2014年6月12日
The Beginning of the Ending – Communicating with Ether and Earth
6-12-14
http://www.suzanneliephd.blogspot.co.uk/2014/06/the-beginning-of-ending-comm
unicating.html
ジェイソンはつづけた
ふうん、ランターンは僕らを助けに来てくれるとおもったんだけど。。。どうやら僕らはとんだぬかるみにはまってしまったようだ。最初、僕らが遭遇したのがランターンだったなんて思いもしなかったし、まさにサンディと僕はランターンにぶつかるような具合で会ったんだ。僕らが、テントの前に立っていたこのスラッと背の高い男に遭遇したとき、アルクトウルス人のメッセージに朦朧としていた。まだ十分、身体に戻りきっていなかったのかもしれない。
ランターンが僕らにテレパシーで話しかけてくるまえに、僕らは彼がランターンだっていうのはわかった。彼のテレパシーの声を聴いたか、あるいはそれはどこか聞き覚えのある彼の固有の周波数なのかもしれなかった。どちらにせよ、彼がガイアの惑星体に放つ喜びと愛にあふれた笑い声を聴いたとき、僕たちは祝福されたように感じた。今でも僕は、この笑い声がレムリアの祝賀会の大勢の群衆を覆い尽くすほどにはっきりと聞こえたことを覚えている。
サンディは、「あなたが何処にかくれているのか心配してたところよ」なんてちょっと皮肉っぽく言った。
「なんだ、てっきり隠れてたのは君とジェイソンのほうだとおもったよ。アルクトウルス人といっしょにテントの中にいるのは少し窮屈だったかな?」と言ってランターンは笑った。 「二人とも真っ白な顔して。。。二人とも気づかなかったようだね。
アルクトウルス人が話してる間、テントの中が凄く熱かったのは、君たちのライトボディが拡張しているせいだってことを。みんなが驚かないように、ホロピクチャーをテントの周りに投影しなきゃならなかったんだよ。」
「僕たちのライトボディが拡張を?」僕たちはひとりの人間としていった。
彼はただ笑って、「ハイキング用具を身につけて」と言うと、僕たちの目の前に二つのバックパックが現れた。 そして「さあ、ハイキングにでかけるぞ」と言った。
サンディはすかさず、「でも私たちほんの少ししか寝てないし、それに何か食べなきゃだわ」と苦情を言った。
「あ、それなら全部道中にできるさ」とランターンは言って、僕らをテントの中に押し戻し、バックパックをバンに積んだ。
「このキャンプサイト一週間分の料金を払う。バンはトレイルの基地にあるレンジャーの詰め所に置いていく。さあ、急いで!暗くなる少し前に山の上に登る必要あるんだ。」
サンディと僕は、ランターンのこの様子にあっけにとられた。彼は尚楽しげだったが、彼がこんなにも有無を言わせぬ調子だとは知らなかった。
「まさに今なんだ!」と彼は僕たちの思考に応えた。
この言葉が何よりも僕たちの意識を引き寄せた。僕たちは即座に着替え、携行用の食品を手にバンに乗り込んだ。ランターンはどこにバンを停めるか指示して、レンジャーの詰め所で支払いをする為に中に入っていった。
「でもどうやってキャンプ場の支払いのお金を間に合わせたのかしら?」と、サンディはランターンが詰め所に入っていくのを見ながら言った。
僕はサンディに微笑み返し、彼に訊いてみると言った。
「僕に何を訊くって?」すると、戻って来たランターンは目をキラキラさせて言った。
「あ、ああ。そういやあのお金はどうやって?」
「うん。バックパックのあったあの場所でね。実現化させたんだよ。」と僕らを登山道の入り口まで引き連れながら言った。
数時間の間、言葉と言う言葉は交わされなかった。きっとサンディも僕もライトボディが起動していたんだろう。少なくとも夕刻までは疲れを感じなかったし、お腹も空かなかった。でも、日が暮れていくに従い、僕たちは極度の空腹と疲れにおそわれた。そしてサンディが最初に口を開いた。
「ねえランターン、キャンプの設営地までは後少しかしら?」と疲れを声に出さないように言った。
「少し休憩したいかな?」
「い、いいえ、私は大丈夫。ただ後どれ位先にすすまなきゃいけないのかな、と思っただけ。」
「(後)先というのは3次元的発想だけどね」と、ランターンは返した。
「わかってるわ。前に比べてライトボディ化してるってことは。でも、私の”器”は今でも至って物理的なんですもの」と、サンディは言った。
「それが君の信じるところかな?」
「もうっ!」僕たちは一緒に抗議した。僕はサンディだけが疲れきっているように見せかけていたが、実は僕ももう後少しで倒れんばかりだった。「じゃあ、僕たちのこの”疲れてる”と思う気持ちが僕たちを疲れた状態にしてるっとこと?」と、なるべく横柄に聞こえないように言った。
「そう、もちろんだよ。君のライトボディに疲れというものは一切ない。もっと言えば移動さえしてない。」
僕たちは彼のその発言におおいに驚かされた、そして次の瞬間サンディの頭に閃光が走り彼女はこう放った。「私たちのライトボディーは5次元にあるからして。。時間を超えたところに共鳴してるのね!」
「うん。ただ、唯に僕らがそう信じればの話だけど。。」と僕は付け加えた。ランターンは何も言わず、ただ振り返って登山道の急勾配を登り続けた。
「暗くなって来た。これからは急なところは注意しなきゃ。」と僕たち二人は言った。
「母なる地球に導きを乞う」と、ランターンはただ、僕たちの心の中にメッセージを投影した。
「今の感じた?」とサンディが僕に問いかけた。そして「彼が私たちの心に直接話しかけて来た感覚がした。」と、言った。
「こうやって話しかけたのは、先が見えないとき、母なる地球に導かれるために心を開かなくちゃならないからだよ。」
太陽が地平線の向こうへ沈むにつれ、登山道は暗くなり、多くの影と幻影に包まれていった。
「ううん。。。」ランターンは言った。「ここは見るところアストラルプレーン(霊界)の下部だ。注意して。
「僕たちを怖がらせようとしてるの?」と僕は言った。
「いや、そうじゃなくって。ただ注意を促そうとしただけさ。覚えておいて。アルクトウルス人が君たちのからだをライトボディ化したってことを。だから君たちはこの下位アストラルプレーンの闇の精(気)に完全に目が開いた状態だってこと。ガイアが僕たちに、彼女の惑星体の傷ついた“精霊たち”と心を通わせてと、要請してるんだ。」
「そうね、確かにここは下位アストラルプレーンのようね。」サンディがそうつぶやいた。「これは、もしかして。。。この目的は、私たちのライトボディーを駆使して自分たちを誘導するように、ってことかしら?」
「そう、もちろんとも。」僕は言った。「数多くのレムリア人が先住民族の一員だったってこと、つい忘れがちだね。彼らは経験を持って物事を教え、そうすることでそれぞれが個々の方法で習得できるようになるんだ。」
会話は一旦止めなければならなかった。僕たちは空気のなかを泳ぐ闇のイメージ(精)に遭遇しながら、勾配のきつい暗い登山道を進むために専心した。そしてついに、急な丘を越え、悪鬼と思えるものが僕たちのほうへ目がけて飛来してくるのを見た。
「どうしたらいい?」僕たちはランターンに恐れに満ちた声で尋ねた。
「君たちはこの空気のなかにいる存在たちと心を通わせるためにここにいるんだ。」と、彼はただそれだけ言った。その言葉は十分に、サンディと僕にしっかりと立って、無条件の愛をこの闇の幻影に送ることを思い出させた。
「よろしい。」ランターンは先導した。「君たちが対象に注意を向けると、その意識は増幅する。君たちが闇の幻影に無反応であれば、注意を抑えることによってこの幻影を減退させられる。準備が整ったら、無条件の愛で彼らに癒しを与えることが出来ることを覚えておくように。」
僕たちはこれら闇の幻影が僕たちに危害を加えることはないと知っていた。事実、愛を持って彼らを看ると、彼らは僕たちの助けを必要としていることが分かった。僕たちはあらゆる思考を手放し、アルクトウルス人が分けてくれた無条件の愛を心に宿した。一度この無条件の愛を心に感じたら、もう僕たちはこれら幻影、四次元の精霊たちとそれを分かち合うことが出来た。
僕たちはしっかり立って無条件の愛に集中することで、ライトボディが背筋から拡張するのを感じることが出来た。僕らの内なる光と無条件の愛が織り合わさって、恐れのイメージを輝く光へと変えていった。僕らの周りにあった精気が晴れて行くにほどに、この光は愛の中に流れ込んで来た。月が高く昇る頃には、僕らの周りの全てのものがキラキラと煌めいていた。
一日中空を覆っていた雲さえもなくなり、頭上の煌めく天体が露になった。ランターンは僕らの横に立って、僕らが僕らの高次の顕現であるマイトルとマイトリアとして訪れた、数々の惑星を含む星々を指差した。
「マイトルとマイトリアが、どうやって彼らの母なる星プレアデスと繋がっていたか覚えてるかい?」ランターンは尋ねた。
「ええ、覚えてるわ」と、サンディは僕ら二人を代弁した。
「惑星の構成要素と交信して一体になるためには、変わりゆく地球の惑星体に注意深く耳を傾けなければならないし、あなた達の高次の顕現、マイトルとマイトリアにもよく耳を傾けていなければならない。あなた達は、自分の地球の器(身体)が自分で、マイトルとマイトリアのことは自分の外にいる別の存在だと思っている。」
「これを達成するためには、自分の体がガイアの地球と一体となっていると捉え、同時に、あなた達の高次の顕現はあなた達の内側にいるのだと感じていなければならない。アセンションの道のりはあなたの外側ではなく、体、ガイアのからだの要素でもある体の内側で起きる。わかるかね?」とランターンは締めくくった。
「うん。」と僕は言った。サンディをみると、彼女も頭をたてにふった。「でも、この捉え方ってやつを変えるのは、僕らが思うより難しそうだな。」
ランターンは軽く微笑んで、山道を再び進んだ。サンディと僕の頭は少し混乱して、地球の要素に耳を傾けるのを忘れてしまった。。。。突然サンディが足を滑らせ、僕も彼女をとらえようとしてバランスを崩した。あっという間に僕らは崖淵に向かって滑り落ちて行った。ランターンは僕らを助けようとしなかった。これが僕を怒らせた。激しく。それが原因で意識レベルが下がり、恐れを感じ始めた。
サンディが僕の名前を叫ぶのを聞いて、僕はどんどん混乱し何がなんだかわからなくなっていった。彼女は木の枝にすがり僕の方へ手を伸ばした。僕はなんとか手を伸ばし、彼女の手をつかんだ。しかし彼女の手は木からすべり、二人とも再び滑落し始めた。
「地球の要素に助けを呼ぶの!」サンディは叫んだ。
二人して地球の要素に落ちるのを止めるように要請したとき、僕たち二人は瞬時に平静を取り戻した。突如として落ちていくのがスローモーションになった。そのおかげで、僕らは丸い大きな石の方へ向きを変えることが出来た。世界がスローモーションになったとき、僕らは3次元の時間から離れていくのがわかった。
滑落それ自体よりも、むしろ僕らの下にある大きな岩や固い土に焦点が合った。この無時間の閃光の瞬間の後、僕らはあの大きな丸石の上で、体の隅々までガイアの暖かい泥土まみれになって寝そべっていた。僕らはただおかしくて笑いながら、ガイアの要素に対して、ありがとう、ありがとう!と連呼した。
スーからのあとがき:
熱心なガーデナーとして、私は地球の構成要素に大きな愛を感じます。山とハイキングにも夢中です。非常に重要なことは、このガイアも愛され、守られるべき生きた存在なのです。過去カリユガの2,000年間の間のどの時点からか、、、先住民族の人々を例外に、人々のこの母なる地球への愛は失われてしまいました。この、レムリアからの直系の子孫である先住民族の人々は、あの長く続いた暗い夜の間も、ガイアのために光を携えて来てくれました。今こそ我々全てが、ガイアの要素、生きとし生けるものに愛と尊敬をもって接すべく、彼らに加わる時なのです。
翻訳:TIE