2014年9月17日
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Sceintists are turning light into Crystal
17 September 2014
光に結晶を通過させるのは簡単なことですが、プリンストン大学の研究者たちは光の結晶に変換させつつあります。これはいわば”固体の光”に相当します。
”それは今まで見たことも無い現象です。”とは、電気工学助教授のアンドリュー・フク博士がこの大学が発行した論文集の中で言っていることです。”これは光の新しい挙動です。”
光の新しい挙動。幾世代にも亘って物理学を学ぶ者には光を構成する微粒子であるフォトンは相互に作用しない者と教えられてきました。しかし研究者たちはフォトンを非常につよく相互作用させることに成功しました。
この現象を起こすために、研究者たちは1000億個の超伝導物質を組み立てて一種の人工原子を作りました。”それから彼らはこの構造をフォトンを含む超伝導ワイヤの側に配置しました。この結果、量子的な複雑な事象が生じ、フォトンが人工的な原子のような特徴を示すようになりました。
”私 たちはフォトンを混合し、フォトン同士で強力な相互作用をさせる装置を用いました。”この大学の博士課程卒業後の研究者であるダリウス・サドリともう一人の研究者は声明の中で述べたことです。”これらの相互作用はその後濃縮物質物理学で研究されている液体や結晶のような物質の相に類似している完全に新しい 光の集合的挙動に繋がりました。”
確かにかなり複雑な現象です。しかし、この進行中の研究の正確な焦点は何でしょうか?
一つの焦点は室温超伝導物質を含む異種物質の開発に向けての研究だということです。これは科学者たちが超感覚センサーや前例の無い高速コンピューターの創造に利用出来ると考えられる仮想的な物質であり、世界のエネルギー問題解決の助けになる可能性もあります。
”この研究はライトセーバーにつながるようなものではありません。”とはフク博士の冗談ですが、”タウンタウンを透過するライトセーバーのような無視のベールを切り抜ける比喩的なツールにはなるでしょう。”
この研究、”結晶を作る光”は9月8日に journal Physical Review Xに掲載されました。
http://journals.aps.org/prx/abstract/10.1103/PhysRevX.4.031043
翻訳:Taki