの、それは人々にとって既に忘れかけ避けて通ってきたもの、聖域に高く掲げられているもの、今日のために隠し通し伝承してきたもの、「真理」への道に辿り着きます。

今ここで「真理」に触れ、数千年の人類の歴史の諸説を急に一方向に定めるのは唐突ですし、議論という場に持ち込むことはさらに後退してしまいます。そこで、この「真理と性命(霊)の尊厳」を生活にあてはめ「衣食足りて礼節を知る」に置き換えてみます。

経済的な不足や不安があっては、礼節どころではない。礼節から入る真理への道どころではない。そんなこと言っていられない、とにかく生きるため糧を確保しなければならない・・・ということになります。この問題は歴史的にも人々の心をふさぐ極めて深刻な一面を持っています。

貧しい人々は今日の糧のため魂を売って暴力(戦争)の組織に組み込まれてしまい、政治は暴力の支配下に置かれ、おびただしい数の人々が虐殺され、あるいは奴隷や難民になってきました。救いのための宗教は時代とともに恐怖の廃窟となり、真理をさらに遠ざけてきました。

「原点に還る」「母の懐に還る」そこはパラダイス・ニューエルサレムと言われるところです。完全愛と言う汚れのない純粋な世界です。経済というシステムなどない世界です。

「真の貨幣なしの社会のため、新しい金融システムは一時的な方策にすぎない」

これから創造されてゆく「真の貨幣なしの社会」、それもまた聖なる世界に入るための一時的なステージで、人々の心を貨幣と物質的欲望の世界から解放し、統治体や金融システムに洗脳された生活意識や習慣を改め、一人一人の心に隠されている至宝を発掘するために「衣食が足りる」社会を実現すことにあります。それが古い経済システムを復活させることなく、崩壊してゆく経済に影響されないよう、新しい相互扶助の生活を支えてゆくものになります。

奥深く隠されてしまっていた「真理」、そして人々のふさがれてきた美しい「霊」、新しい社会は、私たちの心を映し出す鏡となります。

全ては宇宙人類の進化し続けるプログラムです。次回から啓示などによる「経済がなくなるまでの一時的な統治や金融」について提示いたします。

Dig

 


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